そして、本当にすいません。
奥へ進んでいく3人。
分かれ道は地図で確認しながら深く潜れるように移動する。
「こんな状況は奥に引きこもっている奴が黒幕だ」
「ああ、ゴブリンの上位種も奥でふんぞり返っている」
何にでもゴブリンのことを持ち出すゴブリンスレイヤー。
そんな彼に闇女斥候は呆れている。
頭にゴブリンの恋人でも居るのではないのだろうか、とくだらない妄想をしてしまうぐらいには。
今、だいぶ奥に進み3人は2層目の坑道に入る。地図では3層まであるらしく、もうすでに明かりは松明とランタンしかなく、かなり暗い。
ここまで来るのにゴブリンゾンビと2回戦った。
どうやら10体ずつ坑道を徘徊させ、侵入者を排除させようとしているらしい。
倒した数は合計で40。
それだけ倒しているが、全員怪我はない。
そして、闇女斥候は聞き耳を立てて敵の数を確認するが、数が減っている様子がないらしい。
「持久戦とか、めんどくさい」少しお腹が減ってきたハンター。
「いつものことだ」淡々とした様子のゴブリンスレイヤー。
「無駄口言うな」耳を澄まして敵の警戒をしている闇女斥候。
3人は巡回する敵に気をつけながらも進む。
闇女斥候が聞き耳で巡回する敵の足音を察知し、ゴブリンスレイヤーが地図で戦闘を回避しながら進んでいる。
ハンター? できることがないので彼らに任せている。
接敵を回避していたが、奥に向かうに連れて敵の数が多くなり、ついに戦うしかなくなった。
「ちっ、前方から来ている」
「奥に行く通路は他にもあるが、今からでは他の巡回している奴らと戦うハメになる」
「じゃ、強行突破だ」
3人は前から巡回してくる敵に先制攻撃を仕掛ける。
それぞれ、向かってくるゴブリンゾンビの顔あたりを狙い、攻撃。
3人に気づいたゴブリンゾンビたちも反撃するが、稚拙な攻撃では傷を与えることはできない。
闇女斥候は的確に攻撃を捌き、回避し、ゴブリンスレイヤーとハンターは盾で攻撃を弾き、受け流し、ゴブリンゾンビに攻撃を与えていく。
闇女斥候は、ゴブリンゾンビの首へ剣を潜り込ませ、跳ね飛ばす。
ゴブリンスレイヤーは武器を換えながら、頭に武器を叩き込む。
ハンターの盾で兜の上からゴブリンゾンビの頭を叩き潰す。潰れなかったら、潰れるまで攻撃した。
ゴブリンゾンビを倒し終えたら、次が来る前に移動し、奥へ進んでいく。
奥へ進み、坑道の3層へと降りていく3人。
3層目は、まだ
だが、その行き止まりに人影を見つける。
「何だお前たち」
ランタンと松明の明かりで照らされた人物は、黒紫のローブを深く被り顔が見えない細身の人物。手には長剣と人の髑髏を持っている。
名剣のことは鍛治長女
その人物の周りには、血で書かれた模様と死体が置かれている。死体は
「貴様、
「いや、この儀式を終えれば私は
どうやら
冒涜的であり、邪悪。
何より怪物になろうとしている者など、混沌の手合であることは間違いない。
闇女斥候は気を引き締め、小剣と短剣を握った手に力を込める。
「なんだ、
「これほどの坑道だ。ゴブリンならもっと悪質な罠を使う」
気の張り詰めた空気の中での、ハンターとゴブリンスレイヤーの言葉に、
そして、
「お前たちは、私をゴブリン以下と言っているのか⁉
「
「知らん」
ハンターは怪物図鑑を読んでいるものの、
ゴブリンスレイヤーはゴブリン以外に興味ない。
そんな事情を知らない
「お前たちは殺す! 儀式の生贄にせず、
横たわっていた死体が
突然起き上がった死体。
冒険者、
「血祭りにあげろ!」
「薙ぎ払う!」
それに合わせて飛び出したハンター。
背中の太刀を振り抜き、まとめて向かってきたゾンビを斬り裂く。
彼らの防具など龍の鱗を斬り裂く太刀にとっては、紙にも等しいだろう。胴体を両断されたゾンビたちだが、それでも両腕を使って向かってくる。
だが、しぶとく動く破損したゾンビも、ハンターの切り返しの薙ぎ払いによって動ける個体は居なくなった。
たった二振りで壁が全滅したことに驚く
「屍よ……魂をその身に……注ぎ……今一度――」
名剣が光り始める。名剣が杖の代わりを果たし、触媒代わりとなっているようだ。
だが、それを許す者などいない。
素早く接敵するゴブリンスレイヤーと闇女斥候。
詠唱中は無防備になる。
彼らの武器が
「馬鹿め!」
割られた髑髏から黒紫の粉末が舞う。
「っ、毒だ!」
咄嗟に呼吸を止める2人。
だが、多少吸い込んだらしく、2人の動きは鈍くなる。
2人の近くにいた
攻撃は外れてしまい、今度は
ゴブリンスレイヤーが盾で防ぐが、盾ごと切り裂かれ腕を負傷する。
「ぐっ」
「トドメだ! 汚らしい鎧め!」
追撃する
飛んできた片手剣を
その隙に闇女斥候が小剣と短剣を振るい、
「この低脳どもが!」
傷を与えられたことに激昂する
しかし、剣筋はブレることはない。
先程の毒で動きが鈍くなってしまい、完全には回避しきれず、切り裂かれる闇女斥候。
鮮血がほとばしる。名剣から滴る血は、地面を濡らしていく。そして、手傷を負った2人は後退しようとするが、
「トドメだ!」
「させるか!」
ハンターが閃光弾を使う。坑道の通路を突如、眩しく照らした光は
振り撒かれた緑色の粉塵は2人の傷を癒やし、痛みを消す。
2人は
「助かった」
「そりゃどうも」
短くやり取りして、武器を構え直す。
「この、雑魚どもが」
閃光による目潰しから回復したのか、
そう思ったゴブリンスレイヤーはそれぞれ投げナイフを投げる。
投げられた刃は、致命傷には程遠い傷しか与えられない。服の上からでは、チクリと肌に刺さるくらいだろう。
「くっ、この程度、なんと――も?」
台詞の途中で体を崩す
ゴブリンスレイヤーが投げたナイフ。
それには黄色い液体がベッタリと刃についている麻痺投げナイフだ。
麻痺状態に陥った
麻痺が解ける前に、ハンターたちは
「それで、こいつはなんと言ったか」
「
「ともかく、ゴブリンではなかったな」
「不満か?」
依頼は坑道に居るゴブリンの討伐であり、
「……いや、ゴブリンほど手強くなくて助かった。ゴブリンが死体を操るのならば、火や爆弾でも付けて突撃させてくる、と思う。俺ならそうする」
「自爆アイルーか。有効だな」
「貴様らの頭はどうなっている」
何やらこちらを見てげんなりしている闇女斥候。
その手には
坑道を徘徊していたゴブリンゾンビも、
ともかく依頼を達成したハンターたちは、依頼人のもとに戻ることにした。
一応、ハンターの能力として、TRPGの基準を無理やり合わせるとどうなるのでしょう?
種族は只人。習得技能としては、ファイター、人次第でシューター、レンジャー、セージ、アルケミストでしょうか。
最近、気になってソード・ワールド2.5のルールブック買って読んでます。
ゴブリンスレイヤーを読む。
TRPGについて調べる。
プレイ動画を見る。
身体は闘争を求める。
フロムがロボットゲームを作る。
スナッチは持ってない。
財布を見る。
心が折れそうだ。
女魔術師、女魔法使い どっちがいい?
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女魔術師
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女魔法使い