咲-Saki- 阿知賀編入   作:おこそとのほもよろを

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九十八本場:世界大会22 追い上げ

「はっ!」

 自室で尭深が目を覚ました。

 既に麻雀部を引退した身であり、寮には住んでいない。白糸台高校には自宅から通っている。

「どうして、最後の最後であんな………。」

 自身の四倍役満を潰された上に、自分の時だけ神楽のディフェンス能力が消えて親のダブル役満への振込み。

 まさに悪夢である。

 尭深の目から怒涛の如く涙が溢れ出てきた。

 あの振込みは、記録上は神楽のものだが、振込んだのは自分だ。どう詫びたら良いのだろうか?

 

 高校最後の公式戦で、派手に勝利を飾るはずが、最低最悪な展開に変わってしまった。

 しばらく牌を見るのも辛いだろう。

 

 一方の衣も、一瞬、愕然とした表情を見せたが、

「今までやってきたことが全部ムダになってしまったようだ。後は頼んだぞ、深山幽谷の化身。」

 100000点差を逆転することへの希望を、まだ失っていなかった。まだ、自分を超える能力者が日本には残っているからだ。

 

 

 大会会場では、休憩時間に入っていた。

 神楽は、

「(超マズイ。いくら何でも100000点差だなんて………。それに、本気で気持ち悪い。透華さんのパワーってハンパないんだもん。)」

 フラフラになりながら、一旦、控室に戻った。

 

 

 一方のドイツチームだが、栄子が控室に戻ると、

「「「「おめでとう!」」」」

 フレデリカ達が全員、クラッカーを鳴らして栄子を迎え入れた。

「ちょっと、なに? まだ優勝が決まったわけじゃないんだから!」

 こう言う栄子にフレデリカが、

「でも、100000点近い点差があるし、もう勝ったも同然でしょ!」

 と言いながらハイタッチを求めてきた。

「普通ならそうだけどさ。でも、まだ分からないよ、あの大将。最初、中味は天江衣だし、途中から宮永咲さえも抑え込んだ時の龍門渕透華だったし。」

「えっ?」

「どうも他の人の魂を乗り移らせることができるみたい。最後は、急に弱くなったから良かったんだけどさ。」

 すると、千里がデータファイルを片手に、

「あれは多分、渋谷尭深だね。」

 と栄子に言った。

「渋谷?」

「ハーベストタイムをやる人。」

「ああ、白糸台の。」

「そう。でね、実はオーラスに入る前に全部で十四局あったんだけど、東一局から南三局九本場までの石見神楽の第一打牌がオーラスの配牌で戻って来てたんだよね。」

「そうなんだ。なんか、いきなりとんでもない手を張ってそうって感じはあったけど。」

「とんでもなかったよ。もし石見のオーラス第一ツモが南三局十本場の第一打牌の{東}だったら、地和大三元字一色四暗刻だったからね。」

「うそ!?」

「ホントだよ。でも、よく九種九牌で流せたと思うよ。まあ、それが絶対ディフェンスの栄子の能力なんだろうけどね。」

「まあ、首の皮一枚ってとこかも。」

「それでも結果的に大逆転だからね。」

「それは、渋谷尭深のまま打ってたからじゃないかな。でも、後半戦でとんでもない人の魂が入ったら、まだ分からないよ。」

「それはそうだけど…、でも100000点差を逆転するのはそう簡単じゃないし、99%以上私達の優勝って気がするけどね。」

「だとイイんだけどね。」

 尭深のハーベストタイムに拘ったのは日本チームの采配ミスだろう。

 しかし、まだ日本チームは、何を隠しているか分らない。栄子は、どうしても安心し切れないでいた。

 

 

 その頃、日本チーム控室では、神楽がソファーに横になって休んでいた。

「最後は済みません。でも、ホント、身体がキツイ…。」

「いや、神楽。あれは、うちの作戦ミスや。スマン。」

「いいえ、末原コーチ。あれは、私の透視能力が突然消えてしまったからなんです。」

「ホンマか?」

「はい。」

「でも、なんでや?」

「実は、天江さんの後に龍門渕さんが入ってきて。」

「龍門渕やて?」

「はい。」

「あいつは、特に説明も何も受けてへんやろ?」

「ただ、あの治水状態の龍門渕さんでしたら、どんな不思議でもやってのけるでしょうから、説明は不要だったってことじゃないでしょうか。」

「まあ、咲でも抑えられんクラスやしな。」

「ただ、龍門渕さんが入ったことで私の体力が一気に失われてしまったんです。私の身体の方が、龍門渕さんの能力に耐え切れなかったんです。」

「それでか…。」

「はい。」

「でも、なんで龍門渕がいきなり入ってきたんやろか?」

「あの棘の檻の中で、結構、天江さんも辛そうでしたから、天江さんを助けるために来たのではないでしょうか?」

「棘の檻?」

「はい…。」

「まあ、時間が無いし、細かいことは後で聞くわ。今更、作戦の変更は無しや。神楽は残りの四人を巧くつこうて、やれるだけのことをやってくれ。その上で負けたんなら仕方が無い。」

「はい。」

「ほな、頼むで!」

 神楽は、疲れ切った身体にムチを打つようにソファーから起き上がると、控室を出て対局室に向かってゆっくり歩き出した。

 

 

 また、桂英とシャルロットは、卓に付いてまま目を閉じていた。

 恐らく、控室に戻ったところで、誰も何のアドバイスもできないだろう。なら、少しでもゆっくり休んでいたいと言ったところだ。

 

 

 対局室に栄子と神楽が戻ってきた。

 場決めがされ、起家がシャルロット、南家が桂英、西家が栄子、そして北家が神楽に決まった。

 未だ、神楽の体力は回復していない。なので、彼女の透視能力………超ディフェンス能力は使えないままだ。

 ただ、口寄せの方は何とか使える。

 神楽は、予定どおり、次の生霊を口寄せした。

 

 

 東一局、シャルロットの親。

 神楽は、体力が底を尽きかけているにも拘らず、いきなり、

「ほな行くでぇ!」

 急にハイテンションになった。

 この雰囲気は、間違いない。憩である。

 

 憩は、代表選考の直前に電車の脱線事故に巻き込まれ、命に別状はなかったが、大怪我により大会参加は断念せざるを得なかった。

 しかし、神楽に憑依する生霊の一人として、本大会に参戦していたのだ。

 

 この局、最初に聴牌したのは親のシャルロットだった。優勝は諦めていても、3位のメダルは欲しい。中国チームとの差は約60000点。当然、和了りに向かう。

 幸い、満貫手だが役もある、ならば、ムリにリーチせずにダマで連荘を狙う。

 しかし、その次巡、シャルロットが捨てた牌で、

「ロン。タンピンドラ3。8000ですぅ!」

 神楽が和了った。憩の能力………誰かが聴牌すると、すぐさま聴牌し、先行聴牌者から直取りする能力が発動したのだ。

 振り込んだシャルロットの表情が曇る。当然だろう。

 

 

 東二局、桂英の親。

 銅メダルを狙っているのはアメリカチームだけではない。当然、中国チームも、60000以上の点差を保持したい。

 そのためには、基本は守りの麻雀だが、大きい手が和了れそうであれば話は変わる。

 ただ、確実に和了るため、また連荘するために聴牌しても、ここはダマで待つ。

 この局で早々に聴牌したのは桂英。

 ただ、次巡、不要牌をツモ………。いや、憩の能力によって先行聴牌者は不要牌をツモらされたのだ。

 そして、桂英が、それをツモ切りしたところで、

「ロン。」

 憩と化した神楽が和了った。

「タンピンドラ3の8000点やでぇ!」

 しかも満貫。

 確実に栄子との点差を縮めに出ていると言えよう。

 

 

 東三局、栄子の親。

 二連続の和了りでツキが回ってきたのだろうか?

 この局、たった四巡で早々に聴牌したのは神楽(憩)だった。

 先行聴牌者の和了り牌を即座に掴ませる能力だが、その先行聴牌者には憩自身も含まれる。

「(役無しで、ドラが一枚あるだけやけど…。)」

 ここは裏ドラ期待で、

「リーチ!」

 攻めに出た。

 そして、次巡。一発で、

「ツモ!」

 神楽が和了りを決めた。

 リーチ一発ツモドラ1に裏ドラが1枚乗ったが、実質、和了り点は変わらず、

「2000、4000!」

 満貫ツモ和了りとなった。

 

 

 東四局、神楽の親。ドラは{北}。

 流れは神楽に来ていると思うが、この局、最初に聴牌したのは栄子だった。

 

 七巡目、栄子の手牌は、

 {八八八③③③[⑤]⑥⑦3456}

 {36}待ちのタンヤオドラ1の手。

 

 これを受けて、憩の能力が発動し、すぐさま神楽が聴牌。

 神楽の手牌は、

 {二三四五五五六七八九中中中}

 {一四六七九}待ち。満貫からハネ満の手。

 

 ところが、神楽と同順で、シャルロットと桂英も聴牌した。

 シャルロットの手牌は、

 {①①①4[5]678東東東北北}

 {369}待ちの満貫手。

 

 桂英の手牌は

 {[五]六七④[⑤]⑥⑦⑧⑧⑧567}

 {③④⑥⑦⑨}待ち。

 高目ツモでハネ満になる手。

 

 栄子が聴牌即でツモってきたのは{六}。神楽の和了り牌だった。

 しかも、

 {八八八③③③[⑤]⑥⑦3456}  ツモ{六}

 十四枚中八枚が他家の和了り牌。

 

 栄子は自身の能力によって、洋榎のように他家の和了り牌が分かる。よって、差し込みでもしない限り他家に振込むことは無い。

 ただ、相手の手の高さは分からない。

 

 もしここでシャルロットか桂英に振り込めば、神楽の親は流せる。

 しかし、振込んだ際に相手の手がハネ満クラスだった場合、神楽との点差を12000点も縮めてしまうことになる。それは避けたい。

 そこで栄子が切ったのは{八}だった。

 本来であれば、栄子は洋榎と同レベルで、ここから別の形の聴牌に持ち込み、和了れるだけの力がある。

 しかし、神楽が降ろしているのは、その洋榎よりも強い憩だ。憩の手をかわした上で栄子が和了るのは至難の業だろう。

 やむを得ず、先行聴牌者である栄子が聴牌を崩した。これによって、憩自身が先行聴牌者になった。

 これにより、次のツモ牌で神楽は、

「ツモ!」

 安目の{九}だがツモ和了りした。

「ツモ中メンホン。4000オール!」

 

 これで後半戦の点数と順位は、

 1位:神楽(日本) 140000

 2位:栄子(ドイツ) 90000

 3位:桂英(中国) 85000(席順による)

 4位:シャルロット(アメリカ) 85000(席順による)

 神楽は栄子に50000点の差をつけた。つまり、前半戦の100000点差のうちの半分を取り返したことになる。

 

 もし、次の局で親倍をツモ和了りできたら、後半戦の点数と順位は、

 1位:神楽(日本) 164300

 2位:栄子(ドイツ) 81900

 3位:桂英(中国) 76900(席順による)

 4位:シャルロット(アメリカ) 76900(席順による)

 

 そして、前後半戦トータルでは、

 1位:栄子(ドイツ) 262900

 2位:神楽(日本) 252300

 3位:桂英(中国) 142400(席順による)

 4位:シャルロット(アメリカ) 142400(席順による)

 ドイツチームとの差を10600点まで詰めることができる。

 

 この考えの下、憩は、

「(ほな、うちは倍満がツモれる娘にバトンタッチするわ。世界大会で50000点も稼げてイイ気分や! あと、よろしく頼むでぇ!)」

 そう言って神楽の身体の中から抜け出て行った。

 

 東四局一本場、神楽の連荘。ドラは{1}。

 神楽の配牌は、

 {二二四九①⑤⑧1488西北發}

 最悪の六向聴。

 しかし、この手を神楽は八巡目に、

 {二二四四①①⑤⑧1188東}  ツモ{[⑤]}

 の形に仕上げた。

 そして、

「左手を使います。」

 そう言うと、

「リーチ!」

 神楽は{⑧}切りでリーチをかけた。

 今、神楽の中に入っているのは真屋由暉子だった。

 彼女は、昨年インターハイ時点では、

「左手を使ってもイイですか?」

 と言っていた。

 まあ、普通は嫌だとは言わないだろう。しかし、今年の南北海道大会個人戦で琴似栄の吉田に、

「嫌です!」

 と言われてしまった。由暉子の能力を知ってのことだ。

 それで由暉子は、

「使ってもイイですか?」

 ではなく、

「使います!」

 に言葉を変えたのだ。

 

 ところが、リーチ宣言した直後、

「ドン!」

 神楽の身体に向けて栄子から衝撃波が放たれた。神楽(由暉子)は、

「(いったい何ごと?)」

 と思ったところ、栄子が、

「石見さんの中の方。」

 由暉子に話しかけてきた。

「はい?」

「貴女は恐らく、ここにいる他の二人よりも私から点数を奪う力があるようですね。でも、18000点止まり。あと8000点までしか奪うことができません。」

「はぁ…。」

「それ以上は、芝棒一本たりとも奪えません。」

 由暉子は、この時、

「(何言ってるんだろう、この人。)」

 くらいにしか思っていなかったが、次巡のツモで、その意味を知った。{東}をツモることができなかったのだ。

「(何で?)」

 すると栄子が、

「ですから、8100点は奪えないんです。」

 と神楽に言った。

 そうだ、今は一本場なのだ。

 神楽はツモった{白}をそのままツモ切りした。

 そして、次巡、

「ツモ!」

 待望の{東}をツモって和了った。ただ、裏ドラは乗らなかったし、一発が付かなかったためハネ満止まりとなった。

「リーツモ七対ドラ3。6100オール。」

 これで、由暉子の役目は終わった。

 

 予定は差し引き6000点分狂ったが、現在の後半戦の得点と順位は、

 1位:神楽(日本) 158300

 2位:栄子(ドイツ) 83900

 3位:桂英(中国) 78900(席順による)

 4位:シャルロット(アメリカ) 78900(席順による)

 

 そして、前後半戦トールでは、

 1位:栄子(ドイツ) 264900

 2位:神楽(日本) 246300

 3位:桂英(中国) 144400(席順による)

 4位:シャルロット(アメリカ) 144400(席順による)

 日本チームがドイツチームとの差を18600点まで詰め寄せて来た。




おまけ

憧100式番外編


憧100式、憧105式ver.淡、咲、歩美の五人は、地域の大切り大会に参加していた。
なぜか、他にもベルモットとウォッカの姿もある。
観客席のほうには、憧108式ver.姫子と憧125式ver.絹恵の姿があった。応援に駆けつけていたのだ。

ちなみに京太郎、俺君、哩の三人はバイト中。
一太と憧110式ver.マホはアパートで24時間耐久レース(節句の複数形)に励んでいた。
まあ、いつものことだ。

勿論、博士は朝美と、コナンは哀と、新一は久HT-01と、それぞれ毎度のメニュー(こっちも節句の複数形)に勤しんでいた。
これもいつものことだ。

玄は、雀荘で宇宙麻雀を打っていた。
ドラが和了り役として認められるルールなので、多分、玄は最強の部類に入るだろう。

そして、何故か憧125式ver.ヤエが大会の司会進行に抜擢されていた。どのような経緯かは不明だ。
それと、憧127式ver.琉音は、喫茶店で美穂子の愚痴を聞かされていた。


美穂子「最近、久が毎日外泊していて、家にも帰ってこなくて。」

琉音「何処に行っているかは知らないのか?」

美穂子「隣町に男が出来たって…。」

琉音「(ああ、工藤のところか。)」

美穂子「今年は、延期になっちゃったけど、東京オリンピックイヤーになる予定だったことにちなんで、
『東京不倫チック・いやーん』
とか言って誤魔化すし。」


まあ、貞操観念の無いダッチ〇イフなのだから仕方が無い。もう、美穂子は久HT-01のことを諦めたほうが良いだろう。
琉音は、そう説得する方向に決めた。
もっとも、美穂子には久HT-01と別れる気は無いみたいだが………。


ちなみに元太と光彦は、今日も隣町の小学生達とオナ〇で遊んでいた。と言うか正しくは使い回していた。
なんか想像したくない…。
そんなものの使い回しなんて、普通の感性だったら絶対にイヤがるだろうに………。


ヤエ「では、大喜利大会をはじめます。最初の御題は川柳。しかもネタは、麻雀ネタ限定でお願いする。」

憧「はい! では私から。
役満を 張ったつもりが カラテンだ。」

ヤエ「まあ、そう言うこと、ニワカならたまにあるな。王者の私は、そんなこと絶対にしないが。では次!」

淡「はい! では、
バカホンに 差し込むつもりが 緑一色。」

まこ「是非、私にやってくれんかのぉ!」

ヤエ「これ以上は時間が飛ぶので、染谷さんは黙っているように。まあ、差し込みはニワカがするものだな。王者の私は自力で先に和了る。では次!」

咲「はい!
チョンボって 意外と奥が 深いよね(本作八十三本場&前作三十局)」

ヤエ「まあ、それは小説とか漫画の世界の話だな。現実世界では、そんな劇的なチョンボは無いと思うぞ。」

ヤエ「まあ、あんまり面白くなかったので次に行く。
で、次の御題は、
高尚なモノを下品にしてくださいとのことだ。」

憧「(怜さんと爽さんの得意ジャンルね!)」

憧「(でも、今日は怜さんも爽さんも不在か。また、ハヤリ20-7と遊んでるんじゃないかなぁ?)」

ベルモット「では、私から。
シャブリってワインをご存知かしら?
名前が『しゃぶる』みたいでエロいわよね。
それに、白なのよ。」

ウォッカ「それって、飲み屋でエロ親父がマッコリをモッコリって言ってるのと大差ねえじぇねえか?」

ベルモット「そのネタって、あなたとジンが、昔、どこかの居酒屋で言っていたやつじゃない?」

ウォッカ「うっ………。」←図星

ベルモット「それに、巨峰サワーをわざと巨乳サワーって言って、店員の女の子を困らせていたんじゃなかったかしら?」

ウォッカ「…。」←これも図星

ヤエ「なんか、困ってる人がいるので、じゃあ次、誰か?」

歩美「ええと、じゃあ、歩美行きます!
これって前にコナン君から聞いた話です!
インポな男の人が沢山いるって重要な問題なんだって!
歩美、よく分からないんだけど、『インポ』が『たんと』でインポタントって?」

ヤエ「多分、インポータントって言いたかったのかな?」

歩美「そう、それです!」

観客「(小学生の会話かよ、それが?)」

ヤエ「まあまあかな。」

全員「(まあまあなんだ、あんなんで?)」

ヤエ「たしか『たんと』とは『沢山の』の意味だが、最近では余り使われない言葉だな。まあ、車のCMであったくらいか。では次!」

憧「では、私が!
サマリウムって原子があるんですけど、原子記号がSmなんです!
で、サマリウムの語源は、科学者でサマルスキーって人の名前から………。」

淡「触る、好き?」←本気で聞き間違えてる

憧「先に言われちゃった!」

淡「へっ?」←ネタの横取りに全然気付いていない

咲「咲だけに、『先に』ってね。」

ヤエ「なんか、今一つだな。もう一人くらい行くか。じゃあ、次!」

ベルモット「じゃあ、もう一つ私から。
ハーレクイーン・ロマンスって言葉を聞いたことあると思うんだけど、
まあ、私の場合は、
ハード、グィーン………口(くち)マ〇っスってとこかしら。」

ヤエ「………。」

ヤエ「じゃあ、次の御題。」

ベルモット「ちょっと、少しは反応してよ!」

ヤエ「つまらなかったモノで、つい。」

ヤエ「では、次と言うか、ネタが無いんで最後の御題。」

ヤエ「咲-Saki-阿知賀編入で登場させたい新キャラの名前を考えてくださいとのことだ。
また、それがどのようなキャラかも説明してくれ!」

憧「はい! では、私から!
鬼島美誇人(みこと)
鬼と人で『傀』
むこうぶちの女性バージョンです!」

ヤエ「まあまあだな。ただ、美誇人って凄い名前だな。美を誇る子だぞ。これで美しさの欠片もなかったら最悪だな。」

全員「(それは言える。)」

ヤエ「まあ、実際にある名前みたいだから、これ以上は言わないが。」

全員「(それって、DQ…。)」

まこ「キラキラと言いんさい!」

ヤエ「まこの言うとおりだな。それと、人と言う字を出したいだけなら人美(ひとみ)でも良いのでは無いか? それなら美人そうで美人で無いってギャグに使えそうだぞ!」

憧「たしかにそうね。」

ヤエ「でも、いっそのこと美入(みにゅう)って苗字に人美のほうが面白いかもしれないな。美入人美で、苗字も名前も美人そうで美人じゃ無いんですってギャグになる。」

全員「(本当にいたらどうすんだよ!)」

ヤエ「では次、誰か?」

淡「麻雀強い系か。
だったら、竜崎鳴海なんてどうかな?
竜(ドラ)を鳴くで。
本当は『鳴く』ではなく『哭く』にしたかったんだけどね。」

ヤエ「哭きの竜の女性バージョンってことだな?」

淡「そうとも言う!」

ヤエ「これもまあまあだな。他、誰か?」

ベルモット「では私から。
鷲巣巌の女性バージョンを作ってみようかしら。
『ワシズ』の『ワシ』に『イワオ』の『オ』で苗字は鷲尾
あと、名前に『ズ』を入れれば良いってことで、
鷲尾静香。
あだ名は、鷲と静でワシシズ。それが短縮されてワシズ。
こんなのどうかしら?」

ヤエ「まあ、良いんじゃないか? ただ、本編ではワシズ麻雀はやらないけどな。と言うかやらせない。」

ベルモット「和・穏-Washizu-ではあったけどね。ヌくのは別のモノだったけど。」

ヤエ「それは、別世界の話だ。では次、誰か?」

咲「では、私が。
ええと、私にヤられる役の娘を考えてみました。
的井美和。
『まといみわ』で、アナグラムにして………。」

ヤエ「意味は的か?」

咲「先に言われちゃった。(咲だけに!)」

ヤエ「あと一人いれば五人揃うな。他、誰か?」

歩美「では、歩美行きます!
空気の読めない人の名前を考えてみました!
敬輪稲子さん!」

ヤエ「KYな子か。KYなんて久しぶりに聞いたな。咲ーSakiーの連載開始当時は使われていた言葉だが…。ただ、まあまあだけど、実際にある苗字を使うように!」

歩美「敬輪はダメなの?」

ヤエ「ダメだな。それと、麻雀と余り関係ない感じの人になっているのでな。」

憧「でも、KYな人がいるってのもイイんじゃない? 本編のほうにだって、池田華菜とか中田慧とかいるし。」

ヤエ「なるほど。」

華菜・慧「「なるほどじゃないし! 納得しないで欲しいし!」」

歩美「でも、原作にも東横さんがいるし。東横さんって実際にはいない苗字でしょ?」

ヤエ「彼女の場合は『自分は存在しない』がウリだからな。敢えて有りそうで無い苗字にしたんだろ。」

咲「なら、『敬輪稲子』を入れ替えて『稲輪敬子』なら、どうかな?」

ヤエ「たしかに、それならOKだ!」

ヤエ「あと、いっそのこと、その五人が同じ高校と言うことにして春季大会に出てくるとかあったら面白いかな?」

ヤエ「なら、所属する高校の名前が必要だが………王者高校と言うのはどうだろうか?」

全員「(今までで一番つまらねえな、王者高校って………。)」

ヤエ「おい、誰か反応してくれ!」

ヤエ「誰か!」




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