咲が表紙でカラーになると良くわかるんだけど何でお前らは履いてないの?痴女なの?
(部長達と麻雀してた時は楽しかったけど部長達とあまり麻雀してなかった方が多いけど今回は俺のオカルト・・・ドライブは出来れば使わないで楽しみたいな)
(渚ちゃんのオカルトは強力だし使わせたら負けるのもわかってる・・・)
(だけど私達は・・・)
(負ける訳にはいかない!)
(負ける訳にはいかない!)
(負ける訳にはいかない!)
牌を整理した後に改めて自分の牌を見たけど今回は良くなかったが点数を上げれるように頑張ろうと気を引き締めた。
「ロン・8000」
(やられた!だが!まだだ)
「ツモ・24000」
(ヤバイな・・・・・高めの点数だ)
「ロン・4000」
(部長が3年の時より早くなってるし点数が高くなってる)
「このまま何もして来ないなら決めさせてもらうよ!渚ちゃん」
(このまま負けるのか?何も出来てないのに?)
「ロン・4000」
(負けたくない!俺は部長に1万以上も点棒を取られたのにこのまま焼き鳥状態で終わるのか?そんなのは・・・嫌だ!?勝つよりも負けない為に!この状況を何とかしなきゃ)
そう考えながら俺は目を閉じると前みたいに名前が出てきたので読み上げる事にした。
(クロス・ドライブ・・・か)
はやりさんには出来るだけオカルトは使わないように言われていたが俺は浮かんで出ていた名前を使って見る事に決めた。
(クロス・ドライブ!発動しろ!?)
俺が新しいオカルトを使った瞬間に俺の体から何かが出てきたような感覚があって両方の目をゆっくり開いてから発動した。
(これは・・・)
(渚ちゃんの新しいオカルト?)
(ここに来てまた何かが?)
「お待たせしました・・・続けましょう」
「そうだね」
その後は4人で牌を出していたが運が良くなったのか?俺の牌は良くなった。
「国士無双・32000です。部長」
「はい」
次どうなるのか?目を閉じてから見ると次の3人の行動が見えるようになった。
(これは今やってる半荘の全ての結果か・・・なら次に誰が何をするかわかったと言うのか!?だとしたら・・・・・)
(ここに来て高めの宣言をしてきたね)
(もう一度・・・やって確かめる必要があるな)
「ロン・1000」
「はい」
「ツモ・32000」
「参りました」
「今回は渚ちゃんに勝てると思ったんだけどな」
「俺だって負けたくないですから」
「まあそうだよね」
「けど楽しかったよ」
「それは良かったです」
「そろそろ全国大会の季節だよね?」
「そうですね」
「渚ちゃんは卒業したらどうすんの?」
「まだわからないですね」
「そうなの?」
「スカウトの話もまだありませんから」
「でも渚ちゃんなら1つか2つはスカウトの話が来てもおかしくなさそうだけどな」
「それは今回の結果で決まるでしょうね」
「渚ちゃんは容姿も良いから、ただでさえ注目されたからね」
「俺は注目されたくて頑張ってる訳じゃないんですけどね」
「渚ちゃんはそう思っても周りの人達は違うと思うよ」
「なんだかな」
「そうですね」
「そういえば渚ちゃん体調は大丈夫?」
「大丈夫ですよ」
「渚ちゃんがオカルトを使う前と使った後で強さが変わったからね」
「今までの俺はオカルトを使ったら倒れるか血を吐いたりしましたからね」
「血を吐いたの!?」
「ちょっと待って!その話は知らないんだけど」
「話してませんでしたからね」
「いつの話なの?」
「俺が1年の時の話ですよ」
「ちゃんと相談して欲しかったな」
「ごめんなさい」
「でも私達に心配させたくなかったんでしょ?」
「そうですよ?それに部長達は県予選と全国大会に向けての練習とか控えてましたから」
「確かにそうだったな」
「けど俺は、ある人達と麻雀しましたけど負けちゃったんですよ」
「渚ちゃんに勝てる人がいたのか?」
「まだ麻雀の麻の字も知らない時でしたから」
「そういえば渚ちゃんって高校に入ってから麻雀を始めたから完全に初心者だったもんね」
「そんなもんで俺は瑞原プロに麻雀を教えてもらいましたが俺は結果を出せませんでしたけど楽しかったですね」
「麻雀は勝つよりも負けたくない気持ちが出て来るからね」
「俺は勝つよりも負けたくないから油断とか慢心したくないんです」
「なるほど」
「だとしたらさっきの半荘について聞きたいんだけど調子が悪かったのかな?」
「調子は悪くなかったんですが瑞原プロから宿題を出されてたので」
「だけど使っちゃったんだね」
「まだ使った事が無いオカルトでしたので俺は試しに使ってみたんですよ」
「それじゃあ後2回半荘しようと思うけど渚ちゃんは出来るかな?」
「大丈夫ですよ」
「今度はメンバーを変えながらしよう」
「良いですよ」
2回目からはメンバーを変えて半荘をしたけどその内の
2回とも負けてしまったけど久しぶりに部長達と麻雀をしたからか結構楽しかったな
「それじゃあ私達そろそろ帰るね」
「わかりました」
「渚ちゃんと麻雀するのは久しぶりだったけど高校時代に戻れたような感じだったね」
「また時間に余裕が出来たらまた来れば良いと思うよ」
「そうだね」
「部長」
「なにかな?」
「俺は今年が最後の大会になりますけど県予選には出られても全国大会に出られるかは正直わかりません」
「・・・・・」
「だけど県予選を突破して全国行きを決めて全国で優勝したらスカウトされるかも知れません」
「そうかもね」
「俺はプロになるかはわかりませんが最終的には部長達に連絡しますから」
「ありがとうね」
「だから・・・・・今年最後の俺を見ててください」
「良いよ」
「部長達も頑張ってくださいね」
「ありがとう!渚ちゃん」
部長達が帰った後は部室には俺1人だけになったので俺は掃除してから部室を出て家に帰る事にした。
「俺は自分自身が少しは強くなったかもって思ったけどまだまだ弱かったな・・・・・オカルトを使わなければ負けるぐらいなんだから今度こそオカルトを使わないで勝てるぐらいにならないとな」
書いてて思ったけど渚にCVやらせるんなら誰にしようかな?って思ったけど俺は水樹奈々を選びたい