リリカルなのは~バットエンドは趣味じゃねぇ!   作:九月吉光

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説明回です、色々難産で粗も目立ちますが今はこれが精一杯です。


高町家と九重

 さて、病院から高町家に移動してから時間は経ちまずは高町家大会議と銘打った家族会議が開かれた。九重が思っていたとおりすれ違いや勘違いが多く。それによって起こったずれてしまった家族の輪は円満に収まった。次に始まったのは自己紹介。高町士郎、桃子夫妻と士郎さんの連れ子と判明した恭也と美由希さん。そして末っ子の高町なのはの5人家族だそうだ。

 

「九重、何でもQ&A~」

 

なんともやる気のない声ではじめた九重の自己紹介である。まあ、疑問などを払拭してもらうために開いたものである

 

「何でも聞いて良いですよ。答えられないこととかはまず無いと思うので」

 

「はいはーい!なんで転生者って自己紹介したの?普通はどこか頭でもおかしいんじゃないかって思われるよ?」

 

 そういってくれたのは美由希さん、まあ、当たり前だわな。

 

「それについては簡単に。自分の特殊能力とか・・・まあ、士郎さんを治した攻撃とかを知りたそうでしたから、信じてくれるかな?と確証は半々でしたが」

 

「ふむ、ではどういうものなんだ、具体的には転生の仕組みなどが知りたいんだが」

 

 そういうのは恭也さん

 

「具体的に言うとまあ、死んだら記憶などが引き継がれて新たに生まれ変わる感じですね。その時は最初自分の知識などは普通封印されるんですよ。生きている場所が平和だったら。ほら、血なまぐさい記憶とか人を殺した記憶とか生まれたときにすでに持ってたら人間不信になるでしょう?今回は見た目子供にあらかじめなったみたいですけど」

 

「それじゃあ次は私かしら?どんなことが出来るの?」

 

そういったのは桃子さん。

 

「基本戦闘関連のものが多いですね。攻撃、補助、回復、あと限定的な死者蘇生も可能です、ただしまだ死ぬ運命にない魂だけって補足がつきますね」

 

「なのはもお兄ちゃんに質問!空とかも飛べるの?」

 

「飛べるよ、それはもうふわふわと。最初浮いてたのから高速移動とか」

 

「それ、なのはにも出来る!?」

 

「何でそんなことを聞くんだ?・・・って魔法少女になりたいとか?」

 

「ううん、空を飛べる感じってどんなものか知りたかったの」

 

「ああ、それは分かる、空を飛ぶとか憧れるよな」

 

「そうなの!だからなのはもやってみたかったんだけど・・・」

 

「出来るぞ、そんなアイテムがあるからな」

 

「ほんと!?」

 

「ああ、だしてやる。ほれ」

 

 そういって俺は虚空からマントのようなものを取り出した。なのは以外は驚いているがなのはだけは「すごーい!」と大はしゃぎだ。

 

「ほい、アビスクローク女用、つけてみ?」

 

そういって俺はアビスクローク♀をなのはに渡す。そしてクロークを身に纏ったとき、ふわっとなのはが空中に浮かんだ。

 

「わ!なのは浮いてる!凄い凄い!」

 

 浮きながらなのはははしゃいでいるが、他の人たちは気が気でないようだ。そりゃそうだろう。どこからともなくだしたマントを着けたら宙に浮いたなんてオカルトだ。

 

「あの、質問良いかな武広くん」恐る恐る士郎さんが口を開く

 

「一体どこからあのマントを出したんだい?それに何か変なものにならないのかい?そこのところを聞かせて欲しい。」

 

「あーその心配もご尤もですね、とりあえずどこから取り出したかって言うのは違う空間に繋げてそこから取り出したんです。結構便利ですよ?保存しておける生鮮食品とか普通に鮮度保てますから。後、あのマント・・・アビスクロークは空というか地面から少し浮くくらいで止まるので特に怖いことにはなりませんよ。空間については自分はストックいれと呼んでます。最初は便利だなーって思ってたんですけど、もう慣れちゃいました」

 

 そういったあとなのはのアビスクロークを外す。名残惜しそうにしていたので「またやってやるから」と言ったら目を輝かせて「ほんと!?」と言った。まあ、たまになら良いだろう。別に減るもんじゃないし。

 

「あ、そうだ、なのはに質問、どうして俺を信じたんだ?出会いからして突拍子もない出会いだったのに」

 

「うんと、お兄ちゃんのめがまっすぐな輝きをしていたのと、後は・・・感なの!」

 

「そんな理由でよかったのかどうか。まあ、結果オーライだったけどね」

 

そんな時ふと九重は自分の容姿などを知らないことを忘れていたのに気がついた。

 

「あ、話の腰を折って悪いですけど、俺の見た目ってどうなってます?後で鏡とか見ますけど」

 

「ああ、そういえば話してなかったね。見た目は5~6歳くらいで髪はショートカット。顔立ちは少し格好いい位かな?そして服装は綺麗にまとまってて清潔感があるね。まあ、不潔だったら病院にそもそも入れないからね。安心して良いよ」

 

「あ、それを聞いて安心しました。自己確認は一応後でもよさそうですね。あー、よかった。変態っていわれなくて」

 

「とりま聞きたいことはこれくらいですかね?後で聞きたいこととかも受け付けるのでその時は聞いてください。答えられないことは血なまぐさいこと以外は答えますよ」

 

「ええ、今はこれくらいで良いわ。士郎さんを救ってくれたのは事実だし、君の目をみて突拍子もない話だけど嘘もないみたいだし」

 

 そういって桃子さんは腰を上げた。「これからご飯作るけど、何か嫌いなものとかあるかしら?」

 

 時計を見るともうご飯の時間は少し過ぎている。ありがたいことに自分の分も作ってくれるみたいだ。

 

「それなら昆布とワカメが少し苦手です、食べられないことはないんですけど進んで食べるきにはなれなくて」

 

「そう、じゃあ士郎さんの全快祝いだから張り切って作るわね!」

 

 それから後は自分の部屋割りとか、戦いのようなことをいっていたけどどういう戦い方をするのかなど、質問が雪崩のように来たが、まあ、割愛しておこう。特に必要ないと思うから。

 

 それから自分で鏡を見る機会があったので見てみたら生前の姿・・・俺の一番最初の生まれた姿になっていた。これはマスターの配慮だろう。服装は緑のチェック柄に、黒のズボンと言った無難なチョイスだ。

 

 その後風呂に入ろうとしたら美由希さんとなのはが乱入してえらい目にあったが。まあ、どうでも良いだろう。思い出したくないし。

 

 余談だが、なのはは俺にべったりでなんであれにくっつくのか?と聞いたら

 

「武広お兄ちゃんが来るまでなのは、一人みたいな思いをしてたの。だから同い年みたいなおにいちゃんが出来たのが嬉しいの!」だそうだ。

 

 さあ寝るぞと言うときにも菜の葉が一緒に寝る!と言ってきたので、なのはの意思を尊重した。

 

 

 ・・・・・・ふう、今日は疲れた。あの馬鹿マスターもいまはいないし。まずは様子見かね?

 

 そうして転生初日の夜は更けていった・・・・・・




次回は高町家の日常と九重の立ち位置、それとフェイトのところに誰かが行きます。誰かはまあ、次回で
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