RPGのカンスト主人公はダンまち世界ではレベル4弱位 作:アルテイル
思い返せば色々あったように思えるが、実はまだ時間にすると昼過ぎぐらいだった。神様の部屋にあった時計を見て気が付いたよ、驚きだね。まぁ今日の所は取り敢えず冒険者登録と、スキルの確認ぐらいで終わるとしよう。
冒険者登録は何事も無く終わった、合格したと伝える際に頭良いんですねーと少し驚かれた位だ。頭悪そうだったのに、という意味なのか単純に褒められているのか、まぁ後者か。
あとやりたいことと言えばスキルの確認位だが、ホームである図書館の一角に帰ると、俺の正体を暴く為の情報を虎視眈々と狙っている知識欲に支配された神様に捕まりかねないので、初めてこの世界に来た時の路地裏のお世話になる。
「まずは・・・贋物英雄からだな」
ステータスの追加、とあるからにはステイタスとはまた別のものなのだろうか?
見方は・・・、オーソドックスにステータスと声に出せばいいかな?
おっ
レイニー
Lv1
MP45
物攻120
耐久101
魔才53
器用73
敏捷67
《特技》
・自守
・二段突き
《魔法》
・ファイア
・スパーク
目の前に半透明のウィンドウが現れ、そこにはありがちな自身のステータスが記載されていた。
ステータスがやたら高いように見えるが、コレは初期値で、街の外の最初の敵に苦戦する程度だ。俺はレベル60位まで上げていたが、そのステータスで3000を超えるものも出てきていたはず。装備の補正もあるともっとあがる、そしてそれでも油断すると死ぬのがあのゲームの鬼畜な所だ。
しかしこのゲームにもいい所はあって、特技、つまりスキルにMPやSPの消費が無いところだ。
それに使い続けると特技が強化され、性能が向上する。今あるものだと
自守→堅守→厳守→死守
の順に進化していき、
二段突き→三段突き→四段突き→五段突き
なんかに進化する。他にも色々特技を覚え、更に途中で別系統の進化先が出てくる事もある。二段突きも途中で連撃と言うスキルに変わったりする。効果も若干変わりバリエーションはフリーゲームにしては豊富だった。
自守の効果は、使用から戦闘終了まで耐久5%up
二段突きは、まぁ二段突き。
自守は使うとそれだけで一ターン経過するので、最初から使っていかないと後でゴミに成り下がるスキルだ。この世界でターン制限は無いと思うのでどんどん使っていきたい
魔法に関しては、自身の職業であった英雄が専門職でない事もあり、ステータスの低さからあまり使い勝手は良くない。種類も魔法職より少ない、が、現実となった今魔法が使えると言うのはシンプルに嬉しいものだ。
まぁ、ステータスはこんなものか。次は・・・万物商店か。コレは大体見当が付いている。ゲームで言う武具屋・薬屋だろう。取り敢えず万物商店と口に出す。
所持金1000G
武具
薬品
強化
売却
またもウィンドウだ、このどれかを選ぶらしい。所持金は、俺の記憶にある限り初期資金と同じ物だろう。まず武具を見てみる。
武器
防具
アクセサリー
武器、を選択
短剣\剣\大剣\槍\斧\槌\杖\特殊
剣を選びそこにある初期装備の
木刀 50G
銅剣 200G
鉄剣 500G
鉄剣を買う、ゲームの頃なら銅剣を買うのがセオリーなのだが、この世界はターン制バトルではない。はず。自分の力で避けるので最初は鎧買わなくていいだろ。
ちなみに鉄剣は物攻+20の効果だ。
防具
頭\胴\腰\腕\脚\盾
盾を選ぶ。
木盾 100G
革盾 200G
スケイルシールド 300G
スケイルシールドだな。
耐久+25
アクセサリー
首\手\指\耳\足
コレは数が多いので割愛、各ステータスを少し強化する補助的な装備で、どの箇所にも同じような効果のアクセサリーがある。
今回俺が購入したのは
魔力のアンクレット 200G
MP+10
初期魔法の消費MPは5なので、魔法の発動回数を2回増やしてくれるありがたいものだ。
コレでピカピカの新品の剣を持ち、正体不明の鱗を貼り付けた盾を構え、足に輪っかをつけた布の服装備の男が完成だ。見事にアンバランスだな。
最後は薬品か、と言っても既に所持金0ゴールドなので何も買えはしないが。
薬品
回復\強化\道具
回復
薬草 10G
解毒草 20G
強化
道具
投げナイフ 50G
まぁ、そんなもんかな、というようなラインナップ。特に感想はない。
コレで一通りステータスの確認は終了したな。残りは検証しにくいものだし・・・っと、そう言えばストレージのことを忘れていた。
ストレージは、まぁ魔法の宝箱みたいなもので無限に物が入る。RPGの定番だな。作品によっては同じアイテムは一定数しか入らなかったりするが・・・コレは分からない。ゲームと一緒なら幾らでも入るはずだ。下手にドラクエ風な魔法があるせいでもしかすると他のも混ざったんじゃと言う疑念があるが、まぁ無いだろう。
ストレージに購入した物をしまい、帰路に着く。そう言えば晩飯はなんなんだろう。金ないわ。
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家に帰ると、直ぐに出かけるぞと言われた。
「何が始まるんです?」
「飯だ、ここに飯を作る環境はない」
確かに、本棚とベッドしかないこの場所で食事を用意する事が出来るとは思えない。と言うか机すら無いし。
大丈夫かこの女神・・・
「そう言えば、お金はあるんですか?」
「コレでも私は知識の女神だ、写本や翻訳でそれなりに蓄えはある・・・。・・・本に消えることもあるが(小声)」
・・・?最後はよく聞き取れなかったが、まぁお金があるのならご相伴に預かろう。
「行先は?」
「そこら辺だ」
・・・うーん・・・。
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ホントにそこら辺の屋台で適当に済ませて終わった、腹は満たされたけども肉ばかりで健康に悪そうな夕飯だった。
まぁ、いいとしよう。俺のお金でもないんだから食べられただけありがたい。
「明日はダンジョンに行くのか?」
「あーはい、一応?その・・・モンスター倒せるかは分からないですけど」
倒せるってか・・・殺せる?自信はない。でも折角こんな稀有な体験をしてるんだ、アルバイトなんかで異世界人生を終えるつもりも無い。
「そうか、しかしだな。お前はまだ恩恵を受けたばかり、私としてはお前のイマイチ不明瞭なスキルの効果が気になるところだが、お前を見る限りそう問題は無いように思える・・・まぁ気をつけろ」
心配の言葉は素直を受け取っておこう。今日一日で少しは仲良くなれたみたいだ。
それではおやすみなさい。
寝ころべる場所なんてひとつしか無く、赤面して寝れなかったのは別の話
レベル 1
力 I 0
耐久 I 0
器用 I 0
敏捷 I 0
魔力 I 0
《魔法》
【
・ガンガンいこうぜ
・いのちだいじに
・じゅもんをせつやく
《スキル》
【
・ステータスの追加
・不老
・ストレージ
【
・商店の追加
【
・逃亡不可のフィールドを作る。
・戦闘続行不可能な状態か、降参の意思が認められた場合のみ解除
レイニー
Lv1
MP45
物攻120
耐久101
魔才53
器用73
敏捷67
《特技》
・自守
・二段突き
《魔法》
・ファイア
・スパーク