インフィニットオルフェンズ ラブ&コメディ創作短編集   作:モンターク

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当初は予定してなかったけど
なんやかんやで一夏と箒も書きたくなったのでやっぱり初投稿じゃねえか…





無理はするな(一箒)

IS学園 食堂

 

シャル「あ、おはようラウラちゃん」

 

ラウラ「おはよう……おや、今日はオルガ団長はいないのか?」

 

「今日は朝起きたらすぐにアリーナのほう行っちゃったよ…なんでも猛特訓だって」

 

「ところで三日月君もいないみたいだけど…」

 

「嫁は教官に頼まれて、今は風紀委員の仕事中だそうだ」

 

「そっか……じゃあさ、今日はラウラちゃんと一緒にご飯食べていい?」

 

「ああ、別に構わんが…」

 

 

4人くらい座れるような席に二人が向かい合わせになるように座り

朝食を取り始める

 

「……」パクパク

 

「そういえば…………どうなのだ?シャルロット」

 

「ん?急にどうしたの?ラウラちゃん」

 

「決まってるだろう……オルガ団長とのことだ」

 

「……え?……///」

 

急に聞かれて赤面するシャル

 

「少々気になるのでな………」

 

「ええっと……ふ、普通かな……?」

 

「普通?」

 

「ええっと…ISの練習にも付き合ってもらったり…た、たまにデートとか…///」

 

「ほう……てっきり営みまで済んで」

 

「ぶっ!?」

 

飲んでいたお茶が変なところに入りむせてしまったシャル

 

「図星というやつか?」

 

「ち、違うから!」ゴホッゴホッゴホッ

 

「ほう……本当にまだ進んでないのか?」

 

「…そ、それは……///」

 

「……まあそこはあえて聞かないことにしておくか」

 

ラウラは何かを感じ取ったのかこれ以上の追及はしなかった

 

「……///」

 

 

箒「…隣…良いだろうか?」

 

「あ、ホウキおはよう」

 

「おはよう、別に構わんぞ」

 

「じゃあ……」

 

ラウラの隣に座る

 

 

「……そういえばホウキは最近、イチカとはどうなのかな?」

 

「私も気になっていた。最近は一緒にいることが多く見えるが……」

 

「………どう…なのか…」

 

箒は言葉が詰まる

 

「確かに多いが……それは恋愛と言えるのか……」

 

「と言うと?」

 

「前よりは一緒にいるにはいる…が…私のその……感情に気づいているのか……と」

 

「まだ気づいていないってこと?」

 

「いわゆる「ぼくねんじん」というやつか?」

 

「……私がそう表に出さないのがやはり悪いかもしれんな……」

 

「む、無理しちゃ駄目だよ!……その…僕もあんまり表に出せてないから……」

 

「そうか?私はいつも表に出しているのだが…」

 

「ラウラちゃんの例は特別だから…」

 

「……やはり女らしさがない私などに…はぁ…」

 

「もっと女らしさを作らねば……!」

 

かなり力強く箸を持っている

 

「無理して作る必要もないと思うが…」

 

「ホ、ホウキはその感じが良いと思う居から大丈夫だよ!きっと!」

 

「……そう…かな?」

 

「そうだよ!」

 

「あ、ああ!私ももっと頑張らないとな…!」

 

「その意気だよ!」

 

 

 

「……そういえば、イチカは今居ないのか?」

 

「あ、ああ……いつも通り稽古に誘ったのだが、特訓すると言ってアリーナのほうに行くって…」

 

「…もしかして…」

 

―――――

 

一夏「はああああああああっ!」

 

オルガ「おう、結構良いじゃねえか!」

 

(いや、駄目だ…まだ足りない…)

 

(箒や……皆を護るためにはまだ足りない…!)

 

(ミカやオルガのようなカッコいい男になって、皆を護ってみせる!)

 

(あの時みたいにヘタレないように…!)

 

「うおおおおおおおっ!」

 

そのまま接近戦で剣の打ち合いになっている

 

シャル「やっぱり……」

 

箒「なるほど……オルガと特訓していたのか…」

 

三日月「あ、皆いたんだ」

 

ラウラ「ミカ!」

 

「三日月君も特訓に?」

 

「うん、朝の仕事も終わったから軽く教えてた」

 

「そうか……流石我が嫁だな!」エッヘン

 

 

 

「はああああああああっ!」

 

「ヴォアアアアアアアアアッ!」

 

キボウノハナー

 

(やべえ、やりすぎた!)

 

「オルガ!しっかりしてくれ!」

 

「だからよ…今の踏み込みを忘れるんじゃねえぞ……」

 

―――――

昼 IS学園 1組教室

 

オルガ「シノじゃねえか…どうしたんだ?イチカについてなにかあったか?」

 

箒「いや……朝の特訓している時の一夏の様子はどうだったか…と」

 

「……俺から言えることとすればかなり必死だったな……福音戦以降、アイツは「護る」ことをかなり気にしているように見える」

 

「かなり気を詰めているとも言えるぞ…シノ、お前はもっとあいつに寄り添ってあげたほうが良いかもしれねえ」

 

「アイツに一番近えのはお前だからよ…」

 

「寄り添う…か」

 

「俺やミカとはまだ付き合いが浅いが、だが幼馴染のシノならいけるかもしれねえからよ……」

 

「……わかった、努力する」

 

「へへっ…」

 

「……前に私を覗いていたやつと同じには見えんな」

 

「勘弁してくれよ……」

 

 

(寄り添う…か)

 

(……よし!)

 

―――――

IS学園 屋上

 

一夏「はーくしょん!!」

 

「うっ……張り切りすぎて風邪引いちまったかな」

 

(しかも昼飯忘れちまったし……はぁ…)

 

ガチャッ

 

箒「失礼する…」

 

「箒!」

 

「…こ、これを……」

 

箒から弁当を渡される

 

「これって…」

 

「べ、弁当だ……色々と作りすぎてしまって…な」

 

「助かった……ありがとな!」

 

「あ、ああ!」

 

「で、では………!」

 

『お前はもっとあいつに寄り添ってあげたほうが良いかもしれねえ』

 

「………!」

 

「ん?」

 

「一夏が食べている間、隣りにいていいか?」

 

「別にいいけど……どうしたんだ?」

 

「な、なんとなく……だ」

 

「?」

 

―――――

 

そして一夏は箒が用意した唐揚げ弁当を残さず食べた

 

一夏「ふぅ、助かった……夜まで飯抜きになるかと思った…」

 

箒「……」

 

「箒、さっきから黙り込んでどうしたんだ?」

 

「い、いや……だ、大丈夫だ!」

 

「そっか、なら良いんだけど」

 

「……」

 

(これじゃ寄り添うどころかただ無理に一緒にいるだけではないか…!?)

 

(しっかりしろ、篠ノ之箒!)

 

(何か話題を……そうだ!)

 

「……そ、そういえば…急にオルガと特訓しだしたようだが、どうしたんだ?」

 

「ああ、今朝のやつか……「強い男」になるためかな」

 

「「強い男」?」

 

「うん、俺…オルガやミカと違って…簡単に言えば「ヘタレ」だからさ」

 

「怖いんだ……この先も色々と騒動があるかも知れないし……もしまた福音戦のようになったら…」

 

「俺はどんな手を使ってでも皆を絶対に護りたいんだ。そのためにオルガやミカと特訓してもっと強くなりたいんだ!」

 

「「強い男」に!」

 

「……」

 

箒は一夏の決意を聞いて少し考え

再び口を開く

 

「だが……私は…そのように無理してまで護ってほしくはない…」

 

「無理って…そうしないと…!」

 

「だからだ!……皆を絶対に護る…聞こえは良いが「自己犠牲」も顧みないということだろう?」

 

「…もし一夏が私達のために死ぬようなことになったら……私は……私は…!」ポロッ

 

一筋の涙が落ちる

今まで我慢してきたものが少しだけ崩れた

 

…だがそれ以上は崩れなかった

なぜなら、「彼」が彼女を抱きしめたからだ

 

「……ぇ?」

 

箒は急に抱きしめられて状況が把握できていない

 

「ごめん、箒……良くない事言って……」

 

「男…失格だな…俺」

 

「……///」

 

(い、いちか!?)

 

状況をやっと把握して赤面している

 

そしてそれとなく離れる

 

「い、いや……す、すまなかった!急に泣いてしまって……」

 

「……だ、だが!無理しなくていいからな!私や皆もついている!」

 

「まだ私は「紅椿」を完全に乗りこなせていないが…絶対に一夏をサポートする!」

 

「だから…一人で抱え込まないでくれ!」

 

「……ありがとう、箒」

 

「……///」

 

「……で、では私はこの辺で失礼する!放課後の稽古で会おう!」

 

箒はそのまますばやく屋上より離脱する

 

(きゅ、急に抱きしめられるとは思わなかった…!)

 

(つ、次はきちんと心の準備をして置かなければな…!)

 




箒って良いよね……(シャルロッ党だけどファース党気味でもある人感)

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