インフィニットオルフェンズ ラブ&コメディ創作短編集   作:モンターク

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やはりインフィニットオルフェンズはいいよね。なので初投稿です

空き缶氏による最新話「インフィニットオルフェンズ 番外編」はこちらから!
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34251587



公園(オルシャル)

公園

 

「~♪」

 

「どうした、シャル、随分と上機嫌だな」

 

「だって…今日はいい天気だし、こうしてオルガと二人っきりになれたし」

 

「お、おう……」

 

二人っきり…いや、確かにそうなんだがよ…

改めて言われると……おおう…

 

「………」

 

「………」

 

(会話が……)

 

(つ、続かないよ……)

 

(どうすりゃいいんだ……?)

 

そんなこんなで歩いている二人だが

眼の前にソフトクリームの屋台を見つける

 

「そ、そうだ!ソフトクリーム買っていこうよ!」

 

「お、おう…良いんじゃねえの…?俺が奢るからよ…」

 

「いやいつもオルガが奢るから、たまには僕が奢るよ!」

 

「そ、そうか……」

 

「すみませーん!」

 

―――――

公園 ベンチにて

 

「んー冷たくて美味しいね」

 

「お、おう……」

 

シャルはバニラ味を

俺はチョコ味を食べている

 

「…オルガのも食べていい?」

 

「お、おう!いいぜ……」

 

「じゃあ僕のも……」

 

さっきからタジタジじゃねえか…俺

カッコいいオルガ・イツカじゃねえといけねえんだが……

 

「~♪」

 

「チョコレートも美味しいね」

 

やっぱり可愛いじゃねえか……

 

「はい、ありがとうオルガ」

 

「さ、サンキューな……」

 

「は、早く食べないと溶けちゃうよ?」

 

「お、おう……」

 

……味なんてわからねえな…

まあ、シャルと居るだけで十分なんだがよ……

 

―――――

 

「………」

 

「…………」

 

静かに座っている二人

他のベンチにはカップルなどがいるが、とても静かだ

 

そしてしばらく何も喋れていないのである

 

(どうしよう…)

 

(どうすりゃいいんだ…)

 

(と、とりあえず何か話さないと…!)

 

「お、オルガ!」

 

「ど、どうした、シャル」

 

「さ、最近…三日月君とはどうかな…って」

 

「お、おう…ミカとはまあ前とは変わらねえ…な」

 

「銃弾を難なくぶちかましてきたり、胸ぐら掴んできたり……いつもと変わらねえ」

 

「……あの時とは違って楽しそうだがよ」

 

「……あの時?前はなにか違ってたの?」

 

「まあな……色々とあったからな……」

 

オルガはあえてシャルに顔を見せずに話す

 

……実はただ照れて見せてないだけというのは内緒だが

 

だがそれでもオルガの言葉からは何かをシャルは感じた

ずっと戦っていたような……苦労していたような…とにかく言い表せないものだ

 

「ふーん…そうなんだ……」

 

シャルはそれについてもっと聞きたいとも思うが

あえて聞かない

 

(きっと……僕よりずっと辛いことがあったんだろうな……)

 

(オルガ……)

 

「………おっとすまねえ…湿っぽくなっちまったな…」

 

「う、ううん…大丈夫だよ!」

 

「……そういえばちょっと人多くねえか?」

 

「確かに……カップルみたいな人がさっき……」

 

シャルが少し横を見ると

 

「!?」

 

ちょっと離れたところでカップルが抱き合いながらキスをしているところを目撃する

 

「ん?どうしたん……だ?!」

 

シャルが驚いたのを見て、オルガもそれを聞こうとしたが

同じ方向に目を向けると、その驚いた理由がすぐにわかった

 

「こ、こんなところで…」

 

「す、すげえな……抱き合いながらかよ……」

 

「………」

 

(よし……なら……!)

 

そしてシャルは少し黙った後、意を決して口を開く

 

「………お、オルガ!僕たちもしよ!」

 

「え?……な、何を…?」

 

「え、えっと……き……きす……を!」

 

「!?」

 

き、急にどうしたんだシャル!?

一体どうしたんだ!?

 

「え、え?」

 

(あわわ……勢いで言っちゃったよ…///)

 

(だ、大丈夫だよね……前もキスはしたから……!)

 

「け、けどよ……だがよ……」

 

待て…待てって……

 

「だ、大丈夫だからっ!」

 

待てっていってるだろうがアアアアアッ!?

 

「……しよ?」

 

だ、大丈夫なはずだ……俺は……

そういえば前もやったじゃねえか……だから大丈夫だ……

 

スッ

 

軽く唇と唇が触れる

 

よし、大丈夫だ…今度は死なねえ……!

 

「!?」

 

ギュッ

 

シャル!?だ、抱きついて……きた?

 

「んっ!?」

 

そのまま二人の唇は前よりも強くくっつく

 

え?

 

え?

 

え?

 

「……」

 

(や、やっちゃった……///)

 

「……お、オルガ…その……」

 

「……」

 

「あれ?」

 

キボウノハナー

 

オルガはシャルの腕の中で「希望の華」を咲かしていた

その様子はとても安らかだったそうだ

 

―――――

 

 

シャル「……ねえ、オルガ」

 

オルガ「どうした、シャル」

 

「……オルガ、これからも色々と頼ることがあるかもしれないけど…」

 

「だけど……オルガも僕に頼っていいからね……」

 

「お、おう……」

 

「オルガのためならなんでもするから…!」

 

「エ?」

 

な、なんでも…オオオオッ!?

 

「ヴオオオオオオオオオオオッ!?」

 

鼻血が大量に出始め

床に倒れ……

 

キボウノハナー

 

再びワンオフアビリティ「希望の華」のお世話となってしまったオルガ

 

「お、オルガ!?」

 

「だからよ、簡単になんでもするとか口走るんじゃねえぞ……」




IOはまだ終わっていない!
決して絶やしてはならない!
加速するぞおおおおおおおおおおお!!
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