インフィニットオルフェンズ ラブ&コメディ創作短編集 作:モンターク
食堂
シャル「オルガっていつも鉄火丼なんだね」
オルガ「まあな…これが一番美味えと思ったからな」
「あと「鉄華団」団長だから?」
「……ま、まあな……別にかけてるわけじゃねえが……」
「そうなんだ、僕も次からそれにしようかなぁ……」
いつもどおりの俺とシャル
へへっ……やっぱりシャルはかわいいじゃねえか……
「ん?」
「へっ?」
「僕の顔……なにかついてる?」
目線があっちまったじゃねえか……
って近いぞシャル!
「い、いや……」
「ふーん……あやしいなぁ……」ジーッ
「………!」
近くて……
し、シャルの匂いが………っ!
「まあいいや、それより…」
「今日、ISの訓練に付き合ってほしいんだけど…いいかな?オルガ」
「あ、ああ…いいぞ……」
はぁはぁ…なんだよ…
ハラハラさせやがって……
―――――
第三アリーナ
「よし、じゃあ……!」
すばやくIS「ラファール・リヴァイヴ・カスタムII」を装着するシャル
「ride on……」
同じくフルアーマーなIS「獅電」を装着するオルガ団長
へへっ、やっぱりかっこいいじゃねえか……
「じゃあ、いくよ!」
「おう!来い、シャル!」
「「ヴァアアアアアアアアアアアアッ!」」パンパンパンパン
キボウノハナー
「オルガ!」
「だからよ……やりすぎるんじゃねえぞ……」
「だ、大丈夫!?」
「こ、これくらいなんてことはねぇ……」ゼェゼェ
三日月「…ん?」
「あ、三日月くん!担架持ってきて!オルガが……」
「うん、わかった」
「………」
シャルのやつ、いつも以上に必死な表情になってるな……
俺が希望の華咲かせることはいつものことじゃねえか……
今回もたまたま流れ弾が俺を撃ち抜いただけで……
「持ってきたよ」
「よし、オルガを…」
―――――
オルガ・シャルの部屋
「しょっ……これでいいかな?」
「うん、助かったよ三日月くん」
「じゃあ俺はこれで……ラウラも待たせてるから」
「じゃあね」
ガチャッ
「オルガ、大丈夫!?」
「大丈夫だ……少し寝たらだいぶマシになった……」
「よかった……ごめんね、勢い余って……」
「団員の失敗を受けとめるのも俺の仕事だ、気にすんな」
「……だけど……」
顔を下に向けるシャル
おい、どうしたんだ?
「……そのワンオフアビリティの「希望の華」が発動してるからほとんど死ぬ状況でも生き返ったりするんだよね…」
「あ、ああ……そのかわり何故か流れ弾が俺によく当たるようになっちまったがな……」
「……でもさ、そのワンオフアビリティがこれからもずっと発動し続けることはできるの?」
「…そ、それは………」
そう言えば考えたこともなかった
そもそもこのワンオフアビリティもいつの間にか付いてたものだし、解除とかも当然出来ない
俺にもよくわかんねえ……ただ死んで「希望の華」になって生き返る……つまり本当の「死」は俺にはない
だがこれからもそうとは限らない
もしかしたらどこかでそのワンオフアビリティも使えなくなる時が来るかも知れねえ……
「もしもその「希望の華」が発動できなくなってオルガが死んじゃったら……僕…っ!」
シャルからは一筋の涙が零れ落ちる
大事な仲間…恋人になんて心配させてるんだ、俺は…っ!
「……大丈夫だ、シャル」
「俺は絶対に止まらねえ………どれだけの銃弾やミサイルやビームが来ようが止まらねえ」
「約束する!シャルは絶対に護る……もちろん俺も生きて……そして共にいくぞ……!」
「オルガ……」
ギュッ
「ぐっ!」
正直ちょっとまだ痛いがこれくらい死ぬ時より全然マシだ
「ありがとう……ホントにありがとう……ごめんね、またオルガに無理させちゃった」
「無理なんかじゃねえぞ……これくらい大丈夫だ……」
「……ねえ、このままこうしてていい?」
「あ、ああ……」
ギュッ
そのままシャルに抱きしめられている…が
……シャルの胸があたっちまってるじゃねえか……っ!
「っ!?」
「……ん?オルガ……下に…なにか…」
「」
「もしかして…オルガ……」
「ヴァアアアアアアアアアアアアッ!」
キボウノハナー
そのまま二度目の希望の華が咲いてしまった
特に血は出てないが、精神的に死んでしまったようだ
「……オルガのえっち……」
(でもオルガのなら……いいかな……)
「…変なときに……すまねえ……」
「うんうん、大丈夫!オルガは男だからね!そういうのも仕方ないよ!」
(……こういうのも勉強しておいたほうが良いかも……よし!)
「じゃあ僕はちょっと用があるから行ってくるね!オルガはここで休んでていいよ」
「わ、わかった……」
そのまま部屋から出ていくシャル
ガチャッ
「……はぁ……」
もう少し免疫をつけるしかねえな……
ミカに相談してみるか………