Pチャンに構ってもらいたいシリーズ   作:篠崎レニア

29 / 50
太陽シンデレラ ナターリア

カチャッ

 

「……ただいま〜……ふぅ、あっちい〜……」

 

「あ〜っ♪おっかえりぃ♪プッロデューサーッ♪」

 

「うわっ……!な、何だ……!?」

 

「お疲れサマ♪いっつも、ナターリアたちのためにお仕事を頑張ってくれて、ありがとうナ♪」

 

「あっ、な、ナターリアか……お疲れ様……」

 

「そんな、いつも頑張ってくれるプロデューサーにはぁ、ありがとうのハグをあげちゃうゾ♪ぎゅ〜っ♪」

 

「くっ……//」

 

「ン……?どうしたの、プロデューサー?お顔が真っ赤だよ?ダイジョーブ?」

 

「いや……いつも、出迎えてくれるのは嬉しいんだが……その……」

 

ムニュッ♪

 

「……ちょっと……距離が、近いんじゃないか……?//」

 

「エ〜。これくらい、フツーだっテ♪プロデューサーは、ナターリアの大好きなダーリンだから、問題ないヨ♪」

 

「ダーリンって……まあ、好きだって言ってくれるのは、嬉しいんだぞ?でも一応、俺も男だし……なっ?//」

 

「ンン〜?プロデューサーが、オトコの人だっていうのは知ってるゾ?それが、どうしたんダ〜?」

 

「いや……と、とにかく!ナターリアは、魅力的な女の子なんだから、ハグは程々にしてくれよ。いいな?」

 

「ヤッタ♪ミリョクテキだなんて、嬉しいナ♪でも、ナターリアのドコがミリョクテキだと思ってくれてるノ?」

 

「……そっ、それは……ゴクリ……」

 

「?」

 

カチャッ

 

「おはようございま……わお」

 

------------------------------------------------

 

「……っ!?な、凪っ……!」

 

「……P。これは一体、どういうことなんですか……?」

 

「あっ、ナギ!助けテっ!プロデューサーが急に、怖くなったのっ……!」

 

「……」

 

「……ち、違うんだ……!これには、深い訳があってっ……!」

 

「そうですか。では、Pの言い分を聞きましょう。早苗さんと一緒に」

 

「……っ!」

 

「ではさっそく、連絡を……っ……!?」

 

「……しょうがねぇ……こうなったら、凪も一緒にいただいてやるぜ……」

 

「き、急に、何をするんですか……!離してくださいっ……!」

 

「うへへ……凪もなかなか「美味しそう」じゃねぇか……これは、楽しめそうだ……」

 

「……ねぇ……どうしちゃったノ……?いつもの……優しいプロデューサーじゃないヨ……?」

 

「全く……ナターリアはいけない小娘だぜ……さっきから、そんな無防備な姿で俺を、誘惑しやがって……」

 

「ユウワク……?何のコト……?」

 

「今から、その意味を教えてやるよ。どうやら、オシオキが必要みたいだしな」

 

「イケナイ……?オシオキ……?ナターリア……何か悪いことを、プロデューサーにしちゃっタ……?」

 

「全く……ウチは、悪い小娘ばかりで困っちまうぜ……ま、その方がヤりがいがあるけどな……ぐへへ……」

 

「や、やめてください……お願いです……今ならまだ、連絡しないであげますから……」

 

「安心しろって。すぐによくしてやるから。だから二人とも、俺がしっかりと、美味しくいただいてやるよ」

 

「プロデューサー……」

 

「P……」

 

------------------------------------------------

 

「そして、凪たちはこのまま……続きは、DLCでのお楽しみです」

 

「……おい……何か今、すごい失礼なことを考えてなかったか……?」

 

「いえ、そんなことはないですよ。では「本編」に戻りましょう。おはようございます」

 

「オハヨウ♪ナギ♪今日も、あっついね〜♪」

 

「えぇ。Pたちほどではないですけどね。ひゅーひゅー」

 

「茶化すな!とにかく……ほら、ナターリアもそろそろ、離れてくれ……」

 

「あっ、そうダ♪ナギも一緒に、プロデューサーにギュ〜っとしようヨ♪」

 

「……は?」

 

「ほぉ……はーちゃんだけのアイドルなこの凪に、そのような提案をしてくるとは……なかなかやるな」

 

「そうだ。凪もナターリアも、アイドルなんだからな?ほら、一旦離れてくれ……」

 

ギュッ♪

 

「ちょっ……!な、凪!?」

 

「今の凪は「わるなぎスタイル」なので、大丈夫です。どんな理屈だ」

 

「おい!言ってるそばから何で、凪もくっついてくるんだよっ!離れろっ!」

 

「パッションプリンセスをすてるだなんてとんでもない。一緒にいればハイスコア間違いなしです」

 

「ですので、今年のプラチナスカウトチケットは、このわるなぎで決まりですね、凪とのお約束だぞ」

 

「……何を言ってるんだ?」

 

「気にしないでください。「みなさん」とお約束をしただけなので。決してダイマではないのご安心を、ぶい」

 

「何だそりゃ……ま、いいか。いつもの凪で安心したよ」

 

「えぇ。これにて、一件落着。めでたしめでたし」

 

「あははっ♪めでたしめでたしぃ〜♪」

 

「……って!何も解決してねえよっ!いいから、二人とも離れろって……」

 

カチャッ

 

------------------------------------------------

 

「たっだいま〜……あぅ〜……あっつい……」

 

「っ!……は、颯っ……!」

 

「……あ"〜っ!またPちゃんが、朝から女の子とイチャイチャしてる〜っ!」

 

「「また」って何だよ!ていうか、急に誤解を生むようなこと言うな!」

 

「全く……ちょっと目を離したら、これなんだから……本当にもう……美嘉さんからも、何か言ってあげて!」

 

「……ナターリアちゃん、凪ちゃん、おはよう。で?プロデューサー。これは、どういうことなの?」

 

「……み、美嘉もいたのか……ははっ……二人とも、奇遇だな……」

 

「美嘉さんと、お買い物に行ってたんだ。それで?Pちゃん。どういうことなのか、説明をして欲しいナ♪」

 

「うんっ♪今ねっ、プロデューサーに、ご褒美あげてたノ♪ねっ、ナギ♪」

 

「えぇ。飴とムチ、Pを飼いならす第一歩です。つまり、資本主義です」

 

「……へぇ〜……一体、どんなご褒美をあげてたのかな〜……?」

 

「思いっきり、ギュ〜っとしてたんダ♪こうすると、すごく気持ちいいんだヨ♪」

 

「ちょっ……何を言ってるんだよっ!」

 

「流石は、オトコの人だよね♪プロデューサーって、すごいタクマシイんダ♪」

 

「……プロデューサー♪ちょ〜っと、アタシたちとお話しをしようか♪」

 

「はぁっ!?いや……だから……」

 

「Pちゃんは、聞き分けのいい子だって、はーは知ってるよ♪だからぁ……ねっ♪」

 

「……はい……」

 

「ンン〜?二人とも、どうしたのぉ?」

 

「ふふっ♪ちょっと、プロデューサーにお話があるんだ♪ナターリアちゃんと凪ちゃんは、待っててね♪」

 

「すみません……また、うちのPが……ふぅ、本当に手のかかるPですね、Pは。なーむー」

 

------------------------------------------------

 

「「……♪」」ニコニコ

 

「……なあ……二人とも?何だか……怖いぞ……?」

 

「そんなことないよぉ♪はー、Pちゃんがあんなに、二人と仲良しさんだなんて、知らなかったナ〜♪」

 

「うんうん♪そうだねぇ〜♪で?どういうことなのかなぁ?美嘉お姉ちゃんが、た〜っぷり、聞いてあげるっ♪」

 

「いや……だからこれは、ナターリアや凪が、勝手に抱きついてきただけで、俺は……」

 

「……へぇ〜……そうやって、女の子のせいにしちゃうんだ〜。Pちゃんサイテ〜」

 

「はーちゃん。あまり、Pを責めないであげてください。少しオオカミですけど、根はいい人なんです……」

 

「おい!双子で何だよ!ていうか、凪!誤解を生むような方向に、持っていくな!」

 

「……ま、いつものことだし、今に始まったことじゃないけど。でも、アタシは、ちょ〜っと感心しないな〜」

 

「うっ……それは……反省するよ……」

 

「フ〜ン……Pちゃん。本当に、反省してくれてるの〜?」

 

「あぁ、そのつもりだよ」

 

「そっか♪流石はPちゃんだね♪はーはわかってくれて嬉しいよ♪じゃあ……」

 

「……まずは、その状況をどうにかしなきゃ……ねっ……♪」

 

「ン〜?もう、お話しは終わったのカ〜?」

 

「えっと……あと、もう少しってところだな……//」

 

「ソッカ♪じゃあまだ、プロデューサーの腕を、ぎゅ〜っとしてるネ♪」

 

「……くうっ……//」

 

「本当に、二人とも仲良しさんなんだね♪でも、どうしてなーも、Pちゃんに抱きついてるのかな〜?」

 

「強いて言えば、ノリですね。凪は、陽キャぶりたいお年頃なのです。うぇいうぇい」

 

「へ〜……にしては随分と、密着をしてるんだねぇ〜……」

 

「……ねぇ、二人とも?アタシたちはアイドルなんだから、少しは気をつけた方が、いいと思うな」

 

「えっ?気をつけるっテ……何を?」

 

------------------------------------------------

 

「Pちゃんみたいなオオカミさんに、そんなことばかりをしてると、いつかガオ〜って、食べられちゃうよ?」

 

「オオカミさん……?プロデューサー?ナターリアは、食べても美味しくないヨ……?」

 

「おいっ!ナターリアに、変なことを植え付けるな!何だよ!オオカミって!」

 

「だから、こっちにおいでよ。変態なプロデューサーから、アタシたちが守ってあげるからさ」

 

「ううん、ダイジョウブ♪オオカミさんでも、ナターリアはプロデューサーのことが、大好きだからっ♪」

 

「……むぅ……そうじゃなくてぇ〜……」

 

「そ、それは、とても嬉しいぞ……でも、もうすこ〜し、離れてくれないか?そろそろ「限界」がっ……//」

 

「えっ……プロデューサーは、ナターリアたちのこと……キライなの……?」ウルッ

 

「……P……そうなのですか……?」ウルッ

 

「い、いや……むしろ、二人のことは大好きだぞ?仕事もアイドルも、頑張ってくれてるしな……」

 

「ホントウ!?やったぁ〜♪ナターリアも、プロデューサーのこと、大大大ぁ〜い好きだよっ♪」

 

「わ〜い。凪もお兄ちゃんのこと、大好き〜……こういうのがいいんですよね?わかりみです」

 

ムギュッ♪

 

「ちょっ……だからっ……!//」

 

「フ〜ン……Pちゃんってばやっぱり、ぜ〜んぜん、わかってないねぇ〜」

 

「本当、プロデューサーってば、年下の女の子が大好きなロリコンだよねぇ〜。莉嘉の時もデレデレしてたし」

 

「おい!デレデレなんしてねえよ!俺を勝手にロリコン扱いするな!」

 

「どうだか……だめだよ〜?女の子ばかりじゃなくて、もっと身近にいる、大人のレディを見てあげなきゃ」

 

「は……?レディって……何のことだよ?」

 

「ほらっ、いるじゃん。例えばその……あ、アタシとかさ……//」

 

「待て。そのレディが美嘉だとしたら結局ロリコンになっちゃうだろ、美嘉だってまだ女の子なんだし」

 

「はぁ〜っ!?ちょっと!アタシはもう、大人のレディなんだから、子供扱いしないでよね!!」

 

「俺から見たら、美嘉も莉嘉もそんな、大差ないっつうの。ちびギャルちゃんよ」

 

「む〜っ……バカ……」

 

「も〜……しょうがないなあ、Pちゃんは〜。じゃあ今度、はーがシミュレーションしてあげるっ」

 

「シミュレーション……?」

 

------------------------------------------------

 

「はーが、Pちゃんの「相手」って設定で一緒に、色々なところに遊びに行くの。二人っきりでね」

 

「颯と一緒に?」

 

「うん。そしたら、はー……じゃなくて!女の子の気持ちがわかってくれるかなって〜。ねぇ、どう……?//」

 

「わお。はーちゃんは、とても大胆ですね」

 

「……そーでごぜーますか。じゃあ、はやておねーさん。次は、おすなばで遊びやがりますか?」

 

「あ、でも、暗くなるまえに帰らないと、ママに怒られちゃうから、程々にですよ?」

 

「むっ!相手って、そういう意味じゃないって!ていうか!はーは、そこまで子供じゃないもん!」

 

「ふぅ……ま、二人とも、背伸びをしたい年頃なのはわかるけど、今は目の前のアイドルを優先してくれよな」

 

「……アタシたちをアイドルにした以上は、最後まで……責任を取ってもらうんだからね……覚悟してよ?」

 

「はいはい、これからも頼むぞ」

 

「じゃあさっそく、二人も一緒に、プロデューサーをぎゅっとしようヨ♪楽しいことは分け合いっこダヨ♪」

 

「みんなで一緒に、Pとレッツパーリーをしましょう。うぇいうぇい、ぱふぱふ」

 

「は……?何を言ってるんだ……?この二人が、そんなことをするわけが……」

 

「……じゃあ、颯ちゃん♪「プロデューサーの」お言葉に甘えて、アタシたちも混ざろうか♪」

 

「はいっ♪Pちゃんってばやっぱり優しいなあ〜♪流石は大人のお兄さんだねぇ♪」

 

「……あの……二人はアイドルなんだから、そういうことはあまり、よくない気がするんですけどねぇ……」

 

「何さ。ナターリアちゃんや凪ちゃんはよくて、アタシたちはダメだって言うの?」

 

「いや……そういうことじゃなくて……とにかく俺は……」

 

「そっか♪じゃあいいよねっ♪ふひひ☆だって「責任」を取ってくれるって約束してくれたじゃん☆」

 

「なーたち……ううん。それ以上に、甘えちゃうんだから、覚悟をしてよね♪……動いちゃイヤだよ♪えへへ♪」

 

「ちょっ……あ〜っ!そうだ!ナターリア!そろそろ、時間だから仕事に行こうぜ!」

 

「えっ……?お仕事……?」

 

「ああ!ということで、俺たちは仕事に行ってくるよ!じゃあな!」

 

「う〜ん……?ま、いっカ♪それじゃあ三人とも、マタ今度ネ〜♪」

 

「ああっ!こら〜っ!逃げるな〜!!」

 

「もうっ!逃げるなんて、Pちゃんってば男らしくな〜い!」

 

「……いたいけなこの凪を、置いていくとは……今月の凪料金は倍増しですね。もちろん、支払いはPPAYで」

 

------------------------------------------------

 

「……ふぅ……ここまで来れば、流石にあいつらも追ってこれないだろ……」

 

「なんか……ミカとハヤテが少し、怖かった気がするヨ……何かあったのカナ……?」

 

「そうか?いつもどおりだと思うぞ」

 

「そう……?でも、イヂワルをしちゃだめだヨ!ミカとハヤテにも、ぎゅ〜っとさせてあげなキャ!」

 

「あのなあ……さっきも言ったけど、俺は男なんだぞ……?わかってるのか?」

 

「ウン、わかってるヨ?プロデューサーは、オトナのオニイサンだよネ?」

 

「そうだ。だから、女の子があまりに近いと、恥ずかしくなっちゃうんだよ」

 

「ハズカシイ……?ナンデ?」

 

「それは……と、とにかく!男はみんな、そういうもんなのっ!//」

 

「ふ〜ん?ところで、街に来ちゃったけど……これから、何のお仕事をするんダ〜?」

 

「ん……?あぁ、ごめんな。実は仕事じゃなくて、仕事の「打ち合わせ」をしたいと思ってたんだ」

 

「ウチアワセ……?どういうコト……?」

 

「つまり、あいつらから逃げるための口実で……じゃなくて!ナターリアと二人で、話しがしたかったんだよ」

 

「二人で……!?わ〜いっ!と言うことは、プロデューサーと二人っきりってことダネ♪嬉しいナ〜♪」

 

ギュッ♪

 

「うわっ……!?な、何をしてるんだよっ!さっきの話を、聞いてたのか!?//」

 

「知ラナ〜イ♪せっかく街に来たんだし、ナターリアと一緒に遊ぼうヨ♪ねっ、いいでしょお?」

 

「う〜ん……まあ、今は事務所に戻れないし……特に急ぎの仕事もないし……」

 

「……そうだな。じゃあせっかくだし、どこかに行くか」

 

「ヤッタ〜♪プロデューサー……じゃなくて!ダーリンと、デートだァ〜♪」

 

「ちょっ……おい!街中で、その呼び方はやめろって!変な目で見られるから!!//」

 

「あっ、そうだっタ!日本では「彼氏」って言うんだったっケ♪ごめんネ♪ナターリアのステキな彼氏♪」

 

「色々と間違ってるぞ!?あぁ、もう……何だか、周りの目線が生暖かくなってきたし……ほらっ!行くぞ!」

 

「あんっ。プロデューサーてば、力強いっ……♪流石は、オトコの人だネ……//」

 

「全く……//」

 

------------------------------------------------

 

「それで、プロデューサー。どこに行くノ〜?」

 

「そうだな。今日は結構暑いし、とりあえず、どこか涼しいところに行こうか」

 

「そうダネ♪プロデューサーと一緒なら、どこでも楽しいゾ♪」

 

「あぁ。俺も、ナターリアと一緒にいると楽しいよ。じゃあまずは、離れようか」

 

「エ〜!ナンデ〜!?」

 

「もう夏なんだし、暑いだろ?それに、このまま暑さで倒れちゃったら、大変だしな」

 

「ダイジョウブだヨ♪ナターリアはこのまま、プロデューサーと溶け合ってもいいゾ……ナンテ……♪//」

 

「溶け合うって……どこで、そんな言葉を覚えたんだ?」

 

「前に、マユが教えてくれたんダ♪これは、日本のコイする女の子の「アイジョウヒョウゲン」だっテ♪」

 

「あのなあ……まゆの日本語は少しだけ、他の人とは違うんだ。だから、ナターリアは真似しなくていいぞ」

 

「そうなのカ?あ、そういえば、トクベツな人以外には言わないって、言ってたナ。ダレのことなんだロ?」

 

「……さあな。まゆもお年頃の女の子なんだし、色々と思う人がいるんじゃないか?」

 

「ナルホド……でも、ナターリアは大好きな、ダーリンしか見てないゾ♪」

 

「……くうっ……//」

 

「……あっ……プロデューサーさん……ナターリアちゃん……」

 

「ん……?あっ、美優さんじゃないですか。こんにちは」

 

「こんにちは、ミユ♪今日は、とっても暑いナ♪」

 

「二人とも、こんにちは……えぇ、とても暑いですね……」

 

「ところで、美優さんはここで、何をしてるんですか?」

 

「えっと……夏用の、アロマオイルを買いに来たんです……もうすっかり、夏ですので……」

 

「なるほど……そ、そうですね。もう夏ですから……気をつけないといけませんね……//」

 

「ふぅ……この季節は、汗ばんで……困ってしまいますね……ん?あの……プロデューサーさん……?」

 

「はっ、はいっ!?何でしょうか!?」

 

「いえ、その……随分と、顔が火照っていいますので……熱中症とか……大丈夫ですか……?」

 

「あっ、えっ、えぇ!大丈夫ですっ!むしろ、その……」

 

タプンッ♪

 

「色々な意味で、熱中症になってしまうかもしれません……なんて……//」

 

------------------------------------------------

 

「それは大変です……少し、失礼しますね……」

 

「うわっ!?み、美優さん……!?」

 

「……ムッ」

 

「結構……おでこが熱いですね……やはり、熱中症の可能性があるかも……」

 

「ちょっ……ち、近いですって……!それに、おでこが熱いのは、汗ばんだ姿がいつもよりさらに……」

 

「……じゃなくて!と、とにかく大丈夫ですっ!だから、心配しないでくださいっ!//」

 

「そうですか……?でも……一応、念のために……おでこを……」

 

「……ンモ〜……!ダメ〜〜〜〜ッ!!」

 

「きゃっ……!?」

 

「うわっ!?な、ナターリア!?」

 

「もうっ!プロデューサーってば、ダメだヨ!ミユのことを、そんなえっちな目で見チャッ!!」

 

「えっ……//」

 

「はあっ!?そ、そんなことねえよ!急に、変なことを言うなっ!//」

 

「ウソツキ!絶対に見てたモンッ!」

 

「あっ、あの……プロデューサーさん……?//」

 

「いえ、そのっ……俺は、美優さんをアイドルとして見てますけど、変な意味では決して……うあっ……!//」

 

「ああっ!また見てル!……もう、シラナ〜イッ!プロデューサーのおバカッ!えっち!!」

 

「おい!ナターリア!待てって〜!……あぁ、もう……何なんだよ……一体……」

 

「……プロデューサーさん……そのっ……//」

 

「あっ……い、いえ!勘違いしないでください!俺は、そんな目で一切、見てませんからっ!//」

 

「そうですか……でも……プロデューサーさんになら……見られちゃってもいいかな……なんて……♪」

 

「えっ……?あの……美優さん……?//」

 

「冗談です……♪では、ナターリアちゃんの所に、行ってあげてください……「彼氏さんっ」……♪」

 

「か、彼氏って……と、とにかく、行ってきます!では、またお会いしましょう!美優さんっ!」

 

「はい……お会いしましょうね……♪……行っちゃった……ナターリアちゃん……いいなあ……」

 

「私も……手を握りながら、一緒にお出かけをして、最後は人気のない海辺で、プロデューサーさんと……」

 

「……あっ、これ以上はいけませんね……でも……プロデューサーさんてば、私のことを……うふふ……♪//」

 

------------------------------------------------

 

「お〜いっ!ナターリア〜!待ってくれ〜!」

 

「……」

 

「ふぅ……やっと追いついた……急に、一人で行くなよ……」

 

「……ムゥ〜」

 

「何でそんな、むくれてるんだよ。俺、ナターリアに何か、しちゃったか……?」

 

「……ワタシが、ギュッとしてた時より……ミユの時の方が、デレデレしてタ……」

 

「はぁ……?そんなことはないって。俺がいつ、美優さんにデレデレしてたんだよ」

 

「……じゃあ……さっき何で、ミユの顔じゃなくて少し、下を見ながら話してたノ……?」

 

「いや……そりゃ、美優さんが……じゃなくて!ただ単に、ナターリアの勘違いだって!//」

 

「ふ〜んダ……プロデューサーのヘンタイ……えっち……」

 

「とにかく…なんだかよくわからないけど許してくれよ…謝るからさ、な?」

 

「……ホントウに……反省してるノ……?」

 

「あぁ。ごめんよ、ナターリア」

 

「じゃあ……これから、ワタシを美味しいゴチソウを食べに、連れて行ってくれル……?」

 

「ご馳走……?あぁ、いいぞ。何が食べたいんだ?」

 

「……ダーリンなら、言わなくてもわかってくれるよネ……?」

 

「ダーリンかどうかはわからないけど……それじゃあ今、ナターリアが食べたがってるものは……」

 

「……あ〜っ!Pチャ〜ン!!」

 

「……ん?おぉ、みくじゃないか。何だか今日は、色んなアイドルに出会うな……」

 

「ナターリアチャンも、こんにちは!二人とも、こんなところで何をしてるの?」

 

「コンニチハ♪ミク♪今ね、プロデューサーと、デートをしてたんダ♪」

 

「……フ〜ン……デートねぇ〜……」

 

「ちょっ……!何を言ってるんだよ!普通に、散歩をしてただけだって!」

 

------------------------------------------------

 

「でぇ〜?「今度は」ナターリアチャンなんだぁ〜。Pチャンって本当に、見境がないよねぇ〜」

 

「おい!何だよ、今度はって!まるで、俺がアイドルたちを、たぶらかしてるみたいに言うな!」

 

「やっぱり、無自覚なんだねぇ……まあ、PチャンはPチャンだし、しょうがないけど〜」

 

「タブラカス……ミク、どういう意味なんダ?」

 

「えっとね。たぶらかすっていうのは、Pチャンみたいな人のことを言うんだよ♪つまりねぇ……」

 

「変なことを植え付けるな!いいか、ナターリア。今、みくが言ったことは気にしないでくれ」

 

「そうカ……?でも、よくないことなら、しちゃダメだと思うゾ?」

 

「そ〜だ♪そ〜だ♪アイドルの子たちに、変な色目を使うのをやめるにゃ〜♪」

 

「こいつめっ……!」

 

「さて……みくは、二人を見て熱中症になるまえに、そろそろ退散するにゃ〜♪じゃ〜ね〜♪」

 

「……ん?待てよ……なあ、みく。これから俺たち、ご馳走を食べに行くんだが、よかったら一緒にどうだ?」

 

「えっ……ご馳走!?みくもいいのぉ!?」

 

「あぁ、もちろんだ。なあ、ナターリア」

 

「ウンッ♪ご飯はみんなで食べた方が、美味しいよネ♪」

 

「だってよ。さあ、どうする?」

 

「……し、しょうがないにゃあ……Pチャンが、どうしてもって言うなら……ご馳走になるにゃ……♪」

 

「決まりだな。よし、じゃあ行くか」

 

「わぁい♪みんなで、ゴッチソウだあっ♪」

 

「ところで……ご馳走って、何を食べに行くの?」

 

「それはお楽しみだ。みくも大好きなものだよ」

 

「ふ〜ん?ま、いっか♪それじゃあ、レッツゴ〜にゃっ♪」

 

------------------------------------------------

 

「に”ゃ”あ”っ”……!」

 

「さあ、二人とも遠慮しないでくれ。いつも頑張ってくれてるからな」

 

「……Pチャン……これは一体、どういうことにゃっ……!」

 

「どういうことって……ご馳走と言えば寿司だろ?なあ、ナターリア」

 

「ウン♪へい!Pちゃん!ザギンでシースーいっとく?って、気分だヨ♪」

 

「ザギン……?シースー……?おい……そんなの、どこで覚えたんだ……?」

 

「オトナの人は、スシを食べにいく時には「ザギンでシースーする」って、サナエに教えてもらったゾ♪」

 

「また、あのお姉さんは……いいか、ナターリア。それは、早苗さんだけで、普通の大人は言わないんだぞ」

 

「えっ……?そ〜なのカ?フルイって思ったら、シメサバだって言ってたヨ?」

 

「多分「シメる」だと思うぞ……ていうかあの人、元婦警だよな……?教育によくないことばかり言って……」

 

「?」

 

「……と、とにかく!さあ、注文しようぜ!二人とも、何を頼む?」

 

「えっとネ♪じゃあナターリア、マグロがいいナー♪」

 

「あっ!じゃあ、みくはね〜……って!Pチャン酷いにゃ!みくは、お魚がニガテなのを知ってるでしょ!?」

 

「え〜、そうだったっけ?まあ、サイドメニューもあるし、魚以外にもネタがあるからいいじゃないか」

 

「ふしゃ〜……!Pチャンのイヂワル……!」

 

「悪い悪い。でも、みくとも一緒に、ご飯を食べたかったのも本当なんだ。せっかく、出会えたんだからさ」

 

「……っ!……ま、まあ……そういうことなら……許してあげるにゃ……//」

 

「よし。みくはいつも、頑張ってくれてるからな「特上海鮮丼、甘エビの尾頭付き」を注文してやるよ」

 

「ええっ!?いいのぉ!?Pチャン太っ腹〜……って、だからっ!もういいにゃ!みくが自分で選ぶっ!!」

 

------------------------------------------------

 

「う〜ん……唐揚げ……美味しいにゃあ〜……♪」

 

「マグロも美味しいヨ〜♪あっ!あと、サーモンもっ♪」

 

「イカとかイクラもいけるぞ。結構、ネタが新鮮で美味しいなここ」

 

「全く……あんなもの、よく食べられるよね……みくには、理解出来ないにゃ……」

 

「そんなことを言わないデ♪は〜い♪ミク♪あ〜んダゾ♪」

 

「にゃあ〜♪ナターリアチャン、ありがとうにゃ♪それじゃあ……あ〜ん……」

 

「……って……!ちょっと!ナターリアチャンも、酷いにゃ!!」

 

「あはは♪ダイジョーブだっテ♪これ、ハンバーグズシだし♪これなら、ミクも食べられるでショ?」

 

「えっ……あっ……そ、そっか……それじゃあ、もらうにゃ……ありがとう……//」

 

「さあ♪もう一回、あ〜んダゾ♪」

 

「あ、あ〜ん……むぐ……にゃあ〜♪ハンバーグのお寿司、美味しいにゃあ〜♪」

 

「ははっ。二人とも、仲がいいな」

 

「うんっ♪ミクとは同じアイドルで、お友達だしネ♪それじゃあ、プロデューサーも……あ〜ん♪」

 

「ちょっ……お、俺はいいって……何だか恥ずかしいし……みくも見てるし……」

 

「……別にぃ〜。今更どうでもいいにゃあ〜。いつもの、見慣れてる光景だしぃ〜」

 

「おい!それって、どういう意味なんだよ!」

 

「フ〜ンだ。知らにゃ〜い〜」

 

「ほら♪ミクはいいって、言ってるゾ♪それに、好き嫌いはダメって、前にプロデューサーが言ってたよネ♪」

 

「いや……それはそうだけど……でも、それとこれとは、意味が全然違うような気が……」

 

「ほらぁ〜。ナターリアチャンの愛と、Pチャンの欲望がこもった、愛の一口を受け取ってあげなよぉ〜」

 

「変な言い方するな!あぁ、もう!わかったよ!もらえばいいんだろ!もらえば!!」

 

「決っまり〜♪ほら、あ〜んだヨ♪」

 

「……あ、あ〜ん……」

 

「どう?美味しいカ♪」

 

------------------------------------------------

 

「うん……美味しいぞ……//」

 

「ヨカッタ♪じゃあ、ナターリアにもチョ〜ダイ♪」

 

「あぁ。それじゃあ……俺のを食べるか……?ほらっ……」

 

「ア〜ン♪……ン〜♪「プロデューサー」のスシ、オイシ〜♪」

 

「……」

 

「ははっ。別に、俺が握ったわけじゃないんだから。面白いヤツだな、ナターリアは」

 

「……Pチャン」

 

「ん?どうした、みく」

 

「その……みくも……Pチャンのお寿司が、欲しいにゃ……ダメ……?」ウルッ

 

「えっ?いや……みくがいいなら、いいけど……んじゃあ、今、俺のと同じ物を注文するから、少し待ってろ」

 

「もうっ!そういうことじゃないにゃ!おバカッ!さっさと、Pチャンのお寿司をみくによこすにゃ!」

 

パクッ!

 

「ちょっ……みくっ……!?」

 

「ワァオ♪ミクってば、超ダイタンだねェ〜♪」

 

「……に”ゃ”あ”〜……お口の中に……お魚の味が、広がってっ……キクにゃあ〜……!」

 

「おいおい……一体、何をしてるんだ……?」

 

「だって……Pチャンのお寿司なら……美味しいと、思ったんだもん……//」

 

「ふぅ。俺はいつ、寿司職人になったんだよ。とりあえず、口直しに唐揚げとかハンバーグでも、頼むか?」

 

「……Pチャンに、任せるにゃ……//」

 

「ああっ!ハイハ〜イ!ナターリアもプロデューサーに、スシを選んで欲し〜イ♪」

 

「ナターリアもか……?まあ、いいか。じゃあ、適当に選ばせてもらうぞ。何にしようかな〜っと」

 

------------------------------------------------

 

「結構、楽しめたにゃ♪ご馳走様♪Pチャン」

 

「気にするな。普段から、頑張ってくれてるお礼だよ」

 

「みんなで一緒に、スシを食べられてよかったヨ♪ありがとう♪プロデューサー♪」

 

「喜んでもらえてよかった。寿司が大好きだもんな、ナターリアは」

 

「……ねぇ、Pチャン。さっきの……お寿司を食べてたみくを見て……どう思った……?」

 

「ん?どう思ったって……何だよ?」

 

「ほら……例えば、その……健気だな〜とか、オトナっぽいな〜、とか……色々とあるじゃん……//」

 

「……そうだな……マジで、バカだと思ったよ」

 

「にゃあっ……!?お、おバカァ!?」

 

「勝手に俺の寿司を取って、苦手だって言いながら食べてたんだ。バカ以外の、何者でもないだろう」

 

「ひっど〜い!Pチャンはやっぱり、Pチャンにゃ!女の子のことを、何もわかってないんだから!おバカ!」

 

「みくのことは全て、お見通しだ。だから、何事も無理はするな。俺の、大切なアイドルなんだからさ」

 

「っ……いつもそうやって……本当に、ずるいにゃ……でもみく、頑張って、お魚が苦手なのを克服するよ」

 

「……だから……いつか、Pチャンと「二人っきり」で、回らないお寿司に行きたいにゃ……//」

 

「おっ、いいなそれ。でも、それまでに俺の方が先に、現役を引退してるかもな、なんて」

 

「もうっ!じゃあ、そうならないためにも、さっさとみくを、人気アイドルにするにゃっ!」

 

「ははっ、わかったわかった。期待をしてるぞ」

 

「でも……もし売れないまま、ずるずるいっちゃったら……Pチャンに「責任」を取ってもらうからね……♪」

 

プニッ♪

 

------------------------------------------------

 

「ちょっ……い、いきなり、何だよっ!?」

 

「にゃふふ……Pチャンは、今のみくと「オトナ」なみく……どっちが好きかにゃ……?//」

 

「……オトナって……お前……//」

 

「ン……?ああッ!プロデューサーったら、ミクと何をしてるノ!?」

 

「い、いや……これはだな……こいつが勝手に、変なことをして来ただけで……//」

 

「あれあれ〜?Pチャンってばぁ、にゃにを想像しちゃってるのかなぁ〜?ン〜?」

 

「モウッ!また、プロデューサーってば、ヘンなことを考えてル!ほらっ!もう行くヨ!」

 

「うわあっ!?急に、引っ張るなって!!」

 

「……ムゥ……目を離すと、すぐにコレなんだかラ……ダメだヨッ……」

 

「まあ、デートの邪魔をしちゃ悪いから、みくもそろそろ退散するにゃ♪……あっ、最後に、一ついい?」

 

「何だよ……?」

 

「……今度は「オイシイ」ハンバーグを、奢ってもらうからね♪覚悟をするにゃ♪」

 

「……はいはい……わかりましたよ。半ば、騙すような形で連れて来ちゃったのも、事実だからな」

 

「にゃふふ……♪約束だからね……♪」

 

「だから、これからもアイドルを頑張ってくれよ。頼むぞ」

 

「もちろんにゃ♪だけど……色々なことも、頑張らないとね♪例えば……Pチャンのこととか……♪」

 

「……は?俺のこと……?」

 

「それじゃあね〜♪二人とも〜♪ゆっくり、二人で楽しんでねぇ〜♪」

 

「何だったんだ、あいつ……って!だから、そんなに引っ張るなって!わかったから!」

 

「……知らないモン……」

 

------------------------------------------------

 

ザァ~……ザァ~……

 

「すごい……綺麗だネ……」

 

「あぁ。とても、綺麗な夕日が見える海辺だな」

 

「そうデショ♪ここの場所、ナターリアのお気に入りなんダ♪」

 

「なるほど。よく来たりするのか?」

 

「ウン……たまに来るノ。この夕日を見てると、リオを思いだすんダ……それと、パパとママのことモ……」

 

「……そうか、そうだよな……女の子一人で、異国の地にやって来たんだ。やっぱり、寂しいよな……」

 

「ううん。今はもう、寂しくないヨ♪アイドルの子や、他にも、色んなヒトたちともお友達になれたシ……」

 

ギュッ♪

 

「……プロデューサーっていう……ステキなダーリンとも、出会えたしネ……エヘヘ……♪//」

 

「ちょっ……だから、近いって……//」

 

「あのね……ナターリア……ミカやハヤテの気持ちが少し、わかったかもしれないノ……」

 

「ん?美嘉と颯が、どうかしたのか?」

 

「よくわからないけド……プロデューサーが、他の女の子と一緒にいると、ムネがもやもやするんダ……」

 

「……もしかして、これが「シット」っていうものなのかナ?ミユやミクのことは、大好きなはずなの二……」

 

「俺はともかく……アイドルたちに嫉妬するってことは、いいことなんじゃないか?」

 

「えっ……イイコト……?」

 

「大好きだからこそ、そのアイドルたちのいいところや、羨ましいところが、魅力的に見えてるんだと思う」

 

「だから、少しでも近づきたい、むしろそれ以上になりたい。こう、ナターリアは思ってるんじゃないか?」

 

「……そっカ……今のナターリアは、アイドルだもんネ……でも、それはミユもミクも、一緒だよネ……」

 

「大切なことに気づけて偉いぞ。これでまた、立派なアイドルへと一歩、近づけたな。将来が楽しみだ」

 

「ショウライ……ねぇ……プロデューサー……一つ、聞いてイイ……?」

 

------------------------------------------------

 

「うん?どうした?」

 

「もしサ……ナターリアがショウライ、ウェディングドレスを着たら……一番最初に、見てくれル……?」

 

「あぁ、きっと素敵だろうな。でも、それもいいけど、今はしっかりとアイドルを頑張ってくれよ」

 

「あっ……そうだったネ……♪エヘヘ……イケナイイケナイ……//」

 

「でも、その時はみんなで、ナターリアをお祝いしてやるよ。楽しいパーティーにしようぜ」

 

「ヤクソクだヨッ♪じゃあ、指切りしようヨ♪ねっ♪」

 

「うん、約束するよ」

 

「指切りゲンマン♪ウソついたら、ハリセンボンの〜ますッ♪指キッタ♪」

 

「よし。ナターリアに、楽しい思い出をたくさん作ってもらうために、俺も頑張らないとな」

 

「……それじゃあ、サッソク……今から「ステキ」な思い出を作りたいノ……イイ……?」

 

「ん?作るって……何を……んんっ……!?」

 

チュッ……♪

 

「……♪」

 

「……ぷあっ……な、ナターリアっ……!?//」

 

「……「初めての」思い出は……プロデューサーの味がしたヨ……♪」

 

「初めてって……お前……//」

 

「ふふっ……スキな人に、こういうことをするのっテ……こんな気持ちなんダ……」

 

「……「温かさ」が残ってて……すごく、ドキドキしてるヨ……エヘヘ……♪」

 

「それに「薬指」で指切りをしちゃったし、ナターリアはもう、プロデューサーのお嫁さんだネ♪」

 

「……少し、整理をしよう。まず、薬指の意味はわかってるのか?別に、体にいい指って、意味じゃないぞ?」

 

「わかってるっテ♪前に、ミユが教えてくれたんダ♪日本で薬指は、お嫁さんの指って意味なんでしょ?」

 

「ある意味、間違ってないけど……でも、何か勘違いしてるんじゃないか?……さっきのことも含めて……//」

 

「カンチガイじゃないヨ♪だっテ……ショウライ……」

 

「……「隣で」一番最初に、ワタシを見てくれるのはプロデューサーだって……今、約束したモン……//」

 

「……っ!そ、それは……!」

 

「これからも、ナターリアと色んな思い出、そして、アイドルの思い出ををいっぱい作っていこうヨ♪」

 

「だから、ミ・アモーレ……ウウン。フーフになっても、ずっと一緒ダヨ♪ねっ♪「イトシ」のダーリン♪」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。