名前を『みなも』から『光』に修正しました。
世界大会のルールですが、ここでは日本のルールがそのまま適用される設定です。
咲は、靴下を履くと、
「ありがとうございました!」
と言いながら頭をペッコリンと下げた。しかし、他の三人は暗い顔で固まったまま動けないでした。
この様子を見たディレクターが、
「これはマズイやつだ。映像を解説のほうに切り替えろ!」
対局室を映すのを止めさせた。
インターハイ個人戦では、咲の対戦者の中に対局終了と同時に豪快に失禁した少女達がいた。不運なことに、それが全国にライブ中継されてしまったのだ。
まさに放送事故だ。
やらかしたのは広島県鹿老渡高校の佐々野いちご、西東京松庵女学院の多治比真祐子、兵庫県劔谷高校の椿野美幸の三人だった。
綺麗どころの大放出と言うことで、この映像は、多くの女子高生麻雀ファンのお宝として大事に保管…、いや、ネット民達の間で拡散したのだが…。
それを知っていたので、ディレクターは映像を切り替えさせたのだ。
案の定、
「「「チョロチョロチョロ…。」」」
三人のダムの決壊が崩壊し、
「「「ジョー………!!!」」」
一気に聖水が流れ出した。
そして、形成された三つの黄金の泉は、重なって一つの巨大な湖を形成するに至った。
もう出し切るまでは止まらないだろう…。
今回も豪快にやらかしてくれた。
一方の咲は、対局室を出たところで沢山の報道陣に取り囲まれ、オドオドしながらインタビューに答えていた。
「444400点って、4並びの数字を狙って出したのでしょうか?」
「いえ…偶然です、偶然。」
「東一局で終わらせる自信は最初からありましたか?」
「今日はツイてました。東一局で終わらせられるなんて、自分でも奇跡と思います。」
「狙って起家になったと言う噂もありますが?」
「そんなことできません。優希ちゃんが起家の引きが良いので、優希ちゃんのマネをしてタコスを食べましたけど…。」
「じゃあ、起家は必然的に引いてきたと?」
「たまたまです。ゲンを担いだだけですから。」
「この半荘、東二局は来ないって台詞を以前片岡選手が言ったことがありましたけど、それを実際に成し遂げてみてどうですか?」
「運が良かったと思います。」
「片岡選手と原村選手が東京都大会に出場しておりますが、清澄高校はどうなったのでしょうか?」
「染谷先輩と京ちゃんしかいなくなってしまいましたので、団体戦出場はできなくなってしまったと思います。非常に残念です。」
「京ちゃんって、どなたです?」
「清澄高校麻雀部の男子部員です。」
「もしかして彼氏ですか?」
「ち…違います。」
「「「(この慌て方は彼氏だな、絶対!)」」」←マスコミ側全員の微笑ましい笑顔
「いつも思うのですが、嶺上牌が見えるんですか?」
「いいえ、偶然です偶然。」
「「「(嘘つけ!)」」」←マスコミ側全員の思うところ
本当は、監督の指示で狙って起家になり、点数調整し、444400点を作り上げたのだが、まさかそんなことは言えない。
『麻雀だと表向きは偶然で済むのがいいな』
有珠山高校エース獅子原爽の言うとおりだ。
浩子が千里山女子高校に戻った時、部室には部活を引退したはずの怜、竜華、セーラの姿があった。監督の愛宕雅恵に呼び出されていたのだ。
「監督。今、戻りました。」
「ご苦労やな。実は、原村和と片岡優希が都大会に出場していた。原村は白糸台、片岡は臨海女子だ。」
「インタビューでも、そんな質問がありました。やっぱり清澄高校は?」
「解体っちゅうことやろうな。しかし、あんな点数調整は始めて見たわ。」
「本人はインタビューで偶然を強調していましたけど、絶対にあれは故意と思います。その証拠が六本場の不自然な和了り。」
「70符2翻やな。」
「そうです。」
「ただ、もっと恐ろしいことに気付いたんやけどな。」
「何がです?」
「実は、最初の和了りで3900オールを和了っとるやろ。」
「はい………あっ!」
浩子は、重大なことに気が付いた。
咲が和了った点数は、芝棒が無ければ2000オール、6000オール、8000オール、12000オール、16000オールと、殆どが1000点刻みの点数である。
それに当てはまらない和了りは二つ。最初に和了った60符3翻(3900オール)と六本場の2900オール(2300+600オール)である。この二つの和了りのみが100点棒の収支をコントロールしていると言える。
また、1000点刻みの和了りの中に、4000オールだけが無かった。
もし咲が最初に3900オールではなく4000オールを和了っていたならば、444400点は成立しない。つまり、最初から咲は各局で和了る点数を決めていたことになるのではないだろうか?
「(やっぱり死神や…。)」
浩子の背筋に冷たいものが走った。
「園城寺先輩。お願いがあるんですけど。」
「なんや?」
「世界大会前の合宿に参加されるんですよね?」
「そや。」
「そこで、練習中に宮永咲と対局することがあると思うんです。そこでデータを取ってきていただけると有難いんですけど。」
「まあ、善処するわ。でも、多分無理やで。」
「どうしてです?」
「宮永は、多分、全部牌が見えていて、その上で何処で何を鳴いたら良いかとか、何処で何を捨てれば誰が鳴いてツモ巡がどう変わるかとか、全部わかってるんとちゃうやろか。そうでなければ、あんな点数調整はできんやろ?」
これを聞いて竜華が驚いた表情で、
「ちょっと待って。じゃあ、もしインターハイで決勝進出してたら、うちは、その悪魔にイイようにヤラれてたってこと?」
と怜と浩子の会話に割って入った。
「せやな。実際、白糸台の大星も阿知賀の高鴨も臨海のネリーもヤラれとったからな。」
「今になって恐ろしくなってきたわ。末原さん、メゲずに、そんなんと二回もよく戦ったと思うわ。」
「いや、メゲてると思うわ。」
多分、この怜の言葉は正しいだろう。
この日の夕刊には、
『まさかの4並び! 驚異の連続和了!』
の見出しで咲の姿がデカデカと載っていた。これで、阿知賀女子学院に咲が転校してきたことが全国的に知れ渡ったことであろう。
ただ、さすがに点数調整の文字は書かれていなかった。そこを追及されると咲のイメージダウンにつながるかも知れない。マスコミも、そこは自重してくれたようだ。
それから一週間後、世界大会代表の合宿が行われた。
咲と怜以外には、宮永照、辻垣内智葉、獅子原爽、荒川憩、そして天江衣がメンバーとして選ばれていた。
インターハイ個人4位の神代小蒔は、霧島神境の姫として日本を離れることが許されなかったため代表を辞退していた。
この七人の中からレギュラー五名と補員二名に振り分ける。
合宿での戦績から、智葉と爽の二人が補員となった。
また、衣は、この合宿で久々に咲に会えて嬉しそうだった。
「先週の県予選で会えなかったのは残念だったが、今宵は満月だからな。思い切り咲と打たせてもらうぞ!」
月の満ち欠けで衣のパワーも変わる。満月の時が最大値だ。
そして、そのフルパワーを相手に立ち向かえるのは、過去において衣が実際に対局して立証できたのは唯一、咲だけだった。
それゆえに、咲が長野県から姿を消したのは衣にとって残念なことであったが、春季大会を待たずして、この合宿で対局できたことは幸運と言えよう。
しかも、咲の他に照や怜も衣を相手に負けていない。
新たな強敵との出会いに衣はたいそう喜んでいた。
ただ、来週より行われる世界大会は、衣にとって不利な時期と重なる。十日間の開催だが、大会五日目が新月になる。つまり、衣の最弱の時期になるのだ。
世界大会はアメリカのボストンで開催された。
衣のパワーダウンが懸念された新月の日は、爽が代わりに出場して雲とカムイの全てを投入して穴を埋めた。
また、体力の無い怜を、智葉が交代で出場することでカバーした。
そして臨んだ決勝戦。
白築慕監督のもと、先鋒に宮永照、次鋒に園城寺怜、中堅に荒川憩、副将に天江衣、大将に宮永咲の最強の布陣のはずだった。
しかし、日本チームは、大将戦突入時点で絶望的な点差をつけられ、最下位だった。
咲も巻き返しを図ろうとしたが、相手も手ごわい。
圧倒的な点差をつけられたまま大将後半戦オーラスへと突入した。
トップは、ブルーメンタール姉妹とミナモ・A・ニーマンの魔物三人を擁するドイツチーム。2位のアメリカチームに30000点以上の差をつけてのダントツ1位だった。
ドイツチームの大将は『北欧の小さな巨人』と呼ばれるミナモ・A・ニーマン。彼女は、咲の従姉妹…、光だった。
しかし、七年前に宮永家に訪れたニーマンの魔法にかかり、ミナモは記憶を奪われ、ニーマンの養女としてドイツに渡っていた。当然、咲のことも照のことも覚えていなかった。
各チームの点は、
東家:ドイツチーム 141900(暫定1位)
南家:中国チーム 108700(暫定3位)
西家:アメリカチーム 110100(暫定2位)
北家:日本チーム 39300(暫定4位)
ドイツチームは安手で流せば優勝。流局でも問題ない。
アメリカチームは三倍満ツモか、ドイツチームから倍満を直取り、もしくは中国チームか日本チームから役満直取りが優勝条件。
中国チームはドイツチームから倍満を直取りでも優勝できず、三倍満以上の和了りが必要だった。
本大会ではダブル役満以上の和了りも認められていた。
しかし、単一役満でのダブル役満は認められておらず、例えば、大四喜、国士無双十三面待ち、純正九連宝燈、四暗刻単騎待ち、大七星など慣例的にダブル役満として認められているものでも、ここではシングル役満として扱った。
清老頭四暗刻や大三元字一色四暗刻といった複合役満でなければダブル役満やトリプル役満は成立しなかった。
日本チームは、ダブル役満をツモ和了りしても、他家から直取りしても優勝できない。トリプル役満以上を必要とする状況だった。
もはや、日本チームの優勝は絶望的と言えよう。
本大会では、咲の得意とする大明槓からの嶺上開花に対する責任払いは適用されていなかった。もし、それがあったところで逆転優勝できる状況にはないのだが…。
親のミナモの配牌は
{一二二③⑤⑥⑦2469白發中}
ここから打{中}。
数巡後のミナモの手牌は
{二二二③④⑤⑥⑦4[5]667}
ここに{⑦}ツモで聴牌。
安上がりで良いこの局面で、いまだアメリカチーム大将からも中国チーム大将からも聴牌気配は感じない。
ただ、咲は聴牌気配を見せない。よって、ミナモには咲が聴牌しているかどうかが読み取れなかった。
しかし、日本チームが逆転優勝を狙っているならば、トリプル役満以上を必要とするはずだから字牌狙いしかない。
場には既に{北發中}が2枚ずつ、{白}が1枚切れていた。
ならば、咲は小四喜字一色四暗刻を狙うしかない!
ミナモはノーケアーで{③}を切った。
続いて中国チーム大将が初牌の{東}を切ったその時、
「ポン。」
咲が動いた。
これを見て、ミナモは、咲の狙いが逆転優勝ではなく、最高でも小四喜字一色での2位狙いと判断した。
咲は打{⑨}。
次巡、ミナモは{①}ツモ。これで咲に振り込むことはないだろう。ノーケアーでツモ切りした。しかし、
「カン!」
咲は大明槓を仕掛けた。
嶺上牌は{東}。
「もいっこ、カン!」
当然のように咲が{東}を加槓。そして、嶺上牌は{南}。
「もいっこ、カン!」
続いて咲が{南}を暗槓。次の嶺上牌は{西}。
「もいっこ、カン!」
さらに咲が{西}を暗槓。これで四連続槓。
そして、嶺上牌は、ラス牌の{北}。
北の文字が見えるようにして、咲は、それを手元に置いた。
「ツモ。嶺上開花。小四喜四槓子。」
咲の狙いは小四喜字一色ではなかった。
本大会ルールでは包と呼ばれる役満責任払い、すなわち三枚目の三元牌を鳴かせて大三元を確定させるとか、四枚目の風牌を鳴かせて大四喜を確定させるプレイに対する罰則(責任払い)が適用されていた。
そして、これは四槓子にも適用されていた。
また本大会では、インターハイの時と同様に連槓で役満確定の副露がなされた場合、連槓の最初が大明槓であれば、その大明槓をさせたプレイヤーの包となるルールが適用されていた。
そのため、今回の場合、四槓子の32000点がミナモの責任払い、小四喜はツモ和了りとみなされ、親のミナモに16000点、他の二人に8000点ずつの支払いが課せられた。
その結果
1位:日本チーム 103300(+64000)
2位:アメリカチーム 102100(-8000)
3位:中国チーム 100700(-8000)
4位:ドイツチーム 93900(-48000)
まさかの大逆転劇だった。
1位から4位に転落し、電光掲示板を見ながら愕然とするミナモ。
「(いつだったっけ…。こんなこと、あったような…。)」
似たような苦い経験をどこかでしていたような気がしていた。
その時だった。
「(カン! 嶺上開花!)」
ミナモの頭の中に、少女の声が響き渡った。
大明槓からの嶺上開花。まさに、今回のような狙い撃ち。
「(そうだ、たしかあの時も納得できない和了りをされたんだ。今回みたいに…。)」
その彼女の頭に、突然、激痛が襲いかかった。その強烈な痛みに、ミナモは、その場に倒れ、両手で頭を抱えて、うずくまった。
「光、大丈夫?」
慌てて咲がかけよった。しかし、ミナモからは応答がない。激痛の余り、咲の言葉が聞こえていないようだった。
対局室のドアが開き、
「光!」
照が飛び込んできた。
しかし、この照の言葉もミナモには届いていなかった。
この時、ミナモの頭の中では、今まで心の奥底に封印されていた記憶の断片が、次々と甦ってきていた。
麻雀を始めたばかりの頃のこと。
そのうち伯母(照と咲の母親)が金をかけることを提案してきたこと…。
なけなしの小遣いを守るために照、咲、ミナモの三人は自分の麻雀スタイルを確立して行き…、そして、最終的に咲が点数調整の能力までも身に着けたことまで…。
そんなある日のことだ。
「ほら腹這いになったほうが良く見える!」
「私はいいよ…。キラキラしているのは立ってても見えるし。そんなに魚好きなの?」
「見てて楽しいし、食べても美味しい!」
「そこ同列!?」
「将来の夢は水族館を作ること!」
「おすし屋さんじゃないんだ。」
「わたし泳ぐの大好きだったけど、今はもうムリそうだから。かわりにお魚さんに泳いでもらうのだ。水族館できたら照おねーちゃんと見にきてね!」
「うん…。」
「咲…。」
咲と一緒に湖に行った時のことだ。鮮明に覚えている。いや、思い出した。
ミナモの目から一筋に涙が流れ出た。
「(ああ…、そうだった。私は…。)」
これが封印されていた過去の記憶。ミナモは、記憶を完全に取り戻した。まるでスイッチが切り替わったかのようだ。そして、それと同時に頭痛が治まってきた。
ミナモが頭を上げた。
「ここ、どこ?」
「私たちのこと、分かる?」
「もしかして、照おねーちゃん?」
「うん。そして、隣にいるのが咲…。」
「でも、二人とも、急に老けてない? 照おねーちゃんは小学5年生。咲は、私と同い年だよ。小学3年生のはずじゃん。」
ミナモ…いや、光にとっては、記憶を奪われた日からいきなり今日に飛んでいた。当然、まだ小学生でいる感覚だ。
「もう、あれから七年が経ったんだよ。」
「えっ? 七年って?」
「その後のことは覚えていなみたいだね。でも、あの頃のことは、思い出せたんだね。長かった…。」
照が嬉し涙を流しながら、光を力強く抱きしめた。
佐々野いちご、多治比真祐子、椿野美幸の事件は、みなも-Minamo-第五局をご参照ください。
世界大会でのミナモとの戦いは、みなも-Minamo-第一局からの流用・簡略化になります。基本的に、本作は、みなも-Minamo-のパラレルワールドのつもりで書いておりますので、みなも-Minamo-に準ずる部分が多いことをご了承ください。
おまけ(前回からの続き)
浩子が千里山女子高校に戻った時、部室には部活を引退したはずの怜、竜華、セーラの姿があった。監督の愛宕雅恵に呼び出されていたのだ。
浩子「監督。今、戻りました。」
雅恵「ご苦労やな…。」
浩子の視界に泉の姿が入り込んできた。
浩子「泉、良かったな!」
泉「ナニがです?」
浩子「魔物じゃなくて。」
泉「はぁ?」
浩子「頭のネジが正常…(でもないな、こいつ)」
浩子は、泉を見て、頭のネジの締まり具合と引き換えに魔物になるわけではないことを認識した。
おまけ2(続き)
咲「怜-Toki-の第26局でハムスターのハムムが登場しております。ですので、『…むに…て…から』は『ハムムに…て…から』だと思うのですが?」
セーラ「それはフェイクや! ラ『ムに』く食っ『て』た『から』や!」
雅恵「激『務に』耐え『て』ゆけそうや『から』やないか? インターハイ準決勝での宮永照との対局は感動したで!」
憩「意外と、日ハ『ムに』入団したいっ『て』聞いた『から』やないですか? この裏切り者!」
洋榎「こいつらは阪神ファンやからそれはない! 東京ドー『ムに』巨人阪神戦を見に行きたいっ『て』言ってた『から』やろ。」
絹恵「園城寺先輩やから、もっと儚そうな感じがあると思うんやけど…。きっと、体を鍛えるために、一緒にジ『ムに』通っ『て』あげたい『から』とかやないかな?」
漫「それなら、ダ『ムに』身を投げ『て』しまいそうや『から』もありじゃないですか?」
恭子「おつ『むに』異常があっ『て』そうや『から』やろ!」
由子「園城寺さんは無責任そうやから、け『むに』巻い『て』逃げそうだ『から』だと思うのよー。」
晴絵「なるほど…。無責任っぽいなら、きっと麻雀ばかりで仕事もしないでいて、専『務に』怒られ『て』そうだ『から』ってとこじゃないかな?」
灼「それってハルちゃんだと思…。普通に、ハム『ムに』なつかれ『て』いた『から』とか、ハム『ムに』似『て』た『から』じゃないかな?」
宥「ハム『ムに』似『て』あったかーいって思った『から』じゃないかしら?」
玄「ハム『ムに』とっ『て』の飼い主は、立派なおもちの『から』だですのだ!」
玄が、おもちコレクションの一つ、咲-Saki-18巻、シノハユ10巻、怜-Toki-4巻同時購入のメロンブックス特典クリアブックカバーを見せた。
西田記者「この身体でランドセルを? 犯罪だわ!」
西田記者「じゃあ、私も一つ。コラ『ムに』載っ『て』た『から』なんてのはどうかしら?」
玄「新聞記者らしい回答ですのだ!」
全員「(雑誌記者なんだけど!)」
淡「ハム『ムに』蹴られ『て』死んだ『から』!」
怜「(どんな虚弱や!)」
尭深「ハム『ムに』取り憑かれ『て』そうだ『から』じゃない?」
怜「(それは竜華や!)」
初瀬「某拳法家みたいに、『無に』達し『て』そうだ『から』じゃないですか? トキだけに」
やえ「この王者がお答えしよう! ゴ『ム二』枚重ね『て』そうだ『から』! これしかない!」
西田記者「このオチで偏差値70? 犯罪だわ!」
怜・竜華「「…。」」