咲-Saki- 阿知賀編入   作:おこそとのほもよろを

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個人戦予選はスルーします。
決勝トーナメントの一回戦は、さくっと書きます。


五十九本場:インターハイ個人戦

 団体戦の翌々日、各都道府県代表選手による個人戦がスタートした。

 参加者は、総勢250人を越える。

 まず、初日はスイスドロー形式で25000点持ち30000点返し、オカありウマなしで半荘全十回戦が行われる。

 四回戦が終了した時点で人数を上位128人に絞り、六回戦が終わった段階で人数を上位64人に絞る。

 そして、十回戦終了時点での上位16名が決勝トーナメントに進出する。

 

 ルールは赤牌四枚入り、大明槓による責任払いあり、包あり、トビありと、基本的には団体戦と同じルールだが、個人戦の場合は持ち点が25000点のためダブル役満以上は無しとなっていた。ダブル役満を和了ろうがトリプル役満を和了ろうが、役満以上は全てシングル役満として扱う。

 例えば、東初でいきなり親のダブル役満をツモ和了されたら、それだけで全員トビで終わってしまう。どうやら運営側は、そんなラッキーパンチ一発で全てが決まってしまうのは良くないとの考えを持っているようだ。

 

 また、今回のルールでは西入が無しになっていた。つまり、仮に全員が25000点のままオーラスを終えても対局終了となる。

 

 強者同士が潰し合わないようにAIが上手に対戦表を作っていた。そのため、咲は予選で衣や光、小蒔、憩、淡と言った魔物仲間とは当らなかった。

 また、同校同士の潰し合いも基本的に回避された。

 それ故だろうか、咲は毎回半荘138点以上の点数を確保し、合計1388点でブッチギリの予選1位通過を達成した。

 春季大会の記録を6点上回る新記録だ。

 

 2位は三元牌支配が続く玄だった。

 阿知賀女子学院の選手が予選でワンツーフィニッシュを決め、阿知賀女子学院麻雀部後援会は大変な賑わいを見せていた。

 特に純正阿知賀女子学院の生徒である玄が全国予選2位に輝いたのは、阿知賀女子学院設立以来の快挙と言える。

 

 

 なお、予選順位は以下の通りであった。

 1位:宮永咲(阿知賀女子学院)

 2位:松実玄(阿知賀女子学院)

 3位:天江衣(龍門渕高校)

 4位:宮永光(白糸台高校)

 5位:神代小蒔(永水女子高校)

 6位:荒川憩(三箇牧高校)

 7位:大星淡(白糸台高校)

 8位:石見神楽(粕渕高校)

 9位:原村和(白糸台高校)

 10位:石戸明星(永水女子高校)

 11位:南浦数絵(臨海女子高校)

 12位:鶴田姫子(新道寺女子高校)

 13位:新子憧(阿知賀女子学院)

 14位:高鴨穏乃(阿知賀女子学院)

 15位:片岡優希(臨海女子高校)

 16位:十曽湧(永水女子高校)

 

 

 ここからシードの振り分け方に従ってトーナメント表に割り当てる。その結果、対戦表は以下の通りになった。

 

 A卓:宮永咲、石見神楽、原村和、十曽湧

 B卓:宮永光、神代小蒔、鶴田姫子、新子憧

 C卓:天江衣、荒川憩、南浦数絵、高鴨穏乃

 D卓:松実玄、大星淡、石戸明星、片岡優希

 

 

 なお、惜しくもベスト16に入れなかった選手は以下の通りであった。

 17位:多治比真祐子(松庵女学院)

 18位:鷺森灼(阿知賀女子学院)

 19位:真屋由暉子(有珠山高校)

 20位:百鬼藍子(后土学園)

 21位:対木もこ(覚王山高校)

 22位:船久保浩子(千里山女子高校)

 23位:上重漫(姫松高校)

 24位:龍門渕透華(龍門渕高校)

 25位:愛宕絹恵(姫松高校)

 26位:佐々野みかん(白糸台高校:佐々野いちご妹)

 27位:中田慧(新道寺女子高校:池田華菜分身)

 28位:多治比麻里香(白糸台高校:多治比真祐子妹)

 29位:寺崎弥生(射水総合高校:寺崎遊月妹)

 30位:二条泉(千里山女子高校)

 

 

 この順位を見て泉は、

「3年生を除くと17位って…、このままやと、来年、ベスト16に入れない計算になるやんか!」

 結構ショックを受けていた。

 しかも、東横桃子のように鹿児島県大会で個人4位………、つまり実力はあっても全国枠の3位に入れなかった強豪選手もいる。それに、来年の新一年生に魔物がいない保証も無い。例えば夢乃マホとか…。

 それを考えると泉の立ち位置は結構厳しいものがあるだろう。

 

 

 決勝トーナメント一回戦及び準決勝戦は、半荘1回のみの戦いになる。

 一回戦A卓は、起家が和、南家が神楽、西家が咲、北家が湧でスタートした。なお、一回戦は4卓同時の対局であった。

 

 東一局、和の親。

 この半荘は、咲vs和の対決である。当然、咲は和との約束もあって手加減抜き、全力で戦いに挑む。

「カン! ツモ! タンヤオ嶺上開花! メンチンドラ3。6000、12000!」

 いきなり咲の三倍満和了が炸裂した。

 

 

 東二局、神楽の親。

 ここでは、

「ロン! 12000!」

 神楽が湧から親満を和了った。

 丁度この時、湧はローカル役満、東北新幹線を聴牌したところだった。

 他家の手牌が全て透けて見える神楽は、湧が聴牌直後に切る牌を知って、それで待っていたのだろう。

 

 そして、東二局一本場、

「ロン! タンピンドラドラ。7700の一本場は8000!」

 今度は咲が湧からサクっと和了り、湧のトビで終了した。

 和は、

「何も出来ませんでした。」

 和了りもしなければ振り込みもしない。ただ、その場にいただけで終わってしまった。

 

 

 一回戦B卓は、起家が憧、南家が小蒔、西家が姫子、北家が光でスタートした。

 

 東一局、憧の親。

 ここでは、光がいきなり高打点を目指し、

「ロン! タンピン三色ドラ4。16000!」

 和了り役4翻で、ドラと赤牌が計4枚の手を姫子から直取りした。光は、小蒔の纏う雰囲気から、早々にリードしておかないとマズイと判断したようだ。

 

 

 東二局、小蒔の親。

 初っ端から大失点を食らった姫子が、少しでも手を上げようと、

「リーチ!」

 勝負してきた。半荘一回勝負のため、守りよりも攻めに出たといったところだろう。

 しかし、勝負してきたのは姫子だけではなかった。前局で光が見せた和了りと張り合うかのように、今度は小蒔が、大きな手を張っていた。

 次巡、姫子は一発目に引いた牌では和了れず、それを捨てた。すると、

「ロン。メンチンドラ2。24000。」

 これが小蒔の和了り牌であった。

 しかも親倍。

 この和了りで姫子が箱割れして終了となった。

 和に続いて憧も、

「何もしないで終わったわ。」

 ただ、その場にいただけの人となった。

 

 

 一回戦C卓は、起家が数絵、南家が衣、西家が憩、北家が穏乃でスタートした。

 数絵と穏乃は、共にスタートダッシュが苦手である。特に数絵は東場が弱い。

 

 東一局は、

「ロン。8000ですー!」

 早々と数絵が憩に振り込んだ。

 

 

 そして、東二局、数絵は、

「ロン! 18000!」

 今度は衣に振り込んだ。

 これで数絵のトビで終了した。

 その結果、穏乃も、

「私、もしかして座ってただけ?」

 ただ、その場にいただけの人で終わってしまった。

 深山幽谷の化身のスイッチが入る前にスタートダッシュで決着をつけたのだ。衣と憩の作戦勝ちである。

 

 

 一回戦D卓は、起家が優希、南家が淡、西家が玄、北家が明星でスタートした。

 この日の淡は準備満タンの胸バージョン。当然の如く玄は、

「オモチ・オモチ・オモチ………。」

 明星と淡に挟まれて嬉しそうな表情を見せていた。

 

 東一局、優希の親。

 いつもの如く東風の神の出親。

 ところが、東場に絶対的な自信を誇る優希でさえ、絶対安全圏による支配に押され、配牌六向聴牌だった。

 ここからムダツモ無しで優希は手を進めて行ったが、五巡目で淡に、

「ツモ。2000、4000。」

 満貫を和了られてしまった。

 この和了り手はドラを含んでいた。このことから、玄のドラ支配が発動していないことが分かる。

 

 

 東二局、淡の親。

 ここでも優希の配牌は六向聴牌だった。そして、彼女が聴牌する前に、

「ツモ! 4000オール!」

 淡が親満ツモを決めた。

 

 しかし、東二局一本場。

 優希の配牌は。やはり六向聴牌だったが、ここから六巡目の最短で聴牌し、

「リーチ!」

 聴牌即リーチで勝負に出た。そして、

「一発ツモだじぇい! メンタンピン一発ツモドラ4の4100、8100だじぇい!」

 待望の倍満を和了った。

 

 

 東三局、玄の親番。

 ここでも当然、淡は絶対安全圏を発動した。ただ、淡はツモの巡り合わせが悪く早々に和了ることができずにいた。

 そして、中盤に入り、

「カン!」

 玄が{中}を暗槓した。嶺上牌をツモると、

「もう一つ、カンです!」

 {發}を暗槓した。続く嶺上牌をツモり、

「もう一つ、カンします!」

 続いて{白}を暗槓し、その次の嶺上牌で、

「ツモ! 大三元! 16000オールです!」

 この一撃で玄が首位に立ち、同時に明星がトビで終了した。

 明星もヤオチュウ牌支配を発動していたはずなのだが、和了りまで持って行けずに終わってしまった。

「私って、ただのツモられ貧乏?」

 これが対局後に明星が発した第一声だった。

 

 

 AB卓各上位二名による準決勝戦は、咲、神楽、光、小蒔の四人で、CD卓各上位二名による準決勝戦は、衣、憩、玄、淡の四人でそれぞれ行われる。

 また、AB卓各下位二名による戦いは、和、湧、姫子、憧の四人で、CD卓各下位二名による戦いは、数絵、穏乃、明星、優希の四人でそれぞれ行われる。

 これら四試合も、一回戦と同様に同時開催された。

 

 

 まず、AB上位卓だが、起家が小蒔、南家が神楽、西家が咲、北家が光で開始された。

 既に小蒔には最強の神が降臨していた。

 ただ、神が力を100%発揮しては、人間では全くもって相手にならない。

 そこで、神は他家の和了り牌を読むことは出来るが、それ以外の危険牌を読み切ることは出来ないように自らに制限をかけていた。

 とは言うものの、それでもツモれば鬼ヅモで欲しいところがドンドン入るし、他家の和了り牌は完全に読み切っている。

 正直、普通の人間では、まるっきり歯が立たない次元の麻雀を打つ。

 

 しかし、昨年のインターハイ個人戦では、その神が決勝卓の前後半戦トータルで4位………つまりラスだった。その時の優勝者が咲、準優勝者が照だった。

 

 この準決勝戦の相手は咲と光。昨年インターハイの個人優勝者と、優勝者&準優勝者の従姉妹。神にとっては待ちに待ったリベンジ戦だった。

 

 神楽にも露子の霊が降りてきていた。

 露子は、かつて愛宕雅恵を破りインターハイ個人戦で優勝している。

 勿論、露子自身も、その頃からさらに雀士として成長しているし、加えて神楽の能力で他家の手牌が全部透けて見えている。普通なら負ける要素は無い。

 ただ、咲は小蒔に降臨した神をも破る相手。

 加えて自分の娘………玄を一つ高いステージに成長させてくれた恩人でもある。

 そんな相手と手合わせするチャンスなど滅多に無い。

 露子は、咲とは是非麻雀で一度手合わせしたいと思っていたし、今、まさに、その願いが叶えられた瞬間であった。

 

 小蒔(最強神)からも、神楽(露子)からも、ただならぬオーラが湧き上がっていた。

 この二人の雰囲気を感じ取ってか、咲は卓に着くとすぐさま靴下を脱いで最強モードに入った。

 

 

 東一局、小蒔の親。

 出親が神を降ろした小蒔では、他家は東一局で様子見などできない。そんなことをしていたら、いきなり役満を和了られてしまう。

 当然、咲は早々に仕掛ける。

「ポン!」

 小蒔が捨てた{8}を鳴いて、次巡、

「カン!」

 {8}を加槓した。

 神楽………いや、露子は、咲と小蒔の手牌を透視して驚いた。

 

 咲の手牌は、

 {7779東西西發發發}  明槓{8横888}  ツモ{西}

 西發混一色対々和三暗刻の倍満聴牌。

 当然、ここから打{東}。

 

 一方、小蒔の手牌は、

 {一一一二三四五六八九九九發}

 ここにツモ{七}。

 {發}を切れば純正九連宝燈聴牌。親の役満!

 いきなり小蒔はフルスロットルだ。

 

「(こんなに早く、こんな手が出来上がるなんて…。やっぱり、普通じゃないようね、この人達。)」

 露子は、ここで小蒔が{發}を切るものと思っていた。しかし、小蒔は{發}切りをどうも躊躇しているようだった。

 この時、小蒔に降臨した神は、昨年インターハイ個人決勝戦での責任払いのことを思い出していた。

 あれは前半戦南一局。咲に{發}を大明槓され、倍満を責任払いさせられた。しかも、もし嶺上牌が{5}ではなく{2}だったら緑一色になっていた手。

 やはり、ここで初牌の{發}は捨てられない。聴牌を取り打{二}。

 露子は{五}をツモ切りした。

 そして、咲のツモ順。

「カン!」

 ここで、咲が{西}を引いて暗槓した。そして、嶺上牌を引き、

「ツモ! 西發混一色対々和三暗刻嶺上開花。4000、8000!」

 いきなり倍満を和了った。

 

 もし、小蒔が{發}を捨てたなら、咲はそれを大明槓したかもしれない。そして、嶺上開花で小蒔はハネ満の責任払いになったであろう。

 倍満ツモでもハネ満責任払いでも、咲との点差は24000点になるが、小蒔にとっては倍満ツモされたほうが自身の失点が少なくて済む。これで正解なのだろう。

 

 

 東二局、神楽の親。ドラは{三}。

 ここでも小蒔は順調に手牌を萬子一色に染めて行く。そして、見る見るうちに純正九連宝燈の二向聴まで持ってきた。

 その同巡、

「リーチ!」

 今度は光が攻めてきた。

 露子は、神楽の能力を使って光の手を透視した。

 

 光の手牌は、

 {三四[五]五六七[⑤]⑤34567}

 {258}の三面待ち。メンタンピンドラ3の出和了りハネ満の手。和了り役は3翻と、第一弾の和了りとしては少々無理をしている感じがある。

 ただ、相手が咲に小蒔だ。光としても、多少は無理をしなければ勝てないと判断しているのだろう。決勝トーナメント一回戦の時と同じだ。

 そして次巡。

「一発ツモ! 4000、8000!」

 裏ドラは乗らなかったが、一発ツモが付いて倍満になった。

 

 

 東三局、咲の親番。

 ここで露子は、小蒔から今までに無い強烈なオーラを感じ取った。この親番では、何があっても咲には和了らせない。そんな気迫だ。

 小蒔に降りた神は、咲も光も神楽(露子)も振り込んでくれるとは思っていない。なので、当然ツモ和了りを狙っている。

 九連宝燈を一番ツモ和了りしたいのは自分が親の時。そして、二番目にそれをツモ和了りしたいのは咲が親の時だ。理由は簡単。咲へのリベンジを果たすためには、咲の点棒をより多く奪うのがベストだからだ。

 ならば、小蒔(神)は、東一局同様、この局でも自分の能力を最大限に開放する。フルスロットルだ。

 ここでも、小蒔の手牌は、当然の如く萬子に染まって行った。

 そして、とうとう、

「ツモ。8000、16000。」

 小蒔が純正九連宝燈をツモ和了りした。

 

 この段階での点数と順位は、

 1位:小蒔 45000

 2位:光 29000

 3位:咲 21000

 4位:神楽(露子) 5000

 小蒔の断然トップ、露子のダンラスとなった。しかも、まだ東場である。露子としても、これだけ派手な削られ方は、公式戦では初めてだった。

 

 

 東四局、光の親。ドラは{5}。

 露子には、もう後が無い。ここで何が何でも和了りたい。

 この局は、小蒔から放たれるオーラが若干弱まっているように感じた。

 咲、光、神楽(露子)の支配を完全に押さえつけるために前局で能力を最大開放した直後だからだろう。

「(チャンスは、ここしか無さそうね。でも、あとの二人は健在みたいだし、チャンスって呼べるのかしら?)」

 咲と光の支配は相変わらずだが、露子は、ここで攻めるしかない。

 

 露子にとって、小蒔は相性が悪そうだ。宥の母親だけあって、露子は暖色系の牌のほうが相対的に多いのだが、小蒔に萬子を多く持って行かれる。

 しかし、その小蒔の力が落ちている今なら自分の力を十分発揮できる。

「ポン!」

 露子は、速攻で小蒔から{中}を鳴き、次巡、

「ポン!」

 光が捨てた{⑤}を鳴いて{[⑤]}を二枚副露した。玄のようにドラを独占するわけではないが、ドラは割りと来る方だ。

 さらに、

「チー!」

 小蒔が捨てた{6}を鳴いて{横6[5]7}と晒して中ドラ4を確定し、そのさらに次巡で、

「ツモ! 中ドラ4。2000、4000!」

 満貫をツモ和了りした。




おまけ

怜「園城寺怜と。」

爽「獅子原爽の。」

怜・爽「「オマケコーナー!」」

爽「憧100式が一段落して、また私達に振られてきたわけだけど、あのノリを引継いで何かやれって言うのかな。でも、私は、憧100式ほど下品じゃないからねぇ。」←大嘘

怜「全く、うちらに何を求めてるんやろか? うちだって、全然下品やないで! 上品極まりないやろ!」←同上

爽「あれって、まともに行ったら完全にR-18だからね。染谷さんのお陰だね。R-15の範囲内で済んでるの。」

怜「元ネタがユリア100式やし、一歩間違えば有害図書やからな。」

爽「それにしても、毎週日曜更新で、もう一年以上やってるんだね、この『咲 –Saki- 阿知賀編入』。良く続いたね。」

怜「原作は、あんまり進んでないけどな。そう言えば、『染谷まこの雀荘メシ』なんてのも始まったみたいやけど。」

爽「ついでに『爽のカムイ伝』も始めて欲しいな。」

怜「(それやと下品過ぎて有害図書扱いされるんやないか? 絶対、パウチカムイ出てきそうやし。)」

爽「それで、憧100式つながりで、いきなりだけど、『クリ〇〇ス』って書いてあったら〇に入るのは何だと思う?」

怜「いきなり来たか。憧100式を視野に入れて敢えて言うなら、『ト』に『リ』やないか?(爽のことやし)」

爽「クリスマスなんだけど…。」

怜「まぁ、普通はそうやな。(憧100式関係ないやん。爽にしては上品やな)」

爽「それで、今日は伏字を入れたら誤解されるものはないか調べてみようと思ってね。憧100式にもあったしさ。どうだろう?」

怜「(そう言うことか。)それはオモロイかもしれへんな。まぁ、憧100式で『おさんぽ』を『お〇んぽ』ってのがあって笑わせてもろたし。」

爽「前にも、私達のコーナーで『クリトリア』(植物名)ってのがあったけどね。ただ、全部伏字にするのは無しで。スゴロクを〇〇〇〇とか。」

怜「咲ちゃんの言っていた『京ちゃんのタコス』を『京ちゃんの〇〇〇』ってのもやな。」

爽「そうだね。あと、最初の文字に伏字を入れるのは無しにしよう。」

怜「まあ、そのほうがエエやろな。例えば、『〇ックス』よりも『セッ〇ス』のほうが下品な言葉をイメージしやすいやろしな。」

爽「そうなんだよね。例えば、『新小岩』を『〇ンコイ〇』って書いても、これで『チ〇コイヤ』をイメージできるわけじゃないからね。」

怜「せやな。」

爽「じゃあ、まず私から。マ〇コ!」

怜「ド直球やな…。ええと、母を訪ねての主人公『マルコ』やろ。それから『舞妓』なんてのもあるな。そうそう、女の子の名前やったら、『ま』で始まって『こ』が最後につくんは結構ありそうやで。」

爽「地名で益子なんてのもあるしね。」

怜「じゃあ、次はうちからや。チン〇!」

爽「こっちもド直球じゃん! ええと、『沈下』とか『鎮火』、『珍奇』、『珍味』なんてのもあるね。」

怜「結構あるもんやな。」

爽「じゃあ、今度は私から。ウン〇!」

怜「爽らしいな。ええと、『運気』とか『雲母』とか…。あと『運河』か。ほな、今度は結構キツイのイクで。フェラ〇〇!」

爽「これは、『フェラガモ』しかないんじゃない?」

怜「実はな、『フェラーリ』もあるんやで!」←何気にドヤ顔

爽「そっか。それは気付かなかった。ええと、次は…って行きたいところだけど、もうネタ切れでね。だって私、下品ネタに溢れてるわけじゃないからね!」←大嘘

怜「うちもネタ切れやな。上品な女やし。」←同上

爽「下品ネタ探すのに、結構ムリしてたからね。」←同上

怜「うちもやで。」←同上

爽「(本当は、まだ、『チンチラ』を『チンチ〇』、『売り子』を『ウ〇コ』とかあるんだけどね。でも、少しは下品イメージを払拭しないと。それにしても、『チンチラ』ってチン〇ンをチラ見せしてるみたいなネーミングだな。)」

怜「(本当は、まだ、『おしるこ』を『オシ〇コ』、『マンタ』を『マン〇』とかあるんやけどな、少しはイメージ変えんとな。)」

爽「そしたら今度は、下品な言葉に似た言葉を捜してみようか。例えば、『沈降』とか。」

怜「憧100式であったネタやと、『パチンコ』とか『マンゴージュース』。それから『落ち込んでる』があったな。」

爽「そうそう、そんな感じで。」

怜「じゃあ、『運行』。」

爽「それは、どっちかって言うと私のネタのような気がするけど…。じゃあ…。ええと、あれっ? ゴメン、全然思いつかないや。」←大嘘

怜「うちも、もう思いつかんなぁ。限界やで。」←同上

爽・怜「「(本当は、『ちんすこう→ちん〇吸う』とか『レマン湖』とか…。『ストレッチ』を『独りH』に聞き違えるとか、結構色々あるんだけど…。)」」

爽「(あと、『オカルト』と『スカトロ』って、語呂がちょっと似てるように思うんだよね。それって私だけかな? でも、それがネタで使えれば『そんなオカルトありえません』が『そんなスカトロありえません』になって面白いんだけどな。怜だったら絶対に『どんなプレイや!』って突っ込んできそうだな)」

怜「(花電車が女性器を使ったパフォーマンスならチンチン電車ってなんや! なんてネタもあるんやけど、言わずにイメージ回復せんとな。)」

爽「(でも、怜のネタ切れは絶対に嘘だな。)」

怜「(爽のネタ切れは絶対嘘やろ!)」

爽・怜「「(まあ、他人のことは言えないけど…。)」」

怜「(あっ! ヤバイわぁ。変なネタ思いついてもうた。クールポコの『な~にぃ~、やっちまったなぁ!』の前に『オ』を付けたらオモロイとか! ただ、その場合、ヤっちまったやなくて、イっちまったやな。)」

爽「(あっ! 変なこと思いついた。オマーン湾を塞き止めて湖にしたら面白いんじゃないかなんて…。ヤバイなぁ。)」

怜「(変なネタ、思いついたら言いたいやんか!)」

爽「(クソヤバッ! ネタを思いついたら口にしたくなる性分だからな。)」

怜「(口にしないようにって思うと、余計に思いつくもんやな。)」

爽「(あっ、ヤバイ。他にもネタ思い付いた。)」

怜「(言いたい。)」

爽「(言いたい。)」

爽・怜「「(言いたい。もう我慢できない!)」」

爽「英語ってさ、複数形は『s』を付けるじゃん。だったら、『節句』の複数形って『節句ス』になるのかな?」

怜「せやな。それやと『エロ』の複数形が『エロス』になるんか?」←違います

爽「でも、思ったんだけど、色々なイベントの記念にHするって人いるじゃん?」

怜「たしかに、そう言うのおるな。」

爽「そうしたら、やっぱり節句の度にやる行為ってことで『節句ス』で正しいのかな…なんて思ってね。」

怜「おぉ! その考えに一票や! 実際、クリスマスとか年越しとか多いみたいやし、それで9月生まれが多いとか言う話やしな!」

爽「それで〇〇が××の△△で…。」

怜「□□の◎◎の▽▽の…。」

まこ「これ以上は強制終了じゃ!」←メガネを外した


染谷まこ…。
登場人物の誰かがR-18の扉を叩いた時、彼女は何処からか現れて、マズいシーンや台詞をスっ飛ばしてくれる。
原作では、別にマズいシーンでも無いのに、登場シーンをスっ飛ばされた被害者が何人もいるとか…。

彼女がメガネを外した時、それは本気の証拠。
今日も彼女はメガネを外して爽と怜の暴走をスっ飛ばしてくれた。
彼女のお陰で、今回もR-15としての平和が守られた。彼女こそ、咲 -Saki- キャラクター最強の正義の味方である。

ちなみに、清澄高校の部内戦ではメガネを外したことは無い。
本気を出さずして勝てる相手と、本気を出しても敵わない相手しかいないからだろう。
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