Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー   作:ギミ

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幕間の...です!!

side悟誠

 

 

土蔵から戻る途中、何かが迫ってくる音聞こえてきた。

 

 

「んっ?」

 

「え、なに?」

 

士郎とクロも気づいたようで困惑した顔をしている。すると...

 

 

こんな家出てってやるですぅーーーッ!!!

 

ズドドドドドッ!!! と、玄関から田中が凄い勢いで飛び出してきた。

 

 

「うおっ...!?」

 

驚きつつも、なんとか田中の突進を横に躱すと、田中は勢いを殺すことなくそのまま門を潜り抜け走り去ってしまった......。

 

 

「・・・なんだ?」

 

「こらぁ──!! 待ちなさーいっ!! あっ、悟誠くんにクロっ! 田中さん捕まえてくる!!すぐ戻るから!!」

 

後を追うようにイリヤちゃんが飛び出し、オレ達を見つけると、矢継ぎ早にそれだけを伝えて走って行ってしまった。

 

 

「何なんだ...?」

 

 

「反抗期の娘の家出...かしらね」

 

 

「・・・捕まえてやるべきだったか?」

 

三者三様に思ったことを口に出しながら、二人が去った場所を見つめていた。

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

「イリヤー!? 田中ー!? ったく、あの子たちどこ行ったのよ?」

 

オレ達が中で寛いでいると、遠坂とルヴィアが二人を探しているようだった。

 

 

「あっ、クロに悟誠、イリヤと田中を見なかった?」

 

 

「へ? あの二人ならさっき外に出てったけど、イリヤちゃんは田中を捕まえるって」

 

 

外!?

 

 

「何よ、何かあったの?」

 

遠坂たちは何をそんなに驚いてるんだ?クロも訝しんでるじゃないか

 

 

「ううん、そういうわけじゃないけど、少しまずいかもしれないわ」

 

 

「まずいって、なんでだよ」

 

 

「いい? 悟誠くん。エインズワースはあくまで一時的に退いただけなの、彼らの居場所が分からない以上こちらからは手出し出来ない...」

 

「でも、逆に言えば、向こうからはいつでも襲撃できるってこと」

 

ん...?なんでこっちは分からないって言うんだよ

 

 

「なあ、オレ分かるぞ?アイツらの気配は今も感じてるし、あの場所から動いてない」

 

 

「......そういえばそうだったわね、でも気配がわかっても姿が見えないと意味がない、そういう意味では後手に回るしか選択肢がないの」

 

そういう事か、ひとまずは相手の出方を見るしかないわけだ

 

仕方ねぇ、ドライグ!! 修行しようぜ!!

 

『付け焼き刃にしかならんだろうが、やらないよりマシか』

 

あぁ、頼むぞドライグ!!

 

そうしてオレたちは精神世界へと入って行くのだった。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆Timejump◇◆◇◆◇

 

 

 

 

「せい...ごせい...悟誠っ...」

 

居間の壁に背を預け、眠っていた(鍛えていた)オレは不意にかけられたそんな声に目を覚ました。

 

 

「っ...あぁ、美遊ちゃんか...どうしたんだ?」

 

 

「えと、イリヤが帰って来たよ」

 

その言葉に目を向けると、イリヤちゃんと田中が帰って来ているのが見えた。

 

 

「帰ってたんだな、おかえり二人とも」

 

 

「ただいまです!! ごせーさんお昼寝ですか? ププーッ子供ですね!!」

 

・・・開口一番にイラッとしたな...まあいいけど

 

 

「はいはい...やっと捕まえてきたんだな、イリヤちゃん」

 

 

「う、うん...なんとかね」

 

あはは...と、笑うイリヤちゃん。

 

これは、何かあったな...?

 

 

「......何かあったんだな?」

 

 

「!! そう...なんだ、今からみんなにも話すから悟誠くんも来て」

 

そりゃ、すぐに目を覚まさないとな......

 

頬を軽く叩いて眠気を覚まして話し合いに応じる準備をするのだった

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