Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー   作:ギミ

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お待たせしました。今回なんだか中途半端になってしまいましたこと、お詫び申し上げます


最終決戦(前編)

side悟誠

 

 

なんやかんやで衛宮の一員となってしまったその日の夜、オレは再び三人と合流していた。

 

 

「来たわね、準備はいい?」

 

遠坂の言葉にコクリと頷きを返す。

 

隣では美遊も同じように頷いている

 

 

「よし、じゃあいくわよ!最終決戦へ!」

 

そうして俺達は鏡面界へと接界(ジャンプ)する

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

接界(ジャンプ)した先の鏡面界はかなりの面積を縮小させていた。

 

フィールドは廃ビルのようで、屋上にてヤツは待ち構えていた。

 

巨体から放たれる溢れ出んほどの殺気と重圧に俺は少し気圧されそうになる。

 

 

「やっぱりコイツが残ったわね、バーサーカー」

 

 

「――■■■■■■■ッ!!」

 

バーサーカー、狂戦士と呼ばれた奴が吠える。

 

不味いな...龍をあの時使っちまったのは失敗だったかもしれん......

 

 

『あぁ、コイツの場合は特にだろう...』

 

神器の方は龍使用の反動で使えない...ここは(スーパー)サイヤ人で対抗するしかないか

 

 

『それしかないだろう......ッ!来るぞ相棒!』

 

 

「――■■■■■■■ッ!!」

 

あぁ、分かってるってドライグ

 

その場を飛び退き距離を取る。

 

 

「悟誠、どうするの?」

 

同じように飛び退いていた美遊ちゃんが問いかけてくる。

 

 

「オレが前に出る。美遊ちゃんは援護頼んだ」

 

それだけ伝えるとすぐさまバーサーカーの前へと出る。

 

 

「いくぞデカブツ!!はあッ!!」

 

気を一気に高めて(スーパー)サイヤ人へと変身する。

 

 

「―――■■■■■■■■■ッ!!」

 

姿が変わったことに驚いた様子もなくバーサーカーがオレ目掛けて突っ込んでくる。

 

その勢いのまま手の斧剣を巨腕で力任せに振り下ろしてくる。

 

 

「くっ......!!」

 

慌てて飛び退くも、それを追従するように距離を積めてくるバーサーカー

 

野太い腕がオレに向かって振り抜かれる。

 

【メキィッ】

 

その豪腕がオレの身体に直撃する。

 

 

「ッ!......かはッ!」

 

 

「悟誠!!......くっ!」

 

そのまま腕ごと振り抜かれ、吹き飛ばされる。

 

 

「くっそ...はあッ!」

 

だがやられたままにもならない。すぐさま体勢を立て直すため、気合いで空中で制止する。

 

~~っ...なんつー重い攻撃だよ、この状態(スーパーサイヤ人)でもあれだけ飛ばされたぞ

 

 

『とんでもない奴だ...奴の攻撃はフリーザ...いや、セルにも匹敵するかもしれん』

 

かもしれねえな...下手したらあの時の悟飯にも届くかもしれねえ

 

なんとか体勢を立て直し、再度バーサーカーを見る。

 

オレに追撃を仕掛けてくるかと思っていたが、バーサーカーはそれをせず、美遊ちゃんに攻撃を仕掛けていた。

 

美遊ちゃんも美遊ちゃんで、バーサーカーの攻撃を貰わないように遠距離から砲撃している。

 

 

『上手く躱してはいるが、効いてる様子がない。あれでは長くは持たんぞ』

 

だよな、もっと気を解放して一気に叩く!!

 

 

「はああああぁぁっ!!」

 

自分の中に眠らせていた気を解放する。

 

 

「だぁりゃあぁぁぁぁッ!!」

 

気を解放して瞬時に奴との距離を積め渾身のパンチをお見舞いする。

 

 

「■■■―...」

 

おいおい、対して効いてなさそうだぜアレ......

 

 

『チッ...やはりただの変身では届き得んか』

 

火力が足りない...せめて三変化(トリプルブースト)が出来れば...

 

いや、無い物ねだりをしてもしょうがないか、今出来ることを......

 

 

「悟誠くん!避けなさい!!」

 

遠坂の声...?いったい......

 

その直後、眼前に黒い巨体が飛び込んでくるのが目に入った。

 

 

「......え?」

 

オレ目掛けて迫る極太の剛腕......。

 

しまっ...避け...れねぇ!!

 

 

【ドッゴォッ】

 

反応が遅れた! まずい...追撃がくる......っ!!

 

「ぐっ...!!......がああああぁぁッッ!!」

 

がっ...ぐっ...こんなんで...やられるかよ!!

 

意地で攻撃を耐え、後ろから羽交い締めにする。

 

巨体故に上手く拘束出来ないが、そこは渾身の力を振り絞って無理やり捕まえる

 

 

「美遊!いまだ!!やれえぇぇぇ!!」

 

 

 

「『刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルグ)』!!」

 

美遊ちゃんが展開した槍でバーサーカーの胸を貫く。

 

やったか?

 

 

『いや、まだだ相棒!!』

 

なに...? まさか!!

 

 

「美遊!今すぐそこから離れろ!!」

 

 

「え......?」

 

貫いたはずのバーサーカーの腕が美遊に迫ってきていた。

 

咄嗟のことに理解が追い付いていないのか、美遊ちゃんは動かない

 

くそっ間に合え!!

 

気を全開で奴に近づき勢いよくその顔面を殴り付ける。

 

 

「―――■■■■■!!!」

 

さすがのバーサーカーもこれにはその巨体を宙に浮かせて飛ばされていく。

 

 

「遠坂!ルヴィア!一旦撤退だ!美遊を連れてビル内部に逃げるんだ!!」

 

それだけ叫び、オレは目の前のバーサーカーに目を向ける。

 

明らかにアイツは今死んだはずだ、槍で心臓を貫かれたはずなのになぜ生きている?

 

 

『恐らく、蘇生したのだろう...不死身の能力でも持っているのか?』

 

あの馬鹿力の上に不死身だってのか?

 

 

『分からん、だがそうだとすれば俺達が勝つことなど出来んぞ』

 

......いや、きっと何かある。奴を殺し得る何かが...。

 

思い出せ...藻人ボオを倒した空孫悟(そらまごさとる)の戦いを......

 

......そうか!

 

殺し切れないなら、跡形もなく消し去ってやれば良い

 

身体があるから生き返る。それならその身体ごと消炭にしてやればもう復活は出来ないはずだ

 

それなら...ん?

 

 

「よし、確保!ルヴィア!!」

 

 

「準備できてますわ!!」

 

えっ...ちょっ遠坂?いったい何を......

 

 

「逃げるわよ!!」

 

 

「ちょっ...止めろ!連れてくなあああぁぁぁッ!!」

 

オレの言葉など聞かんとばかりに遠坂とルヴィアはオレと美遊を抱えてビル内部へと逃げ込んでいくのだった。

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