インフィニットオルフェンズ ラブ&コメディ創作短編集   作:モンターク

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久しぶりにミカラウなので初投稿です

外伝・ノベライズと色々とやってるけど
短編もぼちぼちと……



お花見の場所取り(ミカラウ)

ここは臨海公園

IS学園からモノレールですぐの場所である。

なお桜の名所として有名であり、桜が満開になると花見客で大変賑わうとされている。

 

だがまだ4時であり、花見をしようにもまだ夜明けもきていない。

そんな夜の中、大きな桜の樹の下でブルーシートを広げて根の前で座っている二人が居た

 

三日月・オーガスとラウラ・ボーデヴィッヒである

 

ラウラ「………よし、これで大丈夫だな」

 

三日月「うん、これで場所取りはできたと思う」

 

「ああ、やはりこの時間で陣取って正解だったな……一番良いところを取れた」

 

「皆から頼まれたからね、良いところを取れてよかったよ」

 

「ああ!これであとは待つだけだな!」

 

「そうだね」

 

ということで、二人はそのまま静かに待つことにした。

 

 

 

 

 

ラウラは周囲に気を配りながら、静かに座りながら待ち

三日月も気は抜かないながらも、本を読んでいた

 

「……ん?ミカは何を読んでいるのだ?」

 

「……野菜栽培の本」

 

「ほう、気になるのか?」

 

「うん、いつかやってみたいと思って」

 

「ほう…………」ウトウト

 

ラウラはミカの本も気になっているが

それより眠気が来てしまっていた

 

いつもよりかなり早起きしたわけだが、それが今響いた形だ。

 

「……ラウラ、眠たいなら寝てていいよ?」

 

「い、いや!そうもいかん!皆が来るまで警戒しておかなければ…」

 

「俺が見てるから大丈夫だよ。ラウラは休んでていいから」

 

「い、いや……嫁だけに任せる……わけに……は…」ウトウト

 

「………」

 

なんとか起きていようとするラウラだが

やはり眠気には勝てず…

 

「……すぅ……」

 

三日月にもたれて、寝てしまった

 

「…………ラウラ」

 

その様子を横目で少し見た後、三日月は再び読書のほうに戻る

 

(――ラウラといつか、畑とかできると良いな)

 

(そのために……俺ももっともっと頑張らないと……)

 

未来のことを少しだけ考えながら――――

 

――――――

数時間後

 

「……ううっ……ん?」

 

ラウラは眠りから目が覚めたようだ

三日月はそんなラウラに読書を止めて、声を掛けた

 

「おはよう、ラウラ」

 

三日月のほうは特に変わらず、眠気もないいつもの調子だ。

 

「ああ、おは……な!?私はいつの間にか寝てしまったのか!?」

 

「うん、今は7時くらいだよ」

 

「もうそこまで……怪しいやつとかは大丈夫だったか?」

 

「大丈夫だよ。多分あと少しで――」

 

その時

 

「おいそこのガキ!」

 

「?」

 

「誰の了承があってここに構えたんだぁ?あ?」

 

「そこは俺達の場所だ!」

 

チンピラらしき男が3人

一人がリーダー格で、二人は子分のように見える

おそらく下っ端らしく、ボスに言われ花見の場所を取りに来たようだ。

 

「誰の了承も貰ってないが?そもそもそんなもの必要ないだろう?」

 

「うん、取ったもん勝ち……って言うんだっけ」

 

「あ?」

 

「おいお前!」

 

「だいたい何故そんな3人でこの大きな樹が必要なのだ?」

 

「あとでボス達がくんだよ!」

 

「そうか……だがそもそも、ここに場所を取りたければもっと速く起きてこればよかろう?それもできない軟弱者というやつか?」

 

「うん、弱いね」

 

あまりにも歯に衣着せぬ二人の言葉に

チンピラの怒りもMAXになっていた

 

「てめえ……ガキが調子に乗りやがって!やっちまえ!」

 

「おりゃああああっ!」

 

子分その1がラウラに殴りかかろうと突っ込んでくる

 

――が

 

「…ふっ、」

 

ラウラはその男を背負投げし、地面に叩きつける

 

「ぐあああっ!?」

 

「お前!」

 

子分その2も同じく殴りかかろうとするが

 

パンッ!

 

「ぐぁっ!?」

 

どこからともなく飛んできたゴム弾が直撃し

その場で勢いよく倒れる

 

「ミカ……!」

 

「これでいいかな?」

 

もちろん、ミカが発射したものであった

 

「おい、お、お……」

 

「失せろ、雑魚が」

 

「お前……消えろよ」

 

ラウラと三日月は戦場に居る時同じ目をし、相手を威嚇する

 

「ひ、ひいいいっ!?」

 

そのままその「リーダー」は逃げ出した

 

「覚えてろぉ!」

「くそおおおっ!」

 

子分二人もそれを追うように逃げ出していった……。

 

「……状況終了だ」

 

「だね」

 

「よくやったぞミカ、流石は私の嫁だな」

 

「ラウラも強いよ、あんな男を背負投げたから」

 

「なに……これも訓練の賜物だ」

 

さっきの戦いの目はすっかり消え

いつもの調子に戻った二人

 

「さて、再び待つとするか」

 

「………」

 

「ん?どうした、ミカ?私の顔になにか」

 

チュッ

 

「!?」

 

三日月はラウラの唇を軽く奪う

 

「な、な、なっ……///!」

 

「……かわいいからつい」

 

「そ、そ、そうか……///」

 

やはり赤面するラウラ

 

(やはり、ミカの唐突なキスには慣れんな…///)

 

(それもまた……まあ、うむ!うむ///)

 

「ラウラ?」

 

「………よし!改めて待つとするか!ミカ!」

 

「うん」

 

再び姿勢を楽にし、仲間たち……鉄華団の面々を待つことにした三日月とラウラであった。

 

 

 

 

 

 

 




つづく(かもしれない)
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