Fate/Drag Emperor ドラゴマ☆ゴセー 作:ギミ
side悟誠
「がっ...!! ぐがッ...!! ちょーしに...乗んなァ!!」
ベアトリスが巨腕を薙ぎ払う。
それに虚をつかれ、オレは飛び退き距離をとる。
「チッ...バカスカ殴りやがって、こちとら嫁入り前のオトメだってのに...」
『貰い手いなくなったらどうすんだ...』とオレを睨むベアトリス。
「仲間に手を出す奴は容赦しねえ、イリヤちゃん達に手を出したら、例え女だろうとオレは許さない...」
もしイリヤちゃん達が傷つけられるなら、オレは女だろうとソイツを消し飛ばせる自信がある......。
「っ... そうかよ。なら、コッチも...」
「そろそろ本気で壊すよ?」
すると、奴は
その肩には巨大な槌のようなものを抱えている。
「神話みたいな戦いしようじゃんか!!」
神話...ね、そんなもん......
「神話だか神だか知らねえが、全部ぶっ飛ばす!!」
敢えてこの言葉を借りるか......
戦闘民族サイヤ人のチカラ...ナメるなよ...!!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「それがお前の本気か...」
すげえ気を感じる...もうさっきまでとは比べ物にならねえ......。
「あァ? んじゃなきゃなるわけねえだろ? まあ、これが見納めだがなァ!!」
ベアトリスの抱える槌が妖しく輝きだす。
『相棒、やつが仕掛けてくるぞ...』
あぁ、そうだなドライグ。なら、こっちも本気でやってやらねえとな
「つあっ!! さて...やっか...」
オレは応じるように構えをとる。
ドライグ、頼む......。
『応、全力でもって応えてやろう!!』
ドライグに神器を任せ、オレはバーダックさんに以前教えてもらった技を思い出していた。
いまなら...やれそうだ......。
手を構えかめはめ波に良く似た構えを取る。
前に突き出した両手を腰に持っていく......。
しかしその手に集まっていくのはかめはめ波の蒼い光......ではなく、紫色の鋭い光だった。
「コイツで、打ち抜くッ!!」
「ぶち抜く? 冗談っしょ?
奴の持つ巨大な槌の光が増す。
ドライグ、そっちはどうだ。
『あぁ、準備完了だ。いつでもいけるぞ。相棒』
サンキュー相棒!!なら、頼む
《Explosion!!!!!》
機械音声が鳴り響き、オレの力が何十倍にも膨れ上がるのを感じる。
そして、それに応えるように...手に溜められた紫のエネルギーも強大にその勢いを増す。
「
「
「くらいやがれぇっ...!!ドラゴ...ジャベリンッッ!!!!」
撃ち放たれた、雷の打撃は、オレが撃ち放った紫先の超極大の光槍に呑まれて消えた。
「ッ......んだよ...それ...そんなの...アリかよォ...ッッ!!」
攻撃を容易く呑み込んだその槍は、為す術もないベアトリスを容赦なく呑み込むのだった