Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー 作:ギミ
三話目です。後半訳が分からないかも......
sideイリヤスフィール
こんにちは、イリヤです。
魔法少女になって初陣の戦いが終わった翌日のこと......。
私はいつものように学校に来ていました。
けど、なんだかクラスの様子が変なんです。
なんというかこう...浮わついているというか......
しかしその疑問は担任の藤村先生が入ってきたことで解消されることになります。
「はーい皆さん席についてね?今日は皆さんに嬉しいお知らせがありまーす!なんと、転校生が二人やって来まーす」
藤村先生の言葉にクラス中から歓声が上がります。
「せんせー!転校生は女ですか男ですかー?」
クラスメイトの一人であるタツコが藤村先生に問いかけます。
「いい質問ね、答えは喜べお前たち!!転校生は男の子と女の子両方だぁーっ!!」
『おぉー!!』っとまたもやクラスないに歓声が上がる。
まあ、一人は検討がついてるんだけど、もう一人っていったい誰だろう?
「はいはい、落ち着かないだろうけど落ち着いてねー。それじゃあ二人とも入ってきていいわよー」
藤村先生が扉に向け声をかけると、扉が開いて二人の男女が入ってきました。
その一人を見て、私は固まってしまいました。だってその子は......。
「新しく転校してきました、孫悟誠です。よろしくお願いします!!」
昨日私達を助けてくれたあのお兄さんそっくりの子供だったんですから。
◆◇◆sidechange◇◆◇
おす、オレ、悟誠だ!
今は小学校にいる。もう一度言おう、小学校にいる!!
何を言ってるのか分からないって?大丈夫、オレにも何が何やらさっぱりだから
事のあらましは昨夜から始まる。
あの後、遠坂達と共に現実世界へと戻って来たオレは、そちらで待機していたルヴィア・エーデルフェルトと、美遊・エーデルフェルトという少女二人に、遠坂からの説明で紹介してもらい、これから手を貸すという旨を伝えた。
そして、これからの事などを話しあっていた時、ふと思い出したように遠坂が俺に行く宛があるのとを問いかけてきた。
行く宛てなんてないし、そもそも野宿するつもりだったオレは、その旨をそのまま伝えてしまった。
それを聞いた二人はもう反対。結局、有無を謂わさぬ迫力で押しきられ、俺はルヴィアのボディーガードとしてエーデルフェルト家に雇われることとなった。
そういえば、美遊・エーデルフェルトちゃん...だっけ? あの子がオレを見て信じられないようなものを見たような顔をした後、少し泣きそうな目をしていたのはなんだったんだろう......。
その後、連れ帰られた屋敷で、案内された部屋にて何事もなく(部屋が広すぎて落ち着かなかったことと、謎に美遊...ちゃんが俺のベッドに潜り込んでこようとした以外は...)眠りについて、翌朝目が覚めたら身体が縮んでしまっていた!!
もう一度言おう、朝起きたら身体が縮んでいた!!!!
起きてきた美遊ちゃんがそれを見て固まって、どこかにかけて言っちまったんだよな......。
『大事なことではあるが何度も二度言わなくていいだろう』
いや、そうは言ってもココかなり重要なとこだろ?
『俺からすればお前が当然のように小学生をやってること事がそもそもおかしく見えるんだがな......』
だって仕方ねえじゃねえか、小さくなっちまった事をルヴィアにそのまま報告したら、アイツ、美遊同様に、一瞬固まったかと思いきや、いきなりどっかにすっ飛んでっちまうし......
呆然としてたらあれよあれよという間にオレの預かり知らぬところで事態が進んでたんだから......
『まあ、それについては仕方ないと思うしかないだろう...?』
そうなんだけど...。はあぁ...入っちまった以上やるしかねえし、あの某名探偵みてえに小学生演じるしかねえじゃん......。
けど......
『ん?なんだ?』
教室に入ってた時のあの子、イリヤスフィールちゃん...だっけか?の顔凄いことになってたな
『あぁ...言われてみれば確かにな...だが、当然といえば当然だろう。昨日助けてくれたはずの歳上が何故かちっこくなって同じ小学校に来ていたとなれば仕方ないのではないか?』
まあ、そりゃそうか。事情はまあ、後で話せばいいか、にしても......
『ん?なんだ?』
こうしてみてみるとやっぱ時期的に断崖z
『言うなよ!?それ以上は言うな!!』
なんでだよ!そこにおっぱいがあるならオレは評するぞ!!ドライグゥゥゥゥッッッ...!!
『うおぉぉぉぉんっ!!もう相棒なんか知らんからなぁぁぁぁ!!』
あっ待てドライグ!逃げるな!!ってもう逃げてやがる......
『おいおい、だから龍帝サマを苛めてやるなって言ってるだろ生まれ変わり...』
あ、ジ『あァ?』バーダックさん。
『ったく...で?どうしてそんなに縮んでんだよオマエ』
オレにもさっぱりですよ...寝て起きたらこうなってたんですから
『またあの神龍ってやつの仕業じゃねえのか?』
いえ、それはまずあり得ないと思います。この世界にはドラゴンボールなんてものは存在してないはずですし
『すげえ自信じゃねえか、まあ、オマエがそういうんならそうなのかもな...オイ、なんか始まるみてえだぞ?』
あ、もうそろそろ朝会が始まるみたいですね、じゃあジ『殺されてえか?』バーダックさんちょっと逝ってきます。
オレは久方ぶりの小学校での授業に耳を傾けるのだった。
◆◇◆◇◆◇
「お、終わった...」
現在オレは机に突っ伏している。
あの後、普通に授業を終えたのはいいが、そのあとが大変だった......
クラスの男子や女子に囲まれての質問攻め...。しかも小学生の演技をしながらだから流石に疲れた......
いや、小学生の行動力舐めてた...お陰でもうクタクタだよ......。
クラスメイト達がようやく離れてくれたので一応は一件落着かな?
『確かに、よくあそこまでやれたものだ...流石だな相棒』
ドライグ、それ誉めてないだろ?
と、ドライグと内心で会話していた時、近づいてくる奴がいた。
「えーっと...大丈夫...?」
聞き覚えのある声に顔を上げると、そこにいたのはイリヤスフィールちゃんだった。
「あー...大丈夫大丈夫、どうしたの?」
「ちょっと聞きたい事があるんだけど、少し良いかな?」
やっぱし聞きにきたか。まあ、来るだろうなとは思ってたからいいか
「おう、別に大丈夫だぜ」
「良かった、じゃあちょっとこっち来て」
歩きだしたイリヤスフィールちゃんの後を追って席を立ち、教室を出る。
イリヤスフィールちゃんは屋上まで来ると、途端に凄い勢いで問いかけてきた。
「ねぇ、あなた昨日のお兄さんだよね!? なんで小さくなってるの!? 昨日見たときは明らかに凜さんより歳上だったよね!?」
最早さっきまでの雰囲気はなく、狂ったように聞いてくる。
「あー...とりあえず落ち着いてくれ、イリヤスフィールちゃん。ちゃんと説明するから、といっても、オレにもよくわかってないんだけど...」
そう前置きをして、オレは昨夜イリヤスフィールちゃんと別れた後から今までの話をした。
イリヤスフィールちゃんは意外にも黙って聞いてくれていた。
「と、こんなところかな」
「よ、よくわかんなかったけど、寝て起きたらその身体になってたってこと...?」
「うん、まあ、その通りかな?」
「も、戻る方法は分からないの?」
「さっぱり、だからしばらくこうして同じように小学校に通うことになるから、よろしくな!」
「え?あ、うん...って...」
「えぇぇぇえええぇえっっ!!??」
昨日も思ったけど、リアクションの面白い子だなこの子......
◆◇◆◇◆
あの後、教室に戻って残りの授業をやったのだが、同じ転校生の美遊ちゃんは
学力
(算数ではなく数学になってた)
料理力
(フライパン1つでなにやら豪勢な料理が作り出して先生を困らせていた)
を、見せつけて藤村?先生やクラスメイトを唖然とさせていた......。
そしてその度にオレをみて何かを求めているような顔をチラチラ向けてきてた......。
オレはオレで図工での絵描きで想像で絵を描いていたら、いつの間にか、ハイクオリティのドライグが出来てしまい、クラス中から欲しい欲しいと騒がれて先生が唖然としてた...すみません先生......
中でも酷かったのは体育の授業だったなぁ......
◆◇回想◆◇
「位置についてーよーい!!ドン!!」
藤村先生の合図で俺、イリヤスフィールちゃん、美遊ちゃんが一斉に駆け出す。
凄い速度で走る二人。けど、遅いな...走るってのはこう...するんだよ!!
【ドウッ!!】
脚に力を込め、一気に地面を蹴る。
「「.........っ??」」
2人は抜かれたことすら気づかせない
そうして前を走る二人を一瞬で追い抜きゴールする。
「ぇ...い、今ゴールした?」
ただ、早すぎてタイムを図ってた藤村先生がいつの間にか走り終えてる俺を見て呆けた顔をしてた。
あれ、下手すりゃ三秒掛かってない...よな?
あまりこれは見せびらかさない方がいいか、今後気をつけねえと......
これにもやっぱり美遊ちゃんはキラキラした目を向けてきてた...なんだったんだろうか......
◆◇回想終了◆◇
そんな事があって、オレと美遊ちゃんは初日から注目の的だ。
といっても、基本的に絡まれるのはオレだけ。美遊ちゃんは自己紹介の時から話しかけないでオーラを凄い出していて絡みに行く奴が殆んどいなかった。
けど、オレとイリヤスフィールちゃんだけはすごい見られてた......
つーか、オレに対してだけなんか美遊ちゃんの反応が妙におかしかったのが印象的だ......。
アレ...いったいなんだったんだ?