デート・ア・ブレイドダンサー   作:深淵の覇者

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今回はゲームキャラのあの二人が登場します。(デート・ア・ライブの)

そして遂にデート・ア・ライブの三期が放送開始しましたね。私はデート・ア・ライブが大好きなのでとても嬉しいです。

さて、それでは話をどうぞ。


失ったものと帰ってきたもの

遂にやって来てしまった、この時が。

 

そう、精霊剣舞祭の予選である。ちなみに今回はタッグ戦となっており俺はカミトと共にチームを組んで出ている。ちなみに服装はというと……

 

琴里「ふふ、とても似合っているじゃない、士道。」

 

そんな琴里につられてみんな俺の女装姿が似合っているというが当の本人の俺は嬉しくない。それはカミトも同じなようで……いや、レスティアに褒められて照れてんなあれは。まぁ、とりあえず優勝目指して頑張るか、と思い気合を入れ直す。そんな事をしていると対戦相手が発表される。どうやら俺達の初戦は、優勝候補のアレイシア精霊学院のヴェルサリア・イーヴァとアイラ・ペンドラゴンだ。2人ともかなりの実力者と聞いてはいるが魔神級精霊程ではないと俺は思っている。まぁ、油断はしないけど。

 

そうこうしている間に試合は始まった。

 

相手の方はかなりの手練らしく、かなり高火力の砲撃をこちらを狙って撃ってくるが、俺とカミトはそれを難なく躱し、カミトはヴェルサリアを、俺はアイラの方に向かう。アイラも刀剣型の精霊魔装らしく互いに剣を撃ち合うが、こちらには火と氷と風などの精霊がいるので、その属性を活かしながら戦っていると相手を戦闘不能に追い詰めることに成功した。同じ頃にカミトもヴェルサリアの方を戦闘不能にしたらしく。俺たちは問題なく、初戦を勝ち抜いたのだった。

 

 

 

そして、俺たちは決勝戦まで勝ち登った。

決勝戦の相手は聖国のルミナリスと知らない奴だ。

グレイワースの話では聖国の秘密兵器だとか。どれだけ強いのかは戦ってみないと分からないらしいから、最初は相手の実力を測る必要があるな。

 

そう思っていると試合が始まった。とりあえずは俺がルミナリスと戦いつつ、カミトを破軍歌姫で援護しながら戦い、状況に応じて戦おうということになった。

 

 

士道「カミト、それじゃあ作戦通りにルミナリスは俺が相手をするからもう1人の方を頼む。」

 

カミト「ああ、俺とレスティアなら楽勝だ!」

 

士道「鏖殺公!はあぁぁぁぁ!」

 

士道はいきなり天使を召喚すると斬撃を飛ばしたがそれは簡単に弾かれてしまったがそれは一瞬の時間稼ぎのためのもののため、なんの問題もない。

 

士道「破軍歌姫、《マーチ》!」

 

カミト「凄いな力が湧いてくる。レスティア、全力でいくぞ!」

 

そうやって、戦ってはいるが、どうしても士道は手数が足りない。なので…

 

(十香、手を貸してくれ。)

 

そう士道が頭の中に呼びかけると

 

十香「分かった!」

 

そして、十香は、霊装を纏った姿で顕現した。そして……

 

十香「鏖殺公!」

 

そういいながら、踵で地面を強く踏むと一振の剣が刺さった玉座が出てきた。

 

士道「いくぞ、十香!うおぉぉぉぉ!」

 

十香「ああ、シドー!」

 

二人分の斬撃を食らったルミナリスは受け止めきれずに意識を失った。

どうにかルミナリスを倒したのでカミトの方を見るとあちらも今しがた終わったようで、こちらを見ていた。

 

そうしていると、放送から「勝者、五河士織、レン・アッシュベル!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

控え室に戻り話していると、姫巫女から精霊王への拝謁のために来て欲しいと言われて付いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何度か曲がった先に大きな扉があり、姫巫女からは真っ直ぐに進んでくれと言われ、扉の中へと入っていった。

 

 

そこから数分くらい経ったところで俺はカミトに話しかけた。

 

士道「それで、カミト。結局願いはどうするんだ?」

 

カミト「悪いが俺もレスティアからまだ何も聞いてないんだ。おい、レスティア、それで願いをそろそろ教えてくれてもいいんじゃないか?」

 

そう言うと

 

レスティア「そうね、もう大丈夫でしょうから話すわ。」

 

そう言うとレスティアは話し始めた。

 

レスティア「とりあえず、私の願いは精霊王の殺害よ。」

 

士道、カミト「なっ!」

 

士道「おい、それはどういうことかわかって言っているのか?」

 

レスティア「ええ、もちろん。今からその説明もするわ。いい、まず今の精霊王は狂っているの。意味はそのままよ。詳しく話すと、今の精霊王には異世界の闇が取り付いているのよ。それが原因で狂ってしまっている。そしてそれを取り除くためには、精霊王を殺す、基、解放するしかないわ。」

 

士道「なるほど、それでやるにしても、どの精霊王を狙うんだ?」

 

レスティア「そうね、まずは聖の精霊王よ。」

 

カミト「分かった。レスティアが望むなら俺はやるよ。」

 

カミトはどうやらやる気があるらしいので俺も腹を括る事にした。

 

士道「ああ、もちろん俺もやるよ。」

 

レスティア「そう、ありがとう、2人とも。それじゃあ、行くわよ、2人とも。」

 

士道、カミト「ああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び歩き始めて少し経つと階段が見えてきた。その先は見えないが多分精霊王達がいるのだろう。そして、階段を登っていくと、突然声が響いてきた。

 

??「そこでとまれ。」

 

そう言われたので俺たちは止まり、跪いた。

 

すると

??「此度の剣舞、良いものであった。そこで、お前達に褒美をやろう。願いを言うがいい。」

 

(きた。)と俺たちは思い同時に顔を見ると頷きあい、二人同時に口を開く。

 

士道、カミト「俺達の願いは、精霊王の死だ!」

 

士道「いくぞカミト!」

 

カミト「ああ!」

 

(狙うは聖の精霊王、失敗は許されない。)

 

そして、近づいた瞬間俺たちは気づいた。そう、聖の精霊王の玉座が空いていた。

 

瞬時に俺たちは目標を水の精霊王に変更してそのまま貫いた……がそれは幼い少女だったのだ。

 

そして、時間は終わった。俺とカミトは深い闇に飲み込まれていった。

 

レスティア「カミト、貴方だけは助けるわ」

 

そう、聞こえるとカミトは消失し、レスティアは闇に取り込まれていった。

 

カミト「レスティアぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、士道もまた闇に取り込まれようとしていた。だがそんな時、とても懐かしい声がした。

 

??「士道に手は出させない!」

 

??「もちろん、そんなの当たり前だよね」

 

そう声が聞こえたが俺はそのまま意識を失った。




とりあえず、今回はデート・ア・ライブのゲームからあの二人を登場させました。

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