カチャッ
「……ただいま〜……ふぅ、あっちい〜……」
「あ〜っ♪おっかえりぃ♪プッロデューサーッ♪」
「うわっ……!な、何だ……!?」
「お疲れサマ♪いっつも、ナターリアたちのためにお仕事を頑張ってくれて、ありがとうナ♪」
「あっ、な、ナターリアか……お疲れ様……」
「そんな、いつも頑張ってくれるプロデューサーにはぁ、ありがとうのハグをあげちゃうゾ♪ぎゅ〜っ♪」
「くっ……//」
「ン……?どうしたの、プロデューサー?お顔が真っ赤だよ?ダイジョーブ?」
「いや……いつも、出迎えてくれるのは嬉しいんだが……その……」
ムニュッ♪
「……ちょっと……距離が、近いんじゃないか……?//」
「エ〜。これくらい、フツーだっテ♪プロデューサーは、ナターリアの大好きなダーリンだから、問題ないヨ♪」
「ダーリンって……まあ、好きだって言ってくれるのは、嬉しいんだぞ?でも一応、俺も男だし……なっ?//」
「ンン〜?プロデューサーが、オトコの人だっていうのは知ってるゾ?それが、どうしたんダ〜?」
「いや……と、とにかく!ナターリアは、魅力的な女の子なんだから、ハグは程々にしてくれよ。いいな?」
「ヤッタ♪ミリョクテキだなんて、嬉しいナ♪でも、ナターリアのドコがミリョクテキだと思ってくれてるノ?」
「……そっ、それは……ゴクリ……」
「?」
カチャッ
「おはようございま……わお」
------------------------------------------------
「……っ!?な、凪っ……!」
「……P。これは一体、どういうことなんですか……?」
「あっ、ナギ!助けテっ!プロデューサーが急に、怖くなったのっ……!」
「……」
「……ち、違うんだ……!これには、深い訳があってっ……!」
「そうですか。では、Pの言い分を聞きましょう。早苗さんと一緒に」
「……っ!」
「ではさっそく、連絡を……っ……!?」
「……しょうがねぇ……こうなったら、凪も一緒にいただいてやるぜ……」
「き、急に、何をするんですか……!離してくださいっ……!」
「うへへ……凪もなかなか「美味しそう」じゃねぇか……これは、楽しめそうだ……」
「……ねぇ……どうしちゃったノ……?いつもの……優しいプロデューサーじゃないヨ……?」
「全く……ナターリアはいけない小娘だぜ……さっきから、そんな無防備な姿で俺を、誘惑しやがって……」
「ユウワク……?何のコト……?」
「今から、その意味を教えてやるよ。どうやら、オシオキが必要みたいだしな」
「イケナイ……?オシオキ……?ナターリア……何か悪いことを、プロデューサーにしちゃっタ……?」
「全く……ウチは、悪い小娘ばかりで困っちまうぜ……ま、その方がヤりがいがあるけどな……ぐへへ……」
「や、やめてください……お願いです……今ならまだ、連絡しないであげますから……」
「安心しろって。すぐによくしてやるから。だから二人とも、俺がしっかりと、美味しくいただいてやるよ」
「プロデューサー……」
「P……」
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「そして、凪たちはこのまま……続きは、DLCでのお楽しみです」
「……おい……何か今、すごい失礼なことを考えてなかったか……?」
「いえ、そんなことはないですよ。では「本編」に戻りましょう。おはようございます」
「オハヨウ♪ナギ♪今日も、あっついね〜♪」
「えぇ。Pたちほどではないですけどね。ひゅーひゅー」
「茶化すな!とにかく……ほら、ナターリアもそろそろ、離れてくれ……」
「あっ、そうダ♪ナギも一緒に、プロデューサーにギュ〜っとしようヨ♪」
「……は?」
「ほぉ……はーちゃんだけのアイドルなこの凪に、そのような提案をしてくるとは……なかなかやるな」
「そうだ。凪もナターリアも、アイドルなんだからな?ほら、一旦離れてくれ……」
ギュッ♪
「ちょっ……!な、凪!?」
「今の凪は「わるなぎスタイル」なので、大丈夫です。どんな理屈だ」
「おい!言ってるそばから何で、凪もくっついてくるんだよっ!離れろっ!」
「パッションプリンセスをすてるだなんてとんでもない。一緒にいればハイスコア間違いなしです」
「ですので、今年のプラチナスカウトチケットは、このわるなぎで決まりですね、凪とのお約束だぞ」
「……何を言ってるんだ?」
「気にしないでください。「みなさん」とお約束をしただけなので。決してダイマではないのご安心を、ぶい」
「何だそりゃ……ま、いいか。いつもの凪で安心したよ」
「えぇ。これにて、一件落着。めでたしめでたし」
「あははっ♪めでたしめでたしぃ〜♪」
「……って!何も解決してねえよっ!いいから、二人とも離れろって……」
カチャッ
------------------------------------------------
「たっだいま〜……あぅ〜……あっつい……」
「っ!……は、颯っ……!」
「……あ"〜っ!またPちゃんが、朝から女の子とイチャイチャしてる〜っ!」
「「また」って何だよ!ていうか、急に誤解を生むようなこと言うな!」
「全く……ちょっと目を離したら、これなんだから……本当にもう……美嘉さんからも、何か言ってあげて!」
「……ナターリアちゃん、凪ちゃん、おはよう。で?プロデューサー。これは、どういうことなの?」
「……み、美嘉もいたのか……ははっ……二人とも、奇遇だな……」
「美嘉さんと、お買い物に行ってたんだ。それで?Pちゃん。どういうことなのか、説明をして欲しいナ♪」
「うんっ♪今ねっ、プロデューサーに、ご褒美あげてたノ♪ねっ、ナギ♪」
「えぇ。飴とムチ、Pを飼いならす第一歩です。つまり、資本主義です」
「……へぇ〜……一体、どんなご褒美をあげてたのかな〜……?」
「思いっきり、ギュ〜っとしてたんダ♪こうすると、すごく気持ちいいんだヨ♪」
「ちょっ……何を言ってるんだよっ!」
「流石は、オトコの人だよね♪プロデューサーって、すごいタクマシイんダ♪」
「……プロデューサー♪ちょ〜っと、アタシたちとお話しをしようか♪」
「はぁっ!?いや……だから……」
「Pちゃんは、聞き分けのいい子だって、はーは知ってるよ♪だからぁ……ねっ♪」
「……はい……」
「ンン〜?二人とも、どうしたのぉ?」
「ふふっ♪ちょっと、プロデューサーにお話があるんだ♪ナターリアちゃんと凪ちゃんは、待っててね♪」
「すみません……また、うちのPが……ふぅ、本当に手のかかるPですね、Pは。なーむー」
------------------------------------------------
「「……♪」」ニコニコ
「……なあ……二人とも?何だか……怖いぞ……?」
「そんなことないよぉ♪はー、Pちゃんがあんなに、二人と仲良しさんだなんて、知らなかったナ〜♪」
「うんうん♪そうだねぇ〜♪で?どういうことなのかなぁ?美嘉お姉ちゃんが、た〜っぷり、聞いてあげるっ♪」
「いや……だからこれは、ナターリアや凪が、勝手に抱きついてきただけで、俺は……」
「……へぇ〜……そうやって、女の子のせいにしちゃうんだ〜。Pちゃんサイテ〜」
「はーちゃん。あまり、Pを責めないであげてください。少しオオカミですけど、根はいい人なんです……」
「おい!双子で何だよ!ていうか、凪!誤解を生むような方向に、持っていくな!」
「……ま、いつものことだし、今に始まったことじゃないけど。でも、アタシは、ちょ〜っと感心しないな〜」
「うっ……それは……反省するよ……」
「フ〜ン……Pちゃん。本当に、反省してくれてるの〜?」
「あぁ、そのつもりだよ」
「そっか♪流石はPちゃんだね♪はーはわかってくれて嬉しいよ♪じゃあ……」
「……まずは、その状況をどうにかしなきゃ……ねっ……♪」
「ン〜?もう、お話しは終わったのカ〜?」
「えっと……あと、もう少しってところだな……//」
「ソッカ♪じゃあまだ、プロデューサーの腕を、ぎゅ〜っとしてるネ♪」
「……くうっ……//」
「本当に、二人とも仲良しさんなんだね♪でも、どうしてなーも、Pちゃんに抱きついてるのかな〜?」
「強いて言えば、ノリですね。凪は、陽キャぶりたいお年頃なのです。うぇいうぇい」
「へ〜……にしては随分と、密着をしてるんだねぇ〜……」
「……ねぇ、二人とも?アタシたちはアイドルなんだから、少しは気をつけた方が、いいと思うな」
「えっ?気をつけるっテ……何を?」
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「Pちゃんみたいなオオカミさんに、そんなことばかりをしてると、いつかガオ〜って、食べられちゃうよ?」
「オオカミさん……?プロデューサー?ナターリアは、食べても美味しくないヨ……?」
「おいっ!ナターリアに、変なことを植え付けるな!何だよ!オオカミって!」
「だから、こっちにおいでよ。変態なプロデューサーから、アタシたちが守ってあげるからさ」
「ううん、ダイジョウブ♪オオカミさんでも、ナターリアはプロデューサーのことが、大好きだからっ♪」
「……むぅ……そうじゃなくてぇ〜……」
「そ、それは、とても嬉しいぞ……でも、もうすこ〜し、離れてくれないか?そろそろ「限界」がっ……//」
「えっ……プロデューサーは、ナターリアたちのこと……キライなの……?」ウルッ
「……P……そうなのですか……?」ウルッ
「い、いや……むしろ、二人のことは大好きだぞ?仕事もアイドルも、頑張ってくれてるしな……」
「ホントウ!?やったぁ〜♪ナターリアも、プロデューサーのこと、大大大ぁ〜い好きだよっ♪」
「わ〜い。凪もお兄ちゃんのこと、大好き〜……こういうのがいいんですよね?わかりみです」
ムギュッ♪
「ちょっ……だからっ……!//」
「フ〜ン……Pちゃんってばやっぱり、ぜ〜んぜん、わかってないねぇ〜」
「本当、プロデューサーってば、年下の女の子が大好きなロリコンだよねぇ〜。莉嘉の時もデレデレしてたし」
「おい!デレデレなんしてねえよ!俺を勝手にロリコン扱いするな!」
「どうだか……だめだよ〜?女の子ばかりじゃなくて、もっと身近にいる、大人のレディを見てあげなきゃ」
「は……?レディって……何のことだよ?」
「ほらっ、いるじゃん。例えばその……あ、アタシとかさ……//」
「待て。そのレディが美嘉だとしたら結局ロリコンになっちゃうだろ、美嘉だってまだ女の子なんだし」
「はぁ〜っ!?ちょっと!アタシはもう、大人のレディなんだから、子供扱いしないでよね!!」
「俺から見たら、美嘉も莉嘉もそんな、大差ないっつうの。ちびギャルちゃんよ」
「む〜っ……バカ……」
「も〜……しょうがないなあ、Pちゃんは〜。じゃあ今度、はーがシミュレーションしてあげるっ」
「シミュレーション……?」
------------------------------------------------
「はーが、Pちゃんの「相手」って設定で一緒に、色々なところに遊びに行くの。二人っきりでね」
「颯と一緒に?」
「うん。そしたら、はー……じゃなくて!女の子の気持ちがわかってくれるかなって〜。ねぇ、どう……?//」
「わお。はーちゃんは、とても大胆ですね」
「……そーでごぜーますか。じゃあ、はやておねーさん。次は、おすなばで遊びやがりますか?」
「あ、でも、暗くなるまえに帰らないと、ママに怒られちゃうから、程々にですよ?」
「むっ!相手って、そういう意味じゃないって!ていうか!はーは、そこまで子供じゃないもん!」
「ふぅ……ま、二人とも、背伸びをしたい年頃なのはわかるけど、今は目の前のアイドルを優先してくれよな」
「……アタシたちをアイドルにした以上は、最後まで……責任を取ってもらうんだからね……覚悟してよ?」
「はいはい、これからも頼むぞ」
「じゃあさっそく、二人も一緒に、プロデューサーをぎゅっとしようヨ♪楽しいことは分け合いっこダヨ♪」
「みんなで一緒に、Pとレッツパーリーをしましょう。うぇいうぇい、ぱふぱふ」
「は……?何を言ってるんだ……?この二人が、そんなことをするわけが……」
「……じゃあ、颯ちゃん♪「プロデューサーの」お言葉に甘えて、アタシたちも混ざろうか♪」
「はいっ♪Pちゃんってばやっぱり優しいなあ〜♪流石は大人のお兄さんだねぇ♪」
「……あの……二人はアイドルなんだから、そういうことはあまり、よくない気がするんですけどねぇ……」
「何さ。ナターリアちゃんや凪ちゃんはよくて、アタシたちはダメだって言うの?」
「いや……そういうことじゃなくて……とにかく俺は……」
「そっか♪じゃあいいよねっ♪ふひひ☆だって「責任」を取ってくれるって約束してくれたじゃん☆」
「なーたち……ううん。それ以上に、甘えちゃうんだから、覚悟をしてよね♪……動いちゃイヤだよ♪えへへ♪」
「ちょっ……あ〜っ!そうだ!ナターリア!そろそろ、時間だから仕事に行こうぜ!」
「えっ……?お仕事……?」
「ああ!ということで、俺たちは仕事に行ってくるよ!じゃあな!」
「う〜ん……?ま、いっカ♪それじゃあ三人とも、マタ今度ネ〜♪」
「ああっ!こら〜っ!逃げるな〜!!」
「もうっ!逃げるなんて、Pちゃんってば男らしくな〜い!」
「……いたいけなこの凪を、置いていくとは……今月の凪料金は倍増しですね。もちろん、支払いはPPAYで」
------------------------------------------------
「……ふぅ……ここまで来れば、流石にあいつらも追ってこれないだろ……」
「なんか……ミカとハヤテが少し、怖かった気がするヨ……何かあったのカナ……?」
「そうか?いつもどおりだと思うぞ」
「そう……?でも、イヂワルをしちゃだめだヨ!ミカとハヤテにも、ぎゅ〜っとさせてあげなキャ!」
「あのなあ……さっきも言ったけど、俺は男なんだぞ……?わかってるのか?」
「ウン、わかってるヨ?プロデューサーは、オトナのオニイサンだよネ?」
「そうだ。だから、女の子があまりに近いと、恥ずかしくなっちゃうんだよ」
「ハズカシイ……?ナンデ?」
「それは……と、とにかく!男はみんな、そういうもんなのっ!//」
「ふ〜ん?ところで、街に来ちゃったけど……これから、何のお仕事をするんダ〜?」
「ん……?あぁ、ごめんな。実は仕事じゃなくて、仕事の「打ち合わせ」をしたいと思ってたんだ」
「ウチアワセ……?どういうコト……?」
「つまり、あいつらから逃げるための口実で……じゃなくて!ナターリアと二人で、話しがしたかったんだよ」
「二人で……!?わ〜いっ!と言うことは、プロデューサーと二人っきりってことダネ♪嬉しいナ〜♪」
ギュッ♪
「うわっ……!?な、何をしてるんだよっ!さっきの話を、聞いてたのか!?//」
「知ラナ〜イ♪せっかく街に来たんだし、ナターリアと一緒に遊ぼうヨ♪ねっ、いいでしょお?」
「う〜ん……まあ、今は事務所に戻れないし……特に急ぎの仕事もないし……」
「……そうだな。じゃあせっかくだし、どこかに行くか」
「ヤッタ〜♪プロデューサー……じゃなくて!ダーリンと、デートだァ〜♪」
「ちょっ……おい!街中で、その呼び方はやめろって!変な目で見られるから!!//」
「あっ、そうだっタ!日本では「彼氏」って言うんだったっケ♪ごめんネ♪ナターリアのステキな彼氏♪」
「色々と間違ってるぞ!?あぁ、もう……何だか、周りの目線が生暖かくなってきたし……ほらっ!行くぞ!」
「あんっ。プロデューサーてば、力強いっ……♪流石は、オトコの人だネ……//」
「全く……//」
------------------------------------------------
「それで、プロデューサー。どこに行くノ〜?」
「そうだな。今日は結構暑いし、とりあえず、どこか涼しいところに行こうか」
「そうダネ♪プロデューサーと一緒なら、どこでも楽しいゾ♪」
「あぁ。俺も、ナターリアと一緒にいると楽しいよ。じゃあまずは、離れようか」
「エ〜!ナンデ〜!?」
「もう夏なんだし、暑いだろ?それに、このまま暑さで倒れちゃったら、大変だしな」
「ダイジョウブだヨ♪ナターリアはこのまま、プロデューサーと溶け合ってもいいゾ……ナンテ……♪//」
「溶け合うって……どこで、そんな言葉を覚えたんだ?」
「前に、マユが教えてくれたんダ♪これは、日本のコイする女の子の「アイジョウヒョウゲン」だっテ♪」
「あのなあ……まゆの日本語は少しだけ、他の人とは違うんだ。だから、ナターリアは真似しなくていいぞ」
「そうなのカ?あ、そういえば、トクベツな人以外には言わないって、言ってたナ。ダレのことなんだロ?」
「……さあな。まゆもお年頃の女の子なんだし、色々と思う人がいるんじゃないか?」
「ナルホド……でも、ナターリアは大好きな、ダーリンしか見てないゾ♪」
「……くうっ……//」
「……あっ……プロデューサーさん……ナターリアちゃん……」
「ん……?あっ、美優さんじゃないですか。こんにちは」
「こんにちは、ミユ♪今日は、とっても暑いナ♪」
「二人とも、こんにちは……えぇ、とても暑いですね……」
「ところで、美優さんはここで、何をしてるんですか?」
「えっと……夏用の、アロマオイルを買いに来たんです……もうすっかり、夏ですので……」
「なるほど……そ、そうですね。もう夏ですから……気をつけないといけませんね……//」
「ふぅ……この季節は、汗ばんで……困ってしまいますね……ん?あの……プロデューサーさん……?」
「はっ、はいっ!?何でしょうか!?」
「いえ、その……随分と、顔が火照っていいますので……熱中症とか……大丈夫ですか……?」
「あっ、えっ、えぇ!大丈夫ですっ!むしろ、その……」
タプンッ♪
「色々な意味で、熱中症になってしまうかもしれません……なんて……//」
------------------------------------------------
「それは大変です……少し、失礼しますね……」
「うわっ!?み、美優さん……!?」
「……ムッ」
「結構……おでこが熱いですね……やはり、熱中症の可能性があるかも……」
「ちょっ……ち、近いですって……!それに、おでこが熱いのは、汗ばんだ姿がいつもよりさらに……」
「……じゃなくて!と、とにかく大丈夫ですっ!だから、心配しないでくださいっ!//」
「そうですか……?でも……一応、念のために……おでこを……」
「……ンモ〜……!ダメ〜〜〜〜ッ!!」
「きゃっ……!?」
「うわっ!?な、ナターリア!?」
「もうっ!プロデューサーってば、ダメだヨ!ミユのことを、そんなえっちな目で見チャッ!!」
「えっ……//」
「はあっ!?そ、そんなことねえよ!急に、変なことを言うなっ!//」
「ウソツキ!絶対に見てたモンッ!」
「あっ、あの……プロデューサーさん……?//」
「いえ、そのっ……俺は、美優さんをアイドルとして見てますけど、変な意味では決して……うあっ……!//」
「ああっ!また見てル!……もう、シラナ〜イッ!プロデューサーのおバカッ!えっち!!」
「おい!ナターリア!待てって〜!……あぁ、もう……何なんだよ……一体……」
「……プロデューサーさん……そのっ……//」
「あっ……い、いえ!勘違いしないでください!俺は、そんな目で一切、見てませんからっ!//」
「そうですか……でも……プロデューサーさんになら……見られちゃってもいいかな……なんて……♪」
「えっ……?あの……美優さん……?//」
「冗談です……♪では、ナターリアちゃんの所に、行ってあげてください……「彼氏さんっ」……♪」
「か、彼氏って……と、とにかく、行ってきます!では、またお会いしましょう!美優さんっ!」
「はい……お会いしましょうね……♪……行っちゃった……ナターリアちゃん……いいなあ……」
「私も……手を握りながら、一緒にお出かけをして、最後は人気のない海辺で、プロデューサーさんと……」
「……あっ、これ以上はいけませんね……でも……プロデューサーさんてば、私のことを……うふふ……♪//」
------------------------------------------------
「お〜いっ!ナターリア〜!待ってくれ〜!」
「……」
「ふぅ……やっと追いついた……急に、一人で行くなよ……」
「……ムゥ〜」
「何でそんな、むくれてるんだよ。俺、ナターリアに何か、しちゃったか……?」
「……ワタシが、ギュッとしてた時より……ミユの時の方が、デレデレしてタ……」
「はぁ……?そんなことはないって。俺がいつ、美優さんにデレデレしてたんだよ」
「……じゃあ……さっき何で、ミユの顔じゃなくて少し、下を見ながら話してたノ……?」
「いや……そりゃ、美優さんが……じゃなくて!ただ単に、ナターリアの勘違いだって!//」
「ふ〜んダ……プロデューサーのヘンタイ……えっち……」
「とにかく…なんだかよくわからないけど許してくれよ…謝るからさ、な?」
「……ホントウに……反省してるノ……?」
「あぁ。ごめんよ、ナターリア」
「じゃあ……これから、ワタシを美味しいゴチソウを食べに、連れて行ってくれル……?」
「ご馳走……?あぁ、いいぞ。何が食べたいんだ?」
「……ダーリンなら、言わなくてもわかってくれるよネ……?」
「ダーリンかどうかはわからないけど……それじゃあ今、ナターリアが食べたがってるものは……」
「……あ〜っ!Pチャ〜ン!!」
「……ん?おぉ、みくじゃないか。何だか今日は、色んなアイドルに出会うな……」
「ナターリアチャンも、こんにちは!二人とも、こんなところで何をしてるの?」
「コンニチハ♪ミク♪今ね、プロデューサーと、デートをしてたんダ♪」
「……フ〜ン……デートねぇ〜……」
「ちょっ……!何を言ってるんだよ!普通に、散歩をしてただけだって!」
------------------------------------------------
「でぇ〜?「今度は」ナターリアチャンなんだぁ〜。Pチャンって本当に、見境がないよねぇ〜」
「おい!何だよ、今度はって!まるで、俺がアイドルたちを、たぶらかしてるみたいに言うな!」
「やっぱり、無自覚なんだねぇ……まあ、PチャンはPチャンだし、しょうがないけど〜」
「タブラカス……ミク、どういう意味なんダ?」
「えっとね。たぶらかすっていうのは、Pチャンみたいな人のことを言うんだよ♪つまりねぇ……」
「変なことを植え付けるな!いいか、ナターリア。今、みくが言ったことは気にしないでくれ」
「そうカ……?でも、よくないことなら、しちゃダメだと思うゾ?」
「そ〜だ♪そ〜だ♪アイドルの子たちに、変な色目を使うのをやめるにゃ〜♪」
「こいつめっ……!」
「さて……みくは、二人を見て熱中症になるまえに、そろそろ退散するにゃ〜♪じゃ〜ね〜♪」
「……ん?待てよ……なあ、みく。これから俺たち、ご馳走を食べに行くんだが、よかったら一緒にどうだ?」
「えっ……ご馳走!?みくもいいのぉ!?」
「あぁ、もちろんだ。なあ、ナターリア」
「ウンッ♪ご飯はみんなで食べた方が、美味しいよネ♪」
「だってよ。さあ、どうする?」
「……し、しょうがないにゃあ……Pチャンが、どうしてもって言うなら……ご馳走になるにゃ……♪」
「決まりだな。よし、じゃあ行くか」
「わぁい♪みんなで、ゴッチソウだあっ♪」
「ところで……ご馳走って、何を食べに行くの?」
「それはお楽しみだ。みくも大好きなものだよ」
「ふ〜ん?ま、いっか♪それじゃあ、レッツゴ〜にゃっ♪」
------------------------------------------------
「に”ゃ”あ”っ”……!」
「さあ、二人とも遠慮しないでくれ。いつも頑張ってくれてるからな」
「……Pチャン……これは一体、どういうことにゃっ……!」
「どういうことって……ご馳走と言えば寿司だろ?なあ、ナターリア」
「ウン♪へい!Pちゃん!ザギンでシースーいっとく?って、気分だヨ♪」
「ザギン……?シースー……?おい……そんなの、どこで覚えたんだ……?」
「オトナの人は、スシを食べにいく時には「ザギンでシースーする」って、サナエに教えてもらったゾ♪」
「また、あのお姉さんは……いいか、ナターリア。それは、早苗さんだけで、普通の大人は言わないんだぞ」
「えっ……?そ〜なのカ?フルイって思ったら、シメサバだって言ってたヨ?」
「多分「シメる」だと思うぞ……ていうかあの人、元婦警だよな……?教育によくないことばかり言って……」
「?」
「……と、とにかく!さあ、注文しようぜ!二人とも、何を頼む?」
「えっとネ♪じゃあナターリア、マグロがいいナー♪」
「あっ!じゃあ、みくはね〜……って!Pチャン酷いにゃ!みくは、お魚がニガテなのを知ってるでしょ!?」
「え〜、そうだったっけ?まあ、サイドメニューもあるし、魚以外にもネタがあるからいいじゃないか」
「ふしゃ〜……!Pチャンのイヂワル……!」
「悪い悪い。でも、みくとも一緒に、ご飯を食べたかったのも本当なんだ。せっかく、出会えたんだからさ」
「……っ!……ま、まあ……そういうことなら……許してあげるにゃ……//」
「よし。みくはいつも、頑張ってくれてるからな「特上海鮮丼、甘エビの尾頭付き」を注文してやるよ」
「ええっ!?いいのぉ!?Pチャン太っ腹〜……って、だからっ!もういいにゃ!みくが自分で選ぶっ!!」
------------------------------------------------
「う〜ん……唐揚げ……美味しいにゃあ〜……♪」
「マグロも美味しいヨ〜♪あっ!あと、サーモンもっ♪」
「イカとかイクラもいけるぞ。結構、ネタが新鮮で美味しいなここ」
「全く……あんなもの、よく食べられるよね……みくには、理解出来ないにゃ……」
「そんなことを言わないデ♪は〜い♪ミク♪あ〜んダゾ♪」
「にゃあ〜♪ナターリアチャン、ありがとうにゃ♪それじゃあ……あ〜ん……」
「……って……!ちょっと!ナターリアチャンも、酷いにゃ!!」
「あはは♪ダイジョーブだっテ♪これ、ハンバーグズシだし♪これなら、ミクも食べられるでショ?」
「えっ……あっ……そ、そっか……それじゃあ、もらうにゃ……ありがとう……//」
「さあ♪もう一回、あ〜んダゾ♪」
「あ、あ〜ん……むぐ……にゃあ〜♪ハンバーグのお寿司、美味しいにゃあ〜♪」
「ははっ。二人とも、仲がいいな」
「うんっ♪ミクとは同じアイドルで、お友達だしネ♪それじゃあ、プロデューサーも……あ〜ん♪」
「ちょっ……お、俺はいいって……何だか恥ずかしいし……みくも見てるし……」
「……別にぃ〜。今更どうでもいいにゃあ〜。いつもの、見慣れてる光景だしぃ〜」
「おい!それって、どういう意味なんだよ!」
「フ〜ンだ。知らにゃ〜い〜」
「ほら♪ミクはいいって、言ってるゾ♪それに、好き嫌いはダメって、前にプロデューサーが言ってたよネ♪」
「いや……それはそうだけど……でも、それとこれとは、意味が全然違うような気が……」
「ほらぁ〜。ナターリアチャンの愛と、Pチャンの欲望がこもった、愛の一口を受け取ってあげなよぉ〜」
「変な言い方するな!あぁ、もう!わかったよ!もらえばいいんだろ!もらえば!!」
「決っまり〜♪ほら、あ〜んだヨ♪」
「……あ、あ〜ん……」
「どう?美味しいカ♪」
------------------------------------------------
「うん……美味しいぞ……//」
「ヨカッタ♪じゃあ、ナターリアにもチョ〜ダイ♪」
「あぁ。それじゃあ……俺のを食べるか……?ほらっ……」
「ア〜ン♪……ン〜♪「プロデューサー」のスシ、オイシ〜♪」
「……」
「ははっ。別に、俺が握ったわけじゃないんだから。面白いヤツだな、ナターリアは」
「……Pチャン」
「ん?どうした、みく」
「その……みくも……Pチャンのお寿司が、欲しいにゃ……ダメ……?」ウルッ
「えっ?いや……みくがいいなら、いいけど……んじゃあ、今、俺のと同じ物を注文するから、少し待ってろ」
「もうっ!そういうことじゃないにゃ!おバカッ!さっさと、Pチャンのお寿司をみくによこすにゃ!」
パクッ!
「ちょっ……みくっ……!?」
「ワァオ♪ミクってば、超ダイタンだねェ〜♪」
「……に”ゃ”あ”〜……お口の中に……お魚の味が、広がってっ……キクにゃあ〜……!」
「おいおい……一体、何をしてるんだ……?」
「だって……Pチャンのお寿司なら……美味しいと、思ったんだもん……//」
「ふぅ。俺はいつ、寿司職人になったんだよ。とりあえず、口直しに唐揚げとかハンバーグでも、頼むか?」
「……Pチャンに、任せるにゃ……//」
「ああっ!ハイハ〜イ!ナターリアもプロデューサーに、スシを選んで欲し〜イ♪」
「ナターリアもか……?まあ、いいか。じゃあ、適当に選ばせてもらうぞ。何にしようかな〜っと」
------------------------------------------------
「結構、楽しめたにゃ♪ご馳走様♪Pチャン」
「気にするな。普段から、頑張ってくれてるお礼だよ」
「みんなで一緒に、スシを食べられてよかったヨ♪ありがとう♪プロデューサー♪」
「喜んでもらえてよかった。寿司が大好きだもんな、ナターリアは」
「……ねぇ、Pチャン。さっきの……お寿司を食べてたみくを見て……どう思った……?」
「ん?どう思ったって……何だよ?」
「ほら……例えば、その……健気だな〜とか、オトナっぽいな〜、とか……色々とあるじゃん……//」
「……そうだな……マジで、バカだと思ったよ」
「にゃあっ……!?お、おバカァ!?」
「勝手に俺の寿司を取って、苦手だって言いながら食べてたんだ。バカ以外の、何者でもないだろう」
「ひっど〜い!Pチャンはやっぱり、Pチャンにゃ!女の子のことを、何もわかってないんだから!おバカ!」
「みくのことは全て、お見通しだ。だから、何事も無理はするな。俺の、大切なアイドルなんだからさ」
「っ……いつもそうやって……本当に、ずるいにゃ……でもみく、頑張って、お魚が苦手なのを克服するよ」
「……だから……いつか、Pチャンと「二人っきり」で、回らないお寿司に行きたいにゃ……//」
「おっ、いいなそれ。でも、それまでに俺の方が先に、現役を引退してるかもな、なんて」
「もうっ!じゃあ、そうならないためにも、さっさとみくを、人気アイドルにするにゃっ!」
「ははっ、わかったわかった。期待をしてるぞ」
「でも……もし売れないまま、ずるずるいっちゃったら……Pチャンに「責任」を取ってもらうからね……♪」
プニッ♪
------------------------------------------------
「ちょっ……い、いきなり、何だよっ!?」
「にゃふふ……Pチャンは、今のみくと「オトナ」なみく……どっちが好きかにゃ……?//」
「……オトナって……お前……//」
「ン……?ああッ!プロデューサーったら、ミクと何をしてるノ!?」
「い、いや……これはだな……こいつが勝手に、変なことをして来ただけで……//」
「あれあれ〜?Pチャンってばぁ、にゃにを想像しちゃってるのかなぁ〜?ン〜?」
「モウッ!また、プロデューサーってば、ヘンなことを考えてル!ほらっ!もう行くヨ!」
「うわあっ!?急に、引っ張るなって!!」
「……ムゥ……目を離すと、すぐにコレなんだかラ……ダメだヨッ……」
「まあ、デートの邪魔をしちゃ悪いから、みくもそろそろ退散するにゃ♪……あっ、最後に、一ついい?」
「何だよ……?」
「……今度は「オイシイ」ハンバーグを、奢ってもらうからね♪覚悟をするにゃ♪」
「……はいはい……わかりましたよ。半ば、騙すような形で連れて来ちゃったのも、事実だからな」
「にゃふふ……♪約束だからね……♪」
「だから、これからもアイドルを頑張ってくれよ。頼むぞ」
「もちろんにゃ♪だけど……色々なことも、頑張らないとね♪例えば……Pチャンのこととか……♪」
「……は?俺のこと……?」
「それじゃあね〜♪二人とも〜♪ゆっくり、二人で楽しんでねぇ〜♪」
「何だったんだ、あいつ……って!だから、そんなに引っ張るなって!わかったから!」
「……知らないモン……」
------------------------------------------------
ザァ~……ザァ~……
「すごい……綺麗だネ……」
「あぁ。とても、綺麗な夕日が見える海辺だな」
「そうデショ♪ここの場所、ナターリアのお気に入りなんダ♪」
「なるほど。よく来たりするのか?」
「ウン……たまに来るノ。この夕日を見てると、リオを思いだすんダ……それと、パパとママのことモ……」
「……そうか、そうだよな……女の子一人で、異国の地にやって来たんだ。やっぱり、寂しいよな……」
「ううん。今はもう、寂しくないヨ♪アイドルの子や、他にも、色んなヒトたちともお友達になれたシ……」
ギュッ♪
「……プロデューサーっていう……ステキなダーリンとも、出会えたしネ……エヘヘ……♪//」
「ちょっ……だから、近いって……//」
「あのね……ナターリア……ミカやハヤテの気持ちが少し、わかったかもしれないノ……」
「ん?美嘉と颯が、どうかしたのか?」
「よくわからないけド……プロデューサーが、他の女の子と一緒にいると、ムネがもやもやするんダ……」
「……もしかして、これが「シット」っていうものなのかナ?ミユやミクのことは、大好きなはずなの二……」
「俺はともかく……アイドルたちに嫉妬するってことは、いいことなんじゃないか?」
「えっ……イイコト……?」
「大好きだからこそ、そのアイドルたちのいいところや、羨ましいところが、魅力的に見えてるんだと思う」
「だから、少しでも近づきたい、むしろそれ以上になりたい。こう、ナターリアは思ってるんじゃないか?」
「……そっカ……今のナターリアは、アイドルだもんネ……でも、それはミユもミクも、一緒だよネ……」
「大切なことに気づけて偉いぞ。これでまた、立派なアイドルへと一歩、近づけたな。将来が楽しみだ」
「ショウライ……ねぇ……プロデューサー……一つ、聞いてイイ……?」
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「うん?どうした?」
「もしサ……ナターリアがショウライ、ウェディングドレスを着たら……一番最初に、見てくれル……?」
「あぁ、きっと素敵だろうな。でも、それもいいけど、今はしっかりとアイドルを頑張ってくれよ」
「あっ……そうだったネ……♪エヘヘ……イケナイイケナイ……//」
「でも、その時はみんなで、ナターリアをお祝いしてやるよ。楽しいパーティーにしようぜ」
「ヤクソクだヨッ♪じゃあ、指切りしようヨ♪ねっ♪」
「うん、約束するよ」
「指切りゲンマン♪ウソついたら、ハリセンボンの〜ますッ♪指キッタ♪」
「よし。ナターリアに、楽しい思い出をたくさん作ってもらうために、俺も頑張らないとな」
「……それじゃあ、サッソク……今から「ステキ」な思い出を作りたいノ……イイ……?」
「ん?作るって……何を……んんっ……!?」
チュッ……♪
「……♪」
「……ぷあっ……な、ナターリアっ……!?//」
「……「初めての」思い出は……プロデューサーの味がしたヨ……♪」
「初めてって……お前……//」
「ふふっ……スキな人に、こういうことをするのっテ……こんな気持ちなんダ……」
「……「温かさ」が残ってて……すごく、ドキドキしてるヨ……エヘヘ……♪」
「それに「薬指」で指切りをしちゃったし、ナターリアはもう、プロデューサーのお嫁さんだネ♪」
「……少し、整理をしよう。まず、薬指の意味はわかってるのか?別に、体にいい指って、意味じゃないぞ?」
「わかってるっテ♪前に、ミユが教えてくれたんダ♪日本で薬指は、お嫁さんの指って意味なんでしょ?」
「ある意味、間違ってないけど……でも、何か勘違いしてるんじゃないか?……さっきのことも含めて……//」
「カンチガイじゃないヨ♪だっテ……ショウライ……」
「……「隣で」一番最初に、ワタシを見てくれるのはプロデューサーだって……今、約束したモン……//」
「……っ!そ、それは……!」
「これからも、ナターリアと色んな思い出、そして、アイドルの思い出ををいっぱい作っていこうヨ♪」
「だから、ミ・アモーレ……ウウン。フーフになっても、ずっと一緒ダヨ♪ねっ♪「イトシ」のダーリン♪」