Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー 作:ギミ
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七月○日...学校の最後に、タイガーがいきなりこう切り出し始めた。
なんだなんだ?どうしたんだいきなり改まって...まさか自分のイメージを変えようと口調から??
『色々と失礼すぎるぞ相棒......』
いやだってさ...ドライグ、あのタイガだぜ?あの自称冬樹の虎とか言いまわってるあのタイガだぞ?
そんなやり取りをドライグとしていたらタイガから睨まれた...怖ぇ......
すぐさま姿勢を正し、誤魔化すように笑っておく。
それ見ると、タイガーは気を取り直すように一つ咳ばらいをして再び話し始めた
「
おい...まだ続けるのかよその口調......
周りのクラスメートも困惑してんじゃん...あ、なんかアイツなんか(こんな喋り方で来たんだ...みたいになってんぞ?)
「今、皆さんはどんな気持ちでしょうか?私は、少し寂しくもあり、一か月後が楽しみでもあります」
.........カユッ
『...?なんだ?』
「この夏に皆さんがどんな経験をし、何を知り、何を成すのか......」
...............カユッ...カユカユッッ
「二学期に、皆さんまた皆さんに会えるのを楽しみにしています。それではみなさん......」
そうして一つ大きく息をすると......
...............カユカユカユカユカユッッッ!!!
「夏休み開始だォ...」
「ダアアァァァァッ!!かゆい!!ムズ痒すぎるからその話し方やめろぉォォォッ...!!」
「...............最後に台無しだよ...悟誠くん...」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そして場面は代わり海.........ん?
前回の続きはどうしたって?
・・・次に目が覚めた頃には自室のベッドの上だったよ......
水着も選ばれ(と言うか母さんが調達してやがった)てたし...ちょっと災難な買い物だったぜ......
というかそろそろ過去の回想から戻して......
「来た来たキタ───!!来たよコレ───!!」
「ほんとにやるのこれっ...!?」
元気すぎんだろ...海だろ?
前でスズカ達が無茶苦茶にテンションを上げて叫んでいるのを見ながらオレは少し驚きながら士郎やその友人(柳洞 一成って言うらしい)と歩いていた。
「どうしたんだよ悟誠、もっと楽しそうにしたらどうだよ?イリヤ達はあんなに楽しそうにしてるのに...」
勘弁してくれよ...さすがにあの歳相応にはしゃぐのは演技でも無理だぞ......
「いや、はは...楽しみは楽しみなんだけどさ...あのテンション見てるとなんか逆に落ち着いてきちゃって...むしろ心配になるんだよな...」
「父親か!?お前はアイツらの父親なのか!?」
おぉ...士郎の友人からツッコミが鋭い......
まあ、ホントの年齢的にはそれくらい...いや、それはないな...おっさんじゃねえか
「......たまに思うけど悟誠が俺たちよりも年上のようなこと言うよな...」
ギクッ...士郎め、なんて鋭い......
「そんな訳ね―じゃん、オレがそんな年上になんか見えるのかよ?」
「「............」」
「なんとか言ってくれよ...ッ!!?」
そんなんにか!?そんなにバレバレか!?泣くぞ!!!?
「ぶぼらっ...」
「きゃ───ッ!?」
「ぎゃあぁぁッ!!たっつんが車に跳ねられたーッ!?」
............何をしてたらそんなことになるんだよ......