存在は核級、実際は癒し枠   作:wiguza

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遅くなりました。
モンハンやったりCytusやったり美少女万華鏡やったりしてたので。(正直者)

モンハンの方も導入は書けてきたから流れのプロット固めたら出すかも。

気長に待って……。


8.今後

 

 

 

「お父さんと!!」

 

「お母さんの!!」

 

「「家族ルールのコーナー!!」」

 

「……(クンクン)」

 

さぁ! 未だ匂いを嗅ぎ続けるカーマちゃんだけども! そんなことは置いといて家族になるにあたってのルール説明の時間だオラァン!!

 

というわけで、カーマちゃんを家族に(強制)したのでいつも通り(今回初)最初の家族ルール説明を行いたいと思います! Yes! 強行です!

 

「その1! 基本的にお父さんとお母さんであるティアちゃんと一緒に行動してもらいます! じゃないとお母さんが泣きます!」

 

「うおー! 泣くぞー! 色々暴れるぞー!」

 

「……それってもはや強制じゃないですか? 迂闊に離れられないじゃないですか」

 

「もしそばを離れる場合は何か一言お父さんに言ってくれればいいよ。言いたく無ければ理由も言わなくていい。ただ一言だけ離れる旨を伝えて欲しい。最悪勝手に居なくなったらお母さんが癇癪を起こして空の星が一つくらい消えるかも知れないけど、まぁそれくらいだよ」

 

「えへへー」

 

「言ってる事とお母さんの顔のギャップが激しすぎでしょう……」

 

まぁ勝手にどっかいってもお父さんはお父さんサークルの効果で何処にいるか把握できるんですけどね。

 

ティアちゃんが星一つ消すかもってのはちょっと盛ったかもしれない。だけどエレちゃんの件でティアちゃんが「エレちゃん!まただれかにイジメられたらすぐお母さんに言ってね! そんなやつお母さんが消し炭にするから!」って言っておりましたので……。

 

星一つ消えるかもってのは、文字通り地球()一つ消えるかもって所だけども、そこは詳しく言う必要はないでしょう。

 

「その2! これからカーマちゃんは私たちの娘です! 必ず[お父さん][お母さん]呼びをする事! 言われないと拗ねます。お父さんもお母さんも」

 

「拗ねるよー。超拗ねるよー」

 

肩の上でお父さんの髪をわしゃわしゃしながらニッコニコで言うティアちゃん。やはりウチの嫁が1番かわいい。娘も可愛い。異論は認めるけど否定はゆるさん。

 

「……ちなみに拗ねるとどうなるんですか」

 

「最終的に泣きます。お父さんは泣かないけど、泣いてるティアちゃんをあやしてあげないといけないので、カーマちゃんに構ってあげられなくなります。結果カーマちゃんはお父さんの匂いを嗅げなくなります」

 

「お母さん、絶対泣かないでください。私の癒しを取り上げるなんて許しませんよ」

 

「にひひー」

 

お母さんって言われて満面の笑み(予想)のティアちゃん。想像に難しく無い。ティアちゃーん。嬉しいのは分かるけど、抑えないとまた鼻血出るよー。そしてカーマちゃんはだいぶチョロくなりました。やっぱり中毒じゃないか!

 

「ルールその3! 家族となって3日〜1週間ほどですが、特訓をしてもらいます!」

 

「特訓?」

 

お腹から顔を離してこちらを見上げつつ首を傾げるカーマちゃん。おう、その仕草やめて。お父さん特攻だからお父さん尊死しちゃう。嘘、何回やってもいいよ。もっとやってもっと。

 

「カーマちゃんは私たちの家族として、分かりやすくいうと()()()()()()()()()()的な契約状態にあります。カーマちゃん。君が今契約しているのは誰でしょーか?」

 

「誰って、お父さんとお母さんでしょう?」

 

おうふ、不意打ち来ました。良い。良いよこれ。なんか呼ばれるだけで多幸感。ティアちゃんはエレちゃんで呼ばれ慣れてるはずなのに、私の髪に顔をうずめてビクンビクン悶えている。分かる……分かるぞティアちゃん!

 

「その回答はとっても嬉しいんだけど、問題はそこじゃないんだ。よく思い出して。ティアちゃんは何者?」

 

「……ビースト?」

 

「じゃあお父さんは?」

 

「ビーストの眷属? もしくは(つがい)? 尚且つ聖杯を体に取り込んでいて……あっ。魔力量」

 

基本マスターとサーヴァントの主従において、サーヴァントがどれだけ能力を引き出せるかは、マスターの生まれ持った魔術回路、魔力量。それらによって出せる出力、宝具の回数などが決まってくるもの。しかしカーマちゃんが契約しているのは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のティアちゃんと、聖杯という()()()()()()()()()()()()()()()()半人半ビーストのお父さんである。

 

ぶっちゃけた話前にいたあの成長した方のカーマちゃんの所にいた時より色々動きやすくなっている。さらにプラスでいろんなバフかかってるような状態なのだ。

 

「多分今までできた動きとこれからできる動きに差がでまくるから。それに慣れさせるための訓練って感じかな。しっかり定着させれば君の本体を倒すのくらい片手でできるようになる。多分、きっと、メイビー」

 

「めいびー!」

 

「いや、後半自信なさ過ぎじゃないですか……」

 

んまぁそこはぶっちゃけカーマちゃん本人次第。カーマちゃんが本体を越えようとする思いが強ければ、それを叶えるためにお父さんとお母さんは精一杯フォローもするし、手助けする。あくまで私たちは支えるだけ。強くなるか。或いはこのままで私たちの愛を甘受するか。カーマちゃんの思いを尊重し、私たちからの押し付けはするつもりはない。

 

しかしお父さんとお母さんと契約した以上、その力はとてつもない。力をコントロールするのに必要最低限必要なのが3日間。もし()()()()を望むのであれば1週間(かそれ以上)になるのだ。

 

まぁ強くなりたいかー! って聞くのは力をコントロールできるようになってから聞くとして。

 

「とりあえず特訓は必須事項だよ。多分何もせずこのまま何かしら戦闘とかに巻き込まれたら絶対扱いきれないから。お父さんの名誉にかけて娘を死なせるなんてことはしないけど、それでも最悪の場合は死ぬかもしれないからね。お父さんの子である以上死んでも死なせないけど」

 

「サラッととんでもないこと言ってますよね……」

 

The・自分勝手。お父さんとお母さんが悲しくなるので、本人意思に関係なく復活させるぞい。仮でも家族になっちゃえば、座から呼んだ英雄よろしく魔力次第で復活させるなんて事は簡単なのです。こう言うことができちゃう辺りビーストに染まってる感ある。

 

「特訓とは言いましたが、ぶっちゃけた話特訓場所も特訓相手も決まってません!」

 

「かなりぶっちゃけましたね」

 

「んー、ラフム君とかにお願いするー?」

 

『呼びました?』

 

ティアちゃんが名前を出した瞬間に姿を現したラフム君。しかもカーマちゃんの視線に入る形でぬるっと。

 

「キャアァァァ!!?? なに!? 何ソイツ!?」

 

おぉう、なかなかヒステリックな反応。ビックリして怖かったのは分かるけど、お父さんの胸に顔埋めて目を逸らすんじゃないの。中毒酷くなるよ? もう手遅れだろうけども。

 

ラフム君が私の背後から現れたのは特訓の成果である。この場所に落ちてくる途中でティアちゃんの混沌泥(ケイオスタイド)と私の混沌泥(ケイオスタイド)をリンクさせたので、そこから経由してお父さんサークル内で単独顕現できるようにしました。これで混沌泥(ケイオスタイド)を使わなくても私の能力範囲内であれば自由に出入りできるようになったのだ。

 

「よしよーし。怖くないよー」

 

「……泣いてなんかないです……」

 

泣き出す3秒前ぐらいの表情で強がるカーマちゃんとそれをなでなでするティアちゃん。いつの間に降りたんだいティアちゃん。ちゃっかりカーマちゃんと一緒にお父さんの膝の上に乗ってるし。目の前でほんわかされるとお父さん和んじゃう。

 

「ラフム君なんかゴメンね。登場と同時に悲鳴を上げられて。めっちゃ特訓した成果出てるから、あんまり落ち込まないでね」

 

『まぁ見た目からしてそこらへんは諦めついてますよ』

 

まぁ頭に向きがおかしい大きな口が付いてるだけでも結構SAN値削られそうな感じあるよね。足2本! 謎の節足が4本! うーん不気味! でもなんか触り心地良さそうなツルツル感あるのがセクシー?

 

「うーん個人的にそのフォルム嫌いじゃないけど」

 

『それ、結構少数意見なんですよ?』

 

「ちなみにあたしもすきー!」

 

元気に返事するティアちゃん。あなたが生み出した子でしょうに。というより自分以外の生きる物全てを愛してそうなティアちゃんの好きはアテにならんぞ。お父さんはそういうティアちゃんも好きです。

 

『まぁ特訓相手なら是非。それなりに個体数も増えたんで、サンドバッグには持ってこいかと。あとは場所ですね』

 

サークルで気配遮断出来てるとはいえ、あまり大きい音を出すのはよろしくない。となるとどうしたものか……。

 

「一回冥界にもどるー?」

 

「まぁそれが1番選択肢としては妥当かな」

 

「えっ、サラッと言ってますけど、冥界?」

 

よしっ。そうと決まれば善は急げ。カーマちゃんを連れて冥界へ帰るぞー。

 

しかし、このまま帰ると元のカーマちゃんに変な違和感を与えることになりかねん。家族認定してこっちのパスとは繋がってるとは言え、まだ向こうとも繋がっているはず。そのパスを外しつつ、カーマちゃん1人分の魔力をパスから戻してあげながら消えるしかない。

 

うっわ、めんどくさい。

 

しかし、愛する娘のためだ。お父さん張り切っちゃう。

 

「ほいじゃカーマちゃん。そのままお父さんに抱きついてて。ちょっと向こうのカーマちゃんとのパスを切るから」

 

「……そんなこと簡単にできるんです?」

 

「まぁ魔力をお父さんの方に入れ替えるだけだから。パスの繋がったカーマちゃんの魔力のガワを取り出して、足りない分の魔力をお父さんの魔力で補う感じ。ちょっと体がふわっとするだろうから、しっかり捕まってね」

 

半信半疑といった感じのカーマちゃんがぎゅうっとお父さんにしがみつく。

 

おーけーおーけー。イメージは固まった。そのままカーマちゃんの魔力だけに皮を被せるイメージで後ろに2歩ほど下がる。向こうとのパスが繋がったカーマちゃんの形を持った魔力塊の完成。今こちらが抱えているカーマちゃんの魔力が少なくなるので、お父さんの魔力で補強する。あとはカーマちゃんの中に残った魔力を一つ残らず外に出して……。

 

「ほい、終わり。どう? どこか不具合とか無いかな?」

 

「……(クンクン)」

 

「おーい、戻ってこーい」

 

あるぇ? これ悪化してない?

 

ガッチリホールドした状態で、顔を擦り付けながら、顔は若干赤くなっている。重症じゃね? ってかティアちゃんまだなでなでしてたん? いいなそれ。私もなでたい。

 

「ちょいちょいカーマちゃん。お父さんの匂いは好きなだけ嗅いでいいから。体に違和感とかないか教えてちょーだい」

 

「なんですかなんですか。魔力の量というより質が変わったというか、全部変えられたらなんかお父さんに包まれた感じがして一瞬イキかけたというか、もう訳わかんないです。なんなんですか。もうお父さん好きです。絶対離れないですからね。私を虜にしたこと後悔しないでくださいね」

 

Oh……。めっちゃ早口。しかもちょっとモゴモゴしてる。でもお父さんスペック高いから全部聞こえるんやで。私もカーマちゃん好きだよ。

 

なんか魔力が全部お父さんので入れ替えした弊害か、匂い中毒が悪化したのか? 有り体に言うと同調? だろうか。どちらにせようまく行ったようで何より。

 

「じゃあ冥界もどるー?」

 

「そうね。後は戻りながらおっきいカーマちゃんの方に魔力戻してあげるだけだから、そろそろ行きますか」

 

 

一段落したところでお早いお帰りだ。余計に居座る必要も無いしね。

 

帰ったらエレちゃんにもハグしてみよう。この匂い中毒がカーマちゃん特有なのかちょっと調べてみたいし。

 

 

 




尊いが補給できる作品を目指したい……。

ついったとかでも尊い絵とかあるけど、模写絵くらいしか得意じゃないから僕はSSで尊い気持ちにさせたい。

そんな願望。

いつも感想ありがとうございます。
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