ROM専にもどってました
最近また書きたい欲求が…
不定期更新タグがいるかなこれ。
「エレちゃん、久しぶり! 私かえってきたよ──!」
「えぇ!? ちょっと、どういうことなのだわー!?」
おぉう。大騒ぎだねこりゃ。でもじゃれあってる2人は可愛いなぁ。見てるだけで生きててよかったって思えるんじゃよ。(老化進行)
そんな訳で(どんな訳だ)やってきましたは冥界。ちょっとラフム君には潜って貰っています。私はマスターだしそのまま眺めています。うん、役得役得。
可愛い女の子が2人、百合百合しくじゃれ合ってたら誰だって癒されるに決まってんだろオラァン! お前ら可愛すぎなんだよオォン! (謎の咆哮)
「ちょっと母さん! なんで居るのかは置いておくけど、落ち着いて欲しいのだわ! これじゃあ訳がわからないから、誰か説明して欲しいのだわー!」
おっと、お呼びかな。(違う)説明しつつ私の事も切り出さないと、ずっとイチャイチャしてそうだねこの子たち。まぁ役得だしいいんだけど、話が進まないし。ぼちぼち軌道修正しましょうか。
「はいはいティアちゃん、戻っておいでー」
「はーい!」
「やっと離れた……ってちょっと、貴方は誰なのだわ?」
あぁ、そうか。私は誰とな? そう聞かれたらこう言わねばなるまい。これからはこう名乗ると決めていたんだ。
「ティアちゃんのお父さんです」
ド ヤ ァ ァ ァ ァ
「……いや、誰?」
おっと、通じなかった。まぁ当たり前か。名前を聞いたのにジョブを返してくるどこぞのRPGゲームみたいなことしてるんだし、まぁ反応は頷けるけども。けれど、けれどね……(檻頭風)
「すまないねぇ、名前はどっかに忘れてきちゃってね。今はティアちゃんのマスター兼お父さんなので、どうかお父さんと呼んでいただけると。というよりこれからはお父さんという名前でもいいかなと思ったりしております」
「だいぶ濃いわね貴方……むしろ私のお母様のお父さんということは、お祖父さんになるんじゃないかしら?」
おうふ、思ってて無視していた問題を指摘されてしまった。とっても的を射る答えなのだが、私はお父さんである。そう、お父さんなのだよ。ティアちゃんが私をパパと言うのだから、私はお父さんである。(暴論)
「んー、できればお父さんと呼んでいただきたいかなーと……」
「あら、どうかしましたの? お祖父さん?」
ぐっはぁ!!
お父さんに9999のダメージ!
カンスト!
お父さん死にそう!
「エレちゃん! パパをいじめちゃダメ! 私怒るよ!」
「ふふん! いくら母さんでも、ここは冥界。私のホームよ! どんな存在であれ、この冥界で私の権能を受け付けない者なんて……あれ? 母さんに権能が効いてない!? ちょっと、どういうことなのだわ!?」
あっ、多分お父さんサークルですね。権能すら効かないとかドユコト……
「ふふーん! それは貴女のお母さんだからなのです!!」
ド ヤ ァ ァ ァ ァ
あ、なんか分からないけど後光が射してる。
女神様かな?
女神様だわ。みんなのお母様だわ。
女神を崇めよ。母を崇めよ。(個人差あり)
おぉぉぉぉぉ…… マジェェスティィィィック!
「訳がわからないのだわ! 前は効いていたじゃない!」
ん? 前は?
……ふーん。つまり彼女はまだ浄化し始まってない状態なのね。記憶が落っこちる前と。バビロニアの時は効いてたけど、今は聞かない。つまりその時の記憶はまだ残っている、イコールまだガルラ霊君は手出ししてない、もしくは出来ていない状態なのかな?
これは好都合。この状態なら話も進みやすいし、ここから私がエレちゃんを家族として認めれば、浄化を受け付けなくする事も可能でしょう。まぁ本人の性格からして自分から浄化されちゃう子だし、どうにか別のベクトルで説明できないかなぁ……。
「むっ! エレちゃん! なんかいつものエレちゃんじゃない!」
ティアちゃん?
「……えぇそうよ。今は深淵にて会議の真っ最中。今はモラトリアムの期間みたいなものかしらね。ほんの一部だけど権限を他の者に与えてるわ。母さん覚えてるでしょ? あの戦いで、私は禁忌を犯したの。私は冥界を治める女神として、その代償を償わないといけないのだわ」
ほほぉん。まだガルラ霊くん(強)が手をつけていませんねぇ! つまりどうにかして(ティアちゃんも総動員して)言いくるめるなりなんなりすれば、こちらに引き込み&家族認定できますねぇ!
「代償? エレちゃんなんかやらかしちゃったの? お母さんにおしえてごらんなさーい!」
ちょちょちょ。ティアちゃんそれ地雷踏み抜いてるから。原因ティアちゃんだからね。まぁでも今のティアちゃんに察する力を期待する方が無理ゲーかなぁ。
「やらかしちゃったも何も、元はと言えばお母様が復活しなければ……! 本気を出したお母様に並みの神々が太刀打ちなんかできないわ! わざわざ招かれざる人間達に加護を与えて、あまつさえ冥界と現世の境界を一時的にでも無くして……。そこまでしてようやくお母様を倒し切れたと! 思っていたのに!」
おぉう。すごい剣幕。
でも多分ティアちゃんは何も考えなしに地雷踏んだわけじゃなさそうだし、お父さんは静かにステイステイ……。
「……そっかー。エレちゃんごめんね? 私のせいで色々迷惑かけちゃったんだね」
「そうよ!! 元はと言えばお母様が……!!」
「そうだよ。私が悪いの。だから教えて? なんでエレちゃんがそこまで思い詰めて、そこまで償う必要があるのか。そこだけはお母さん分からないかなぁ」
「あっ……」
うん。それもそうやね。
やってしまったことは仕方がない事なんだよね。ティアちゃんがわっしょいした事が原因なんだから。だけど、責任を負うべきその事を起こしたティアちゃん自身が居ないからってエレちゃんが償う? バカ言っちゃいけないねぇ。
いくら責任感が強くて頭でっかちだとしても、その人が良かれと思ってやった事を、何も知らない他者が叩いて良いなんて理由はない。多少冥界に危機はあったとはいえ、そうしなければ冥界はおろか現世、その他宇宙レベルでの損壊が起きうる可能性があった訳で。
そこら辺の理解が冥界内で浸透していないようだ。やった事の原因、詳細をあまり話していないエレちゃんも悪いけど、なぜその事をやったのか委細確認していないガルラ霊君たちもギルティ。
「お母さん今その件については償う必要のある人はいないと思うな? よく考えたらその時悪さしてた大きい私はもう倒されちゃったし。むしろ現世で同じようなことやったら色々丸く収まってパーティしてると思うなぁ。そこら辺はこっちでの色々な鬱憤を晴らすリフレッシュができてなかったエレちゃんが悪い!」
「そんな話だったかしら!? え? 今の流れって私の代わりにお母様が償うとかそういう流れじゃなかったのかしら!?」
「お母さん痛いの嫌です! それに! そのやっちゃいけないルールとか主に決めたのエレちゃん自身でしょ! 冥界の女主人なんて肩書きあるんだから! メリットデメリットしっかり話してうまく言いくるめてやっちゃいなよ! 私の娘ならそれくらいやりなさーい!」
おぉう、ぶっちゃけたな。
正直彼女の性格上こういう事を面と向かって話せる相手も限られてくるだろう。正直な話こんな事はティアちゃんでなければ出来ない事じゃないかと後々ながら思う。
「なのでー! お母さんは冥界でのクリスマスを決行します!」
「ちょっと!? 勝手に決めないでほしいのだわー!?」
────────────────────────
という訳で。(どういう訳だ)
ティアちゃんの全面的な魔力提供、および指示出しにより、ガルラ霊君総出で冥界の飾り付けが行われました。
まぁでも手伝ったのは比較的幼い子供の霊たち。ツリーの飾り付けとか嬉々とした? 動きでやってた。
うん。側から見ると結構シュール。
そして今更だけど冥界全土の飾り付けを、ティアちゃんが己が内にある魔力のみで行ったという事実。魔力と才能をばら撒くスタイル。お父さん嫌いじゃないよ。(むしろ好きだよ)
そして色々裏で動いてやってたガルラ霊君は、冥界の奥底で引き気味にこちらの事を見ていたので分かりやすかった。エレちゃん悩ませていたのが気に触ったのか、ティアちゃんが容赦しませんでした。
権能を戻してガルラ霊君たちに事の詳細資料(私作成)を渡して映像中継(私撮影、私放映)でバビロニアでの事を事細かに説明。ガルラ霊君達もティアちゃんの気迫に消滅の危機を感じたのか、震えながら謝ってた。別に殺しはしないよ。そういう問題じゃないし。
色々事が終わって冥界。クリスマスもつつがなく終わり、後片付け(私魔力吸収)して今後もエレちゃんが冥界の女主人としてやっていくことに。
「ほらね! みんな騒げばなんとなく収まるの! エレちゃんの性格的に絶対やらないだろうけどね!」
「うぐ…… 全く否定できないのだわ……」
「まぁちょっとティアちゃん的にアウトだったのか、だいぶティアちゃんもはしゃいでた感じあるけどね」
そこは(可愛いので)大目に見ようじゃないか。
「けど、ティアちゃんがいなかったら、多分だけど自分のやらかした記憶と一緒に、それを記憶しているカルデアの人たちも消すみたいな事やらかすつもりだったんじゃない? エレちゃん」
「……そうですね。おそらく少し前の私だったらそういう結論に辿り着いたかもしれません。でも今はもう色々どうでもいいかなって思うのだわ。今更だけど、やっちゃった事についてあれこれ考える時間があるなら、今冥界にいる子たちのケアとか、より良くするのにはどうしたら良いとか。そういう事を考えた方が、何倍も有意義で、意味のある事だと思うわ」
「そーだよ! 色々考えさせる原因になっちゃった私が言うのもアレだけどね、エレちゃんはどーんと構えてれば良いの!」
そう言って胸を張るティアちゃん。立派にお母さんしてるなぁ。あとでなでなでしてあげよう。いっぱい褒めてあげないとね。
「お母様。……お父様も。恥ずかしい姿を見せてしまいました。ですが、こうでもしなければもっと恥になりそうな事をやっていたかもしれないのだわ。だから、ありがとうございました」
「いいのいいの! エレちゃんは私の家族なんだから気にしないの!」
「お父さんと呼んでくれた……我が生涯に一片の悔いなし……!!」
あっ、そうだ。(唐突)
「じゃあエレちゃんも私の家族って事で。決定でーす。パンパカパーン。おめでとうございまーす! エレちゃんの権能をも防いでいたお父さんサークルをエレちゃんにもプレゼントー! パチパチー」
「わーい! ぱちぱちー!」
「えっ、ちょっ、どういう事?! 権能をも防ぐって何?! アレはお母様の力じゃなかったの?!」
おーう、わたわたしてる。良い反応ダァ。撫でたくなっちゃう。撫でたろう。ナデナデ。
「ちょっと! 気安く触らないで! ……もうちょっと優しくするならいいけど……」
落ちたな(確信)
「エレちゃん、顔まっかっかー」
私の肩に乗ってるティアちゃんがエレちゃんのほっぺをつんつんしてる。
なでなで。つんつん。
まぁこんなモブ顔(自己評価)の奴に権能防ぐ力なんてありゃせんわな。どっちかっていうとティアちゃんから貰った泥聖杯くんの力で、権能に浸食して防いだって感じが強い。そこら辺噛み砕いてエレちゃんに説明。かくかくしかじか。まるまるうまうま。
「お父様も大概ですわね……でもそれってお父様の身体的に大丈夫ですの?」
おっ、心配してくれるのか。やっぱり根は優しいのねこの娘は。
「モーマンタイ。娘がお父さんのこと気にしなくてもいーの! 子供たちのことを一番に考えるのは当たり前なんだから、いっぱい甘えて、いっぱい困らせなさい! むしろその方がよき。いいぞもっとやれ」
「あー! パパがエレちゃんばっかりかまってるー! 私もかまえー!」
「……(無言のなでなで)」
「むふー! (満面の笑み)」
「ほんとに仲良いわね母さんたち……」
エレチャンが頭抱えつつ、ティアちゃんは満面の笑み。どうだ可愛いだろう? 可愛いは正義なんじゃよみなの衆。
偶然とはいえエレちゃんサルベージ作戦がうまい具合にできてしまった。一番常識的な女神様が最初でホッとしてる半面、また何かしらの影響が違うところで出てこないかお父さん心配です。
ところで。
「ちなみにエレちゃん」
「もうあなたもエレちゃん呼びは確定なのね……」
「そりゃもちろん。というよりさ、私とティアちゃんは別に冥界に来ようと思って来たわけじゃなく、迷い込んだ感じなんだけどさ。そこらへんの境界とか結界とかって大事なん?」
結構スルッとこっちに着ちゃったけど、そこらへんの修復は済んじゃってるのかね?
ビースト特有の「単独顕現」スキルで移動関係は場所さえ分かればどこにでもって感じあるしいいんだけど、境界面あやふやならわざとランダムに飛ばされたほうが、自分の知らない場所とか行けそうだから、今どんな常態か一応確認してみる。
「そうね、まだ境界に関してはデリケートなものだし。多めに見積もっても40%程度じゃないかしら。今そこらへんの足場のないところに飛び込んだりしたらその後の保障はできないわ」
ビンゴ。つまるところランダムワープ可能。
「よし、ティアちゃん! あとはエレちゃんに任せても問題なさそうだし、こっから飛び降りて違うところに行こう! もしエレちゃんに何かあったとしてもエレちゃんにあげたお父さんサークルとティアちゃんの単独顕現スキルがあれば問題なし!」
ここをキャンプ地とする!
「よーし、れっつごー! エレちゃん! 私パパと旅行に行ってくるね!」
「また随分と急な話なのだわ……。ええ行ってらっしゃい。お土産楽しみにしてるわ」
「まっかせてー! パパ! 行くよー」
そのまま足場のないところへ飛び出す。行き先は完全にランダム。新婚旅行へと参りますか!
うーん…
botwのリンミファSS書きたい…
でも需要なさそう…
千恋万花のSSも書きたい…
こっちはもっと需要なさそう…