Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー   作:ギミ

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お待たせしました(。ᵕᴗᵕ。)


クロの決意です!

side美遊

 

 

放課後になり、帰宅する時間になった。

 

私は帰路に着くためにイリヤ、そして悟誠と下駄箱へとやってきていた。

 

 

「あー...今日も終わった終わった!!疲れたー!」

 

悟誠のそんな気の抜けた言葉を聴きながら、私はいつものように下駄箱の扉を開けると、中に何やら折り畳まれた手紙のようなものが一枚......

 

そっと手に取って内容を確認する。

 

そこには簡単な地図と私を呼び出す内容のメモだった......。

 

この場所...それにこの差出人は......

 

 

「............!」

 

 

「ミユ?どうしたの?」

 

イリヤが不思議そうに声をかけてくる。けど、ちょっとそれどころじゃない......

 

 

「イリヤ、それに悟誠...ごめん、先に帰ってて、私、今日は寄るところがある」

 

 

「えっ...?」

 

私はメモをクシャリと潰し、そのまま、イリヤの声を聞かずに歩き出した。

 

後方で悟誠が一人で移動し始めていることに気が付かずに......

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

「.........」

 

案内図を頼りに道を進み、小さな林を進むと、海があった。

 

 

「.........そっか、海、本当に近かったんだ。知らなかった...」

 

『美遊様...?』

 

サファイアが訝しげに声をかけてくるけど、それには答えずに進む。そこへ......

 

 

「へぇ...まるで、初めて海を見たような反応ね、ミユ」

 

タンッと、軽快な足音と共に現れたのはクロだった。

 

 

「こんにちは、ミユ、ちゃんと一人で来てくれたのね、嬉しいわ」

 

 

「...呼び出しに応じただけ。用件は?」

 

簡単に答え、軽く潰したメモを開き見せる。

 

 

「まず私の話を聞いてくれるだなんて...やっぱりミユは優しいわ、悟誠ともまた違う...リン達とは大違いね」

 

いったい、私に何を言う気......?

 

 

「.........私ひとりを呼び出した理由は...?」

 

私が用件を聞き出そうとした直後だった......。

 

 

「ま、座って話しましょ」

 

唐突に背後に現れたクロに肩を押されどこからともなく現れた椅子に座らせられてしまう.........。

 

 

なっ...!!

 

 

「...............!!」

 

慌ててその場から飛び退く

 

 

「あら」

 

背後でクロが呆気に取られたように呟いているが、それを気にしている余裕はない......。

 

 

「そんなに警戒しなくてもいいのに」

 

そう話すクロよ足下に転がる椅子がスウ...と消えていく。

 

 

今のは...!?

 

私は思考を高速で回転して考える。

 

 

「用件...ね、別にどうこうしようって訳じゃないわ、ただミユと二人で話してみたいなーって」

 

クロの言葉を聞きつつ私は思考を続ける。

 

予備動作はなかった......!気づいたら後ろを取られていた...!それに、あの椅子はいったい何処から...!?まさか......

 

 

「転移と...投影...?」

 

私は、記憶の中から該当するものを引っ張り出し、口に出す。

 

それを聞いたクロは意味ありげに頬を吊り上げ......

 

 

「ふぅん...やっぱり、一般人じゃないんだねミユは。だったらきっと分かりあえるわ、私とミユは敵対する理由もないでしょ?」

 

 

「!!」

 

何を言って......

 

 

「ルヴィア達と出会う前から魔術側( こっち側)の人間だったんでしょ?」

 

なんで...知って......いや、今は...今だけは...

 

 

「.........ひとつだけ、答えて」

 

これだけは聞いておかないといけない......。

 

 

「あなたはまだ、イリヤを殺そうとしているの?イリヤと、共存することは出来ないの?」

 

もし、クロがまた...イリヤの命を狙うなら......

 

 

「共存...ね......それは無理だと思うわよ?」

 

 

「そう、なら...」

 

やることは決まってる......。

 

私はステッキを手に取り、すぐさま転身し、クロ目掛けて魔力砲を撃ち放った。

 

 

ドウッッ!!

 

 

「も〜...イリヤもミユも、それに悟誠も短期すぎるわ...」

 

うんざりしたようにクロは呟く......。

 

 

「確かに、私たちが戦う理由はないのかもしれない。でも、あなたがイリヤの敵になるのなら、私はそれを排除する!」

 

 

「......やっぱりこうなるのね、じゃあ、手筈通りお願いね?愛しの悟誠(ダーリン)♪」

 

・・・・・・えっ...?

 

 

「......たくっ...こんなの今回だけだからな?」

 

 

「な、なんで...」

 

なんで...あなたがそっちにいるの...?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでそっちにいるの...!?悟誠!!!?」

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