Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー 作:ギミ
side悟誠
パキンッと言う音と共にイリヤちゃんの姿が変わり、元の魔法少女へと戻ってしまった。
「クラス『セイバー』敗退だ」
そうダリウスは言うと砕いたカードの破片をバラバラと落としていく
「チッ やっぱこうなるか」
「な、何か知ってるの?悟誠くん」
「アイツはどの位置、どんな場所にいても、
「そう、さっきもそうだった。数分...ジュリアンがダリウスに体を乗っ取られてしまったたったの数分で...私たちは為す術なく負けてしまった」
「ランサーと...アサシンのカードを砕かれて......」
オレの言葉を肯定するように美遊ちゃんが先ほどあったであろう出来事を話してくれる。
「魔術師らしからぬ体術も出力岳の魔力砲も、私には必要ない」
「捻り潰すのだよ この手で 英霊など 虫に等しい」
「へえ、英霊が虫ね...言い得て妙だな」
まだ何かペラペラと話し続けようとするダリウスに被せてオレは話し出す。
「確かにそうだな、英霊なんざオレに言わせてもらえばそこらの一般人と戦ってんのと変わりゃしねえ」
だがなと、オレは続ける。
「
「
『あいつの相手はオレがする。もしもの時は援護を頼む』
三人にだけ聞こえるようにそれだけを告げると、返事を待たず、オレは超スピードで飛び出した。
「「「悟誠(くん)!!!!!」」」
一瞬でオレはダリウスとの距離を詰め、目の前まで移動する。
「なっ...!?」
ダリウスには攻撃は効かない。けど、オレの攻撃だけは何故か通る。なら...!!!!!
「でりゃああぁぁぁッッ!!!」
高速でその体に蹴りを叩き込む。
「ガッ...!?」
「まだまだ!! でりゃっ!! ダラララララララッッ!!!!」
反撃も逃げ出すことも許さない速度で連撃を続ける
「アッ...ガハッッ...グボォォッッ...!!!!!」
「でっっっりゃああぁぁぁッッッ!!!!」
体制を大きく崩したダリウスの背中に力を目いっぱいに乗せたスレッジハンマーを叩き込む......。
「あぁあぁぁぁ...ガハァッッ...!!!!」
「クソッ...!!クソッ...!!この私がサル...如きにぃぃ......!!!!!」
どうする? このままとどめを刺すか......?
「~~~~ッッッ......!!!!! こうなればぁ......」
ダリウスがクロに向けて手を伸ばす。
おい、あいつまさか......
『相棒急げ!! アイツの中のカードを砕くつもりだ!!!』
「しまっ...!!!」
「消えろ」
「クロおおぉぉぉぉぉッッ......!!!」
「.........ッッッッ!!!!!」
ドッッッッッ!!!!!!!!!
クロが...。自分の胸元の何かを突き刺した