存在は核級、実際は癒し枠   作:wiguza

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どうカルデアと絡ませるか悩み。
こんなでも見る人はいるのね。
よければ続きをどうぞ。


2:経過

「あー、いー、うー、……らー?」

 

「うーの次はえーだなー。おーまで行ければなでなでしてあげよう」

 

「うー! うー! ぇ…ぇえー! ぉ…ぉぉ…ぉおー! らー!」

 

「おー出来たなぁー。おー。偉いぞー」

 

「らぅー♪」

 

 いやぁ和む。何だろうね、とりあえず前世的な物で日本語教えちゃってるけど。そんなこと言ったらカルデアの者が言ってる言葉はどうやって理解してたんだって話だけども。まぁ母音からね。そこ覚えればニポンゴも英語も多分わかるよ。多分きっとメイビー。

 

 それにしてもなんだろうね。この子…いや、娘にこの子呼びはイカンね。ティアちゃんは、この姿だと父性が爆発しそうな可愛い感じなのね。成長した…というか、オリジナルの方はなんかもうクールビューティ的な感じだったと思うんだけど。

 

「まだカ行とかサ行とかあるけど、またあとでいいかぁ。でもラ行はすぐ言えそうよね。らは最初から言えてるし」

 

「らー。うらー。あうー?」

 

 ちょ、あうーって。クッソ可愛い。首かしげて若干見上げながら言ってるのがさらにGOOD。これを素でやってるんだからなぁ。父親キラーでも付くのかな? あっ、その前に人類特攻じゃ無かったっけか。まぁどうでもいいや(思考放棄)

 

「うりうり。顎ドリルじゃー」

 

「らうー♪」

 

 私の股座に座るティアの頭に顎をグリグリする。それに対して嬉しそうに手足をジタバタするティア(小)。

 

 あぁ…尊い。ティアとじゃれあってるだけでなんだろう、心が洗われる感じ。そこまでひどい人生じゃなかった気がするけど、無条件でふんわり、ほんわかするこの感じ。いいわぁ。ここまでのんびりできると聖杯だったり元々のティアと言う存在の核爆弾頭的な意味だったり。どうでもいいよねってなってくる。

 

 正直な話この事は賢王に知らせた方がいいかな? とは思った。でもティアが連れてかれたり、酷いことされるかもって思ったら後回しでいいかなって。

 

 と言うよりは多分賢王知ってると思うんだよね。この世界の事だったら全部見えてるんよって感じあるし。多分だけど分かったとしてもこっちにまで手を回せないんじゃないかな。ティアと契約? 状態のようだし、もしかしたら賢王の千里眼でも私の事を見通せるか怪しいかもだけど。それを理由にこっち来られても面倒だけど。

 

「ティアもねー。お外で遊ばせてあげたいんだけどねー」

 

「らーうー」

 

「そーなのよねー。ここ監視塔と言う名の牢屋みたいなものだしねー」

 

 実は最近ティアちゃんと契約してなんとなーく分かった事。実際私がいる場所ってこの監視塔の中の更に奥、牢獄みたいになっている所なんだけども。

 

 

 

 

 なんか結界張られてるっぽいんだこれ

 

 

 

 

 何でそんなの分かるのかってなぁ。そんなの娘愛が成せる技ってねぇ。いや、ごめんね。娘への愛は結構大真面目で、嘘ついてるわけじゃないんだけど、客観的に見て嘘だわ。ごめんね。

 

 んで話を戻すとだね。最近の私はティアちゃんの一挙手一投足を眺めてほんわかするのが日々の楽しみであるのだけども。私のそばを一定距離離れると、ティアちゃんが嫌そうな顔してぷるぷる震えるのよ。いやぁその姿を見たときに魂が震えそうになったけど、それ以上に心配だったのでいつものように股座に座らせたらね、なんかホッとした顔してたのよ。可愛い。

 

 んでだね。よくよく話を聞く感じだと、ティアちゃん的に良くない空気がこの中に充満してるんだとか。なんか存在否定されてるような、蝕まれるような感触がしていい気分ではないとは姫の談。ウチの姫は可愛いなぁ。(脱線)

 

 私の近くにいるとそれが無くなるから非常に安心なんだとか。どう言う事だいそれは。私の体にはアンチジャミングでも搭載されているのかね。もしくはこれも愛が成せる技か。

 

「あー、うー、るおー!」

 

「…あー、そういえばそうだった。可能性あるねそれ」

 

 そう言えばそうだった。ティアちゃんココに現れるとき、頭に聖杯乗せていらっしゃった。その時から私にパパになって欲しいと思っていたら、聖杯さんが叶えちゃおうするのでは?

 

「うー、うー、あうー」

 

「ウッソだろ、マジかよ。あの聖杯ケイオスタイド漬けしたものなんかい」

 

 

 衝 撃 的 真 実

 

 

 聖杯さんは狂っていらっしゃった。いや、違うか。世界のものとかじゃなくて、完全にティアちゃんの物になっていたでござる。

 

 私の 体は 聖杯と ケイオスタイドで 出来ている。

 

 ちょっと。まだ悪影響とかないけどさ。文字に起こしたらヤベー奴だってマジで。でもティアちゃんが可愛いからなぁ。許してあげちゃおう(麻痺)

 

「うーらー、あえあえうー、うりーおー」

 

「ふんふん。ティアちゃん的には無意識に聖杯さんにパパになって欲しいって思っちゃったのか。それでちょっと狂化入ってる聖杯くんが、私をティアちゃんのパパとして? というより最強のパパとして? 変成させちゃったかもと? いうことかな?」

 

「うー!えうー!」

 

 あえあえうーは可愛い。ノータイムで撫でた私は悪くない。

 

 あっ、ちょっと。話は聞いてたから。物投げないで。叩かないで。

 

 つまりはあれか。世界の父的な存在に変成されちゃってるのか。私。そんで、娘を守れるように、娘ができない事はとりあえず何でもできるし、娘が出来ることも大体できる。尚且つ娘をどんな事があっても護れる、帰る場所になれるように、私の周りには全てをブロックするシールド的なモノがあるんじゃないかと。ティアちゃん的にはそう思うわけね?

 

 そっかー。髪の毛ケイオスタイド被った時点で薄々思ってたけど。

 

 

 

 

 私一般人から逸般人にレベルアップしたのね。

 

 

 

 

 娘の愛故にじゃなくて、娘が私を愛する故にだったのがちょっと悲しいけど、まぁ卵が先か鶏が先かみたいなもんで。どっちにしろ私はティアちゃんを愛するのは変わらんかったでしょうし。今更気にしないよね。ティアちゃん可愛いし。

 

 うーん。そう考えると今の状況が色々分かってきたぞぅ。

 

 聖杯さんが起動して、私に入るまではとても短い時間だった。聖杯さん入ってからそれなりに時間が経っているし、カルデアの者も探知が大変なんじゃないかな。分かんないけど。

 

 賢王も聖杯感じたのも一瞬だったでしょう。それにティアちゃんの存在も私の近くにいれば気配が漏れたりしないでしょう。おそらく私のスキルは、家庭保護『EX』とかでしょう。追加効果でサークル内の子供達の気配遮断とかありそう。ケイオスタイド聖杯くんだもんね。ありえそうね。

 

 っというかケイオスタイド聖杯くんって呼びづらいよね。

 混沌泥聖杯くん… 泥聖杯くんでいいか! うん、一気に親しみと愛らしさが生まれたね。

 

「ふむ、泥聖杯くんのおかげで私は人でありながら、ティアちゃんを守護れる存在になったわけね。」

 

「うー… れうー…」

 

「怒ったかだなんてそんな事ないぞぉ? むしろありがとうと言いたいくらいだよ。私なんかを選んでくれて。可愛いティアちゃんの側にいられるだけで、私は幸せさ。これからもよろしくね。ティアちゃん」

 

「おうー! あうっ!」

 

「おー、可愛いなぁティアちゃん。ナデナデしてやろう」

 

 うん尊い。べらぼうにめんこい。(語彙崩壊)

 

 ほんとウチの娘は可愛いなぁ。ティアちゃん来る前は私も暇すぎて若干狂化入ってると自負していたがね。この子と戯れてるだけでねぇ、浄化されてくようですよ。本当に。

 

 ん? ちょっと待ちたまえよ。よく考えてみたまえ。

 

 私はこの子の…ティアちゃん(小)の父だ。そう、他でもない自分自身がそう願ってココに在る。だがしかしだ。我が娘の見解だとだね、私の存在はティアちゃんの父で在ると同時に、世界の父とも言えるとか言ってなかったっけ?

 

 言ったっけなぁ(すっとぼけ)

 

 言ったよなぁ(確信)

 

 このまま泥聖杯くん(狂)が私の体に馴染んだらどうなるんだろう。全人類が我が子に見えるティアマトさんばりの言い方すれば、全人類が息子、娘に見えるようになるのかな? なにそれ、すっごくほんわかしそう。

 

 ティアちゃんが全人類のママで、私が全人類のパパになると。そういうことか。つまりはティアちゃんの家族計画なのかな? 壮大。でも可愛い。

 

 つまりはあれか。お前が! お父さんに! なるんだよ! って事か。となるとお母さんがティアちゃん?あれぇ?事案かな?

 

 際どい服着た小学生くらいの女の子と夫婦やってる男が今後現れるんですね。(未来形)

 

 んまぁ、最悪別にいいかなぁ。実際こっちきてから暇だったし。一番のイベントであったろうカルデアの者の戦闘も終わってるし。

 

 そのうちカルデアの者がやってきて、聖杯回収だーとか来そうだけど。おそらくその頃には聖杯馴染んじゃってアウトやね多分。一応ティアちゃんの物だけど、多分私の体の大部分が、混沌泥と聖杯くんで出来てるからね。多分取ったら私の日常生活怪しくなるんじゃねレベル。そんな事したらティアちゃんが激おこスティックプンプンドリームして人理漂白まっしぐらなのでは?

 

 やっぱり可愛い核弾頭やティアちゃん。首傾げながら見上げないの。鼻血出ちゃうでしょ。もう。

 

 コンコン

 

「うー?」

 

「おっ、もう一週間か。食料だ。取りに行こう」

 

「えう!」

 

「離れると寂しいもんなー。一緒に行こうなー」

 

「あうー♪」

 

 うん。言わんでも分かるだろうが。可愛いなぁ。

 

 そしてこの監視塔の配給窓から食料が出される。この牢獄? の中は結構な広さがある。それなりに激しい動きをしても支障はない程度には大きい。これも賢王の気配りだろう。囚人、罪人であれ、狭いところに押し込めばストレスが溜まるしね。まぁこの監視塔には私1人だからね。実質独り暮らしみたいなものさ。今は可愛い娘がいるけども。

 

「まぁなんか変体してきてるし、そのうち何も食べなくても生きていけるようになりそうね」

 

「えいー! うっうー!」

 

「おっと。そうね。まだ一応人間だし、健康には気を付けないとね。ティアもちゃんとよく寝て育つんだぞー?」

 

「えいっ! おー!」

 

 …なんだろうね。動きの全てが可愛いよほんと。

 娘に心配されてるようじゃダメだね。体調だけは崩さないようにしよう。

 

 さて、食べたら今日も寝よう。明日は言葉を教え切れるといいなぁ…。

 

 さっ、ティア。今日も一緒に寝よう。

 夜は寒いからね。くっ付いて寝ようか。

 ティアはあったかくて抱きしめてるとすぐ寝れるんだ。

 




書き貯めないのはガチ。
まぁ気力があるうちに。
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