RPGのカンスト主人公はダンまち世界ではレベル4弱位   作:アルテイル

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進展

情報のまとめ

 

・ヘルメスファミリアが、喋るモンスター【ゼノス】についての情報を追っている(リリ)

 

・人工迷宮クノッソスの存在(サミラ)

 

・ゼノスは見目麗しい者も存在するため、【怪物趣味】の貴族などに売られている(サミラ)

 

・主犯は【イケロス・ファミリア】(サミラ)

 

・人工迷宮クノッソスには【イケロス・ファミリア】のアジトがある(サミラ)

 

・イケロスファミリアは、エルリアの貴族にまで手を伸ばしている(ダフネ・カサンドラ)

 

「サミラ、頑張ったなぁ・・・でも・・・」

「おう、でも、な・・・」

 

・ダイダロス通りにクノッソスへと繋がる最硬精製金属(オリハルコン)製の扉がある(3番通路○ー○○ー○)(ニナ)

 

・扉は特殊なアイテムがない限り開く事は不可能(ニナ)

 

 

「これには、勝てねぇわなぁ・・・」

「おう・・・」

「頑張ったよー」

 

能天気に笑っているニナ、とんでもない情報を持ってきていた。

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「なんかねー、ちょーっと脅したら、ペラペラ喋ってくれたよ?」

 

街中で偶然前所属ファミリアであるソーマファミリア、そしてその団長であるザニスと遭遇したらしい。

 

おっ、コレは、と思ったニナはザニスを捕獲し尋問(え?)、見事重要な情報を引き出してきてくれた。

いやなにしてんねん。

 

仕事ぶりは良いけどちょっと手荒すぎやしませんかね?

 

「と言うか、ザニスは確かレベル2だろう?この前上がったばかりのお前がどうやって・・・」

「えー?あたしのスキル、忘れちゃったの?」

 

スキル・・・?ニナからこの前の更新時に受け取ったステイタスの紙を貰い、じっくりと眺める。

 

ニナ・アイリス

レベル 2

力 E 434

耐久 G 201

器用 D 503

敏捷 C 601+400+30+$〆*♪/5<

魔力 H 154

走者 I

魔法

【メリー】

・詠唱式【何時でも(どこでも)貴方の背中が見える、何があっても逃がさない】

・転移魔法

・思い浮かべた対象の元へ転移する

・具体性欠如の際は失敗

【】

スキル

追跡一途(ストーキング・ラブ)

・早熟する

・対象の居場所を捕捉する

・対象者の敏捷の数字分所有者所有者の敏捷に加算

 

 

 

追跡一途(ストーキング・ラブ)

・早熟する

・対象の居場所を捕捉する

・対象者の敏捷の数字分所有者所有者の敏捷に加算

 

うそん、なんかスキル変わってるし、ステイタスがベル級に成長しとられる。

 

「ステイタスは同じぐらいだけど、ザニスは鈍いから簡単だったよ」

 

スキルの効果で、敏捷はレベル3クラスだからか・・・。

 

「ニナ、この間まぁまぁステイタス上がったーって言ってなかった?」

「まぁまぁだよ、━━だって、レイニーにはまだまだ追いつけないもん━━」

 

・・・

 

「さぁ、この情報を元に今後の行動を決めていくぞ」

「逃げましたね、レイニー様・・・」

 

シャラップ

 

この情報から推察できるのはイケロスファミリアの連中がモン娘を売り捌いて金を稼ぐクソ野郎共の集団だってことですね、ぶちころ○。逃げ出そうが地獄の果まで追ってや

 

「鍵ねぇ、そんなの何処にあるんだろ」

「ザニスは持ってなかったけど、【ダイダロスの瞳】って言って、目玉みたいな金属の塊の中にDって書かれてるものらしいよ」

 

そう言えば、鍵が無ければ開くことが出来ないんだった。命拾いしたなカス共。

 

「れ、レイニー・・・かおがこわいよ?」

 

俺は今、心が冷静ではない。叶う事なら今すぐイケロスファミリアの連中の目の前に転移してボッコボコにしてやりたい。モン娘を変態に売り付けるとか絶許。・・・いや、俺は変態じゃないよ。

 

俺にも転移魔法生えて来ねぇかなぁ・・・、模倣はもっと考えなければ。

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ウィーネへの感情一覧

メーティス(面白い)

レイニー(可愛い、助けてあげたい)

リリ(必要な事だとは思うが、ファミリア的に危ない)

ニナ(可愛い)

ダフネ(興味が無い、諦め気味)

カサンドラ(可哀想、仲良くしたい)

春姫(娘のよう)

サミラ(強いのか?)

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俺は1人でダンジョンを探索中だ、ウィーネの生まれた階層、つまり19階層付近に何か手がかりがないか探してこいと命じられたのだ。メーティスファミリアの参謀役2人に。正直袋叩きにされたとしてもダメージは無いし1人でじゅーぶん。

 

何が原因で事件が起こるのか分からないので、魔法で変身済みだ。獣人の人に匂いを辿られない限りバレないだろ。

 

18階層を素通りし、19階層へと足を踏み入れ

 

『━━━━━━!』

「うひょっ!えっなんこれ!」

 

紫色のいかにもヤバそうな霧が、突如動き出した壁から吹き出した。何も無いと思っていた19階層に入ってすぐの壁からだ。

 

その動き出した壁の正式名称は【ダーク・ファンガス】、物に擬態し敵を待つモンスターで、【耐異常】を貫通する毒霧をぶちまける。

 

一応存在は知っていたが、さっぱり気が付かなかった。

俺自身に毒が効かないという事もありそういったトラップはあんまり意識していないのだ。

 

他のトラップも避けられないけども・・・。

 

ともかく、毒や睡眠などは効かない、それだけ分かってればいいんだ。味方巻き込んだら申し訳ないけど今は1人だし。

 

それにしても、霧を至近距離でマトモに浴びたせいで水分が体にべっとりとついてしまった。気持ち悪いなぁ・・・。

 

タオルなんかをストレージに入れていないので、我慢だ。今度からは絶対持ってくる。

 

そんな感じで、普通の冒険者ならば即死級の大惨事を起こしながらもなんの問題もなく進んでいく、そろそろウィーネと初めて出会った場所だな・・・と、前方からローブをかぶった人影が歩いてきた。珍しいな、ソロの冒険者か。

 

と、自分を棚に上げる、向こうは立ち止まったようだが特に挨拶などせずに通り過ぎ━━

 

「!?ゲホッ!おぇ・・・ッ!」

「ファッ!?」

 

ローブの人物が奇声を上げながら倒れ込んだ、何事じゃ。

 

「大丈夫か!?って・・・は、羽!!」

 

駆け寄り、ローブを捲って状況を確かめるとより混乱した、人間に限りなく似ているのに、どうしてもモンスターの片鱗が見えるその容貌、ウィーネと一緒だ。

 

「ゼノス・・・っ!?」

「ぁ・・・コヒューコヒュー・・・」

「あ、ヤバい、エクスヒール!」

 

そのゼノスは、著しく衰弱していた。顔色は非常に悪く、呼吸も安定しない。エクスヒールをかけると、一時的に持ち直すものの、何故か直ぐに元に戻ってしまう。何が原因があるのか?元を断たないと治らないようだ。

涙や鼻水で顔がぐちゃぐちゃになっていてゼノスであると言うことを抜きにしても人には見せられない顔になっている、女の子のようだしあまり見ないようにしよう。

 

回復をやめれば死んでしまいそうな状態なので回復しつつ原因を探る、しかしながら原因と言っても・・・

 

ポタ・・・ポタ・・・

 

「ァッアア!?」

「毒かすみませんでした!!」

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「いや申し訳ない」

 

ワタシは、地面に額を付けて謝罪の形をとる男を見つめていた。

 

この男は異常だ。

 

ワタシは同胞が産まれていないかとこの階層を廻っていた、そして同胞の匂いを感じ取り、この場所へと歩いてきたのだが。この男が現れた瞬間気分が悪くなった。直ぐに目眩の症状が表れ、思わず足を止めたのだが、この男が横を通り過ぎたタイミングで身体に痛みが走った。その後は体調の乱高下。男が駆け寄ってきてからは急激に意識が遠のき、しかし男が何かを叫んだ途端に明瞭な視界へと戻される。安心するのもつかの間、また意識が遠のき・・・。

 

ワタシはいっそ殺してくれと呟いていた。

 

気を失う寸前に男が離れて行ったのを確認したが、目を覚ませば男はこうして謝罪していた。

 

「俺毒が効かない体質で、ダークファンガスの毒霧を纏ったまま移動してたんすよね」

 

頭がおかしいんじゃないのか

 

「ほんとすんません、まさかそんなにキツイ毒だとは思わなくて」

 

確かに、ワタシの鼻でも未だにダークファンガスの匂いが嗅ぎ取れる。わざとでは無いのだろう・・・。ワタシに毒への耐性が無かったからここ迄の事態に陥ったというのもある。

しかし、死ぬ寸前に追いやられた上に恥ずかしい場面を見られたのだ、そう簡単に許してたまるか。

 

でもまぁ、それはそれとしても・・・

 

「先程、ワタシの記憶違イでなけれバ。ゼノスと言っていましたネ?」

 

逃しはしない

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