突然変異個性『魏怒羅』   作:鉄仮面さん

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大変遅れてしまい申し訳ございませんでした!

アニゴジのギドラのソフビ…ぱっと見干し芋…


4話 天龍、初めてのヒーロー基礎学Part2/委員長を決めよう

『屋内戦闘訓練最終試合!開始!!!!』

 

「八百万、奴がこの部屋に入ってきた瞬間凍らせる。念のため扉を塞いでくれ」

 

「わかりましたわ!」

 

この部屋まで来い…そうすれば護国…お前の負けだ

 

 

 

 

さて…どうしたものか…

 

先の戦いを見る限り八百万は扉を塞いでいる頃だろう…

 

轟がまだ凍らせないのは我がこの建物の中に入っているかわからないから…

 

きっと部屋に入ってから一気に凍らせ勝負を決めるつもりだろうな

 

「……よし、決めたぞ」

 

我はニヤリと笑い外を眺める

 

〜モニタールーム〜

 

「な、なんで護国のやつ動かないんだ?」

 

「ビビってんじゃね?」

 

「そりゃ建物一瞬で凍らせれる奴相手だもんなー、迂闊に入れねぇよ」

 

「天龍何するのかなー?」

 

「さぁ…でもあいつは漢らしい奴だ!だから何かスッゲェ作戦考えてるはず!!」

 

皆がモニターを眺める観戦していると飯田が異変に気付く

 

「……あれは…一体なんだ?」

 

「どしたの飯田くん?」

 

「いや…気のせいか護国くんの体が大きくなっているような…」

 

すると突然護国の体が光の玉に包まれる

 

「え!?なんだあれ!?」

 

上鳴が指を指すと光の玉から長い尻尾、大きな翼、3つの龍の首が出てくる

 

『キュラララララララ!!!!』

 

「あれが…護国の個性…!?」

 

「どんな強固性だよ!!」

 

 

 

 

さぁて…ヒーローらしくどこの部屋にいるか探そう

 

我は外側から窓を覗いて核がどこか探す

 

3つの首で探すと意外と楽だ

 

視点が多いのが大変だがすぐに見つけることができる

 

すると右首の目に人影が映る

 

 

 

しっかりと見るとそそこには驚愕している八百万と轟がいた

 

我は首を核のない場所へ突っ込ませる

 

《さぁ…お縄につけ敵》

 

「チッ…!!八百万!!」

 

「はい!」

 

轟が合図すると八百万が何かを地面に投げその瞬間あたりが光りだす

 

これは予想外だな…閃光弾とは…!!

 

我の目を眩まし轟は我の首を凍らせる

 

「これでお前は動けねぇ」

 

《くっくっくっ…我の首は1つじゃないぞ?》

 

我はそう言って左、真ん中の首を建物に突っ込む

 

「なっ…!?」

 

「もう一度閃光弾を撃ちますわ!!」

 

《させん!!》

 

我は人の姿に戻り崩れた壁の1部を投げ、八百万の手に当てる

 

「きゃ!!」

 

「2度も同じ手はくらわん」

 

「龍のままだと厄介だったが…人の姿になればこっちのもんだ」

 

轟は建物を凍らせ我の動きを封じる

 

「お前の負けだ」

 

「いや、負けではない」

 

我は無理やり足を動かし氷を破る

 

「我にはな、人の状態と龍の状態を混ぜた龍人形態があるのだ。力やスピードは大幅に下がってしまうが狭いところではこちらの方が使い勝手がいい」

 

※大幅に下がったと言っても龍人形態はフルカウル20%のデクくんより少し弱めくらいです

 

 

我はそう言って八百万に噛み付く

 

「サンダースパーク!!!!」

 

八百万は足を凍らされたままだったので先に攻撃する

 

八百万は痺れパタリと座り込む

 

「仲間ごと凍らせるのは悪手だったな轟」

 

「くっ…!」

 

「仲間を信じて2人で協力して戦うべきだったな。この試合は我の勝ちだ」

 

我は核を触る

 

『ヒーローチームWIN!!!』

 

「轟、戦ってくれてありがとう」

 

「……あぁ」

 

轟はなにも言わずに氷を溶かしモニタールームへと戻った

 

「八百万、すまなかったモニタールームまで運ぶ」

 

我は八百万を背負い歩き始める

 

「これは試合です。本気でやらなければ…」

 

「我は……本気を出さない」

 

八百万は驚いた顔をする

 

「な、何故?」

 

「それは…」

 

俺が怪物だから

 

みんなに危害を加えてしまうかもしれないから

 

我はそんな言葉を押し込み「言いたくない」と言い八百万を連れてモニター室へ行く

 

 

 

「お疲れ!緑谷少年以外は大きな怪我人もなし!しかし真摯に取り組んだ!!初めての訓練にしちゃ皆、上出来だったぜ!」

 

「相澤先生の授業の後でこんな真っ当な授業…なんか拍子抜けというか…」

 

確かにな…相澤先生の授業は除籍されるかもしれない恐怖が襲ってくる

 

「真っ当な授業をするのもまた先生の自由さ!それでは私は緑谷少年に講評を聞かせねば!着替えて教室へお戻り!それじゃあ!!」

 

オールマイトはすごい速さで帰っていった

 

「オールマイトすげぇ急いでるな…かっけぇ」

 

「天龍〜!あの混ざった姿すっごくかっこよかったよ!」

 

「ありがとう。芦戸」

 

 

 

「護国!お前すっごく男らしかったぜ!」

 

「護国くん!すっごくかっこよかったよ!!それにとっても大きかった!」

 

「お前は…葉隠…?だったか?」

 

「せいかーい!葉隠透です!よろしくね!」

 

「お前すげぇ個性だな!俺砂藤!」

 

「おぉ……よ、よろしく頼む」

 

我は皆に囲まれながら教室へと戻った

 

 

 

な、何故かとても疲れた…中学の頃は全く人と話さなかったからか…?沢山の人と喋るのはとても辛いな……

 

我は帰る準備をしトイレに入ってから玄関へ向かう

 

するとオールマイトと緑谷が2人で何かを話している

 

「話したのか…?個性について…」

 

「はい…すみません!!母にもいってなかったのに…何でか言わなきゃって…本当にすみません…」

 

「……幸い爆豪少年も戯言と受け取ったようだし今回は大目にみるが次はナシで頼むぞ。この力を持つという責任をしっかり自覚してくれ!」

 

この力…?個性のことか?……一体なんの話をしているんだ?

 

「知れ渡れば奪わんとする輩が溢れかいるのは自明の理!この秘密は社会の混乱を防ぐためでもあり君のためでもあるんだ…!」

 

奪わんとする輩?

 

オールマイトと緑谷が学校の中に入ったところで我は玄関を出る

 

一体なんの話をしていたのだろうか…

 

だがわかったことがある

 

オールマイトと緑谷は何かを隠している

 

しかも世間には知られたくない

 

我は少しだけ考えたが知られたくないことなのは確かなので心の奥に封じた

 

 

 

 

 

 

「な、なぁ…護国」

 

「なんだ?切島」

 

「またマスコミだぁ…」

 

オールマイトが雄英に就任したという新聞が出てから毎日マスコミが学校に押し寄せる

 

「あ!君たち!オールマイトの授業はどんな感じですか?」

 

「す、すみません!急いでるので!」

 

「ごめんなさい!」

 

「あまり邪魔はしないでほしい。あなた方が学校に押し寄せているせいで我らは困っているのだ。校門を塞ぎ雄英生が来ては引き止め断っても入れてくれない。大人ならもっとしっかりとしてほしいものだ」

 

マスコミは少しポカーンとしてから我らに道を開けてくれた

 

「護国…お前すげぇな…」

 

「いや、思ったことを言わねばああいう輩は退いてくれん」

 

「なんでも正直に言えるなんてすごいなー私できないよー」

 

「あんなに堂々と思ったこと言えるなんてすげぇな!漢らしいぜ!」

 

「お前たちにはそう見えてるのか…」

 

「ん?なんか言ったか?」

 

「いや、なんでもない」

 

 

 

 

 

 

「昨日の戦闘訓練お疲れ、Vと成績見させてもらった…爆豪」

 

やはり呼ばれるか…

 

「お前もうガキみたいな真似するな能力あるんだから」

 

「………わかってる」

 

「で、緑谷は腕ぶっ壊して一件落着か」

 

緑谷がビクッとはねる

 

「個性制限…いつまでもできないで通せねぇぞ…俺は同じことを2回言うのが嫌いだ、ソレさえクリアできればやれることは多い…焦れよ緑谷」

 

「はい!!」

 

「さてHRだが・・・急で悪いが今日は君らに・・・」

 

「学級委員長を決めてもらう」

 

「「「学校っぽいの来たー!!」」」

 

「委員長!やりたいですソレ俺!!」

「ウチもやりたいっス」

「おいらのマニフェストは女子全員膝上30㎝!」

「ぼくのためにあるやつ☆」

「リーダー!やるやるー!

 

峰田が欲望をさらけ出している

 

みんながギャーギャーと騒いでいる

 

だがそんなみんなを止めたのは

 

「静粛にしたまえ!!」

 

飯田だった

 

「〝多〟をけん引する責任重大な仕事だぞ…!『やりたい者』がやれるモノではないだろう!!」

 

飯田…!

 

「周囲からの信頼あってこそ務まる聖務!民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら、これは投票で決めるべき議案!!」

 

確かにその通りだ…だが飯田…

 

「「「そびえ立ってんじゃねーか!!」」」

 

あの発言をした人物とは思えないな…

 

「日が浅いのに信頼もクソもないわ飯田ちゃん」

 

「そんなんみんな自分に入れらぁ」

 

「だからこそここで複数票を獲ったものこそが真にふさわしい人間ということにならないか!?どうでしょうか先生!!」

 

「時間内に決めりゃ何でもいいよ」

 

我はあなたのことを未だ先生と思えんな…

 

そしていいだの言った通りに投票を始める

 

誰にするべきか……芦戸…いや違うな…切島は…ムゥ…難しい

 

我は斜めを見ると飯田は緑谷と書いていた

 

……自分もやりたいのに…その気持ちを抑え緑谷に…?

 

我は思った

 

クラスの委員長にふさわしいのは飯田しかいないと

 

 

 

結果

緑谷3票

護国3票

八百万2票

後は1票

 

「僕三表ー!!!!?」

 

「我にも…」

 

「んじゃ委員長は緑谷、副委員長は護…」

 

「相澤先生。我はそんな器じゃない。辞退する」

 

芦戸と切島、そして葉隠が「えーっ!!」という

 

「そうか、なら八百万。おまえが副委員長やれ」

 

「は、はい!」

 

「というわけで委員長は緑谷、副委員長は八百万になった」

 

 

 

 

the・お昼!!

 

「いい天気だ…気持ちが良い」

 

我は相変わらず一人屋上でご飯を食べる

 

するとそこへ芦戸と蛙吹がやってくる

 

「ここに居たんだ天龍!一緒にご飯食べよ?」

 

「私もいいかしら」

 

「あぁいいぞ」

 

我は高校に来て…いや初めて友と一緒にご飯を食べている

 

「なんで屋上で食べるの?食堂だといろんな料理あるよー!」

 

「そうよ護国ちゃん。それにみんなで食べたほうが美味しいわよ」

 

「確かにそうかも知れんが…ここにも相手はいるんだ」

 

「相手?」

 

「あぁ、カラスやスズメたちが来るんだ」

 

「動物と話せるの?」

 

「いや無理だ」

 

「じゃあどうやって話すの!?」

 

「話すのではなく気持ちを感じ取るのだ」

 

「気持ちを?」

 

「耳を澄まして感じ取る…これは人間でも可能だ」

 

「え!」

 

「つまり…本当の気持ちがわかるの?」

 

「そのようなものだな。例えば我のことを相手がどう思ってるか、其奴がどんな人間かなどもわかる」

 

「すっごーい!」

 

我らは昼飯を食べ終わり教室へ戻ろうとしていると突然ベルが鳴る

 

「なんだ?」

 

「ねぇ!校門のところに人がいっぱい!」

 

「ケロ…何かしら…」

 

「……とりあえずここに居よう」

 

我らはしばらく屋上で待機していて下の人たちがいなくなったところで教室へ戻った

 

だがその前に…黒いモヤモヤに入っていく白髪の男を見たのだ

 

「…ん?あれは…」

 

ゾクッ!!

 

我は戦闘態勢に入り後ろへ下がる

 

「ちょ!脅かさないでよー!」

 

「…す、すまん」

 

我が見たものは何かに対する憎悪

 

「蛙吹も驚かせてすまない」

 

「大丈夫よ、それと私のことは梅雨ちゃんと呼んで」

 

「……梅雨ちゃん?」

 

「えぇ、そうよ」

 

「わかった。さぁ、下の階へ降りよう」

 

我は2人を先に教室へと戻し職員室へ行った

 

「失礼する。ねむ…ミッドナイト先生はいるか?」

 

「ん?天龍くん!どしたの?」

 

「いや、それがな…校門のところで不審な人物がいた」

 

「…詳しく聞かせて?」

 

我はこの後の授業の前半だけ参加せずその男の話を先生方にした

 

「なるほど…君は人の心を感じ取れるのか」

 

「あぁ…それでその男のオーラは憎悪に満ち溢れていたんだ…しかもそれはヒーローに対する憎悪…先生方、警備を強くしたほうがいい。奴は何かを企んでいる気がする」

 

「わかったわ。校長に伝えておくわね」

 

「あぁよろしく頼む」

 

我は職員室から出て教室へ戻る

 

教室へ戻ると緑谷が飯田に委員長を代わってくれと言われていた

 

「な、何が起きている?」

 

「い、いや…今日食堂で飯田くんがみんなを落ち着かせてたから…僕よりも飯田くんの方が委員長に向てると思って…」

 

「成る程…ならば良いではないか飯田」

 

「護国くん…」

 

「おまえが統率力の取れた男なのは俺もわかっていた。それに…委員長命令だ、聞くしかないのではないか?」

 

「そうだぜ飯田ー!」

 

「がんばれよー非常口ー!!」

 

「非常口飯田ー!」

 

「ひ、非常口…?」

 

「クラスメイトと委員長の命令とあらばやるしかないな!」

 

飯田が前に出て司会をする

 

「飯田…」

 

「ん?なんだい護国くん?」

 

「委員長、頑張れよ」

 

「……あぁ!さぁみんな!残りの係を決めるぞ!」

 

我はこの日を境に飯田や緑谷と一緒に昼飯を食べるようになった

 

まぁ週に3回は屋上で食べているがな

 




次の投稿予定は水曜あたりです

ですがまた遅れてしまうかもしれません

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