突然変異個性『魏怒羅』   作:鉄仮面さん

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1話です

少し長くなっております!

そして投稿ペースは遅ければ早い時もあるのでご了承ください


1話 天龍、入学試験を受ける

我は千葉県に住んでいる

 

だから電車に乗らねばならない

 

「電車がこんなに混んでいるとは……」

 

狭いな…尻尾が邪魔になっていないといいが……

 

我があくびをしながら自分の尻尾が邪魔になっていないか心配していると左側の扉にいるピンク髪の女が少し震えていた

 

どうしたのだろう…?腹でも痛いのか…

 

そして下を向いて見るとその女の腰回りに手がスルルッと動いていた

 

あっ…これ痴漢か…

 

我は携帯を出し動画を撮りながら前にいる人たちにお辞儀をしながら通してもらい手をがっちり捕まえ引っ張り上げる

 

「いてて!なんだよやめろ!!」

 

「お前…この女の腰回りをいやらしい手つきで触っていただろう?」

 

「なんのことだよ!?」

 

「シラを切る気か…まぁ携帯を使い動画を撮っているから言い逃れはできんぞ?」

 

「くっ…!!」

 

電車が止まり扉が開く

 

そして痴漢をした男は全力で走って逃げるがすぐに捕まえ車掌に渡した

 

「大丈夫か?」

 

「うん…ありがとう助けてくれて!!」

 

「いや、我は当たり前のことをしたまでだ。それでは雄英高校に行かないとならないので」

 

我は出口に向けて歩き出す

 

「あの!雄英高校こっちだよ?」

 

何…?

 

※護国 天龍は極度の方向音痴だぞ!!

 

「す、すまない…では」

 

「そっちも違うよ…?」

 

「うっ…」

 

 

 

 

 

「す、すまない….案内をしてもらって…」

 

「いいよー!私も雄英受けにいくもん!それに助けてもらった恩返し!」

 

「すまない…えっと…ピンク髪」

 

「芦戸三奈だよ!あしどみな!!」

 

「あしどみな…か、いい名前だな」

 

「ありがと!君の名前は?」

 

「我は…護国 天龍だ」

 

「ごこく…てんりゅう?カッコいい名前だね!」

 

「ありがとう…」

 

我らが雑談していると目的地だった雄英高校が見える

 

「わぁ…大っきいねぇ…」

 

「あぁ…でかいな…」

 

我らはそびえ立つ天下の雄英高校を見て感動する

 

「健闘を祈るぞ。芦戸」

 

「そっちこそ!お互い頑張ろうね!天龍!!」

 

「いきなりしたからか?」

 

「あ、ダメだった?」

 

「……いや好きに呼ぶといい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『今日は俺のライヴにようこそー!エヴィバディセイヘイ!』

プレゼントマイクが大声で叫び、返事を待っているが誰も返事をしない

 

『おっと!こいつぁシヴィー!んじゃま!急かされたんで実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!!!アーユーレディー!?』

 

プレゼント・マイクが我に耳を向けて「イェー」と言うのを待っている

 

「……始めないのか?」

 

『シヴィー!!!!!』

 

 

『実技試験の時間は10分間!!仮想敵を様々な場所に3種類配置したからそいつらを倒していけよな!!ちなみに仮想敵の難易度でポイントが違うから低いやつでコツコツと積み上げていくのもよし!高得点を倒しまくって一気に貯めるのもよしだ!勿論アンチヒーローな行動はご法度だぜ!?』

 

なるほどな…

 

ん?……プリントには4体の仮想敵がいるが…

 

今プレゼント・マイクは3体を配置したって言ってたな…聞いてみるのもありか…

 

「プレゼント・マイク、質問を」

 

「質問よろしいでしょうか!!!プリントには4体の敵が記載されております!これが誤裁であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めこの場に座しているのです!」

 

男は勢いよく立ち上がり大きな声で質問する

 

「そしてそこの縮毛の君!!!先程からボソボソと気が散る!物見遊山のつもりなら即刻ここから去りたまえ!!」

 

真面目な奴だな

 

『オーケーオーケー受験番号7111くんナイスなお便りサンキュー!プリントに書いてある4種類目の仮想敵は所狭しと暴れまわる『ギミック』!!スーパーマリオで言うところのドッスンだ!』

 

「有難う御座います!!失礼致しました!」

 

ふむ…そう言うことか…ならもう1つ気になった点を聞こうか

 

「先生。我からも質問よろしいだろうか」

 

『おういいぜ!受験番号2001くん!』

 

「この0P仮想敵の数、大きさはどのくらいなのだ?」

 

『それは実技試験を受けてからのお楽しみって奴だ!!』

 

ムゥ…教えてくれないか…それなら仕方ないな

 

「時間を取ってしまった。申し訳無い」

 

『いやいや!質問することはいいことだぜ!それでは最後にリスナーのみんなに我が校訓をプレゼントしよう!!かの英雄ナポレオン=ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と!"Puls u Ultra!!!"それでは皆良い受難を!!』

 

人生の不幸…か…

 

超えて行かねばな

 

 

その後、筆記試験を終わり10分の休憩を取った後それぞれ動きやすい服に着替えEの試験会場へ向かう

 

 

 

 

「町じゃん!!!!」

 

「すげぇ!!!」

 

これは驚いた…人が住んでいると言われても納得してしまいそうなくらい広い…

 

「あれ?天龍?」

 

「ん…?芦戸か、同じ会場だったのか」

 

「うん!よろしくね!」

 

「…試験が始まれば我らは敵同士だ。それに油断をするなよ」

 

「油断?」

 

『はいスタート!』

 

突然の開始の合図

 

みんなが呆気にとられているが我は合図と同時に走り出す

 

地道に少ないポイントを集める…いや手当たり次第に壊していこう

 

入ってすぐ角を曲がると1P仮想敵が3体いた

 

「さぁ…仮想敵よ!どの程度の力か教えてくれ!!」

 

「標的補」

 

我は左腕を龍に変化させ前にいた1P仮想敵に噛み付かせる

 

「サンダースパーク!!!!」

 

仮想敵はビリビリと電気が流れ機能を停止する

 

我は動かなかくなった仮想敵を武器に残っている仮想敵に叩きつけていった

 

「この程度か…なら余裕だ」

 

おっと、止まっている場合じゃ無いな

どんどん壊していかねば

 

 

 

開始9分

 

「1Pを20体、2Pを17体、3Pを10体…合計で84Pか…しかし脆すぎるな。もっと頑丈かと思ってたぞ」

 

これで落ちることはないだろう…それより0P仮想敵は何処にいるのだろう?全く姿を見ないのだが…

 

我がそう思っていると突然地面が揺れる

 

そこに現れたのは約20メートルのロボ

 

「こんなに大きかったのか」

 

戦ってみたいが奴は0P、戦う意味など何もない

 

我は0P仮想敵がいる方向と真反対へと走り出す

 

「きゃっ!!!」

 

誰かが倒れた

 

「いったたた…」

 

あれは…芦戸!?

 

芦戸は怪我をしたのか立とうとしない

 

すぐ後ろには巨大な仮想敵が暴れている

 

「くっ…やるしかないか…!!!」

 

我は急いで芦戸の元へ行き背負う

 

「大丈夫か!?芦戸!!」

 

「足首をひねっちゃって動けない…」

 

「……仕方がないか…芦戸、我の首に掴まれ。だがあまり握りすぎるな?怪我するからな」

 

「えっ?う、うん」

 

芦戸を背中に担ぎ俺は0Pと向かい合う

 

「えっ!?逃げないの!?」

 

「あぁ、今からこのデカブツを破壊する」

 

「えぇ!?あんなに大きいのを!?」

 

芦戸が後ろでワーワーといっているが気にせず我は目を瞑る

 

すると背中から巨大な翼が生え始め尻尾もどんどんと太くなる

 

それに伴い両腕、顔が伸び龍の様になっていく

 

「キュララララララララ!!!」

 

大きさ25m、翼は折りたたまれている3つ首の龍に我は変身する

 

 

《芦戸、無事か?》

 

「う、うん!!大丈夫!!!」

 

《すぐに決着をつけ、元に戻る。だから振り落とされない様気をつけてくれ》

 

我は0P仮想敵に噛みつきこいつが壊してきた道に押し戻しサンダースパークを放つ

 

すると0P仮想敵は体のあちこちが爆発して崩れていった

 

我は0Pが動かなくなったのを確認し元の姿に戻る

 

「ふぅ…さぁ芦戸、早く怪我を見てもらおう。」

 

「…」

 

芦戸は黙っている

 

「……醜かっただろう。あれが俺なんだ。」

 

「……そんなことないよ!!チョーーーーかっこよかった!!」

 

芦戸は目を輝かせキャッキャとはしゃぐ

 

「ねぇ!空とか飛べないの?飛べるなら飛んでみてよ!!」

 

「い、いや…まだ未熟だから飛べないんだ…」

 

「そっか…飛べる様になったら最初に乗せてね?約束だよ!!」

 

普通なら…驚いて我から離れていくのだが…

 

「はっ!そんなことより足を見せにいくぞ!悪化していたら大変だ!!」

 

我は芦戸を背負いながら入口へと走り出す

 

 

 

「……どこだここは…」

 

「すっごい方向音痴だね」

 

「ぐっ…確かこっちだった思うのだが…」

 

「お2人さん。こっちにおいで」

 

我らが迷っていると身長の低いおばあさんが手招きする

 

我らはおばあさんの足元まで行きしゃがむ

 

「あなたは…リカバリーガール」

 

「そうだよ。それより怪我してないかい?」

 

「あぁ、この女が怪我をしている…直してあげてくれ」

 

「任せなさい。チューーー!!」

 

リカバリーガール

 

人の治癒力を活性化させ怪我を治す個性

 

凄い個性だな…

 

「ほれ、治ったよ。2人ともお疲れさん!ハリボーおたべ。」

 

「我は甘いものが苦手なので」

 

「わーい!ありがとうございます!!」

 

このあと我らは無事に入口に戻り

 

服を着替えたあと芦戸と途中まで一緒に帰った

 

 

 

 

 

試験が終わり1週間がたった

 

「ただいまー!天龍くーん!雄英の手紙預かってきたわよ!!」

 

「お帰り。今ご飯を温めるから着替えて待っててくれ」

 

「はーい!でもその前に〜お酒お酒〜!!」

 

「駄目だ。今日は休肝日だと言っただろう?」

 

「えぇ〜ちょっとだけ!!」

 

「ヒーローが約束を破るのはいいのか?」

 

「うっ…わかったわ!我慢する!!」

 

「それより手紙をくれないか?睡さん」

 

「あっ!ごめんごめん!はいこれ!」

 

睡さんは鞄の中から茶色い封筒を出す

 

我はそれを引きちぎり中に入っていた機械のスイッチを入れる

 

『私が投影された!!!』

 

「……オールマイト!?彼がなんで雄英に!?」

 

「彼今度からで雄英(ウチ)勤めることになったのよ」

 

「そ、そうなのか…」

 

『君に関してはミッドナイトが詳しく教えてくれると言うことで短いが勘弁してくれ!!』

 

「全然良い」

 

「オールマイト好きだもんね〜」

 

『護国 天龍少年!実技、筆記共々素晴らしい記録だ!!文句なしの合格だよ!!そして君は0Pを倒し女の子を救った!!よって我々が見ていたもう1つの点…救助活動P49点!!合計で133ポイント!!これは雄英で歴代最高だよ!!』

 

「おぉ……」

 

『君と会える日を楽しみに待っているよ!では!』

 

そうか…合格したか…!!

 

「今日はお祝いよ!だからお赤飯とケーキ買ってきたの!!」

 

「ケーキは何を?」

 

「大好きな抹茶味のロールケーキ」

 

「ありがとう…」

 

「いーえ!ほら早く食べましょ!」

 

 

我はとても嬉しかったが少しモヤモヤとしていた

 

もし…もし父と母が…

 

いや、今はそんなことは考えないでおこう

 

 

 

そして月日が流れ…

 

「よし、睡さん。行ってくる」

 

「いってらっしゃい!気をつけてね!」

 

今日から我のヒーローアカデミアが始まるのだ

 




これから天龍の変身シーンは光に包まれてって言う感じにしようと思います

プリ○ュアみたいです


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