Pチャンに構ってもらいたいシリーズ   作:篠崎レニア

23 / 50
黒猫シンデレラ 佐城雪美

カチャッ

 

「プロデューサー……あけまして……おめでとう……」

 

「おっ、雪美か。おめでとう」

 

「うふふっ…♪雪美ちゃん♪あけましておめでとうございます…♪」

 

「楓さんも……おめでとう……」

 

「その着物、よく似合ってるじゃないか。とてもかわいいぞ」

 

「ありがとう……頑張った……甲斐があった……//」

 

「頑張った……?」

 

「……着付け……全部一人で……やったの……」

 

「えっ。その髪飾りから着物まで、全部一人でやったのか……!?」

 

「……うん……京都にいた時に……覚えた……」

 

「あ、そっか。そういえば雪美って、京都出身だったよな。流石は京娘といったところか」

 

「……プロデューサー……私……えらい……?」

 

「あぁ。偉いどころか、すごいじゃないか」ナデナデ

 

「……えへ……嬉しい……//」

 

「……む〜っ……」プクッ

 

「ん……?どうしました?楓さん」

 

「プロデューサーさぁん?私の着物も、どうですかぁ?」

 

「えぇ。楓さんも、もちろん……って!楓さんはさっきからずっと、俺と一緒にいるじゃないですかっ!」

 

「そうですけど……私の時より……雪美ちゃんの方が、沢山褒めてました……」

 

「いや……そんなことは……」

 

「そんなことあるんですっ。むぅっ……」

 

「プロデューサー……楓さんと、ずっと……一緒だったの……?」

 

「ん?あぁ、前から約束しててな。事務所で年を越して、これから初詣に行くところだったんだ」

 

「初詣……?」

 

「そうなの♪よかったら雪美ちゃんも、一緒に来る?」

 

「………うん……行きたい……」

 

「よし!雪美も加えて、さっそく初詣に行きますか!」

 

------------------------------------------------

 

「んしょ……んしょ……」

 

カランカラン……

 

(今年も……アイドルが無事に……活動出来ますように……)

 

「……」

 

(……それにしても……二人とも……すごい、集中してるな……)

 

「……」

 

「……終わった……」

 

「おっ、終わったか。雪美」

 

「うん……お願い事……叶うように……たくさん、祈った……」

 

「そうか。雪美の願い事が、叶うといいな。楓さんはどうですか?」

 

「……えぇ♪私も今、終わりました♪」

 

「二人とも、随分と集中してましたね。何をお願いしたんです?」

 

「……秘密……//」

 

「はい♪今年は楽しい「クリスマス」になるといいな〜って、お願いをしました♪」

 

「ははっ。新年早々……って……クリスマス……?」

 

「……じー」

 

「えっと……楓さん……?」

 

「……プロデューサーさんたちだけで、クリスマス会をしてたなんていいな〜。私も、参加したかったな〜」

 

「なっ……!し、しょうがないじゃないですか!楓さんはあの時、クリスマスに仕事が入ってたんですから!」

 

「むぅっ……みんなだけで、楽しんじゃって……ずるいですっ……」

 

「……私だって……「プロデューサーくん」と、みんなで……飲みたかったのに……」

 

------------------------------------------------

 

「楓さんは、大人気アイドルなんです。ですので、元日の今日だって休みを取るの、大変でしたよね?」

 

「……ふ〜んだ……」

 

「新年早々申しわけないですけど、明日はさっそく、新年初の生放送の収録を、よろしくお願いしますね」

 

「……プロデューサーさんにイヂワルをされたので、行きませ〜ん」

 

「ワガママはダメです」

 

「や〜で〜す。行きませ〜んっ」

 

「……楓さん……どうしたの……?」

 

「聞いて?雪美ちゃん。プロデューサーさんってば、私だけ仲間外れにして、イヂワルをしてくるんです……」

 

「ちょっ…!雪美に、変なことを言わないでください!」

 

「……プロデューサー……イジワルをするの……よくない……楓さん……かわいそう……」

 

「いや……あのな、雪美。楓さんはその日に、お仕事があってだな……」

 

「イジワル……ダメ……」

 

「だから……」

 

「ダメ……」

 

「……はい……」

 

「それとぉ……美優さんと「二人っきりで」随分と、お楽しみだったそうじゃないですか〜……」スッ

 

「ん?スマホ……?……ちょっ……な、何で、こんな写真がっ……!」

 

「そうですね……あえて言うなら、何でもお見通しだぞ☆って、言うところでしょうか♪」

 

「くそっ!あいつめ……いつの間に、こんな写真をっ……!//」

 

「……プロデューサー……どういうこと……?」

 

------------------------------------------------

 

「あっ、いや……これは……く、クリスマス会のあとに少しだけ、イルミネーションを見てただけなんだよ!」

 

「………よくない……」

 

「えっ……?」

 

「美優さんは……アイドル……だから……プロデューサーと……二人きり……よくない……」

 

「ぐっ……そ、それはっ……!」

 

「それに……プロデューサーは……みんなのプロデューサー……だから……」

 

「……もっと……私たちを……見てくれなきゃ……ダメ……//」

 

「はい……反省しま……ん……?」

 

「そうですね♪美優さんのことばかり、構うのはずるいですっ♪」

 

「……今……反省するって……言った……?」

 

「あ、あぁ……そのつもりだが……」

 

「今の言葉、しっかりと聞きましたよっ♪ねっ♪雪美ちゃん♪」

 

「うん……私と楓さん……しっかり聞いた……//」

 

「えっと……二人とも……?」

 

「あのね、雪美ちゃん「男に二言はない」って言葉を、知ってるかな?」

 

「にごん……?」

 

「うん♪大人の男の人はね、一度言ったことを、最後まで守らなきゃいけないって決まりがあるの♪」

 

「そうなんだ……」

 

「ちょっ……!か、楓さん……!?」

 

「だから、プロデューサーさんは「オトナ」のお兄さんだから、きっと、最後まで反省してくれますよ♪」

 

「……プロデューサー……かっこいい……//」

 

「……あ〜!あそこに、甘酒がありますよっ!二人とも、飲みたいよな!?ちょっと、もらって来ますねっ!」

 

「あっ……逃げた……」

 

「もうっ、本当にプロデューサーさんは、イヂワルなんですからっ」

 

------------------------------------------------

 

「あっ、すみません。甘酒をもらってもいいですか?」

 

「はい。どうぞ……って……プロデューサー!?」

 

「おっ、拓海じゃないか。どうしたんだ?こんなところで」

 

「ぷ、プロデューサーこそ、ここに、何をしに来やがったんだよ!!」

 

「何をしにって……年が明けたから、初詣に来たんだが?」

 

「ちっ……!新年早々、みっともねえ姿を晒しちまったぜ……」

 

「何がみっともないんだよ?」

 

「……どうせ……アタシのこの、巫女姿なんて似合わねーって、内心バカにしてやがるんだろ……」

 

「何でだよ。拓海の巫女姿、とてもかわいいぞ」

 

「ふんっ、くだらね〜お世辞はいらね〜よ。ったく……胸糞わりいぜ……」

 

「お世辞じゃないって。本当に似合ってるぞ?」

 

「……じゃあ……証明してみろよ……」

 

「えっ?証明……?」

 

「だ、だから、その……男なら……こ、行動で表してみろって……言ってるんだよ……//」

 

「行動って、急に言われてもなあ……どうすればいいんだよ……?」

 

「なあ……初詣のあと……予定とか、あるか……?」

 

「あと……ううん。特になかった気がするけど……どうした?」

 

「それじゃあよ、その……あ、アタシと一緒に……//」

 

「プロデューサーさ〜んっ!」

 

「……ん……?」

 

「プロデューサー……急に走っちゃ……ダメだよ……?」

 

「雪美ちゃんの言う通りですっ。はぐれたりしちゃったら、どうすんですかっ」

 

「うっ……す、すみません……」

 

------------------------------------------------

 

「……楓さんに……雪美……?」

 

「あっ……拓海……明けましておめでとう……」

 

「明けましておめでとうございます♪拓海ちゃんも、初詣ですか?」

 

「おめでとうございます。いえ、駄賃稼ぎに巫女のバイトをしてるんです。年末年始は、何かと金欠なもんで」

 

「拓海……かわいい……♪」

 

「はぁっ!?ゆ、雪美!?」

 

「巫女装束、とても似合ってますよ♪今年の神社は、拓海ちゃんのおかげで大盛況ですね♪」

 

「楓さんまで……!一体、何を言ってるんですかっ!//」

 

「ほら、拓海。みんな、かわいいって言ってくれてるじゃないか。だから自信を持てよ。な?」

 

「……何なんだよ……ったく……調子が狂うぜ……//」

 

「ところで……プロデューサー……またなの……?」

 

「ん?何がだ?」

 

「……また……女の子と……二人きり……」

 

「……あ”……?「また」ダァ……?」

 

「ふ〜ん。美優さんの次は、拓海ちゃんですか〜。プロデューサーさんてば、全然反省してませんね〜」

 

「だから、誤解を生むようなことを言わないで下さい!俺はただ、たまたま拓海と出会っただけですっ!」

 

「……おい。ちょっと、面を貸せや……アタシが厄を払ってやるよ……新年を祝ってな……」

 

「そうですね〜♪プロデューサーさんはこの際、厄払いをしてもらった方が、いいかもしれませんね♪」

 

「私も……楓さんと同じ……考え……」

 

「誰彼構わずに、アイドルをたぶらかす不浄な色情魔を、シメ……お祓いしてやる……」

 

「厄……?色情魔……?どういうことだよ……?」

 

「いいから来い!てめェは目を離すと、見境がねぇからな!特別に、スペシャルなのをくれてやんよ!!」

 

「ちょっ……!そんなに、引っ張るなって!おいっ!!」

 

「うるせぇ!悪霊退散邪念必減煩悩滅却だ!!オラァッ!!」

 

------------------------------------------------

 

「……甘酒……美味しい……//」

 

「えぇ♪と〜っても、美味しいですね♪」

 

「ってて……ったく……何だったんだよ……拓海のヤツ……」

 

「んもう、プロデューサーさん?拓海ちゃんも、女の子なんですからね?ダメですよ?」

 

「ダメって……それは、こっちのセリフですよ……酷い目にあわされたんですから…」

 

「巫女のクセに、お祓いに使う棒で俺をバシバシ「お清め」してきたし……罰当たりなヤツだぜ、本当……」

 

「……罰当たりなのは……プロデューサー……拓海……とても悲しんでた……」

 

「悲しんでたって……むしろ、急にこんなことをされた、俺の方が悲しいんだけど……?」

 

「プロデューサー……やっぱり……何も反省してない……」

 

「もう一度言いますっ。拓海ちゃんは「女の子」なんですよ?だからもう少し、乙女心を理解してくださいっ」

 

「拓海が……乙女……」

 

「……何か……言いたいこと……ある……?」

 

「……いえ、何もないです……」

 

「それじゃあ、プロデューサーさんっ。次はどこに行きましょうか♪」

 

「次ですか?う〜ん……初詣も済んだし……事務所に戻りますか?」

 

「……ということは……あとは特に、予定がないってことなんですね……?」

 

「まあ、そうですね。新年を無事、気持ちよく迎えれて初詣も済みましたし、今のところはないですね」

 

「そうですか……♪それでは、雪美ちゃん♪私たちが乙女心を教えてあげましょうか♪……えいっ♪」ギュッ

 

「えっ……?」

 

「そうだね……プロデューサーは……ペロより目が離せない……悪い子だから……見守らないと……」ギュッ

 

「乙女心……?ペロ……?……って……ま、待ってくださいって!」

 

------------------------------------------------

 

「は〜い♪着きました♪」

 

「……到着……♪」

 

「二人とも……着物は、もういいんですか……?」

 

「そうですね♪着物もいいですけどやはり、普段着が一番ですっ♪」

 

「うん……普通が一番……」

 

「ならいいんですけど……それで?一旦事務所に戻って、着替えてきたわけですが、ここは何処なんです?」

 

「ここは……氷の迷路……」

 

「氷の迷路……?」

 

「はい♪冬季限定の、氷で出来た迷路なんです♪結構、スリルがあるって評判なんですよ♪」

 

「へぇ〜。これ、全て氷で出来てるのか……すごいな……」

 

「出られなくて、ヒヤっとするかもしれませんね♪氷の迷路なだけにっ♪ふふっ♪」

 

「……入る前から、飛ばしてますね……楓さん……」

 

「それじゃあ……みんなで……行こ……?」

 

「えっ?俺も行くのか?」

 

「当たり前じゃないですか♪プロデューサーさんも、一緒ですよ?」

 

「私……プロデューサーと楓さん……三人で……迷路に行きたい……」

 

「そうか?それじゃあ、せっかくだし……行きますか?」

 

「は〜い♪行きましょ〜う♪」

 

「……プロデューサー……一つ……お願いがあるの……いい?」

 

「何だ?雪美?」

 

「私たちと……ずっと、一緒に……いてくれる……?」

 

「あぁ、もちろん。俺は、二人と常に一緒いるよ」

 

「……そう……嬉しい……//」

 

「うふふっ……♪頼りにしてますよ……♪」

 

------------------------------------------------

 

「……あれ…?この道って、通ったっけ……?」

 

「いや……でも、さっきは行き止まりだったし……新しい道に、来たのか……?」

 

「……ふぅ……つい、ノリと勢いで、迷路に入ってしまったが……」

 

「結構、入り組んでるな……辺り一面、氷で出来てるから、幻想的で綺麗は綺麗だけど……」

 

「ていうかこれ、本当にアトラクションなの……?マジな迷路じゃん……」

 

「目印になりそうなものもないし……道も結構、入り組んでて複雑だし……」

 

「う〜む……どう進めばいいか、悩んじゃうな……なあ、雪美はどう思う……」

 

「……」

 

「……って、あれ?雪美……?楓さん……?」

 

「……まさか……お〜い!雪美〜!楓さ〜ん!」

 

「やばっ……入る前に、常に一緒だって言ったのに……雪美たちとはぐれてしまったのか…?」

 

「う〜ん……楓さんがついてるから、大丈夫だとは思うけど……アイドルたちだけじゃ、心配だな……」

 

「それに……もしものことがあったら……」

 

「……とにかく探そう。ここで待っていても、しょうがないしな」

 

「とりあえず、元きた道に戻るか……」

 

「……えっと…元きた道って、どっちだったっけ?」

 

「こっち?それともここからだっけ?」

 

「いや、あっちからだったか?それとも……これは想像以上に、大変そうだ……」

 

「こうしてる間にも、彼女たちは……必ず、見つけ出すからな。待っててくれ……雪美……楓さん……」

 

------------------------------------------------

 

「う〜ん……結構、歩いたな……」

 

「迷路自体はそこまで、大規模ではないはずだし、距離はそんなに離れてないはずなんだが……」

 

「……くそっ…どこにいるんだ……二人とも……!」

 

「まさか……いやいや、そんなことはないはずだ……もし……そうなってしまったら……俺……ん?」

 

コツコツ

 

「何だ……?何か、音がするぞ……?それに、何やら小さな影が、こっちの方に……」

 

「……プロデューサー……?」

 

「っ……!雪美……?雪美なのか!?」

 

「……プロデューサー……やっと……見つけた……」

 

「雪美っ!大丈夫か!?変な目に合わなかったか!?」

 

「うん……大丈夫……迷路で迷ったら……カベに手をあてて進むと……出られるって……教わってたから……」

 

「そうか……とにかく、無事でよかったよ。本当に、ごめん。色々と、不安だったよな?」ギュッ

 

「……あっ……少し……不安だった……だけど……手をぎゅっとしてくれたから……今はとても安心……//」

 

「俺も、安心したよ。もう離さないからな」

 

「……えへ……暖かい……♪ねぇ……プロデューサー……私……いい子……?」

 

「あぁ。よく泣かないで、一人でここまで来れたな。偉いぞ」

 

「……それじゃあ……いい子にしてたから……ご褒美……欲しい……」

 

「ん?ご褒美……?何が欲しいんだ?」

 

「うん……一つ……私のお願い事を……聞いて欲しいの……あのね……このまま私と……」

 

「……やっぱり……今はダメ……まだ……お願い事を……とっておく……」

 

「ははっ、何だよそりゃ。遠慮せずに言ってみな?」

 

「……ダメ……//」

 

「そりゃ、残念だ。ところで、楓さんはどうしたんだ?一緒じゃないのか?」

 

「最初は……一緒に歩いてた……でも……楓さんとも……途中で……はぐれちゃった……」

 

「そうか……それじゃあ、楓さんを探しに行こうぜ。一緒にな」

 

「うん……」

 

------------------------------------------------

 

「なあ、雪美。どこらへんで、はぐれちゃったんだ?」

 

「私も……いつ間にか……楓さんがいなくて……困っちゃった……」

 

「雪美もか……この氷の迷路って、少し目を離すと迷ってしまうぐらい、入り組んでるよな……」

 

「楓さん……心配……」

 

「あぁ。俺も、同じ気持ちだよ。だから早く、楓さんを探してあげような」

 

「……そうだね……ところで……プロデューサーって……楓さんのことを……どう思ってる……?」

 

「えっ?どう思ってるって……アイドル?」

 

「そうじゃなくて……楓さん自身について……どう思ってるの……?」

 

「う〜ん、そうだな〜。ダジャレとお酒が好きな、綺麗なお姉さんだと思ってるぞ?雪美はどうなんだ?」

 

「……楓さんは……すごく綺麗な……オトナのお姉さん……それに……すごく優しい……」

 

「でも……ライバルとも……思ってる……楓さんは……強敵……」

 

「ライバルか。まあ、アイドル同士で、お互いを見つめ合うことは悪いことじゃないしな。その調子で頼むぞ」

 

「……うん……頑張る……」

 

「……クスン」

 

「ん……?雪美?どうしたんだ?」

 

「何が……?」

 

「いや、今……すすり泣く声が、聞こえたような気がしたんだが……」

 

「えっ……私……じゃないよ……?」

 

「……この声は……プロデューサーさんっ……?」

 

「あっ!か、楓さんっ!俺ですよ!大丈夫でしたか!?」

 

「……プロデューサーさぁんっ!」

 

「うわっ!?ちょっ……急に、抱きつくだなんて……//」

 

「プロデューサーさん……私……怖かったです……」

 

「三人だったのに……いつの間にか、私一人になってて……とても心細くて……クスンッ」

 

「……楓さん……心配をかけてすみません。これからはずっと、一緒です」

 

ギュッ

 

「あっ……プロデューサーさんっ……はい……ありがとうございます……♪.//」

 

「もう、雪美と楓さんの手……絶対に離しませんよ。さあ迷路から出ましょう、三人で」

 

「……プロデューサーの手……暖かい……//」

 

------------------------------------------------

 

「ふう……なんとか、出れたな……」

 

「予定とは、少し違ってしまいましたが、みんなで無事に出れましたね♪」

 

「そうですね。雪美と楓さんが無事で、本当によかったです」

 

「……いつもは優しいのに……急に、凛々しくなったりするんですから……本当に……ずるいです……//」

 

「ん?どうしました?楓さん」

 

「いえいえ♪何でもないですよ♪それよりっ♪さっきのプロデューサーさん……とても、素敵でしたよっ♪//」

 

「そんな。アイドルの安否を心配するのは、当然のことですから」

 

「ねぇ……プロデューサー……分かってくれた……?……乙女心を……」

 

「乙女心……?」

 

「……さっき……迷路で……私たちとはぐれた時……どう思った……?」

 

「どうって……二人のことで、頭がいっぱいになったけど…?」

 

「……私たちも……同じ気持ち……それも……ずっと前から……」

 

「初詣の時に、言ったじゃないですか。乙女心を、教えてあげますって」

 

「そういえば、言ってたような……でも、迷路と乙女心って、何の関係があるんだ?」

 

「女の子はですね、想ってる人に対していつも、必死なんですよ?さっきの、プロデューサーさんみたいに」

 

「俺は男だから、乙女心はわからないけど……でも、確かにあの時、二人を探すのに必死になってましたね」

 

「……初詣の時も……拓海は……プロデューサーのことで……頭がいっぱいだった……」

 

「……でも……他の女の人と……二人きりでいたことが……わかって……拓海……すごく悲しんでた……」

 

「少し、想定外でしたけど……どうです?「一番」でいたいという、必死な乙女心をわかってくれましたか?」

 

「要は、その乙女心って言うのは、俺がアイドルたちに対する、思いってことでいいんですか?」

 

「……プロデューサーの……?」

 

「あぁ。アイドルたちは、俺の大切な存在だ。常に「一番」のトップアイドルを目指して欲しいと思ってる」

 

「だから俺も、日頃からアイドルたちのことで、頭も胸もいっぱいだ。そういうことなのか?」

 

「むぅ〜……プロデューサーさんはやっぱり……何もわかってないですっ……」プクッ

 

「……他のみんなより……プロデューサーが……一番……強敵……」

 

「えっ?何か、違うの?」

 

「知りませんっ。とにかく今度、拓海ちゃんに謝っておいてくださいね?女の子は色々と、繊細なんですから」

 

「はぁ……わかりました……」

 

「わかればよろしいです♪それでは……事務所に戻るまで……二人で、独占しちゃおうか♪」ギュッ

 

「うん……今は……私と楓さん……二人だけの……プロデューサー……//」ギュッ

 

「ちょっ!?二人して、急に何だよっ!そんなに、密着をしてきて……!//」

 

「ふ〜んだ♪プロデューサーさんがその気なら、こっちもこうしちゃいますも〜んっ♪」

 

「……大丈夫……プロデューサーは……いつも私と一緒……ふふっ……//」

 

------------------------------------------------

 

カチャッ

 

「ただいま帰りました♪」

 

「……ただいま……」

 

「あっ!プロデューサー君に、雪美ちゃんに、楓ちゃんじゃない♪あけおめ〜♪」

 

「あけましておめでとうございます♪今年も、よろしくお願いしますね♪」

 

「早苗さんと清良さんも、事務所に来てたんですね。あけましておめでとうございます」

 

「今年もよろしくねっ♪ところで……三人で、どこかに行ってたの?」

 

「えぇ。三人で、初詣に行ってきたんですよ。ですよね?雪美、楓さん」

 

「うん……三人で……初詣に行ってきた……」

 

「はいっ♪今年もいい年になるように、お参りをして来ました♪あと、氷の迷路にも、行って来たんですよ♪」

 

「氷の迷路って……あの、冬限定のアトラクション?」

 

「えぇ♪結構、本格的な迷路でしたよ♪ねっ、雪美ちゃん♪」

 

「うん……楽しかった……」

 

「あの迷路は、かなり複雑だって聞いたことがあるけど……大丈夫だったんですか?」

 

「少し……はぐれちゃったけど……いい思い出になった……//」

 

「うぐっ……!」

 

「えっ……はぐれた……?」

 

「……そうですねぇ〜。誰かさんが、私たちを置いて行っちゃったんですよぉ〜」

 

「あっ、いや、その……」

 

「……プロデューサー……?置いて行ったとは……どういうことなんですか……?」

 

「そ、それはですねっ……色々と、深いわけがあって……!」

 

「ちょっと……あたしたちに、そのわけを聞かせてくれるかしら?ねっ、プロデューサー君♪」

 

「……はい……」

 

------------------------------------------------

 

「……というような、感じで……雪美たちと、氷の迷路ではぐれてしまいまして……」

 

「もう!ダメじゃない!プロデューサー君が、しっかりと雪美ちゃんたちを、見てあげなきゃっ!」

 

「女性たちを置いてけぼりにするのは、関心しませんね……何かがあってからでは、遅いんですよ……?」

 

「……面目ないです……」

 

「二人とも、寒かったでしょう?今、蜂蜜生姜湯を作りますから……あとで一応、お熱も計りましょうね」

 

「ありがとうございます♪」

 

「……ありがとう……」

 

「さて♪プロデューサーには……お仕置きかしら♪」

 

「っ……!?お、お仕置き……ですか……?」

 

「はい♪あっ、心配しないでください♪すこ〜し、キュッ♪とするだけなんで♪」

 

「それじゃあ、あたしは、少しシメるだけにしといてあげるわ♪覚悟しなさいね♪」

 

「きゅっとされちゃうんですね♪「キュート」な清良さんに……ふふっ……♪」

 

「あっ……あぁっ……」

 

「うふふ♪痛くないですから……動かないでくださいね〜♪」

 

「置いていかれた、乙女の心の痛みよりかは痛くないから、安心しなさい♪さぁ〜♪行くわよ〜♪」

 

「……みんな……ダメ……」

 

「えっ……雪美ちゃん……?」

 

「ゆ、雪美っ……!」

 

「プロデューサーは……私と結婚する……大切な人……だから……ひどいことをするの……ダメ……」

 

「……は?」

 

「……ねぇ〜、プロデューサーくぅんっ♪ちょ〜っと、お姉さんとこっちに来ようか♪」

 

「うふふ♪プロデューサーっ♪少し……大切なお話があるのですが……♪」

 

「ちょっ、さ、早苗さんっ!清良さんっ!ま、待って下さい!誤解ですっ!」

 

「誤解じゃない……あの時……約束してくれた……「お願い事」を……聞いてくれるって……//」

 

「……あの時……?あぁ。確かに約束はしたけど……別に、そういう意味じゃ……」

 

「それに……言っておかないと……プロデューサーを……お姉さんたちに……取られちゃうから……」

 

「ん?どういうことだ……?」

 

「……私……わかる……みんな……プロデューサーのことが……好き……」

 

「えっ……!?ゆ、雪美ちゃん……?急に……どうしたの……?//」

 

「あ、あははっ……雪美ちゃんは一体、何を言ってるのかなぁ〜……//」

 

------------------------------------------------

 

「……好き……?」

 

「みんなは……すごい仲良し……それに……プロデューサーの……ことばかり……見てる……」

 

「あらっ♪雪美ちゃんてば、よく見てるんですね♪」

 

「……あのな、雪美?確かに、俺たちは仲良しだけど、そういう意味はないと思うぞ?」

 

「……そうなの……?」

 

「うん。大人になると、色々なお付き合いがあるんだ。ましてや、アイドルだとな」

 

「みんなは大人のお姉さんだから、そこら辺はしっかりとしてるんだよ。そうですよね?みなさん」

 

「えぇ……確かに、大人になると……色々とありますが……」

 

「……手を離さないって言われたら、すごく……ロマンティックな気分に、なってしまいますよね…?//」チラッ

 

「そ、そうねっ……!オトナになると、色々とあるのよっ!」

 

「……で、でも……プロデューサー君が、どうしてもっていうなら……いいかな〜……なんて……♪//」チラッ

 

「私も……大人やアイドルである以前に、一人の女性ですので……」

 

「……「心のケア」はいつも……怠っていませんよ……?//」チラッ

 

「な?雪美もいずれわかるようになるよ。でも、雪美は、人気アイドルなんだから、今を頑張ってくれよ」

 

「うん……頑張る……じゃあ……結婚はまた今度……もうひとつの……お願い事を……聞いてくれる……?」

 

「ん?何だ?」

 

「……連れて行って……欲しい……場所が……あるの……」

 

「行きたい場所があるのか?それなら、別にいいけど……どこに行きたいんだ?」

 

「ふふ……まだ……言えない……//」

 

「何だよ、言ってみなって。あ、そうだ、せっかくだし、みなさんも一緒にどうですか?」

 

「……あ〜、ごめんねー。あたしたちで、これから飲みに行く約束をしてたの」

 

「えぇ♪前から、早苗さんと清良さんで、約束をしてたんですよ♪」

 

「はい……ですので、プロデューサーと雪美ちゃんの二人で、行って来てください♪」

 

「えっ?そうなんですか?それじゃあ、雪美……二人で行くか?」

 

「……うん……行く……//」

 

「うふふ♪かわいい「プチマドモアゼル」と楽しんできてくださいね♪ぷ「ちっと」だけ羨ましいですけど♪」

 

「ただし、ヘンなことしようとしたら……執行猶予なしの、実刑に処するからね♪おイタはダ・メ・だ・ぞ♪」

 

「何を言ってるんですか!そんなことはしませんって!」

 

「……みんな……ありがとう……」

 

「それじゃあ。あたしたちも、そろそろ行くね〜♪今年もよろしく頼むわよっ♪」

 

「えぇ。今年もよろしくお願いします」

 

「……お願い……します……じゃあ……プロデューサー……行こ……?」

 

「おぉ、そうだな。それじゃあ、行くか!」

 

------------------------------------------------

 

「へぇ〜……これはすごい……」

 

「……ここの写真館……私のお気に入り……」

 

「たくさんの猫の写真が、展示されてるな。特に、黒猫が多いな」

 

「……ペロのお友達……たくさんいる……だから……お気に入り……♪」

 

「ははっ。確かに、これだけいれば、寂しくないよな」

 

「うん……寂しくない……でも……」

 

「……今日は……プロデューサーも……いるから……もっと……寂しくない……//」

 

「おっ。俺も、猫たちの仲間にしてくれるのか?」

 

「……猫たち……プロデューサーと……私を……祝福……してくれてる……//」

 

「それは嬉しいな。にしても、落ち着くよな〜、ここ。この猫の置物だって、随分とリアルで……」

 

ニャー

 

「うわっ…!?」

 

「……ペロ……おいで……」

 

「えっ……ぺ、ペロ…!?何でここに…!?」

 

「……ペロ……連れてきちゃった……♪」

 

「びっくりさせないでくれよ……置物が、動いたと思ったじゃないか……」

 

「……少し……いたずら……してみたかった……えへ……//」

 

「全く……」

 

「じゃあ……プロデューサー……しばらく……一緒にいよ……?」

 

「そうだな。せっかくだし、写真を見て回るか。結構な種類の猫が、飾られてるしな」

 

「……言葉は苦手……でも……写真は……心が伝わる……だから楽しい……」

 

「苦手?そんなことはないと思うぞ?ライブの時とか、しっかりと歌って踊れてたじゃないか」

 

「そう……?私……よく歌えてた……?」

 

「あぁ。雪美は、頑張りやさんだしな。いつもありがとう」ナデナデ

 

「……ふふっ……暖かい温もりが……写真より……伝わってくる……♪//」

 

「おっ、上手じゃないか。でも今は、猫たちの写真を楽しもうぜ。ペロも一緒にな」

 

「そうだね……でも……いつかは……プロデューサーにも……」

 

「……ううん……やっぱり……何でもない……さあペロ……行くよ……」

 

ニャー

 

------------------------------------------------

 

「ふぅ……だいぶ、見回ったな。少し休憩するか?」

 

「うん……休憩……する……」

 

「ちょうど、ここに椅子があるな。ほら雪美、先に座りな」

 

「……プロデューサー……先に座って……ペロを……だっこしてるから……あとがいい……」

 

「そうか?では、お言葉に甘えて、先に座らせてもらうよ」

 

「うん……それじゃあ……ペロはここで……私は……こっち……」

 

チョコンッ

 

「……あ、あの……雪美さん……?」

 

「何……?」

 

「ペロに、席を用意してあげるだなんて、優しいじゃないか。でもな……」

 

「……雪美さんは、ちょっと……席を間違ってるんじゃないですかね……?//」

 

「何で……?プロデューサーの……膝の上……座りやすいよ……?」

 

「いや……座りやすいとか、そういう問題じゃなくてだな……//」

 

「私が……膝の上にいるの……イヤ……?」

 

「そんなことはないぞ、むしろ嬉し……じゃなくて!雪美は女の子なんだぞ!?」

 

「こういうことばかりしてたら、将来、悪い人に変なことをされちゃうかもしれないんだ」

 

「だから……もう少し、雪美と俺は、距離感を考えようぜ……なっ……?」

 

「……プロデューサー……悪い人……」

 

「えっ……お、俺がっ……!?」

 

「あの時……迷路に入る前に……ずっと……一緒にいてくれるって……お約束したのに……嘘をついた……」

 

「うっ……それは……」

 

「……オトナの……お兄さんなのに……お約束を……破った……」

 

「……わかったよ……男は知らんが「俺に二言」はないよ」

 

「……っ……!……本当……!?」

 

「あぁ。約束を守らないのは、よくないことだしな。俺に出来ることで、何か雪美にお詫びをさせてくれ」

 

「それじゃあ……けっこ……」

 

「それはダメ。そんなことより、イチゴのケーキとかどうだ?雪美も食べたがってただろ?」

 

「……むぅ……また……子供扱いして……私もう……お姉さん……」

 

「はいはい、雪美はかわいいアイドルだからな。今後も、頑張ってくれよ〜?」

 

「じゃあ……今から……約束して……?私が……楓さんみたいな……オトナのお姉さんに……なっても……」

 

「……いつまでも……一緒に……いてくれる……?」

 

「あぁ、もちろんだ。でも、雪美がその時まで、アイドルを続けてくれてたら、だけどな」

 

「……ふふ……お約束……だよ……♪」

 

------------------------------------------------

 

「約束……?」

 

「プロデューサー……にごんはないって……言った……だから……」

 

「……これで……プロデューサーと……私……結ばれた……//」

 

「ははっ。何で、俺なんだよ。その言葉は将来、雪美の隣にいる、素敵な人にだろ?」

 

「ふふっ……そうだね……ねぇ……プロデューサー……は……はっ……」

 

「?」

 

「……はっぴぃ……にゅう……にゃあ……なんて……//」

 

「おっ、上手いじゃないか。はっぴぃにゅうにゃあ。雪美」

 

「………えへ……//」

 

「さて、新年を改めて祝ったところで……雪美?そろそろ、俺の膝から降りてくれないか……?」

 

「……何で……?」

 

「いや〜…少し、恥ずかしくなってきたし……この絵面はアイドルとして、色々とよくないと言うか……//」

 

「……ヤダ……約束した……だから……私がいいって……言うまで……降ろしちゃ……ダメ……」

 

「……ワガママは、よくないと思うぞ〜…?」

 

「今の私……悪い子……だから……問題ない……」

 

「ぐっ……まじかよっ……!//」

 

「それに……ペロ……その席……気に入ってるの……」

 

「そうなのか?ペロ?」

 

ニャー♪

 

「ほら……ペロも……気に入ってるって……言ってる……」

 

「……ゆ、雪美は、猫と喋れるんだな〜……そうか〜、すごいな〜……あ、あはは……」

 

「プロデューサー……これからも……ううん……ずっと……私と一緒に……いてね……?」

 

「あぁ、もちろんだ。プロデューサーである俺、そしてアイドルである雪美。お互いに、頑張っていこうな」

 

「うん……よろしく……じゃあ……今はしばらく……こうしていようね……」

 

「……ペロが「雪美ちゃん、膝から降りて、ボクを構って欲しいにゃあ」って、言ってるぞ?にゃんて……♪」

 

「ペロ……そんなこと……言ってない……だから……ずっと一緒……♪」

 

「くっ……!//」

 

「……ふふっ……プロデューサーの膝……すごく暖かい……♪」

 

------------------------------------------------

 

「お〜い、雪美〜?」

 

「……zzz」

 

「ふぅ……まだ起きないのか……ぐっすりだな、こりゃ。途中から返事がないし、何となく察したが……」

 

「閉館の時間になっても、起きないとは……しょうがない。とりあえず、事務所までおぶって帰りますかねぇ」

 

「……ふふっ……イチゴのケーキ……あ〜ん……♪」

 

「おいおい。新年早々、もう初夢か……?全く……無防備なヤツだぜ……」

 

「……美味しい……?そう……よかった……♪」

 

「……何だよ……何だかんだ言って、寝顔は年相応の女の子じゃないか。口では、お姉さんぶってたけどさ」

 

「しんこんせいかつ……楽しいね……♪ねぇ……今度は……私にも……ちょうだい……♪」

 

「新婚……って、おい!夢の中では、雪美はもうお嫁さんなのか……!?」

 

「……あまくて……美味しい……♪まるで……イチゴとケーキ……今の私たち……みたい……♪」

 

「……前言撤回。年不相応だな、雪美は……さっきもだけど、十歳の小娘が結婚だなんて、早すぎだっつうの」

 

「それより、もっと普通の女の子らしく、友達と遊んで、勉強をして、青春を謳歌して……」

 

「……アイドル活動を楽しんだりして……たくさんの、素敵な思い出を作るのが、優先だろ……?」

 

「これからも……ずっと一緒だよ……♪……えへ……//」

 

「まあ……楽しそうな夢を見てそうだし、別にいいか……でも……そうだよな……」

 

「いずれ、雪美にも……素敵な人が出来て、そして……」

 

「……zzz」

 

「……よし!俺も雪美に、楽しくて素敵な思い出を、たくさん作ってもらうために、頑張らないとな!!」

 

「だから、これからもよろしくな。雪美。その時が来るまで、一緒に歩んでいこうぜ」

 

「オトナのお姉さんと……オトナのお兄さん……すごくお似合い……だから……」

 

「これから……楽しいこと……「素敵」なこと……いつも二人で一緒に……分け合いっこ……しようね……」

 

「……プロデューサー……♪//」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。