憧が対局室に入室した。
まだ、他の選手は来ていない。一番乗りだ。
憧は咲から渡されたタコスを一口かじった。
以前と違って、食べ残しは袋に入れてサイドテーブルに置き、対局中に触らなければ良いルールに変更されていた………のだが………、
「(ヤバッ! 無茶苦茶美味しい。)」
余りの美味しさに食が進む。
気が付くと、一口分も残さず、あっという間に食べ終わっていた。
審判が見ている前で憧が場決めの牌を引いた。長野の都市伝説のとおり、彼女が引いたのは、たしかに{東}だった。
「(本当に起家!?)」
さすがの憧も、正直驚いた。
対局室に和、煌、真澄が順に入室してきた。
そして、各自場決めの牌を引き、和が南家、真澄が西家、煌は北家になった。これはこれで、憧に春季大会の準決勝後半戦を思い起こさせる。
「(あの時は、最後で親の国士を和了られたんだよね。でも、今回は、そうはさせない!)」
憧の目に、まるで穏乃やネリーのような炎が灯った瞬間だった。
この準決勝戦で、勝ち星が確実視できる阿知賀女子学院メンバーは咲だけだ。
次鋒戦は、玄には悪いが阿知賀女子学院の勝ち星はない。間違いなく白糸台高校の光が取るだろう。
副将戦は読めない。灼、麻里香、神楽、藍里の誰が勝ってもおかしくない。いや、相手の手牌が全部透けて見える神楽が有利か…。
大将戦は…、穏乃と淡の勝負になるだろう。どちらが勝つかは分からない。
二勝すれば最悪でも2位抜け出来る。だからこそ、憧は何が何でも先鋒戦の勝ち星が欲しかった。自分と咲の二人で勝ち抜けを決められるのがベストだ。
ただ、これは和としても同じだった。
白糸台高校も、勝ち星を確実視できるのは光だけだろう。条件は阿知賀女子学院と大差ない。こっちも、勝ち抜けするためには先鋒戦を落したくない。
和は、エトペンを抱くと、早々と『のどっち』状態に入った。彼女も勝ちに行く気満々だった。
東一局、憧の親。
憧の上家が和から煌に変わった。
煌は下手な打ち手ではないが、和には劣る。捨て牌も和に比べてきつくない。憧としても、和が上家でいるよりは鳴きやすいかもしれない。
「チー!」
早速、三巡目で憧が鳴いた。そして、六巡目、
「ツモ! 2000オール!」
タンヤオドラ2で憧がツモ和了りした。
絶対に、前半戦で煌につけられた5400点差をひっくり返した状態で後半戦を終了さなければならないし、前半戦で同点だった和よりも稼がなくてはならない。
それが出来なければ、先鋒戦で勝ち抜くのは不可能だ。
勝利に向けての第一歩。
この和了りで、
「(ヨシャー!)」
憧は、さらに気合が入った。
東一局一本場、憧の連荘。
ここでも、
「ポン!」
憧が速攻で鳴いてきた。しかし、早仕掛けしてきたのは憧だけではなかった。この時の憧の捨て牌を、
「チー!」
和が鳴いてきた。和も憧と同じ立場に置かれているのだ。
次巡も、
「チー!」
憧の捨て牌を和が鳴いた。形振り構わない感じだ。
今、和が副露している牌は、{横324}と{横④③[⑤]}。
タンヤオか役牌バックだろう。
その数巡後、
「ツモ。タンヤオドラ1。600、1100。」
和がツモ和了りした。予想通りの手だ。
東二局、和の親番。
ここで真っ先に仕掛けてきたのは真澄だった。
「ポン!」
煌が捨てた{南}を鳴いた。自風だ。
真澄としても、何とか先鋒戦で食い下がりたかった。
阿知賀女子学院と白糸台高校の二強のどちらかを落さなければ、粕渕高校の決勝進出は有り得ないからだ。
次鋒戦は白糸台が、中堅戦は阿知賀女子学院が取り、大将戦は淡vs穏乃の展開になるのは真澄も十分認めている。自分のところのメンバーには悪いが、次鋒戦、中堅戦、大将戦で粕渕高校が勝ち星を取れるとは、さすがに思えない。
しかし、副将戦は恐らく他家の手牌が全て透けて見える神楽が有利な気がする。ならば、粕渕高校としては、神楽の勝利に賭けるしかない。
そうなると、先鋒戦で真澄が勝てるのが粕渕高校にとってベストなシナリオだ。それが無理でも失点を最小限に抑えて得失点差の2位を狙う。もっとも、その場合は、勝ち星が3対1対1になることが前提であるが………。
それゆえ、真澄も強い使命感を持って対局に臨んでいた。気合い十分だ。
「ツモ! 南ドラ2。1000、2000!」
この局は、真澄が和了った。
東三局、真澄の親番。
「チー!」
いきなり二巡目で憧が鳴いた。しかし、仕掛けるのは憧だけではない。
「ポン!」
憧が捨てた{白}を煌が鳴いた。
新道寺女子高校が置かれた立場は、粕渕高校と殆ど変わらない。魔物認定された者がいない副将戦で藍里が勝ち星をあげるのに賭けている。
―――厳密には、神楽が魔物の領域に片足を踏み入れているのだが、現段階では、まだ魔物認定にまでは至っていなかった―――
これが点数引継ぎ形だったら、恐らく先鋒に咲と光が配置され、二人が暴れまくって先鋒戦で二校勝ち抜けが決まる可能性すらある。
いや、そうなるのは恐らく必至だろう。
しかし、星取り合戦なら自分達にも勝てる見込みがある。その鍵となるのが自分と藍里であることを煌は十分自覚していた。
幸い、前半戦はトップを取れた。このまま、全後半総合トップを維持したい。
しかし、和了り優先で進めた結果、
「ロン! 2600です。」
煌は和の門前タンヤオドラ1に振り込んでしまった。
東四局、煌の親。
ここでも憧が、
「ポン!」
早々と鳴いてきた。スピード命で真澄が捨てた{東}を一鳴きしたのだ。とにかく、和には和了らせない。和よりも早く和了る。
「チー!」
憧は、さらに煌が捨てた{四}を鳴いた。
晒されたのは{横四三[五]}。これで東ドラ1が確定した。
そして、そのさらに二巡後、
「ツモ。東ドラ2。1000、2000!」
憧がツモ和了りした。手牌の中に、さらにもう一枚ドラを含んだ手だ。まさに恭子直伝の早和了りだ。
ここで、各選手の点数は、
1位:憧 107900
2位:真澄 100400
3位:和 99900
4位:煌 91800
現在、憧がトップだが、満貫一つで逆転される程度の点差でしかない。
それに、4位の煌も前半戦のような大逆転劇を行うだけの力を持っている。まだまだ、先は分からない。
南一局、憧の親番。
とにかく、
「チー!」
憧は攻めた。安和了りでも良い。この親で連荘して稼ぐつもりだ。
幸い、煌の『削られないスイッチ』が入るには、まだ10000点以上の余裕がある。これなら前半戦のようなオーラスでの大逆転はできないだろう。
しかし、
「リーチ!」
この局は和がリーチをかけてきた。
「チー!」
一発消しで真澄が和のリーチ宣言牌を鳴いた。
これで流れが変わってくれれば良いのだが…。ただ、和は全て確率論である。流れと言うオカルト単語は彼女の辞書には載っていない。
その数巡後、和が
「ツモ。メンタンピンツモドラ2。3000、6000!」
ハネ満をツモ和了りした。自然と点数申告の声に力が入る。
これで、和が憧に10000点差を付けてのトップに変わった。
南二局、和の親番。ドラは{6}。
和に逆転されたが、憧も、まだ負けたわけでは無い。ここから得意の30符3翻を三回和了れば問題なくトップは取れる。
当然、
「ポン!」
早仕掛け、早和了りを目指す。真澄が捨てた{⑧}を鳴いた。
一方の和も、憧が捨てた{發}を、
「ポン!」
鳴いてきた。彼女も、ここで連荘して得点を重ね、さらに憧を突き放したいところだ。そして、さらに、
「チー!」
次巡で憧の捨てた{③}を鳴いて{横③④[⑤]}を副露した。すると、負けじと憧が、
「チー!」
煌が捨てた{4}を鳴いて{横4[5]6}を晒した。これでドラ2が確定した。
そして、そのさらに次巡、
「ツモ! タンヤオドラ2。1000、2000!」
この鳴き合戦を憧が征した。
南三局、真澄の親。ドラは{②}。
和と憧の点差は現在4000点。射程圏内だ。
当然、憧は、
「チー!」
攻めて行く。ここでも早和了りを目指す。しかし、この局はツモが噛み合わず手の進みが遅い。一つ鳴きを入れたにも拘らず、七巡目でも二向聴だった。
一方、この段階で和の手牌は、
{二二二四五六②③④⑤發發發} ツモ{發}
ここから珍しく、
「カン!」
和が{發}を暗槓した。
普段なら和は槓をしない。安易な槓は他家にドラを乗せて自分を苦しめる場合があるからだ。それに、他家がリーチをかけてきた時の安牌確保にも繋がる。
新ドラは{④}で一枚乗った。そして、嶺上牌は{三}だった。和の手牌に最高の入り方………と言うか最良形への手変わり。待ちが一気に増えた。
しかも、出和了でも70符3翻の満貫が確定している。
普段の和なら満貫確定ならリーチをかけないだろう。しかし、今は裏ドラだけでなく槓裏も期待できる。裏が乗れば大きく憧を引き離せるかもしれないし、そうなればオーラスで憧が自分に追いつくのは困難になるはず。
それに、{一三四六七}の多面聴。ツモれる可能性が高い。
当然、和は、
「リーチ!」
{⑤}切りでリーチをかけた。
ただ、この時の裏ドラは{二}、槓裏は{發}だった。つまり、リーチ發ドラ9の三倍満、一発ツモなら数え役満だ。
そうなると、現在87800点の煌から直取りできないし、ツモ和了は二巡目以降になる。
この時、煌は、
{④[⑤]⑥⑦⑧⑨23456西西}
平和赤1を聴牌していた。
ここに萬子をツモってきたが、能力が発動している。引いてきたのは和の和了り牌では無い{[五]}だった。
危険牌だが、これをツモ切り。当然、セーフ。
そして、和が一発で引いてきたのは{1}だった。
これをツモ切りし、
「ロン。2000点。」
煌に和了られた。
これで、各選手の点数は、
1位:和 106900
2位:憧 105900
3位:真澄 96400
4位:煌 90800
和と憧が1000点差。和と煌の点差は16100点だが、前半戦の稼ぎを差し引くと10700点と、親満で逆転可能な範囲だ。
しかも煌はラス親での連荘を考えれば一回で逆転しなくても良い。
このような状況でオーラスがスタートした。ドラは{一}。
和は、平和二向聴。これを和了れば和が先鋒戦をトータルで征することになる。
対する憧の手の中にはドラが1枚含まれていた。しかし、三色同順や一気通関が狙いにくい配牌で、しかも役牌も無い。
鳴き麻雀主体の憧としては使い難いドラだった。
「チー!」
序盤から憧が鳴きに走る。とにかく早和了りだ。そして、憧にとって使い難い{一}を早々に切った。
一方、和は、一巡目から立て続けに三枚ツモ切りしていた。この期に及んで最悪のツモだ。しかし、何とか六巡目で聴牌し、このままダマで待った。
そして、八巡目、真澄が切った{②}で、
「「ロン!」」
まさかのダブロン………和と憧の同時和了りだった。
しかし、本大会ルールではダブロンは認められていない。アタマハネだ。
この場合、より上家は憧になる。よって、憧の和了りが認められた。
「タンヤオのみ、1000点。」
これで後半戦の点数は、
1位:憧 106900
2位:和 106900(席順により2位)
3位:真澄 95400
4位:煌 90800
そして、前後半戦のトータルは、
1位:憧 213600
2位:和 213600(席順により2位)
3位:煌 202900
4位:真澄 169900
和と憧は、前半戦後半戦ともに奇跡の同点だった。
ただ、トータル同点の場合は後半戦の席順により順位を決めるルールとなっていた。そのため、先鋒戦は和より上家の………起家を引き当てた憧が勝ち星をあげる結果となった。
「「「「ありがとうございました!」」」」
対局後の一礼を終えると、
「(やったー!)」
声にこそ出さなかったが、憧は全身から喜びが溢れ出ていた。ただ、これは起家になれたからこその勝利でもある。
ふと、憧は、そのことに気が付いた。
「(やっぱり、サキの直感と………タコスに助けられたってことかな?)」
咲と、タコスを作ってくれた京太郎には後でお礼を言おう。
そう思う憧であった。
この頃、白糸台高校の控室では、
「勝ちに行くけど、どれくらい点数を稼げるかは自信が無いよ。」
光が珍しく弱気だった。
対戦相手は玄、理沙、朱里と、特に超ド級魔物がいるわけではない。なので、光自身も負けるとは思っていない。
しかし、光の使命は大量得点すること。それを前提に次鋒に配置されている。勝ち星同数の場合、順位は全選手の得失点差で決まるからだ。
白糸台高校も、副将戦を粕渕高校に、大将戦を阿知賀女子学院に取られることを視野に入れている。そうなった場合は、阿知賀女子学院の勝ち星が三、白糸台高校と粕渕高校の勝ち星が共に一となり、得失点差での順位判断になる。
ところが、大量得点を想定した次鋒戦にドラを全て独り占めする者がいる。そうなると光の和了り点が、いつもよりも低くなる。よって、普段ほど稼げない。
「まあ、やるだけやってみるよ。それと、試してみたいこともあるし。」
そう言うと、光は静かに控室を出て対局室に向かっていった。
一方、阿知賀女子学院控室は志気が上がっていた。余程のことがない限り(咲が負けない限り)、間違いなく決勝進出は出来ると踏んだからだ。
そんな中、玄だけは不安な表情を浮かべていた。
「(今回の相手の中には、光ちゃんがいるのです。咲ちゃんと同じ戦法を取られるかもしれないのです!)」
咲が転校してきた時にヤラれたドラのオーバーフロー。あの忌まわしい記憶が甦る。
それに、昨年インターハイ準決勝戦では照の暗槓でドラが増やされ、手を狭められたことも経験している。
今回の相手も、咲と照と同じDNA起源を持つ。似たようなことが出来るのでは無いだろうか?
それに、春季大会で玄は明華にドラ支配破りを披露され、しかも全国生中継された。当然、光もそれを知っているはずだ。
「(でも、それを前提に特訓したのです。ただ、一方的にヤラれるだけで終わらせたくないのです!)」
玄の口からは、完全にオモチ発言が消えていた。
そして、気合いを入れると玄は控室を後にした。
おまけ(二十二本場おまけをご参照ください)
昨年のインターハイ予選南北海道大会の決勝戦前日、獅子原爽は、岩館揺杏と一緒に札幌市の、とあるカレー屋に来ていた。
爽「クソ綺麗じゃん、この店。」
店主「(クソだと?)」
爽「昨日行った店、クソ汚かったからさ。クソマズかったし。」
揺杏「まあ、たしかに、あれはゲロヤバだったね。」
店主「お客さん。ちょっと、言葉は選んでくれませんかね。」
爽・揺杏「は、はぁ…。」←自分達がクソとかゲロとか言っている自覚が無い
店主「それで、注文は?」
爽「縁起を担いでカツカレーを!」
揺杏「じゃ、私も!」
店主「カツカレー二つね。」
しばらくして、二人の前にカツカレーが運ばれてきた。
爽「クーッ! このカレー、クソいい匂いしてね?」
店主「(またクソだと?)」
揺杏「うん。それじゃ、早速いただこうか?」
爽・揺杏「「いっただっきまーす!」」
そして、二人がカレーを口にした直後、店主にとって恐ろしい言葉が大声で連呼された。
爽「すっげー、クソうめぇ。これ、クソスバラな味じゃん! マジクソうめぇぞ!」
揺杏「ホント、マジゲロうまいね。」
爽「だろ! クソすげーうめぇ! クソスバラ! クソヤバ!」
揺杏「ゲッロウマ!」
爽「クッソウマ!」
揺杏「ゲロクソ超ヤバ!」
爽「クソゲロ超ヤバ!」
揺杏「ゲッロスバラ…。」
爽「クッソスバラ…。」
揺杏「ゲロすごウマ…。」
爽「クソすごウマ…。」
店主「(クソクソ言いやがって、営業妨害か、こいつ! それと、もう一人は、またゲロって言ってたな。)」
客1「ご馳走様。」←半分くらい残している。
客2「俺も、もうイイや。」←半分以上残している
客3「なんか、いらねえや、もう。」←殆ど残している。
客1・2・3:嫌な顔をして店を出て行った。
しばらくして数人の客が入ってきた(客4・5・6)。
爽「こんなクソうまいの、クソはじめてじゃん!」
揺杏「ゲロヤバだよね!」
爽「クソウマ!」
揺杏「ゲロウマ!」
爽「クソスバラ!」
揺杏「ゲロスバラ!」
爽「クッソ最高…。」
揺杏「ゲッロ最高…。」
爽「クソ超最高…。」
揺杏「ゲロ超最高…。」
…
…
…
客7「さすがに食いたくねえや。」←半分くらい残している。
客8「俺も、もういらねぇ。」←半分以上残している
客9「食欲失せた。」←殆ど残している。
客7・8・9:当然、嫌な顔をして店を出て行った。
爽「あぁークソ旨かった。」
揺杏「ご馳走様でした。もうお腹一杯だね。」
爽「あぁー喰った喰った、クソ喰ったよ!」
客4・5・6:注文せずに店を出て行った。
店主「お前ら、営業妨害しやがって!」
爽「えっ?」
店主「カレー屋でクソを連呼するんじゃねえ。クソ喰ったはねえだろ!」
爽「(あれ? もしかしてクソヤバイこと言ってた?)」
店主「あと、メシ屋でゲロも言うな!」
揺杏「(ゲロヤバ。ついうっかり…。)」
店主「てめえらのせいで、客が全部いなくなったじゃねえか!」
爽「ゴメンゴメン。でも、本当にクソ旨かったからさ。クソヤバイ味だよ。」
店主「ふざけるな! 二度とクソと言うな! お前ら、出禁だぁー!」
こうして、爽と揺杏は、札幌の飲食店でブラックリスト客となった。
…
…
…
爽「…とまあ、こんなことがあってね。」
怜「…。」
爽「クソマズイことやったって思ったよ。」
怜「二人とも最低やな。」
爽「でも、本当にクソヤバイ美味さだったんだって。」
怜「いや、さすがに飲食店でクソの連呼はないやろ。しかもカレー屋で。」
爽「たまたまカレー屋だっただけでさ。」
怜「他の店でもダメやろ。それに、もう一人の方はゲロを連呼しとったな。」
爽「揺杏?」
怜「二人とも、口癖、直した方がエエで。」
爽「口癖?」
怜「クソとゲロや。もう、それが口癖になっとるやろ! これが、カレーもんじゃやったらもっと大変やで?」
爽「ええと、それ…、インターハイ中に、月島で…。」
怜「やったんかい! それにしても、こんなネタ、オマケコーナーでやる神経を疑うわ。」
爽「そうは言っても、お下品コーナーだからなぁ…。」
怜「そうやけど…。」
爽「じゃあ、次は、もう少し上品に行ってみるよ。」
怜「期待はしてへんけどな…。」