寧ろR-18より、そっちのがエロく書けそう...
ネリは使い勝手良い子なんです、シリアスもギャグもなんだってこなせる。
極悪非道? だって悪タイプだもん ネリ
お約束の決め台詞が言い終わるまで、待ってくれるお人好しばかりじゃない!
ネリ最大の欠点は、相手ポケモンを仕留めたら【必ず決め台詞で締めくくろうとする】難癖。
少なくとも五秒間は、完全なる無防備状態。背を向けてしまうオマケ付き。
こればっかりはジックがどれだけ注意しても、トレーニングを重ねても直せないので、ネリの個性として受け止めては居るが……
(やだっ、私のダチかっこ悪すぎ……!)
(言わんこっちゃねぇ! カッコワルッ!)
(ネッ、ネリさん……)
(……………………)
(ミノミノ……ハァ~)
ボールに入りながら白ける爽羽佳、分かっていたが顔が赤くなるジック、何度も見た光景だが眼を点にさせてしまうメコン、無言のままお手上げジェスチャーするメタグロス、極めつけてミノムシにまで呆れられてしまった。
ギャラリー達もお葬式ムードでシーン……タイマンバトルでは気にする必要は無いが、交代制やチームバトルには不適合過ぎる難癖が原因で吹っ飛ばされ、バクオング並に顎が地に落ちようとしている。
「戻れネリ! これで一vs一か、いってこい爽羽佳!」
「マ…………マニューン…………ネリちゃんカッコわる~い……ニャ……」
ダンボール装甲をオーバーキルされ、地表に頭が埋まりながらお尻をピクピクさせていた、黒い物体をボールに戻して第一バッターが舞い戻る。
「ぶっちゃけ、こうなるって私も予測してたからさっ! 繰り出す技はそれしかないよねっ! とォ! オウムがえしッ!」
後で脇腹を突いてやらなきゃ、どうせ死んでも直る見込みの無い、手癖より残念な習性だけど……
「ウモゴッ!」
牛だけに「ウモー」と発してしまうぎゅうたへ、命令も無しにボール内で攻撃準備動作を終えていた爽羽佳は、相手ポケモンが使った技を、そっくりそのままコピーしてしまう非常に独特で成果を上げるには、タイミングが重要となるオウムがえしで突撃仕返し!
嘴形となった鋭利なつま先は額に命中だ! とっても痛そう~!
スピード感も二倍っ、グラフェンシートも真っ二つになる仇討ちには、ぎゅうたも勢いを中断され真後ろへ倒れ込んでしまった。
「いかくも食らってないからな! 爽羽佳ここは……で、お願いしていいか?」
「マッ、マジぃ……? あんま使いたくないんだけどなぁ……ご主人がどーしてもって言うなら……」
激昂しながら起き上がったぎゅうたは、対空技であるストーンエッジを爽羽佳目掛けて放ちまくる。
飛行や浮遊能力がなければ、思うような速力を得られないなど素早さに影響を及ぼしてしまう荒れ地、並びに起伏や傾斜に囲まれている山岳地帯と、岩技の相性は良い。
障害物の一切配置されていない、平地でもストーンエッジは使うことは出来るが、ターゲットの真下のみしか岩を隆起させられない。
威力自体は申し分なく、岩タイプ以外でも幅広く愛用されている技だが、軌道が単調なので避けられてしまい易い。命中率が低いならぬ、攻撃範囲が狭いのだ。
「右から左から斜めから……! うっとーしィィっ!!」
それは【地形効果】と公式用語が割り当てられている。
例えば砂漠で使用するれいとうビームは、多少なりとも威力は下がってしまう。
炎やマグマでも溶かすことは出来ず、静かに佇んでいるだけでも氷山が積み上がってしまう冷気を持つ伝説のポケモン、レジアイス並の強力なパワーがあれば話しは別だが……
逆に極寒の地で放たれるれいとうビームは、その場所に流れ・集まる「気」の影響で、一回りも二回りもダメージや範囲に充填時間にまで、目に見えない力が影響を及ぼすパワースポットの祝福を受ける。
寒い土地で氷タイプと修行し、長所に磨きを掛けるのか。
暖かい土地で氷タイプの修行をし、伸び悩む欠点を補強し不向きな地形や天候でも、通常時と同じかそれ以上の威力に仕立てるのか。
炎エネルギーが充満しているえんとつ山を中心に、小さな山々に囲まれた地理を持つ温泉町は、炎や岩タイプなど親和性のあるポケモンに打って付けの対戦場であると解明されているのだ。
「避けんなンモーー!! 当たれったらッ!」
「当たったら痛いでしょっ! んも~~こっちの番だオリャー! せぇっ!……のォ!」
生天的な飛行手段があるので、地面がどうなってようと影響を受けることはないが、自然の記憶刻まれる岩肌に挟まれているので、横から斜めから……エッジを出現させる位置が特定出来ない。
見えない力が味方しているのはぎゅうた側、結構な勢いと速度で連射してくるので困った物だ、PP切れを狙うのも手段ではあるが……
「……ほらぁ、あなたってじ・つ・は! この服がどうなってるのか……き、気になってたわよねぇ……?」
「んもぉ…………❤」
「もっと近づいてもいいよ……? ファスナーはねぇ……ここまで……下ろせちゃったり出来るのぉ……ああん、フエンあついなぁ……脱いじゃおうかな……ダメぇ、女の子の部分が見えちゃうぅ……」
「ンモ~~❤ ンモッ! ンモッ!」
何が起こった!? バトル中にオニドリルの少女がストリップショー!?
その気がありそうな言動あれどグイグイ迫られるのは苦手で、ホットジェル付けたご主人の手で羽の付け根を、やらしく……間違えた……やさしくマッサージされると嬌声を上げて恍惚してしまう、見た目JKの天真爛漫娘がフロントホックをジ、ジジジ……
眼にラブカスを泳がせながら、鼻息荒くウモーしてるぎゅうたは、薄く脂肪が乗りくの字型になる胸を通り越し、アウルヴァンディルの居住と見解されし臍部に、全神経を集中させバトルどころではなくなっている。
「コラァァぎゅうたっ! お前には彼女(ミルタンクちゃん)いるだろぉぉー!」
「もうちょい! もうちょいでサンクチュアリを拝めるのらぁぁ……❤ しんぴのまもりをきりばらいして欲しいのらぁぁ……❤ 貧乳も捨てがたいのらぁぁ……❤」
ここは桃色湯気温泉? とても幸せそうな雰囲気に包まれ、煩悩に酔い痴れる!
「だァ゙れェ゙がァ゙! 貧乳だアァン!? Bはあるんだからねっ! 貧じゃなくて並なの! 美なの! 適なの!」
そりゃ人化したら殆どがGカップ以上となる、ミルタンクと比べれば大体のポケモンは小さくなってしまうが……
他人に言われるのはピキッとするっ。
異性の性的衝動を刺激させ、高い行動不能に陥れる恐怖の状態異常、メロメロを付与させる技名もそのまま、メロメロ。
私服は実用性を重視しながら、身体のラインが大体露わになるのでメロメロを使わずとも、偶に♂ポケモンが手を緩めることすらあるシャープなボディを持つ爽羽佳。
もう少しで下腹部がっ、はいてなさげ疑惑飛びまどうライダースーツを限界付近まで前開きし……ここからはお預けぇ!
一度食らったら最後、バトル終了か交代までメロメロは直らない! ズナミヨの手持ちはぎゅうたのみ! 万策尽きた!
「しぇいはっ、しぇいはっ、しぇいはぁぁ! みだれづき! みだれづきぃ!」
おっぱい大きい彼女なんてポイッ、誰よりも魅力的になってしまったBカップに蹴り上げられても、全くの無抵抗でラブカス眼もそのまま。
もっとだの、そこイイだの……彼女を殺した犯人を見つけたかの見幕でエッジを撃っていた姿はない……マゾか、ヘンタイか。
ギャラリーの皆様も、写真撮ってSNSにアップするわ、脱いで見せてと煽り始めるわ、メロメロを使ったバトルは何処の世界もこんな感じです。どちらもギリギリ犯罪ではありません。
「リフトアップ、リフトアップ、リフトアッ~~プ! トサカ来てんだからねぇ! ドォリルくちばしィィ~~! ニィ゙レンダァァ゙ァ゙! 」
あまり重くないポケモンに対しての限定技。無抵抗のぎゅうたを連続して上空へ持ち上げる光景は、壁に嵌められコンボをキメられる世紀末な格闘ゲーム。
ぎゅうたは、あいての爽羽佳に メロメロだ!
メロメロで わざが だせなかった!
右目を隠していた鶏冠が、激おこプンプンなエモーションを源に、ヴァサッ!
針山の如く逆立たせながら、地上との距離二百メートル地点でもういいだろう……!
ハメコンボを取り止めれば当然、抗う術の無いぎゅうたは両手足を合わせながら、ベッドへ襲いかかる物理的に困難な体勢で爆落する。
さらにダメージを加速させる為に、身体を左へと捻り高速回転、お得意のドリルくちばしを腹部へたたき込み、鬼気迫るニィレンダァ(二連打)
「…………ひン……にゅぅぅ……」
メロメロが解けた、即ち戦闘不能。
歯医者さんのドリルで虫歯ならぬ、淫欲を削り取ってトドメは見栄え重視のヤクザ蹴り!
「フッ……、これぞずっと私のターン……!」
羽の間から手鏡と鳥ポケモン用の小型ブラシを取り出し、乱れた鶏冠を整え終えたら縁の無い荒れ地へと降り立った。
実はオウムがえしでの反動を除けばノーダメージ、裏ピースを高々と掲げながらファスナーを胸元まで引っ張り、勝利者のアピール!
キメ台詞はこういう、完全勝利を確認した状況下で初めて発する物である。聞いているか? どっかのマニュ娘?
絶大な効果を持つが、本人が意外と初心なので中々使う機会が無かったメロメロ。
「あぁ~んもうっ! 女の子を辱めたバツ! ご主人は後で私の全身をしたくな~る! ポケセンで休んだだけじゃぁ、指圧や按摩はされないからねぇ! セルフよりも誰かにやって貰ったほうがずっと気持ちいいし……ね?」
「分かってるって! 使わないとちょっと厳しいと思ったからさ。責任は取らせて貰うよ、お疲れ様!」
自然な流れで黄色の強いブラウンカラー、レイヤーを施したロングヘアをスッ……と一撫で。
撫でて欲しい訴えなくとも、さり気ない形でご主人は応じ、バトルを終えた自分を労ってくれる。
旅館のマッサージチェアよりも、気持ちよくしてくれる、ジックの腕に引っ付いてここぞとばかりに、好意を伝える根っこは臆病なイマドキガール。
(いいなぁ爽羽佳さん……私もジックさんと……ああして……こうして……モゾモゾモゾ……///)
(ちょ……だれか……ネリちゃんも褒めて称えるニャ……し)
夜中にこっそりと、ジックの布団の中に侵入してしまおうか策謀し、勝手に発熱しているメコンはお情けを、もう誰もが忘れていたマニュ娘はご褒美を要求している。
……ジックなら纏めて相手にしてくれるハズだ、性的な意味では無く……
「ちょっとおかしな方向に進んだ気はするが……負けたぜっ! マニューラを倒せた時は「イケるっ!」って思ったんだがなぁ~~! 手持ちの育て方を変えて、俺も知識を深めて周到な作戦を立てられる様にしないとなぁ……! ありがとうジック! ポケナビのアドレスを交換してくれないか? エントリーコールに登録すれば何時でも力を貸してやるよ!」
「こちらこそ! ありがとうございます! 凄く楽しいバトルでした! 最後はちょっとすみませんて感じしますが……ええっ、俺のアドレスも登録お願いします! 是非とも再戦してください!」
視線が合えばライバル同士、バトル終わればズボンで汗拭き、握手交わせば仲間同士。
出身地も肩書きも年齢も性別もポケモンバトルには関係ない。
勝敗が全てではない、密度濃い内容であればどちらのトレーナーも手持ちも満足し、誰とも被らない各々の物語に好影響をもたらしてくれる。
「ジックさん、わたしもバトルしたいのですが」
「おう、次はキミに頑張って貰おうかな」
太ましいが駆け足の早いズナミヨへ、手持ち総勢で頭を下げてから手を振って、再開を約束してから気持ちよく再出発。
ツインテールの少女は、皆の真似をしただけで何の感情も秘められていない挨拶であった。
それよりも勝負願望を満たしたい、ミナモとは異なった環境でバトルをしたい、少女のライフログには過去に戦ったポケモン、トレーナーのデータが自動入力され、膨大な数のメモリに保管されている。
一日最低二十戦。少しでも実戦経験を得たい気持ちは理解してやれるが、単なるノルマになって来ているような……
チーズドッグを食べている時以外は感情を虚無にしている少女は〝強くなる〟へコネクトする行為に拘っている。
(俺達の下から去りたい……から? 早く強くなって早く出て行きたいから……?)
どうしても頭に浮かんでしまうのだ、朝起きたらメタグロスが消えている望まぬ明日を。
その可能性を排除できない物か……少女には強くなって貰いたいが、出て行って欲しくは無い。
それをしてしまったら、約束を破ってしまうし何よりも、少女の意思を無視し縛り付ける形になってしまうのでは?
……ダメだ、自分一人では解決できそうに無い。この旅行が終わったら、いや、夜にでも皆に相談して意見を伺おう。
直感した、この旅行中に答えを明確にしなければ、すぐにでも少女は泡沫になってしまいそうで……
ネリは仮面剣士を意識しました
ばかなっ!ばかなっ!この僕がっ!