TS転生したら幼馴染が光の奴隷でした   作:生野の猫梅酒

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今回はちょっと独自解釈多めなので、説明文も多いです。ゆっくりとお楽しみください。


第二章 東部戦線/Adolescence
Chapter10 士官学校/The Adler Imperial Army


 新西暦。それは旧暦より続いた文明が大破壊(カタストロフ)によって一掃され、新たに星辰体(アストラル)と呼ばれる未知の粒子で満たされた現在の世界のことである。

 

 その発端は旧暦二五七八年、深刻なエネルギー不足から勃発した第五次世界大戦だ。かつて日本と呼ばれていた国が開発していた、星辰体式新型核融合炉が不慮の事故で大爆発を引き起こしたことに起因する。まだ人類にとっても扱いきれない粒子を用いた大型設備は日本どころかユーラシア大陸の半分を吹き飛ばし、世界中に大きな変革を強要した。

 

 一つ、空には新たに第二太陽(アマテラス)と呼ばれる不可思議な存在が発生した。昼は太陽のように、夜は月に寄り添うように輝くそこを起点に星辰体(アストラル)は現世へと現れている。

 二つ、世界中が星辰体(アストラル)に覆われた事実そのもの。これにより金属の抵抗値が全て消え去ったことで電子機器類は軒並み死滅し、代わりに十九世紀水準の技術まで文明は後退した。加えて空気抵抗まで増大したことで空を飛ぶことは永久に叶わなくなった一方、燃料類が低出力高燃費になったおかげでエネルギー問題が解決の兆しを見せる。

 三つ、大破壊(カタストロフ)によって引き起こされた次元振動は物理的な破壊のみならず、世界各地の座標を滅茶苦茶に入れ替えてしまった。そのせいで日本の重要施設が何故かヨーロッパにまで転移していたり、あるいはまったく別の施設同士の座標が重なってしまったことで途方もない融合を果たしてしまったケースも確認されている。

 

 こういった未曾有の大被害を齎したのが大破壊(カタストロフ)であり、常識では計れないような大災害は数多の混乱と犠牲を生み出したのだろう。

 それでも人間とは逞しいもので、根本から常識が覆った世界でもなお千年もの繁栄を続けてみせた。寄る辺を失った者たちは分かりやすい建築物を拠点にし、集い、力を合わせ、少しずつ地道に適応と開拓を行っていったのだ。

 

 軍事帝国アドラーの興りもその例に漏れないと歴史書は語る。

 

 なにせアドラー帝国の象徴たる政府中央棟(セントラル)こそ、旧日本軍の軍事施設とフランスのモンサンミッシェルが融合した摩訶不思議な建造物なのだから。その特徴的な威容の下に人々が街を作り、国を作り、いつしか軍事帝国アドラーとして新西暦にその名を轟かせたのだ。

 

 ──というのが、現在オレの習っている新西暦の始まりとアドラー帝国の歴史であるらしい。

 

「なんとも凄いもんだなぁ……」

 

 カリカリとペンを走らせる音が響く中で、オレは誰にも聞こえない程度の声量で呟いた。

 

 滔々と講師の口から語られる内容を手元のノートに走り書き程度にメモしつつ、思考は完全に明後日の方向だ。おおよその事情はニュースペーパーなどから断片的に知っていたとはいえ、こうしてしっかり解説されると旧暦と新西暦の違いに改めて圧倒されるばかりだ。

 転生したら遥か未来の地球で、しかも既存の法則とは完全に違った実質別世界でした──なんて、それだけでSF小説の一つでも書けそうな勢いである。そんなのが我が身に起こっているのだから笑えないが。

 

「であるからして、現アドラー帝国の三十六代総統は──」

 

 それにしても催眠術でも掛けられているかのような、講師のやる気が感じられない声が辛い。興味深い内容だしかなり面白いのだが、どうにも欠伸をかみ殺すので精一杯だ。オレと同じように講義を聞いている者たちも、ほとんどは眠そうにしている有様である。

 まるでオレのよく知る学校のようで懐かしい──というより、現在オレたちが所属しているのはアドラー帝国の()()()()なのだから、紛れもない学校だったな。例えどこであろうと講義中に眠くなるのは共通のようだ。

 

 と、ちょうど良いタイミングで授業終わりの鐘が鳴り響いた。講師はこれ幸いとばかりにすぐさま話を止めて教室を出ていき、二十人ほどの軍人見習いたちだけが眠い顔のまま残される。特に明言はされていないがオレを含めた全員がスラムから軍に志願したいわば同郷の者たちであり、それだけに勉学は苦手なのだろう。

 そんなことをボンヤリと考えていたら、後ろから不意に肩を叩かれた。咄嗟に振り向けばそこにはオレと同じく黒い軍服を着こんだ見慣れない姿の、よく見慣れた友人たちが立っている。

 

「やーっと終わったぜ。寝なかったか、レーテ?」

「寝てないっつぅの。せっかくなんだし話を聞いておかなきゃ損だろ。クリスはどうよ?」

「当然、敬意をもって全て学ばせてもらった。俺たちには時間がないのだ、一分一秒も無駄にはできん」

 

 眠そうながらどうにか耐えきったらしいアルと、いつもの調子で崩れないクリスの姿はスラムから何一つ変わっていない。あの最底辺から大きく変わった現状でも変わらない存在が近くに居るのはとても心強いことだ。

 貧民窟(スラム)を抜けだしたオレたちが士官学校に入学してから早一ヶ月。周囲を取り巻く環境はかつてと大きく違っていた。

 

 ◇

 

 士官学校。オレたちが居るのはつまり新たな軍人を養成するための施設である。どうしてスラムを這いずっていたオレたちがそんな所で勉強しているかといえば、もちろんアドラー帝国軍の門を叩いたからに他ならない。

 入隊にあたって一応は適性試験なども受けたものの……正直言って拍子抜けするくらい簡単だった。健常者で、かつ簡単な質問に答えられればそれで良し。本当に意味があったのかと疑うほどだ。

 おそらく、国の方も軍事国家として兵力は出来るだけ多く欲しいのだろう。だからスラム育ちだろうと幅広く受け入れるし、そのおかげで思った以上にすんなりと入隊まで漕ぎ着けられたほどである。

 

 ただし上手い話はそうそうないように、こうして呆気なく入隊できた裏では当然代償もあった。その最たるものといえば──

 

「期限は半年、それを過ぎれば俺たちは全員東部送り、か……」

 

 夕方になり士官学校に併設された寮の自室*1に戻って早々、アルが重々しく呟いた。オレとクリスも持っていた荷物をベッドの上に置き、壁に掛けられた蝋燭に火を付けながら相槌を打つ。揺れる炎がこちらの不安を見透かしているかのようだった。

 通常、士官学校を卒業するまでは数年かかる。その間にしっかり基礎を学び、下地を固め、軍人として恥ずべきことの無いように鍛え育てられるのが習わしである。これは仮にも学校であるのだから不思議はない。

 けれどオレたちスラム出身の者たちはこの辺りがかなりおざなりで、ほんの半年程度しか学ぶ時間がない。最低限の時間で最小限の知識と実力を付けさせ、後は戦場に一直線という訳だ。スピードラーニングも真っ青な倍速過程であるが、決して喜ぶべきことではない。

 

「つまるところ、コスト削減の一種なのだろう。下賤な生まれの者より普通の生まれの者、あるいは貴族を優先して育てるべきだと。血統主義だからこそ力を入れる部分も分かりやすい」

「最底辺は適当に育てておいて、最前線で肉壁にでもなってろってことだ。後は野となれ山となれ、遅れて卒業してくる奴らの踏み台にでもなってろってことだ」

 

 オレたちがとうとう食うに困り始めてスラム脱出を決意したように、軍に在籍している限りは例え下士官だろうと衣食住は保証されることになる。ただ勉強して鍛えているだけで人間らしい生活が出来るなんて感涙ものだが、重要なのは”どうあれ金が掛かる”という点だ。

 食費や維持費、教育のための費用に各種武器やら何やら……ほんの一人だけでも色々な要素が積み重なれば馬鹿にならない出費となる。だから短期で教育を終えさせて安価な兵士として戦場に送り出したいのだろう。

 そして半人前以下の兵士など普通はバタバタ死んでいくはずだが、オレたちに帰る場所などないから必死になって戦わなければならない。それで結果的に教育費以上の成果を挙げてくれるなら上層部も万々歳という寸法だ。

 

 ──本当に、忌々しいくらい良く出来ていると思う。これが血統主義の国の真実という訳だ。

 

 そうしてこっちが下で頑張っている内に貴族の者らがやって来て、大上段から指示を出しては手柄を持っていく。上は上で下は下、貴族は貴族で屑は屑という理屈は単純だから意図も理解もしやすいのが腹立たしい。

 加えて、ほんの一ヶ月しか経過していないのに懸念はまだまだある。例えば、他の生徒や物事を教えてくれる講師に関してとか。

 

「講師はあんましやる気ないし、たまに一般組とかち合えば無視やらサボりやら……真面目にやる気あるのか、アイツら?」

「同感だぜ。真面目にやってるこっちが馬鹿なんじゃねぇかってたまに錯覚しそうになっちまう」

「この国の悪しき風習なのだろうな。生まれながらに栄達が約束されているから努力などするまでもない。そして使い捨てが決まっている者に無駄な時間を割こうとも思わない。道理ではあるのだろうが、人としては度し難い」

 

 基本的に座学系の授業は底辺組と一般組、それに貴族様組で完全に分離させられる。だがたまに時間割や内容の都合なのか、これら三つの組がごちゃ混ぜになることもあるのだが。それがもう酷いというか、サボったり真面目にやらないのは当たり前、重症になってくるとこちらを指さしてコソコソ笑ってくる有様だ。大方、惨めな生まれの奴らがどうだの言っているのだと容易に想像できた。

 もちろん全員がこうではないのだが、特に上流の貴族ほどこの傾向が強い。簡単に人を見下し、必死さの欠片も感じられない。生まれながらの成功者だから真面目にやるのも馬鹿という理屈だ。さらにはこのような人物達の権力に(おもね)り、まるで取り巻きのようになっている者も多いのだから救えない。

 思い返せば、いつかにスラムでオレを強姦しようとした奴らもそういったタイプをより悪化させた手合いなのだろう。こうして断片的に見るだけでも中々ヤバそうな内部事情を窺わせられる。

 

「まあ講師の人に関しちゃ、理解は出来るからそこまで言う気はねぇけどよ……教えてはくれるだけありがたいもんだ」

「だからと言ってこのまま手をこまねいている訳にもいくまい。向こうにやる気が無いのと、だから俺たちも手を抜くのは全く関係のない事柄だ。猶予が短いというのなら、その数倍は努力しなければ追いつけない」

 

 クリスの言う通りだ。このままただ流されて士官学校を卒業してしまえば、何をやるにも中途半端な一兵卒の出来上がりだ。それでは遠くない将来の内に必ず死ぬ。戦場に出て学ぶこともきっと多いのだろうが、敵はオレたちの成長を律儀に待ってくれるはずがないのだから。

 他のスラム組の奴らはそれを理解しているのだろうか……正直、それが一番不安だった。オレたちとは全く面識のなかったそいつらは、ようやく手に入った衣食住に満足しているだけにも見える。良く言えばなるように成ると信じていて、悪く言えば現状で停滞してしまっているのだ。

 

「とにかく、勉強して鍛えてるだけでも飯は食えるし寝床はあるんだ。なら今までやってきたことを続けていくしかないって事だな。当たり前を当たり前に繰り返す、それだけの話だ」

「環境自体は恵まれてるもんなぁ……他のお仲間たちもその辺り理解して欲しいもんだけど」

 

 スラム組は面識こそないが、やはり同郷の誼だけあって気にかかる。だから何度か忠告もしてみたものの、胡散臭そうな顔をして話半分に流されて終わってしまった。きっと今の段階から先を意図的に考えないようにしているのだろう。

 忘れがちだが、スラム育ちなのに真っ当に前を目指そうと思えるクリスやアルが例外なのだ。普通はそうそう努力をしようと思えないし、むしろ堕落に流れる方が自然である。仕方ないと割り切るしかないが、モヤモヤするものはどうしても残ってしまう。

 

「しかし俺たちが他の者に気を揉んでも仕方あるまい。変わるか変わらないか、そればかりは当人の心掛け次第なのだから。どれだけ周囲が怠けこちらを嘲笑おうと、大切なのは一念を貫く純度に他ならない。そうだろう?」

 

 その言葉にオレもアルも「その通りだ」と頷いた。環境がどう変わろうとやることは同じ、後はそれをどれだけしっかりこなせるかに懸かっている。

 

「とはいえ、何か目標でもある方が良いよな。取り敢えず生きるために軍に入隊しましたなんて格好つかないしさ」

「それもそうだな……だけどどうするよレーテ? 『偉くなって他の奴ら見返してやるー』とかそんな具合か?」

「いっそ総統でも目指してみるとか。頑張ればあんがい出来るかもしれないぞ?」

「はははッ、そりゃ面白いな! そんなことになったら痛快だぜ!」

 

 スラム育ちから国のトップな総統職だなんて夢物語もいいところだが、語るくらいはタダである。それにどれだけ実現困難な目標だろうと、やれるだけやってみても損はないのだ。未来へと続く道は笑えるくらい狭く厳しいが、あらゆる可能性はまだまだこの掌の中に納まっている。

 

「クリスは何かあるか? 夢とか目標とか、そういう感じのやつ」

「……そうだな。軍に入った暁には、悪を倒し弱い者を守れるような人間になりたいと考えていた。無論のこと、それ以外にも思うところは多々あるが──」

「良いじゃないか、軍人として立派な心得になると思うぞ? まだオレは見習いだから分からないけどさ、戦えない人を守ることこそ軍人の本分とか言えたらカッコいいな」

 

 かつて全くの無力だったオレがクリスに助けてもらったように、無力な人間を守れるようになれたらきっと誇らしい自分になれるのだろう。夢や目標としてはちょっと大げさすぎるしそんな心構えも全然出来てはないが、人として立派な在り方だとは思う。目指してみるのも悪くない。

 偉くなって見返してやるとか、誰かを守れるようになりたいとか、これから先で成れる自分はたくさんある。軍人になったこと自体は追い詰められた末の決断だとしても、それから先にも新たな価値を見出さなければ甲斐がないというものだ。

 

「ま、どれだけ期間は短かろうとやることは山積みってことで。そんじゃちょいと着替えるから、目でも適当に瞑ってろよー」

 

 とんとん拍子に新たなステージへとやってきたオレたちであるが、前途多難な日々はまだまだ長く続きそうだった。

 

 ◇

 

 そして翌日、身支度を整えたオレたちは足早に校内の廊下を歩いていた。目指しているのは屋外にあるグラウンドである。今日の一発目は剣術に関する講義なのだ。

 

 教養を付けさせるための座学の他にも、軍人として当然体力や技術も必要となる。その一環としてこのアドラーでは一般配備される刀剣を用いた剣術が必修技能となっており、我流で剣を振るっていたオレやクリスにとってこの講義はかなりありがたい存在だった。

 なぜ前時代的な剣術をわざわざ学ぶのか? 理由は単純で銃の質も数も落ち、近接戦闘の機会が意外とあるからだ。新西暦にも銃やら爆弾やらは普通に存在はしているようだが、大破壊(カタストロフ)の影響でかつてとは比較にならない品質と生産速度らしい。なので数を揃えて面制圧が主流の戦法でありながら、現実に実行できる者は少ない。まるで戦国時代の日本だ、銃と剣が同時に戦場で生きている辺りとか特に。

 

 さらにはこの剣術を教えてくれる存在がまた凄腕で、なんでもアマツの護衛を剣一本で任されていた剣豪らしい。それが老齢となって引退した後、新人のために実戦的な剣術の面倒を見てくれているのだとか。加えてオレたち底辺組にも普通に接してくれる貴重な講師でもある。 なのでこの授業の時はいつも気分が高揚するものだが──

 

「チラチラ見てきて、鬱陶しいな……」

「気にするなよ。どうせ半年程度の付き合いだ」

 

 廊下で他の生徒とすれ違う度に寄越される好奇と侮蔑の入り混じった視線は、やはりいつまで経っても慣れないものだ。中には割と気持ちの悪い視線を向けている者もいて、それがかつての危機を思い起こさせてしょうがない。ぶっちゃけ、軍服の腰に提げた直刀*2を引き抜きそうになる程である。

 そんな鬱陶しい視線に気を取られていたからだろうか。ほんの少しよそ見した途端、ちょうど誰かと肩がぶつかってしまった。反射的に声が出た後、すぐにぶつかった相手に向けて頭を下げる。運の悪い事に、上流の家柄らしい雰囲気が滲み出ている相手だ。

 

「すみません、失礼しました」

「いや、気にしないでほしい。それにしても……」

 

 それにしても──何なのだろうか? 悪いのはこっちとはいえ、眼鏡の奥に輝く青い瞳はまるで心の奥底まで見通すかのような無機質さを見せている。そのまま数秒見つめられた後、足を止めてこちらを待ってくれているクリスとアルの方まで視線が動く。なんとも言えない不思議な所作だ。

 ……いや待て、確かこの男は名前こそ忘れたものの、図抜けた秀才として知られる人物では無かったか? てっきり何か意味のある行いかと思ったが、もしかしたら天才しか分からぬ謎の行動なのかもしれない。あまり考えても詮無いことだ。

 

「えっと、私たちに何か?」

「ああ、いや、そういう訳ではないのだが……ふむ、どうであれ、目指す道は人の勝手だ。止めてしまってすまなかった、次は剣術指導の時間なのだろう? 今日は教官は遅く出てくる、そう焦らなくとも大丈夫だ」

「はぁ……では、私たちはこの辺で」

 

 最近になってようやく慣れてきた”私”という一人称を駆使しつつ、この奇妙な相手からそそくさと距離を取った。何というかあまりにも理解の埒外の存在である。天才とはやはり常人に理解できない相手なのだろう。

 

「それにしても……」

「どうした?」

「いや、なんでオレたちの次の予定が剣術指導だと分かったのかなって」

 

 まるで未来を見通しているかのような物言い。そして実際、オレたちが辿り着いてから十分も経った後にようやく教官は姿を現したのである。

 

*1
スラムから軍に志願した者のうち、同期の女はオレ一人だけらしい。なので三人部屋に押し込まれた訳だが、個人的には見知った友人と一緒でかなりありがたい。なんでも、女性軍人の比率は現状数%程度しかいないのだとか。

*2
かつて貴族の青年を殺したものではなく、軍から支給されたものだ。これまで使っていたものはかつてのねぐらの隅に隠しておいた。もし誰かが見つけたとして、変に扱われないことを願うばかりだ。




まずは士官学校編。だいたい2~3話程度で終わらせる予定です。

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