Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー   作:ギミ

33 / 120
学校、新生活です‼

side美遊

 

 

クロの通り魔キス事件から翌週のこと...。

 

 

「クロエ・フォン・アインツべルンです。気軽にクロって呼んでね♪」

 

あの後、ルヴィアさんとの交渉で、クロは本当に転校してきました。

 

藤村先生が横でなにやら乙女な顔をしてもじもじしてますがクロは気にすることなく振る舞っています。

 

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ......」

 

前の席のイリヤは顔を俯かせて悶絶してるみたい......

 

唯一の対抗策である悟誠はというと......

 

 

「タイガーは美人だけど、おっぱいがちょっとな...」

 

・・・・・何を言ってるのか分からないけど、何かイラッとしたから後で魔力砲をお見舞いしておこう。

 

 

『物騒なことはおやめください、美遊様...』

 

・・・うん、少し冷静にならないとね

 

今は悟誠じゃなくてクロだった...。

 

再び意識をクロに戻すと、クロは悟誠に熱い視線を送っていた。

 

かくいう悟誠は何食わぬ顔で素知らぬふりをしてる。

 

.........なんだかスッとしたかも

 

そんなことを考えていて注意が散漫になっていた私にとんでもない言葉が耳に飛び込んできた。

 

 

「あ、席は一番後ろ。美遊ちゃんの隣ね」

 

 

「はーい」

 

えっ......??

 

突然の事に呆ける私を他所にクロは私の席に近づいてくる。

 

そして私の隣の席に着き、笑顔で話しかけてきた。

 

 

「今日からよろしくね―。ミユちゃん 」

 

そんなことを宣うクロ。

 

もう知ってるくせによく言う......。

 

それより、悟誠に熱い視線を送るのは止めて......

 

 

 

 

◆◇◆◇◆sideChange◇◆◇◆◇

 

 

 

クロこと、クロエ・フォン・アインベルンが転校してきて数時間。

 

クロはある奴らに絡まれていた。

 

相手はスズカ、タツコ、ナナキの三人である。

 

理由はもちろん......

 

 

「忘れたとは言わせないよ!」

 

「先週俺たちの唇を根こそぎ奪いやがって...!」

 

そう、先日の乱チュー案件である。

 

まさか、この年からそこまで気にするとは、女子って怖い......

 

『相棒も背中から刺されんように気を付けることだ』

 

おいおい...恐いこと言うなよドライグ

 

そんな俺達を差し置いて、じゅお経は進んでいき、いつの間にやらドッジボール対決が行われることになっていた。

 

 

「初チュー奪われまし隊‼穂群原小(ホムショー)の五大守護神とは私達の事だ————!!」

 

「簡単に勝てると思うなよ!!」

 

五大?五大っつか......

 

あれ?どう考えなくても一人足りなくね??

 

 

「虎を......ご所望かい?」

 

そういって現れたのはうちの担任。タイガーこと、藤村大河先生。

 

 

「初チュー奪われまし隊員No.4!!藤村大河!参戦するわよコンチクショー!!」

 

まさかのタイガー参戦ときたかぁ...!!

 

けど、それでもまだ一人足りない......あっ...

 

 

「初チュー奪われまし隊‼俺も参戦するぜ!!」

 

俺だったわ、最後の一人......

 

『まさかの相棒か...』

 

 

「うおおおぉぉぉぉっ!!ゴセェェェェッ!!」

 

俺、初チューは奪われてねえけど、こっちではファーストでいいよな!

 

 

「という訳で俺、孫悟誠参戦だ‼‼‼」

 

さあ、やってやろうじゃねえか‼‼

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。