Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー   作:ギミ

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お待たせしました(。ᵕᴗᵕ。)


話し合いその後...です!

side悟誠

 

 

翌日のこと......。

 

クロは学校に登校しては来なかった。

 

 

「またどこからか私の命を狙ってるのかな...」

 

 

痛覚共有(のろい)がある限りそれはないと思う」

 

ビクビクと壁に張り付き当たりを伺うイリヤちゃんに、それを少し困り顔で否定する美遊ちゃん

 

「そうだぜイリヤちゃん、流石に警戒しすぎだって!!」

 

美遊ちゃんの言うとおり、今のクロにはきっと以前ほど大胆なことは出来ないはず、仮に出来たとしても、俺が全力でイリヤちゃんを守ってやればいいだけだからな

 

 

「そうは言うけど...大体アイツってば勝手だし、何考えてるのか分かんないわ!」

 

・・・・・クロの考えていること...か......

 

そう言われて思い出すのは昨夜のクロが見せたあの顔......。

 

強気ではいるが、どこか悲しそうで今にも泣きだしそうなあの表情......。

 

昨夜見た時から、どうも頭から離れない...なんで、あんな顔をして俺を見ていたんだ...お前は、俺に何を言いたかったんだ?

 

『...気になるのか?相棒』

 

ドライグ、まあな...あんな顔して見つめられたら、いったい何があったのか気になるよ

 

『ふむ、ならば誰かに聞いてみればいいだろう』

 

あー...確かにその手があったか、ただ考えているより、理由を聞いておいた方が答えも得やすいかもしれないし

 

よし、そうと決まれば早速...!!

 

 

「...なあ、美遊ちゃん、昨日、風呂で何があったんだ...?」

 

 

「え...?あぁ、悟誠はあの場にいなかったから知らないんだね。実h...」

 

そう言って話し始めようとした美遊ちゃんに突如、ランドセルが迫り、勢いよくぶつかった。

 

近くの棚に身を預けるようにしてランドセルの下敷きになっている美遊ちゃん。

 

 

「ミ...ミユ!?大丈夫⁉」

 

 

「み、美遊ちゃん...?ケガは......」

 

 

「う゛み゛—————————!!!」

 

おいおいおい、なんだなんだ...?

 

その叫び声の方を見ると、タツコちゃんが大暴れしながら吠えていた。

 

 

「まだか!!夏休みはまだかー!!もうまってらんねぇ!!脱ぐぞー!!」

 

 

「またタツコの発作が出たぞー!!」

 

 

「誰か奴を止めろー!!」

 

なっ...なんかおかしなことになってるうぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!

 

最早教室中が大パニックに陥っていたその時だった。

 

 

「タツコ!ハウス!」

 

 

「ほう!?」

 

突如として現れた救世主(イリヤちゃん)暴れ狂う獅子(タツコちゃん)目掛け、段ボール箱を頭から被せ鎮めていた。

 

そうして場を収めた救世主(イリヤちゃん)は何食わぬ顔で話し出す。

 

 

「もう...なんなのいったい?」

 

いや、カッコよすぎか!!?

 

颯爽と現れてこともなげに場を収めていく......

 

これを救世主と言わずして何と呼ぶ...!!

 

『......相棒、キャラが著しく壊れているぞ』

 

おっと、いけないいけない...一度落ち着こう。

 

深呼吸をして落ち着きを取り戻し、再びイリヤちゃん達の方を見ると、二人はスズカちゃんたちと話し合っていた。

 

何の話をしているのか分からないので少し首をひねっていたら、俺に気づいたミミちゃんが話しかけてきた。

 

 

「悟誠くん、今度みんなで海に行こうって話、覚えてる?」

 

 

「海?あー...そういえば」

 

確かそんな話もあったっけ......

 

 

「あれね?夏休み初日のイリヤの誕生日にやることになったから悟誠くんも是非参加してね!!」

 

 

「え?お、おう...因みに誰が来んの?」

 

 

「えっと...イリヤちゃんは当然として、美遊ちゃん、スズカちゃん、タツコちゃんにナナキちゃんと私、それとクロエちゃん...かな?」

 

クロエ...そっかアイツも呼ぶんだな。うん...やっぱり、子供ってのはいいもんだな、どんなことがあってもいつの間にか仲良くなってる......。

 

それが大人である俺には眩しく見える......

 

これならきっと、イリヤちゃんとクロだって仲良く出来るはずだ!

 

だって、二人はどちらもイリヤスフィール・フォン・アインベルンなんだから......

 

例え今がダメでもいつかは仲良くなれる、いや、してみせる!俺が、なんとしてでも!!!

 

そんな誓いを胸に、俺は覚悟を決め直すのだった

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