Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー   作:ギミ

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今話、弱オリシナリオが入ります。


悟誠の秘密です!!

side悟誠

 

 

あの時の、奇跡のクロ救出劇(又の名を英雄のお節介)のすぐあ と、オレ達は風呂を上がっていた。

 

 

「お風呂ありがとう、とてもいいお湯だったわ」

 

優しい微笑みを浮かべて母さんが部屋で待っていたメイド、遠坂に言う。

 

遠坂もそれに気が付きそれに返す

 

 

「いえ、お気遣いなく...二人を巻き込んでしまったのは私たちの方ですし...。それで、イリヤとクロは?」

 

 

「ああ、そのことなんだけど────」

 

そうして笑顔で母さんは遠坂にあることを告げた......。

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

その後、イリヤやクロと共に家へと帰ってきたオレたち。

 

母さんはすぐに家のみんな集めてクロのことを紹介した。

 

 

「というわけで、今日から一緒に暮らすことになったクロエちゃんです」

 

 

「よ...よろしく...」

 

母さんの紹介に少し照れながら呟くクロ。

 

これに士郎とセラが驚愕......

 

 

「イリヤの従妹だって?」

 

 

「は...初耳なのですが...!!」

 

 

「細かいことは気にしないのよー」

 

二人の言葉にも母さんは特に気にした風もなくさらりと流してそう話す。

 

 

「しかしそっくりすぎるぞ?もしかして隠s...ぶべらっ

 

あー...士郎が余計なこと言おうとするから殴られてるよ...

 

『あぁいうところが扱いを雑にされている証なのだろうな...』

 

かもなぁ...可哀想ではあるけど、オレにはどうしようもねえし......

 

そんな一家の様子を見ていると、不意に母さんが此方を向いて寄ってくる。

 

 

「悟誠くん、少し、話があるから私の部屋に来てくれる?」

 

......やっぱり来るよな...そうならない訳がないからな

 

 

「わ、分かったよ母さん」

 

母さんに返事をして、オレは周りに極力怪しまれないように自然と怒られに行くような雰囲気を出して後をついていった

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

部屋に入ると、母さんはそのドアに鍵を掛け、オレに向くと口を開いた。

 

 

「さて、どうして私が呼んだか、分かるわよね?」

 

母さんの言葉に、オレは頷いて答える。

 

 

「なら、聞かせてちょうだい。あの龍は何?それに、あなたは何者なの...?」

 

さっきまでの母さんからは考えられないほど真剣な顔と声に、オレは少しばかり感心してしまう。

 

今までのアレはやっぱり演技だったんだな......どうしてそんなことをしているのか知らないけど...やっぱり、話すしかねえよな

 

 

「ああ、話すよ...ただ、その前にこの事は他の人には聞かれたくないんだ...」

 

 

「...なら、外に声が聞こえなくすればいいのね?」

 

すると母さんは何かの魔術らしきものを起動させた。

 

 

「これでいいわ、これで今から話す会話は外に漏れることはない」

 

そんなことも出来るのか、魔術って便利なんだな

 

 

「ありがとう、これから話すことは他言無用で頼む...」

 

逸る鼓動を整えるために一つ深呼吸をして、オレは話し始めた。

 

オレがこの世界の人間ではないこと、この姿が本来の姿でないこと、この世界に来た訳やクロを助けたあの龍、神龍のことを......。

 

母さんはその間黙って聞いてくれていた。

 

 

「───そう、他の『私達』に頼まれてイリヤを守るためにね...」

 

話を聞き終えた母さんは、静かに口を開いた。

 

 

「俄には信じられない話だけれど、あの光景を見てしまったら信じないわけには行かないわね...。それに、娘を助けてもらったこともあるわ...」

 

 

「......気味悪いだろ?そんな奴が娘の近くにいたら...だからオレを追い出しても......」

 

追い出されてもいい、オレならそこらの山で野宿生活することも可能だからな

 

しかし、そんな、オレの予想とは違い母さんの口から出てきたのは衝撃の言葉だった。

 

 

「いいえ、そんなことしないわ。どういう理由があれ、()()()()()があなたを選んで寄こした。なら、私はそのあなたを息子として接していくだけ...。私や切嗣が選んだ子に間違いなんてないのだから。だから。あなたは私たちの息子でイリヤの兄...それでいいの...」

 

......あぁ、この人には本当に敵わないな......

 

オレはどうも、母という存在に弱いらしい......。

 

 

「......ありがとな、愛理さん」

 

「あら、そこはママでしょ?」

 

 

「はは...それは勘弁してくれ...母さん」

 

恐らく、()はずっとこの人には敵わない...それはきっと、イリヤちゃんが救われて、俺が向こうに帰っても......。

 

 

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