RPGのカンスト主人公はダンまち世界ではレベル4弱位   作:アルテイル

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今後の展開が矮小な脳みそでは理解・予測しきれなかったので投稿します。完結して居ない作品は矛盾解消が凄まじい労力or解消不可能になりそうで怖いですね。最新刊のあの人とかも何となく予想しつつ裏切られた感じですし、詰んだ作品多そう


正義執行

「おいディックス、不味いぞ・・・何処から漏れたのか知らねぇが、知らねぇ冒険者がダイダロス通りを彷徨いてやがる」

「あぁ!?しくじった奴がいるのかッ!・・・ふざけてやがる」

 

話を聞く限り迷宮で撒いたヘルメスファミリアの連中ではねぇ、俺達に警戒してるような奴等って言うと、後はギルド位か・・・

 

「クソが、折角メーティスの奴らが尻尾出したってのによ・・・!」

 

明らかに怪しいフード姿の奴を連れて連中が動き出したと聞いて、直ぐに尾行を始めた。モンスターに囲まれていても戦わないフードの奴を守る様に戦う姿に、アイツらがヴィーヴルを匿っている事を確信した。恐らく他のモンスターと合流しようって魂胆だろう、巣を見つけられるかもしれねぇと、泳がしたかいがあったとコレから起きる( 惨劇)を考え思わずにやけちまったりしていた。

 

だが俺達の情報も、いつの間にが漏れていたらしい、ヘルメスファミリアの冒険者による二重尾行、途中、まるで見えない誰かがいるかのようなモンスターの動きに違和感を覚えた俺は即座に撤退した。

 

巣の位置も分からねぇ、どの扉がバレたのかは知らねぇが、ダイダロスへの出入口は見張られてる。八方塞がりって奴か?はァ、笑えねぇ。

 

「お、おい、どうするんだよ!扉がバレたなんて事になりゃァッ!」

「うるせぇ、殺すぞッ」

 

騒がしいグズを黙らせ、考える。敵の戦力は分からねぇが、怪物との関係なんてものは公にはしたくねぇ筈だ、動かせる駒は少ない。地上は薄いと見ていい。

モンスター共も、捕らえた奴等以外にも何十匹居ることは分かってる、メーティスの奴らだけで戦えないヴィーヴルを守りながらとなると、そうそう地下には潜れねぇし、合流するなら20から25層辺りに待ち構えているはず。

 

合流した後は、どうする?連中は地上のホームに戻ったと報告があった、それ以来ダンジョンには入って居ないらしい。フードの奴は姿が無く、迷宮に置いていったんだろう。

 

「・・・なら、アイツらは下層に移動するだろう」

 

俺達の動きが勘づかれていると言うなら、わざわざ手の出しやすい20層の辺りに居る必要は無い。俺ならほとぼりが冷めるまで広い下層へと移動し、姿を隠す。それを見逃すのは余りに惜しいな・・・。

 

もうこの街で商売をするのは無理だ。俺達イケロスファミリアは恐らくマークされてる。長年姿も見せてねぇ連中がいきなり正規の道で帰るわけには行かねぇし、裏の入口までバレてんなら、ダイダロスの中で俺達が干上がるのも時間の問題。ダイダロスからノコノコ出てきた俺達を見て、モンスターを拐ってるのが俺達だと言う確信を持てば、流石にギルドの連中も力を入れてくるだろう。今の状態で地上にただ飛び出ても、ダイダロス通りからすら出られるかは分からねぇ。

 

「と、なると・・・混乱( ・・)が必要か」

 

暴れさせるにはここの連中は壊し過ぎた、檻の中で怯える影に、俺は笑いかける。

 

多種多様なモンスターが移動するとなると、流石に大所帯だと目立つ。少数に別れて、見つからねぇ様に広がっていると見るべきだろう。もしもの時を考え、最低限の実力者がいる事を前提にして、狙うのは・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

隠れ里で生活して早数日、ゼノス達が俺という存在が里にいることを許容し始めた頃、より下層にある里へ移動するという話が持ち上がった。

 

「『移動?今から行くの?』」

「あぁ、里が嗅ぎつけられる前に、より下層にある別の場所へ移るらしい。地上は大丈夫か?」

「『うん、春姫ちゃんとカサンドラちゃんは少し寂しそうだけど』」

 

急遽フェルズに制作して貰ったマジックアイテム、遠くにいる同質の水晶同士であれば電話の様に会話が出来るというそれで、俺はニナに移動について行くことを伝える、あまりに現在地から離れると、何かあったのかとニナが転移してくるかもしれないからな。

 

「俺はこのまま移動が済むまでは一緒に行こうと思ってる。何かあれば連絡してくれ」

「『はぁ〜い、怪我しないようにね』」

 

万が一にも里が襲撃を受ける前に手の出せない所へと移動すると言う考えの元、準備を整え隊を形成していくゼノス達。

 

「レイニー、今までありがとう。お前との生活は楽しかったぜ?その実力なら下の方にも来れるだろうし、その時はよろしく頼む」

「俺は付いていく、もし何か仕掛けられるとしたら、この移動中だ」

 

地上から人工迷宮への入口は検討が付いたが、人工迷宮から迷宮への道は未だ未知数。それは敵が迷宮の中を彷徨いているかもしれないという事を表している。

 

カサンドラの予知夢では都市を巻き込む混乱が起きると、未だ地上は平穏で、まだ事が起きていないと考えるのが自然だ。

 

「付いてくって、これ以上は流石によ」

「頼む、後悔したくないんだ」

 

出来ることはやりたい、もしここでホームに帰って後で何かが起きれば悔やむ所の話ではない。

 

「ふん、お前がいなければウィーネが悲しむだろう。・・・私の隊に入ればいい」

「ラーニェ?・・・お前がそう言うなら」

 

助け舟を出してくれたのは、人間嫌いだったアラクネのラーニェ。ここ数日の交流で、少しは仲良くなれたのだろうか。いくつかの隊にゼノス達が別れて行く中、俺はラーニェに合流した。

 

「ありがとう、ラーニェさ・・・ラーニェ」

「ふん、礼は言葉でなく態度で示すんだな」

「えぇと、ありがとう?」

 

俺はラーニェに頭を下げる、だがそれは間違いだった様でズイと顔を寄せると、小声でこう叱責された。

 

「(馬鹿者、甘味を寄越せと言っているのだ!)」

「あ、なるほど・・・じゃあ、チョコレートを」

 

グワシッィ!出した瞬間人外の膂力で奪い取られ、キョロキョロと辺りを伺いながらヘルムの隙間から口へと流し込まれていく。

里に入った日に支給される嗜好品に限りがあると聞いてストレージから持っていた物を振舞ったのだが、この時膝から崩れ落ちる程の反応を見せたのがラーニェだ。

 

ダンジョンを進み物資を運んでいるギルドの冒険者達の数はあまり多くない、運んぶことの出来る量にも限りがあり、優先は食糧、装備で甘味はほぼ持ち込まれることは無い。腰が抜けている間に残りは他のメンバーに根こそぎ持っていかれ、その時の背中があまりに煤けていたのでこっそりチョコレートを渡したりした。

 

「〜〜♪」

 

余程気に入ったらしい、全身鎧の上からでも感情が窺える。

 

「あれ?ラーニェ何だかいい匂いがするよ?」

『ウォー』

「気の所為だ、さぁ、出発するぞお前達」

 

鼻の効く仲間からの質問を否定し、着々と準備を進めるラーニェ。ウィーネ達はその姿に追求を諦めた様子。

 

それぞれいくつもの小隊に別れ、下層へと繋がる道を進む。各隊のリーダーは水晶を持っており、不足の事態には駆け付ける事も可能だ。

自分達の隊はかなり後ろに配置されており、先遣隊が安全を確認した道を進む事になる。

 

安全な筈だ、ならば、もしかすると先遣隊が?いや、リドやレイ、グロスは相当な実力者だ、例え下層のモンスターや、Lv4、5の冒険者が相手でも最悪逃げる程度問題は無いはず・・・。

 

「(あんな少量で礼に値すると思うなよ、里に着いたらもっと寄越すのだ)」

「あ?あ、あぁ。分かった分かった」

 

無い頭を振り絞って考えても、危機に陥るビジョンが見えない、自分のいる隊とて、相当な実力者の集まりだ。ラーニェやフォーはLv4と同等、その他もLv3に等しい実力は持っている、この階層で危険な事なんて、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「?どうしたの、レイニー」

 

いや、大丈夫だ。ここには俺が居る、流石にウィーネが拐われるのを見過ごすことは無いだろう。だが、それなら何がーーー

 

「ねぇー、レイニー私になにかーーーーッ!?」

「どうした、ウィーネ!」

 

様子がおかしい、顔色が悪く耳を塞いでいる。酷く怯えていて、肩を抱き震えていた。

 

「聞こえる、助けてって、泣いてるよ!」

「『たすけて』って・・・同胞の声が聞こえるのですか!?」

 

近くに別のゼノスが、里の仲間なら水晶で連絡するはずだ。

 

「ウィーネ!知ってる声なのか?」

「ううん、初めての声・・・!苦しんでる、たすけてあげないとっ!」

 

襲われているのか、なら直ぐに向かわないと!いや、まてよ。ゼノスの数は多くない、なのにタイミングがあまりにも・・・

 

「どうしますか、ラーニェ?」

「・・・様子を見に行く。ウィーネ、案内しろ」

「ーー俺が先行する!別のルートだと、冒険者が居るかもしれないだろ?」

 

声が聞こえると言う道を出来る限りの速度で駆ける、罠であれば俺が最も死ぬ危険が少ない。やがて恩恵によって強化された身体が、遠くから聞こえるモンスターの羽音と、悲鳴を捉えた。

すぐそこだ、間に合ってくれ・・・!

 

「大丈夫か!?ーーーーッ!エクスヒール、キャッスル!」

 

傷付き、磔にされていたセイレーンが、デッドリー・ホーネットに襲われている!地面を蹴破る勢いで加速し、モンスターを寄せ付け無いようにしながら直ぐに治療を施す。みるみるうちに傷が・・・、治らない(・・・・)身体の至る所にあるいくつかの刺傷が治らず、血が止まらない。こんな事は初めてだ、治っている傷もあるから魔法が効いていない訳じゃないのに。デッドリー・ホーネットに回復を阻害する力なんて無い、なら・・・

 

「同胞!しっかりしろ!何があった!」

 

「リジェネーション!血が・・・!増血剤は効くのか!?」

 

体力は回復出来ても流れる血はどうしようもない、傷が治らないのであれば回復した傍から衰弱してしまう。

 

「ゴホッゴホッ!アァ、来てハダメ!逃げて、ココから!」

「泣けるじゃねぇか怪物( モンスター)

 

ゾクッ

 

俺達( 冒険者)よりよっぽど仲間思いだ」

 

 

悪が来る

 

 

「囲まれましたっ!」

「これをやったのは・・・!」

 

ルームの奥に集まっていた俺達を囲むように、唯一の出口を塞ぐように、冒険者達が現れる。その手には血に濡れた武器があった。アイツらが!

 

「聞くまでもねぇだろうが、アラクネさんよぉ」

 

危惧していたように、磔にされていたセイレーンは()。耳のいいウィーネの居る集団を誘き寄せるために、冒険者達の講じた策。

 

「ーー!サンダーボルトォ!」

「うぉっとぉ!」

 

咄嗟に魔法を放ち牽制する、かなりの速度で飛び出した雷鳴は男の持つ槍によって弾かれる。レベルの低い冒険者であれば、一撃で沈むその攻撃を防いだコイツは強いっ、不味い、囲まれるのは・・・!

 

「テメェら気を付けろ!魔法みてぇな力を使う奴がいる!深層の出か?冒険者か?速度の割に威力も中々だな」

 

気負った様子の無い冒険者達が散らばり、包囲を縮めようと動く、コイツら慣れてやがる!

 

「ラーニェ!離脱出来ますか!」

「クッ・・・!動けない同胞を抱えていては無理だ!応戦する!」

 

お互いに背を預け、冒険者を迎え撃つ姿勢を取る俺達。

 

「キャッスル!【モードチェンジ・ガンガンいこうぜ】!」

 

ウィーネとセイレーンを守る盾を作り、その周りを固める。仲間にリジェネーションを掛け、万全の体制だ。

 

ガツッ!

 

何処からか放たれた矢が魔法の盾に弾かれる地面へと落ちる。やはり狙って来たな!

 

「ちっ、なんだありゃ、あれも魔法か?マズったな、相当厄介な奴がいる」

「おいおい、アイツら強ぇぞ。前衛の奴らが手こずってる」

 

不安の種は、コチラが優勢にも関わらず後ろで傍観に徹している槍の男達だが・・・、お互いに被害は無く、敵は無理をせず連携して挑んでくる。レベルは3という所か。こうも入り乱れていては大きな魔法は使えない!

 

「ファイア!スパーク!」

「ぐぁぁっ!」

 

剣を構え前進していた男の腕が燃え上がり、雷撃で武器を取り落とす、すぐ様敵の援護が入り戦闘不能には出来なかったがこの調子だ。複数人で連携を取っている内の一人に魔法を掛け、戦闘のタイミングを崩していく。

 

「おいおい、何個魔法を使えるんだよ。こりゃ撤退だな。流石に使()()()()()()()

 

よし、圧倒出来ている、このままいけば!

 

【迷い込め、果てなき悪夢( げんそう)フォベートール・ダイダロス】

 

ーーーッ!なんだコレ、何の光だ!

 

「皆!大丈夫かっ!」

「・・・」

 

?なんだ、何かおかしい、この静寂は?

 

敵も味方も一様に動きを止めている、何が起こった、さっきの光は

 

『『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ!!!』』

 

「あぁ!?」

 

周りの様子が・・・・!ちょ、皆!?

 

『ウアァァァァ!』

「ちょラーニェ!幾ら人間嫌いでも今は・・・・!」

 

そんな訳ない、流石にこんな状況で襲われる程恨まれている訳がない、さっきの赤い光が原因の筈だ!方向的に、さっきの槍使いがーーー

 

「逃げるなァ!ブリザード!」

「おぉっ!?」

 

もう用はないと言わんばかり、悠々と出口へと歩いて行く人影、冒険者達の幾人かは正気を保ち、出口へと向かっていた。

今の状態でアイツらの相手をするのはシンドイが、この状態がいつまで続くのかも分からない、魔法が原因なら止められるはずだ、逃がす訳には行かない。

 

「おいディックスこりゃ無いぜ!?とんでもねぇ奴に捕まっちまったじゃねぇか!」

「チッ、奥の手使って仕留め損ねた!てめぇ、呪詛( カース)の対策なんてしてんじゃねぇよ!」

 

カースか!まさかコイツがそんなレアな物を持っていたとは、精神攻撃の様なタイプは俺に効かないから助かった。しかしカースはすぐには治療出来ない、止めるにはあの術者をどうにかないと。

 

仲間達は・・・、怪我は増えているが致命傷は無い、リジェネーションが残っていて、傷は治っていってる。ウィーネ達は範囲外だったのか?怯えて居るが平常だ。それなら、優先順位はあの男!ごめんラーニェ!

 

「サンダーボルト」

『ウゥア!』

 

鍔迫り合いをしていたラーニェに対して魔法を放った、痺れで武器を取り落としたラーニェから距離を取り、男達へと向き直る。

 

「【追従せし空の太陽】」

「また魔法!?テメェは千の妖精( サウザンド・エルフ)か!?」

「【全ては汝から逃れるため。咲け、月桂樹の鎧 ラウミュール】!」

 

男の正確な実力は不明だが、対人戦の相当な経験が窺える。高速の雷魔法を弾く程の力量の相手、マトモに戦わずに速攻で決めに行く!

 

「【大きくなれ】」

「お前ら作戦変更だ!アイツを止めろっ!これ以上なにもさせるんじゃねぇ!」

「【其の力に其の器。数多の財に数多の願い。鐘の音が告げるその時まで、どうか栄華と幻想を】」

 

ちっ!流石に傍観はしてくれないか!槍矢剣ナイフ、遠くから投げられるだけ投げろと言わんばかりの殺意が殺到する、魔法詠唱の妨害には最適な判断だ。集中が乱れれば失敗しかねない。

 

「【 大きくなれ 神を食らいしこの体】」

 

だが俺だって力にかまけて寝ていた訳じゃない、並行詠唱だって出来るんだよ!斬りかかってくる冒険者に応戦し、詠唱を続ける。

 

「【神に賜いしこの金光。 槌へと至り土へと還り、どうか貴方へ祝福を 大きくなぁれ】」

「クソっ!モンスター共を狙え!盾にしろっ!」

 

俺を即座に止められないと悟るや、仲間を盾にしようと画作する男、クズが、それだけは許さない。

 

「【ウチデノコヅチ】」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

失敗した

 

耳の良い竜女( ヴィーヴル)の居るパーティを狙い撃ちにする為に、セイレーンに悲鳴を上げさせる作戦は上手くいっていた筈だった。

囮の居るルームに鎧姿の奴を先頭にモンスター共が集まったのも問題ねぇ、むしろ出てきた奴らが少なくて拍子抜けしていた位だ。

 

失敗した

 

鎧が2匹、馬が1匹に鳥が1匹。厄介そうなのは蜘蛛と獣蛮族位で、ぶっ殺してヴィーヴルを捕まえるくらいわけねぇと思っていた。

 

失敗した

 

計画が狂ったのは鎧の片割れのせいだ、初めに魔法を使った時点で逃げるべきだった。

 

いや、あの時はそれでも呪詛があればどうにでもなると思っていたか

 

失敗した

 

弱み()も狙えねぇ、前衛は鎧野郎の魔法で崩壊寸前、流石にヴィーヴル1匹と割に合わねぇと仕切り直すために呪詛を使ったんだ。

その後油断するべきでは無かった。

 

失敗した失敗した失敗した!

 

「なんなんだテメェはぁ!!??」

 

俺以外の奴は全滅!俺ももうッッッッッ!!

 

「ぐっーーー!」




2022|6|27追記
感想でウチデノコヅチは術者本人には使用出来ないとの指摘を頂きました。確かにその通りですので、後付け理論とはなってしまいますが。

主人公の身体は主人公自身の物ではなく魂と肉体は別のものとなっています。なので、精神で使用した魔法を肉体に掛ける事が可能になっているという事でご納得頂けると幸いです。
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