ほのぼの神様生活   作:ランブルダンプ

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自分の書きたいことやれる主人公を色々考えた結果、神様になりました。


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私は神だ。

 

そんな事を堂々と公言したら私の居る神社を町内の金剛さん家辺りに襲撃されそうなので黙っている。

……まぁ神なので自分から姿を見せなければ声を聞かれないのであまり関係ないかもだが。

 

「口は災いの元って言うしね、まぁ今日ものんびりやりますかー……」

 

そう言って私は神社の屋根で大きく伸びをした。

いつから神様やってるのかはもう記憶に無いけど、長くやってると動作が人間じみて来ているなと思う。

 

 

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私の1日の仕事はかなりアバウトだ。

 

お賽銭箱の中身を回収したり、日向ぼっこをしたり、裏手の山で散歩したり。

たまに町に降りて駄菓子屋とか港を見に行ったりしている。

 

後はごく稀に来る正月以外の願掛けを聞いたりとか。

去年は二浪してもう藁にもすがる感じで孫の為にやって来たおばあちゃんに応えて、その孫に勉強時のみ集中が続くおまじないを掛けてあげたりした。

 

おまじないって要は『お(まじな)い』で、呪いみたいなものなんだけど、何故か神のくせに使えるんだよね。

 

神道アバウトとはこういう事か。

 

「さーて、お賽銭は今までのと合わせてそろそろ凄い額になってきたなー……」

 

今日は今年1月に初詣で入れられたお金を3ヶ月も経った今頃数える事にした。

小さい町なので人は大抵ここの神社にやって来る。

なので1月に私が貰うお小遣いは割と大金なのであった。

 

このお賽銭だが、人にバレない程度には配っていたりする。

公衆電話でお金が足りない人が居たときとかにこっそり10円をバラで四枚くらい置いといたり、本屋でお金が足りなくて困ってる子供の手にこっそり足りない分を入れたりとかだ。

 

しかし、違和感を覚えられない程度というのはほんの少しのお金なので……

 

「戦時中とかは隠し財産的な解釈してくれてこっそり大量に置いといても受け取って貰えたけど、今は殆どの人が警察に届けるからなー……」

 

また匿名希望でランドセル買って届けてみるか。

 

 

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お金をただ見つめてるのも生産性が無いので、壺に放り込んで屋根裏へと仕舞った。

屋根裏に来たついでに昔の荷物なんかを漁ってみる。

 

今だったら銃刀法で逮捕されそうな刀や刃物の数々、本物の銃、昔の書籍多数。

その他玩具の火薬銃、でんでん太鼓、お面、スーパーボールや怪獣のソフビまで。

 

後半のはこっそり縁日で取ってきたものだったりする。

年に二回なので毎年こっそり参加しているのだ。

 

「これ格好いいよなー」

 

手に取ったのは中でもお気に入りの火薬銃、八連発の火薬キャップを入れると音が鳴る上に、プラスチックの小さな弾を飛ばせられる。当然子供用の大きさだが、私は永遠不変の子供サイズなので問題ない。

 

側面には『BIG・GUN・W8』の文字。

昔は公園で西部劇ごっこをしていた子供達に混じって遊んでたものだ。

 

最近はその辺の規制が強くなったのか余り見掛けなくなった。

 

「暇じゃなー……公園でこれ撃ってから駄菓子屋でお菓子補充しよっと」




主人公の容姿。

白髪、ロリ、神様時の服装は巫女服だが、町に降りる時は一般人らしい服装になる。

因みに一部の大人達はおぼろげな記憶で子供の頃一緒に遊んでくれた神様であると分かっていたりする。
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