無気力、無感動、厨二病。
(一応)本作の主人公。好きな事は料理と初心者詐欺。
ソラ
無限の活力、筋力、体力。抑止力。
本作には多分登場しない。多分。
好きな事は救済と初心者詐欺。
「ではこれで今日は終わりです。皆さん、気をつけて帰るように」
「きりーつ、気をつけ、礼」
「「「ありがとうございました」」」
「はい、お疲れ様でした」
……なんて事はない。
「ねーねー……ウタネちゃん、だっけ?一緒に帰らない?」
「ん……えっと」
荷物をまとめていると声をかけられたが、その主の名前も顔も私の知らないものだったので返答に詰まる。
「あ、ゴメン、私かんなっていうの」
それを察してくれたのか、名前だけ教えてくれた。
「あぁかんなさん。ごめんなさいね、この後職員室に行かないといけないから……」
「あ、そうなんだ。転校初日だし何かあるの?」
「うん、ちょっとね」
「そっか、じゃあまた明日ね!」
気にした風もなく、明るく笑って教室を出る少女。
期待はしていなかった。何処にでもある普通の生活。
折角名乗って貰ったのに、それを留める気の無い私は、今夜にでもその名前を忘れてしまうだろう。
荷物を持って教室を出る。
小学生の転校初日、聞くだけで想像できる通り、とんでもない質問責めが展開された。よくもまぁ無邪気に人を困らせる。
この学校、日本にしてはまだマシな方だろう。髪は黒、縛ってくくっての髪型の制限が無い……様に思える。様々な色、髪型があって、白の私がまるで目立たない。前はどうしてたっけ……いいや、覚えてない。
でも他は一緒だ。学習そのものより外見行動精神を優先して制限する。学校より軍隊だ。あっても無くても大差ない。
「失礼します」
考えながら歩いていると職員室に着いたのでコンコンとノックをして返答を待たずドアを開ける。
「あぁ、ウタネさん。こっちこっち」
私を目に止めた教師の内一人が手招きで私を呼ぶ。
それに少し頷いて教師のとなりに立つ。
「これとこれと……これで良かったかな」
「はい。ありがとうございます」
A4サイズの紙を数枚受け取る。
「でもこんなのどうするの?」
「前の学校との違いを早く把握しておきたくて。遅れていれば大変ですから」
紙に書かれている内容は全科目の進行具合。小学三年生なんて私の記憶には一切合切残ってないから何がどうとかサッパリ分からない。だから少しばかり、「手が空いていれば」「大雑把でいいので」等の頼み方と転校生特権で用意してもらえた。なくても出来るのは出来るんだけど……どこから『知っていない』のか知らないと……勉強は価値がないから目立たない程度、平均点より少し上くらいでいい。
「……はい、要望通りです。ありがとうございます」
「ははは、そんな固くならなくていいよ。でもまぁうん、相手に合わせた対応が出来るってのはある種のスキルだ。上手く馴染めそうかな?」
「それは分かりません。努力はしますが」
「うーん、小学生にしては大人びてるね。昔何かあった?」
この手の質問は色々と困る。真実も虚偽も使えない。というかそんな質問する?
「まぁ……色んな人がいますからね」
「大変だったのかな?」
「楽しかったですよ」
「そう。なら良かった。何かあったら、僕に言ってくれればいいから」
「ありがとうございます。それでは、失礼します」
同じ事を誰かに言われたような……そうだ、校長だ。
頼ることなんてないからスッパリ忘れてた。
その後は先生にも仕事あるから、と言うので礼を言って職員室を出て、校門を出ようとして……
「ウタネちゃん?」
今最も会いたくない人間に出会った。
その瞬間に意識を切り替える。
「ん……?なんだ?オレの事か?お前誰だ?」
「なっ⁉︎酷いの!なのは!高町なのは!」
私の平穏を脅かす魔女が走ってくる。
射程圏内だろうと抵抗のために走る。
「知らねーっつってんだろ!走ってくんな!」
「何その口調⁉︎この前はそんなじゃなかったよね⁉︎」
「うるせーな知らねーっつってんだ!」
私も逃げるように走るが、体力差で追いつかれるのは以前同様分かりきった事。射程に入った時点で私の負けだ。
「と、止まって!」
「やなこった!」
「じゃないとあの時のこと言いふらすの!」
「わかったよ、ゆっくり話そう?私も別に鬼じゃないしね?」
優先順位ってのがあって、秘密保持は最優先だよね。
口調も元に戻し、振り返ってみると……未だ加速を続けるヒトガタが突っ込んでくる。バカかな?馬鹿だろ。
「にゃっ⁉︎」
「ぶっ⁉︎」
私が止まったのを見たくせに、スピードを落とす事も避ける事もせず追突事故を起こす問題外。
お陰で私は二メートル程飛ばされる事に。
「っつ……」
「だ、大丈夫⁉︎ご、ごめんなさい!」
「いいよ、多分悪意は無いだろうし。謝るなら私と関わらないで」
別に非難したいわけじゃない。ただ関わらないで欲しいだけ。だから咎めない。無意味な争いはマイナスしか生まない。
「っ、血が!学校に戻って保健室に行くの!」
「血……あぁ、コレはいいよ。むしろほっといて」
指摘されて頭を触ってみると、ぬちゃりとした感覚と手に赤い液体が付いていた。
「よくないの!早く行くの!」
私としてはこのまま帰りたい所なのだけど、普通の人間から見ればやはり大事のようで、私の血が付くのも構わず必死になって私の手を引く高町さん。
下校時間という事もあり当然ながら人目に付き、なんと保健室の先生が直々に迎えにきた。学校からそれなりに離れてたはずだけど。
「うう……ごめんなさいなの」
「だからいいって。私とあなたの間では何もなかった。会ったことさえない。それでいいでしょ?」
「会ったことさえ⁉︎」
「いいからほら、遅くなると親に心配されるでしょ。ほら早く帰った帰った」
「ーー⁉︎」
しっしっ、と手を振っていると、背中を針で刺された様に突然体を強張らせた高町さん。
その様子に先生も少し驚いている。
「ん?どうしたの?」
「せ、先生!ちょっと用事を思い出したので、失礼します!すみませんっ!」
「ちょ、高町さん⁉︎」
先生の制止も聞かず、ドアも開けっ放しで何処かに走って行ってしまった。
んん、あれかな。この前のスライムおばけ案件かな。
「先生、私ももう大丈夫なので、高町さんを追ってみます」
「え?大丈夫じゃないですよ⁉︎」
「体は弱いですが傷には強いので。一応明日も見せに来ますので。失礼します」
動揺している先生を無視して保健室を出る。もちろんドアは閉める。
関わりたくはないけれど、前回を見る限り彼女達で対応するにも無理のあるモノだって出てくるはずだ。死にたくない人間は死ななくていいんだ。一応相手を見るだけ見ておきたい。
高町さんに追いつくのは至難だけど、魔法なんてキテレツなもの使ってるならいやでも分かる。
「……見つけた」
しばらく歩くと明らかに周囲と異なる……いわゆる結界と呼ばれるモノ。認識阻害……かな。他人を近付けず隠蔽するのは魔術師なら当然のこと。神秘は秘匿されてこそ神秘。知る者が増えれば増えるだけ威力を落とす。この世界に魔法はないらしいし。
結界に手を伸ばすと、当然ながら弾かれる。本来ならこの場所にすら人が近付かない様になってるんだろうけど、ソレを認知した私にはその効果は無い。そして、空間を隔てるだけの結界なんて、私には通用しない。
再び手を伸ばす。その手はなんの抵抗も受けず、水に沈む様な自然さで結界の向こうへ入る。そのまま全身を通し、結界内部へ侵入した。
「……何も無いじゃないーーいや、無いわけないか」
ため息と同時に爆音。
確認の為に近寄ってみると……何やら豪邸の庭でやってる様子。
幸い結界内部では魔法関係者、若しくは当事者以外が遮断されるのか誰もいない。なので豪邸内から二階へ上がり、こっそり様子を伺う事に。
「関わる気は無いとは言え関係性のできた危険は無視できないし……」
窓から覗き見ると、ノックダウンしてる巨大な生物と高町さん、謎生物のコンビ、後知らない金髪のスク水少女。
「ーーん?」
私のいた世界には、小学生が水泳の授業の際に着用し、数々のショタコン、ロリコンを殺してきたスクール水着というものがある。それは市販されている見た目を重視したものではなく、水中での行動に適したーーつまり、競泳用の様なものも含め、速さと軽さを備えたものだ。
「ーーんーーん?」
え?あの格好ヤバくない?しかも飛んでる。犯罪臭しかしない。
念の為、刀を元の大きさに戻しておく。
『ーー……』
『〜〜!』
何か話してる様だけど聞こえない……屋上の方が良かったかな……
「うーん、甘かったかな?そいっ!」
「えっ⁉︎」
「ウタネちゃん⁉︎」
突然私のいる窓に向けて何か飛ばされたのを感じ、窓ガラスを破って外に出る。バレちゃった……
「やっほ。隠れてるつもりだったのに……」
爆裂音と共にさっきまでいた場所が崩壊する。
「ボク達以外の反応はキミか……」
「うん?謎生物くん喋れたんだ?」
「前は念話だけだったかな。一応喋れるよ、魔法関係以外では話さないけど」
「だろうね。で?どうしたらいいかな?帰っていい?」
魔法だけでも面倒なのに飛ぶスク水少女だ……もうやだ。
「ダメなの!」
「えぇ……」
「……いいですか。ジュエルシードを渡して下さい」
「ん?」
空からの呼びかけに応じて、見上げるんだけど……いやーヤバいよ。私も水着とか着た事ない訳じゃないけど特殊だったし、こんなに見上げるの初めてだよ。うわぁ……
「ジュエルシード?」
「この前のスライムの時に説明したよね?」
「されたっけ?どうでもいいし忘れた」
「これだよこれ!」
高町さんが杖?から半透明な石の様なものを出す。
「へぇ……」
綺麗……
「だ、出しちゃだめだよ!」
謎生物くんが慌てて制止する。
「っと……スク水少女、速いねぇ」
「……!」
謎生物くんの制止と同時かそれ以上に速く振り下ろしてきた少女の鎌を刀で受け止める。私に対応されるとは思っていなかったのか、スク水少女が驚いている。服装からスピードタイプってのは分かるよ、うん。しかも恥も外聞も捨て去ってるタイプだ。多分このタイプは多少残ってる最小限?の装甲を外すと最高速になると分かると即外すだろう。分かるよ、男性ならそれでもいい世の中、女性だとそうもいかないのよね。
「じゃあなんだ、貴女が敵か」
取り敢えず確認。味方とか言い出したらどうしよう……
「……」
返答無し。じゃあ敵だ。
「高町さん、謎生物くん、一回だけ。一回だけ手を貸すよ。これが終われば後処理と、今後私にそれ関係での接触はしないで欲しい」
言い終わると深く息を吸い、軽く吐く。
「これって」
「この子を殺す」
狂信者はいずれ手の届かない場所に行ってしまう。しかも深層心理からの思い込みはどんな拷問をしても変えられない。その前に私が止めてあげないと、大変な事になる。本当に……大変なコトに……ッ!
「ちょっ⁉︎」
鎌を弾き、刀と鎌の速度差でもって防御の間に合わない心臓目掛けた突きーーは躱された。
単に退いただけなので地面を蹴り追いすがり、また心臓を狙う。それを今度は飛んで逃げられる。
「ウ、ウタネちゃん⁉︎待って待って!」
「何も殺さなくていいんだ!」
何か言ってるけど無駄無駄。もう殺す。私がやらないと……やらないとダメなんだ!
「飛んでも無駄、飛行はともかく、空に私が行けないと思うな」
能力で足の裏にだけ固定した空気を蹴り、空へ走る。
金髪少女は驚いた顔をするが、すぐに距離を離される。突進が失敗したので私もそこで地面に降りる。
「ふぅ……」
縮地法でスク水のスク水を見上げる事の出来る真下まで移動し、垂直に駆け上がる。そのスク水、使い物にならなくしてやんよ!
「くっ!」
「くっそ」
私の速さじゃ足りなかったのか、それとも縮地法を見られたのか、なんか光ってる鎌に防がれる。その鎌いいなぁ……
俯瞰してたから普通に見えたんだろうか。だとしたらちょっと手間だ。生前は飛んでる相手なんていなかったから。
「バルディッシュ」
スク水少女が呟くと、押し合っていたはずの少女が私の背後で鎌を振りかぶっている……
「ーー人間がする事に、人間が対処できない筈はない」
私は背後を見ないまま全力で刀を振る。
タイミングもバッチリで、鎌の刃の根元を押さえつける形になった。ちょっとズレてたら先端刺さってた。こっわ。
「はあっ!」
今度は接近戦をご所望なのか、光る玉複数を絡めて斬り合いになる。なんだソレ。魔法か。オッケー。
カン任せで避けて切って突いて。
突然目の前から消えて。
「人間は決して消えたりなどしない」
カン任せに叩きつけて。
全方位から光る玉を飛ばされて。
「死角など無い」
全部能力で弾いて。
相手の攻撃全てを粉砕していく。
「はぁぁぁっ!」
我慢の限界なのか策が尽きたのか、上段大振りで空中から突撃してくる。受けたら死ぬなぁ……
【地面では水になる】
「っ⁉︎」
「えっ⁉︎」
「ウタネちゃん⁉︎」
私以外の全員が動揺する。無理も無いけど、私が地面に沈んだからだ。
土の性質を水の様な流体に変えた。勿論私のいる場所に金髪少女が入ってくれば同じ様に沈む。だって水だから。でも常識に縛られた人間にはそんな発想は無い。ただ私の沈んだ場所から距離を置き注視するだけだ。
「せえいっ」
同様に地面を流体にし、金髪少女の背後に飛び出すと同時に背中を切り上げる。掛け声に気合が無い……?私の声に感情が無いってよく言われるけど、どうしたら感情って入るの?
「っ⁉︎」
他から見れば突然現れたと同じ事、前後の状況から内容を推測はできるだろうが、常識では地面を泳ぐという発想は却下される為、対応は遅れる。
「常識も疑わないとね」
幼女に対して背後からの不意打ち。誇りなんて無駄なものを背負ってる人から非難を受けそうだけど、そんな奴には同じ事をする。何をどうしようと、勝てないのなら意味が無い。
「おかしいね、確かに斬ったのに……それに魔法?なんでだろうね」
金髪スク水は私に斬られたと認識した瞬間に地面を蹴り、私と距離を置いた。それはつまり、そうするだけの余力があるという事。むしろマントに傷すら無いところを見ると、ダメージは無かったのかもしれないし、その可能性の方が高い。
そして魔法について。アレはどう見ても生きていないのに、私の能力の対象に取れない。生物では無いのに生きている?そんなはずはない。生きているのならそうと分かるはず。
答えは出ないけど、状況的には不利になってしまった。向こうの攻撃は私にとって致命傷であるのに対し、こちらからの攻撃は全く、若しくは殆ど効いていない。となればもう防御面では無視してくるだろう。あの速度で攻撃特化されると苦しいものがある。
「はぁ……困ったな……」
せめてその格好がヤバいと正気になってくれればな……
「はぁっ!」
先程の僅かな猛攻とは打って変わって、ただただ必死に防御を固めるだけになってしまう。
金髪スク水も、もはや空中に飛ぶ必要無しと判断したのか、正面からガンガン来る。フェイントすら混ぜてこない。
一見、相手の攻撃が効かないと分かっていても、単調になれば可能性を与えてしまう……が、こと私相手だと大正解という他ない。
「っ……!」
自他共に認めるほど、私は体力がない。遅れた左腕を肩から簡単に切断される。
湿った音と共に地面に落ち、刀の乾いた音が浮いている。体を濡らす血は温かく、深い脱力感に襲われる。
「……⁉︎」
斬った本人すら驚く程のあっけなさ。それ程に簡単だったはずだ。
幼女に殺されるのは名誉か否か……否だ。私は、意思を持って殺されるのだけはゴメンだ。
「ウ、ウタネちゃん⁉︎」
「なのは!援護を!僕は治癒するから!」
「わかったの!」
「ダメだ、手を出すな」
走り出した二人を制する。けれど止まる気配は無い。
あの二人、今こちらに来ればスク水少女にやられるだろうな……
二人の間ではその行動は正しいと思ってるんだろう。私からすればいい迷惑なのに。
【止まれ】
「「⁉︎」」
幸い、今の私には他人の迷惑を振り解く力がある。空気という見えない、感じない鎖に二人を繋いで、右手で刀を拾う。
能力で止血は万全。腕は後でくっつけよう。
「待っててくれてありがとう。ふぅ……あなた、名前は?」
「……フェイト・テスタロッサ」
「そう、教えてくれてありがとう。私は双神詩音……ウタネでいいよ。じゃあ……あなた、世界に勝てる?」
「?……⁉︎」
スク水少女の両足を拘束、縮地法で背後に回り込む。
「っ!」
躊躇いなく鎌を振るスク水少女。
「ん、まだ足りない?」
それを刀で弾き、両腕も拘束する。
「その鎌、なんだっけ、バルディッシュ?いいモノだ。是非……私にも、貸して欲しいなぁ……一回だけ、それだけでも私は満足するから……重いかな?軽いかな?切れ味はどうかな鋭いかな鈍いかな。どうでもいいねぇ……」
「は、離してっ!」
必死に身体をよじるけど両手足を固定してるから全く無意味。蛇に睨まれる蛙の様に、死を待つだけの存在と化したフェイト。
「やだなぁ、離すのはあなただよ、フェイト。ほら、ゆっくり……」
「えっ、な、なんで……っ⁉︎手が、勝手に……!」
能力でゆっくり手を開かせ、刀を地面に刺して両手で受け取る。
「んんー、重い、けど最低限かな?魔法……ホントに不思議だ。生きてるワケないのに
片手で扱うには骨の折れる重量、大きさの鎌。両手で振ればそれはそれは絶望的な死をもたらす事だろう。
「ひっ……⁉︎バ、バルディッシュ!モードリリース!」
「遅い……え……?【消えろ】……空から、何?雷……?ん?フェイト?」
空から違和感を感じてソレを消したけど、原因は分からず、更に空を見上げた一瞬の内にフェイトも、フェイトから取った鎌も消えていた。フェイト自身がそうしたワケじゃなさそうだったから……協力者かそれに近い者。
「何にせよ……逃げられた」
右手を下げ脱力し、軽いため息を吐いた。
「ねぇウタネ。初心者詐欺って何?」
「貴女もやるでしょ?『あー、初心者なんでお手柔らかに……』『初心者相手でも手を抜いた貴様の負けだ!』ってやつ」
「あー……初心者を騙すのじゃないのね。した覚えないけど」
「初心者のフリして調子乗ってるヤツ騙すの。後貴女じゃなくて貴女の元になった人の事」
「メタいしひどい⁉︎」
ウタネ以外には一応モデルとなる人物が作者の周りに……
何書けば良いのか……未だに分からない。