「無いそうですよ。あなた達にはもう満足したとの事で、あなたの望み通り、死へ」
「……そう」
単調に答える相手に、少しばかり落胆する。
神と私。互いの暇をつぶすだけの生活で、とても良いとは思わなかったけど、関係の無い世界で生きていくのは悪くなかった。私が自分の世界について考え過ぎだったんじゃないかと少しは考えられるようになった。でももう次は無い……そうだ、私達の生涯。間違いだらけの人生を、今までの全てを後悔して、それを良しとして笑って死ぬんだって。
「ウタネちゃーん!」
「学校行くよ〜」
学生、社会人、自転車、車、バス。
人間の起こす様々な社会活動の雑音の中、聞き慣れた二人の呼び声が玄関先から聞こえてくる。
それを聞いて鞄を取り、玄関のドアを開ける。
「よう、待たせたな」
玄関先の見慣れた二人に声をかけながら、騒々しい世界を見下す。
同調圧力と多数決の世界の中で、それを絶対とする全ての人間。その考えがウタネを攻撃してるんだ。クソが。
「うん……うん?」
「どうした?」
イラつきが顔に出たのか、なのはが急に顔をしかめる。
「どうしたって……もしかしてシオン?」
「ああ」
二人に隠す必要は無いので正直に言う。
「なんで女物の制服着て……」
「フタガミウタネは学校に通うんだろ? なら男物はおかしいだろう」
「ウタネちゃんは?」
「まだ寝てる。本来姉さんはロングスリーパーなんだよ。昼過ぎには起きてるだろうけどな」
朝起きたら何も無い部屋に押し込まれてたし、ウタネは寝てたし、冷蔵庫の中はモンブランしかねぇしで、取り敢えず生前と同じ生活に戻ったと認識しておいた。
折角の転生だってのにそれでいいのか分からんが、ウタネがそれでいいならそうしよう、という事で。
「でもウタネちゃん、今までは普通に起きてたよ?」
「オレがいなかったからだろうな。一人しかいないなら一人でやるだろうさ」
「だからって入れ替わりは……」
「んー……」
左の指で2回首をつつき、左手を首に添えて目を閉じ、左に曲げる。
「別に、私のフリくらいはできるよ。高町さん、これで違和感とかある?」
「にゃっ⁉︎」
目を開けて喋り方やら表情をウタネに寄せて話してみせる。
ウタネがこれをできるのかは知らないが、つつく回数……1回から7回でウタネに寄せる精神コントロール。2回くらいなら思想や性格はそのままだが、表向き口調やらでヘマする事は無い。所詮は演技の域を出ないんだが。
7回ともなれば、ウタネの戦法をほぼ完全に使うことすらできる。
「凄い……声質とか、表情まで……」
「変換資質とか、先天性のは真似できないけどね。ほぼ同じにまではできるよ」
生前もこうだったしな。むしろオレの役割としてこれが一番大きい。
「取り敢えず行こうか。遅刻するよ?」
「待って!」
「ん?」
二人の間を通り抜けると、なのはに止められる。
「バレたらどうするの? 私たちがバラしたり、うっかり喋っちゃったりしたら……?」
切羽詰まった、可能性でしかない問い方。ウタネと同じだと今体感したはずなのにそんな心配が出る意味が分からない。
「なんでそんな心配するの?」
「だって、殺されちゃう……?」
「まさか。ん……そうか。姉さんに殺すとか言われたのか。まぁ安心しろ。今殺されてないならもう大丈夫だし、オレとウタネは顔もほぼ同じだし、指紋だって同じだ。オレは住民登録すらしてないから、二人並ばなきゃオレの存在自体が無い。それにな、オレが学校に行く事でメリットもあるんだぞ」
「メリット……?」
「クロノが頭を痛めてる闇の書、オレならスムーズに進行できるかも……な?」
「「!!!」」
ただし戦闘も無く平和に終われるとは言ってない。オレの言う進行は原作通りに進むかどうかだ。
「そういうこと。だから秘密にしておいてね?」
なんだかんだオレも蒐集させてる。あの闇の書が覚醒すればコイツらじゃ太刀打ちできない。いや、オレですらどうか……
それ故に、その他でのイレギュラーは出したくない。はやてへの見舞いやヴォルケンリッターとの遭遇、そこまではオレの存在以外のズレは起こさないよう行動しなくては。
あと二日、それで闇の書は完成する。蒐集にズレがあったとしてもオレが多少なり補ったし、ウタネもまだ残ってる。最悪クロノも投げていいだろう。なのはとフェイトは……聞いてないが、両方されてる前提だな。変に話すと面倒だ。
おそらくは今日、すずかからはやての見舞いはどうかという提案が出る。その日程の調整がオレの最大の仕事だ。暇があればヴォルケンリッターの手伝い、情報収集だな。
「じゃあさ、念話でいいから教えてよ。シオンの能力」
「どうしたのフェイト、情報収集に熱心だね。もう敵対はしないよ?」
「ち、違うよ! 純粋に気になってるんだ。魔法でもないその能力が」
「んー、でもねぇ……大体説明したでしょ?」
「色んな能力があるんでしょ? でも時間を止めたりだとか、飛ばしたりだとか……そういうのだけじゃダメなの?」
認識できなかった体験からだろう、それ程驚異的な能力以外にどうするつもりだ、という、ある種恐怖からくる問い。
「確かに、汎用的で強いのはその二つなんだけど……なんていうか……希少性、って言うのかな。私たちの基準で言うと神秘なんだけど、同系統の能力が少ない程負荷が大きくなるの。時間を止める……私で言うと四秒くらいだけど、時間を止める、っていうのは結構いるんだ。だから、私一人増えたところでそう差は無い。だけど、時間を消し飛ばす能力は知ってる限り一人だけ。そこに私が入れば二人、単純に二倍になる。それは世界にとって結構な負荷なんだ。それを代わりに私が受ける事になる。だから、基本的に使うのは止める方かな」
基本的に
それから能力の説明を出来るだけしながらバスに乗り、無事学校に着く。
「あらウタネ、最近真面目じゃない」
教室に入るなりアリサに喧嘩を売られる。ウタネならどうするか……ではなく、いかにオレの素に近い対応をするか。ウタネでありつつ、その性格はオレ寄りに見せる為に……
「変かな。たまに気が向くの」
「別に? テストの日だけ来て満点取って帰るよりマシよ」
「満点なんて取ったっけ? アリサの思い込みじゃない?」
「何度かあったわよ。小テストだったかもしれないけど」
「そういう勘違いをする前にアリサはもう少し落ち着いた方が良いよ、ただでさえおっちょこちょいなんだから」
コイツ、なんとなくゼルレッチの弟子の末裔に似てんだよな。
「なんですって……!」
「はい終わり。すずか、悪いけど宥めといて。ちょっとなのはとフェイトで話があるから」
「う、うん……」
シャー、と牙を剥くアリサと完全に放心してるすずか。
オレはそれを無視し、言葉通り二人を連れて教室を出る。
「悪いな、別に用は無かったんだが、面倒だったからな」
「いや、それはいいんだけど……」
「いきなり印象悪くして大丈夫?」
「ああ、アリサはそのへんスッキリしてるからな。軽い喧嘩くらいならむしろ良いコミュニケーションになる。すずかもそれを通していけばいいだろ」
あんまり覚えては無いが、そう性格の悪い方ではなかったはずだ。テキトーにおだてるとこはおだてて、しっかり自分の意見を言えばちゃんと関係は築けるはず。すずかも典型的なお嬢様として出来上がってるから、IQの低いゴミ以外には十分普通に接するだろ。
「それに……初対面、だよね?」
「……ああ、そういえばそうだな。でも、バレてないだろ?」
困惑したフェイトの問いに答えるのに少し間が空いてしまった。
二人に怪しまれるのを考慮してなかったな。あくまで学校でのオレはウタネだ。だからこそウタネの交友関係をそのまま使うし、変に広げたりしない。だからこそさっきの対応だ。しかしこの世界ではなのはとフェイトという正確にオレを認識する同級生がいる。
「別に怪しむのは構わない。どう説明しても不自然だろうからな。だが、今オレと敵対するのは何一つメリットが無いこと、オレが闇の書の解決策を知ってるということも考慮してくれ」
「……うん」
「ならもういいだろ。教室戻るぞ、先生来てる」
遅刻を取られるのも困るので急いで戻る。ぶっちゃけ管理局就職という最終手段があるから別に義務教育がどうなろうとオレやなのは達にはどうでもいいんだがな。
「フタガミ、今日は真面目だな」
「はぁ……どうも」
授業を普通に聞いていたら普段は真面目じゃないような対応を教師から受ける。はて、普通に教科書開いてただけなんだが。
それでも何か違和感があるようなので、教科書を閉じて黒板を見つめるだけの置物へと移行したら注目が減った。姉さん普段なにしてんだ。
《ウタ……シオン、いい?》
未来を視るまでもなく理解できる授業に暇を持て余していると、なのはから念話が送られてきた。
《あ? どうした? 優等生が授業中に余裕だな》
なのはの席は前なので視線を向けても反応は無いし、フェイトにバレないよう動くなと指示される。
《余裕は無いけど……じゃなくて、聞きたいことが》
《まだあるのか? 能力については話しただろ》
《じゃなくて。あなた達のこと》
《……あ?》
《ウタネちゃんに聞いてもはぐらかされたりしてたけど、ちゃんと教えて欲しいんだ。あなた達が何者なのか》
《ふむ……》
姉さんが普通に接しているから考えてなかったが。やはりウタネとシオンでオレ達は分けて見られているらしい。そういったものは不慣れなもので、困った事にどうしていいか分からない。オレはウタネであるからして、オレが何者かと問われればウタネだと答えるしかないのだが……シオンのオレがなのはの納得する答えになるようなものを持ってはいない。
《あなた達には家族がいない。シオンは住民登録すらしてないって言ってたよね。掘り下げる様で悪いけど、ちゃんと聞きたいの。二人とも空から落ちてきた理由や、どこから来たのか、何が目的なのか》
《……家族は知らん。ウタネ本人に聞け。オレの家族はウタネだけだ。他の質問は……信頼の為には答えろってことか》
《うん。ユーノ君やクロノ君、フェイトちゃんが信用しても、答えてくれなきゃ私は信用しない。できない》
《……なら、答えた事を口外するな。オレはお前を信用して答える。お前はオレを信用して口外しない。姉さんにも言わない。約束を反故にした場合は管理局ごと海鳴を潰す》
原作でのコイツらは信用に値するだけの人格を持ち合わせてる。だからこそオレはこうやってオレとして話してるし、能力まで説明した。
これは闇の書を解決する為の情報共有であり、この世界が正しいものかを見るテストでもある。コイツがオレの信用を裏切った時、それはウタネに適さない。姉さんが暮らす世界じゃないってことだ。
《わかった》
《どこから来たのか。強いて言えば小川マンションという地獄から。地獄から地上に戻る際、たまたま落ちる事になった。目的は、オレは姉さんの生活を継続させた上で、姉さんの抑止。姉さんは多分、暇つぶしだ》
《……誤魔化してる? からかって遊んでる? 真面目に答えて》
《誤魔化しは少しあるが、嘘はついてない。オレ達は地獄の中で管理されない一般外で生活し、とある事故でここに落とされた。他に何も無い》
小川マンションなんか行きたくもねぇ。ウタネが住んでたのは普通の一般家庭のはずだ。
《……小川マンション、だっけ。この辺りじゃ聞いたことない》
《信頼の対価はそこまで必要か? 仮面の男の正体、闇の書の解決。これで十分に貢献してると思うんだがな》
《それもクロノ君だけなの。私たちには分からないよ》
《調べてもねーのに分かるわけねぇだろ。二人組、女、猫の使い魔、クロノに関係のある……これだけヒントを出してるんだ、すぐ当たるさ》
《え……》
《じゃあアレだ、闇の書の解決までしっかりオレを警戒してろ。後二日だけどな》
《え……⁉︎》
《大ヒントだ。分かったらオレの話に合わせろよ》
ガタ、となのはが揺れるが、少し注目を集めただけで授業は継続される。
顔真っ赤だけどな。
《ちょっ、何⁉︎あと二日⁉︎》
《この情報は姉さんとオレしか知らない。オレとしてもイレギュラーは出したくないからな。だからこれは先行投資だ……あと、心配を一つ消してやる。この事件では誰も死なせない。死ぬとしてもオレだけだ》
不覚を取るにしろ、誰かを庇うにしろ、死ぬのはオレだけ。それがあるべき世界。
オレの能力の限界はまだ分からない。ただ重労働程度のダメージが今のところ最大だ。つまり、なのは、フェイト、クロノ、ユーノ、アルフ、ヴォルケンリッターを相手にして尚余力がある……余力は間違いだな。次が持たない。一戦だけ、それ限りの戦闘なら余裕は持てる。が、同じ戦力を二回連続で相手には……難しいかもしれない。
《それって……どういう?》
それに、オレは相手を完全に把握していたが、コイツらは何も知らない状態だった。能力を認識した上でなら、当然対策される。正式な戦闘訓練を受けている管理局や歴戦の騎士相手に、オレの我流が通用するか……? 未来予想込みで負ける気は無いが、多数相手には防御が最低限望める程度、出来ない事は出来ない。
《……シオン?》
それに、肉眼で見えない距離なら予知も何もない。ディバインバスターの射程で予知は不可能だ。全方位からバスターなど能力無しでは対処できない。
この世界の射程基準からすると能力によるエピタフやトト神などを使わなければ予知は難しい。しかし予知のために二つしか同時に使えない枠を割くか? それも状況次第、と言うところか。ならなおのこと、オレの予測はより広範囲で精密で無くてはならない。姉さんの勘に匹敵する程で無ければ、防御を持たないオレにとっては致命的になる。
「じゃあ……フタガミ。3の4と5を答えてみろ」
オレも姉さんも、魔法攻撃を防御するには能力の使用が絶対だ。勘や予知と能力以外は一般人以下のスペックしか持たないこの肉体は、いとも容易く惨殺される。
「おい……ダメだな。じゃあかんな、頼めるか?」
「あ、はい」
「よし、正解だ。少し早いがここで終わるか。残りは宿題だ。次の授業までにはやってくるように。残り時間は自主勉強だ。先生は一度職員室に行ってくるからな」
《シオンってば!》
《ん?》
「よしよし、いつものペースに戻ってきたじゃないか。課題三倍だ」
「……」
目の前のゴツい教師がオレの机にテキストを積む。全科目の教科書より多いぞこれ。これの三分の一を普通にしてるのかこの学校は? 小学校だろ?
《……どうなってる?》
《ウタネちゃんがいい加減サボり過ぎたから……》
《なるほど。まぁいいが。この教師は魔法関係者か?》
《……? ううん、そんな事ないと思うけど》
《そうか》
この教師、何故か姉さんの能力を受けてる。魔法関係じゃないなら私怨か……姉さんも案外普通の反応するんだな。
拘束されてる足の指より肝臓の方が悪そうなので放置しよう。直死も使うだけ疲れるし。
てか授業終わってんのな。教師はわざわざ一度職員室にこの課題とやらを取りに行ったようだ。ご苦労なこった。
「シ……ウタネ? いつもよりボーッとしてるよ? 大丈夫?」
「いいのよフェイト、どうせ真面目にしすぎてオーバーヒートしてるんでしょ」
うっかりオレを呼びそうになったフェイト、それを見て軽いイジりをするアリサ、まだ自分の席で片付けにモタつくフリをして考え事をしているなのは、それらを優しく眺めるすずか。
知っているようで何かが違うそれを見ていると、無性に腹が立ってくる。考えるまでもなく、その違いの一因がオレや姉さんにある事。他にもショタロリコンが何らかの手を加えている可能性、オレの知る物語とは違う世界線である可能性。
何が何でも干渉してやりたい気持ちと、今すぐにでも跡形も無く消えるべきという理性。生前のオレにはあり得なかったこのジレンマ。
変わらないのはただ一つ。ウタネを生かし続ける事。それに必要な事だけをする。今はいつも通りをするだけだ。
「お嬢様の品をカケラも感じさせない挑発をどうも。すずかやフェイトを見習ったら? もっとマシな人生送れるかもよ?」
「余計なお世話よ!」
「アリサちゃん、そんな話より……」
「う、そうだったわね。すずか、用があるんでしょ?」
「うん。私の友達が入院してるんだけど……クリスマス、用事が無いならみんなでお見舞いに行かない?」
「ああ、前に言ってた……えっと……」
「八神はやてちゃん」
「そう! 可愛いわよね〜。私はいいわよ」
すずかが名前を言うと、思い出したかの様な態度を取るアリサ。そんなのでいいのか?
「私も。こっちに来てからそう用事も無いし。なのはは?」
「私も……」
《行けると言え。だがそれ以外に何も言うな》
「大丈夫。私も行く」
「そう。じゃあ私も行こうかな。お邪魔じゃなければ」
「人数が多い方が喜んでくれると思うよ」
よし。予定通りだ。ここまではいい。
「プレゼントとかどうしよう?」
「バラバラで用意するとかさばっちゃうかしらね?」
「あ、そうだね……じゃあ」
「バラバラでいいと思うよ。病院だったら置いておけるだろうし、要らないなら捨ててくれる」
プレゼント、と言うより贈り物はバラバラでなければならない……八神はやて。まだ見たことは無いが人となりは知っている。そして、当日はヴォルケンリッターも居ることも。
「あら、ウタネが自主的なんて珍しいわね。いつもなら『あ、じゃあそれで』とか言うのに。でもそうね。子供らしく、思うものを持っていくのも良いと思うわ」
「わ、私もそれがいいと思うの!」
「そうだね。じゃあそう連絡しておくね。明日買い物行こっか」
なのははともかく、アリサも乗ってくれたのは幸いだったな。比較的発言力のあるやつが乗って、過半数の賛成であれば意見はほぼ通るからな。
明日買い物、翌日は……と。順調だ。
バカ四人は歳相応なレベルでプレゼントの話を盛り上げていく。
今の姉さんであれば仲間入りするのだろうか。なのはの話を思い出す。一度は姉さんに……発作の反転したあの能力を得た……姉さんに命を狙われたと言う。あの能力を持ちながら人を殺さなかったという実績は、平然となのはに言った以上に驚いていた。オレがいなかった分自制できる精神状態にあったのだろうか? 姉さんの心を読む気は無いのでそれは本人のみが知る事だが。
それより、オレもプレゼントを考えなきゃな。カートリッジでもくれてやろうか。いっそ知らないフリもいいな。ん……? そういえば、姉さんははやてを知ってるのか? クロノに主を教えようとしたとこを止めてきたしな……知ってると見ていいか。
んー……しまったな。その可能性を想定してなかった。そうなればまた姉さんが闇の書側だと疑われるのか。はやてに先に事情を話して演技……? いや、それもヴォルケンリッターが蒐集してることに繋がってバレる。この時期のはやては真面目だからな。自分を捨ててでもヴォルケンリッターの投降を促すだろう。
……まぁいいか。なるようになるだろ。