ACE TEITOKU THE INFINITY SKYS 鬼神、亡霊、そして死神   作:オメガ11

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初めての大規模作戦ですw


Mission 10  OPERATION BUNKER SHOT ~バンカーショット作戦~

全員がブリーフィングルームに集まっている。今回は遂に占領地域の奪還のための上陸作戦という反撃の第一歩だ。

 

 

「国連軍の再編成が終了し、すべての準備は整った。いよいよ深海棲艦に占領された沖縄本島への上陸を敢行する。作戦名は「バンカーショット作戦」だ。 上陸地点は内陸へ向かう道が狭いため守備側に有利な地形で、敵の厳しい抵抗が予想される。 しかし何より放棄された基地の近くであることが、上陸地点を決定する重要な要素となった。

各航空機・艦娘はビーチの敵を掃討し、上陸部隊の被害を最小限にとどめろ。なお今作戦には俺も参戦する。パーソナルマークはコレ。TACネームはトリガーだ。」

 

 

今回は上陸後は国連軍が展開して本格的に地上戦をする。そのための航空攻撃、艦砲射撃、揚陸支援が目的だ。

 

まず最初にEA-18G、F-117の部隊でレーダー網を破壊、その後爆装のF-14とF/A-18Eがトーチカや沿岸砲、対空陣地を破壊。制空権確保をしつつ敵艦を叩いて艦隊の進撃を支援し、その後は上陸部隊を送りつつ沿岸の残党を艦砲射撃と航空攻撃で支援する。

 

 

自分はトムキャットで出る。ペイブウェイを3発とLANTIRN、自衛用のAIM-9Lを2発装備する。エプロンを歩いているとF-104が列線を組んでいる。

・・・ん?

何か1機多い気がする・・・数えてみてもやはり多い。その時気付いた。1番奥の機体はNF-104Aだ。誰がこんなのを・・・近くにいた夕張に聞いてみた。

 

「おい、アレについて何か知らないか?」

 

しばらくの沈黙の後、答えが返ってきた。

 

「知ってる?そこの裏山に、自衛隊や在日米軍で使われた飛行機が眠ってるってこと。大事にモスボールされた機体もあれば、すっかりジャンクにくたばり果てたのもある。管理人さんとは飲み仲間で、ジャンクの方から少しずつ引き出しても何も言わなかったの。そうして飛べる機体を組み立てようとしたの。私と、明石さんと、妖精さん達の手で。6カ月と8日かかって、エンジンに火が入った。それから1カ月半と少々、機体のバランスを完璧に近い所まで持って行っt・・・」

「この大馬鹿野郎!」ポコ!

「あいた!」

「せめて使える機体にしろよ!宇宙飛行士育ててどうすんだ!」

「ダークブルーの空を見てみたかったんですよぉ!」

「そこにSR-71があるだろーが!」

「え」

「お前知らんかったんか・・・とにかくコイツはボッシュートです!」

「ああぁぁぁ!」

 

 

全く・・・

 

気を取り直してハンガーへ向かう。三本線の描かれたトムキャット。既に準備は出来ている。投下したらすぐに帰って機体を替える。既に夜明けと同時に攻撃する第一波は飛び立った。タキシーウェイに入る。

 

<<呉グランド、ストライダー1、フォーフォックストロットワンフォー、リクエストタクシー>>

 

《ストライダー1、呉グランド、ランウェイ・27R、タクシー・トゥ・ホールディング・ポイント・オブ・No.9》

 

<<ストライダー1、タクシー・トゥ・ホールディング・ポイント・オブ・No.9>>

 

グランドからの許可が出たのでタキシングを開始する。

 

《呉タワー、ストライダー1・ウィズ4、レディ》

 

«ストライダー1、ランウェイ・27R、ラインアップ・アンド・ウェイト»

 

《ランウェイ・27R、ラインアップ・アンド・ウェイト。ストライダー1》

 

«ストライダー1、ウィンド・020・アット・シックス、ランウェイ・27R、クリア・フォー・テイクオフ»

 

《ストライダー1、ランウェイ・27R、クリア・フォー・テイクオフ》

 

「ゴー・ゲート!」(A/B点火)をコールし、機体を加速させる。十分な速度でピッチアップし離陸する。ギアを上げて20000フィートまで上昇していき、「バスター」(A/Bカット)をコールして巡行する。

途中で空中給油機の支援を受けながら向かう。すると無線が入る。

 

«ゴリゾント1、ターゲット破壊!»

 

《敵レーダー網沈黙!》

 

 

今の所予定通りだ

 

 

目標上空に到達した。レーダーを破壊されても対空火器が撃ち上げてくる。しかし高高度では直撃弾は無く、キャノピー越しの近くで砲弾が炸裂するだけだ。それでも機体は僅かに揺れるが気にしない。レーダー員が目標にレーザーを照射しペイヴウェイを投下、バンカーやトーチカを破壊する。

特に大きなトーチカを発見し投下するが信管の調整が甘かったのか不発だった。もう一度投下すると爆発が2回立て続けに起きた。どうやら不発弾も炸裂したらしい。全弾投下したので僚機のF/A-18のL-Mav(AGM-65マベリック)をレーザーで誘導支援して敵戦車をいくつか破壊し帰投する。同時に艦娘達が沿岸部隊に砲撃を開始しビーチの敵を吹き飛ばす。既に二航戦と一航戦が直掩にいるので心配は無いだろう。

 

再び呉に着陸し、エプロンに用意されたF-1スーパー改に乗り込む。

 

この機体は国産初の超音速戦闘機、三菱F-1をベースにほぼ新規設計レベルの改良を加えた我が鎮守府オリジナル機だ。実験機T-2CCVのようにカナード翼を持ち、電子機器の大幅な小型化でパイロットの後方視界を悪化させていた電子機器室を無くし、さらに燃料タンクを増設したため航続距離も延長している。レーダーも小型ながら高い出力を誇るガリウムナイトライドAESAレーダーを装備する。兵装も機関砲がそのまま残されているが機首の反対側の同じ場所にPLSL(パルスレーザー式機関砲)が装備されている。操縦系もスポイラーを廃しフラッペロン式に変更、各動翼よ作動角も大幅に拡大した。また水平尾翼も左右独立作動式に、さらにフライ・バイ・ライトの導入でより高い機動性を手に入れた。航続距離の更なる延長のため機体構造は外見はそのままにかなり攻めた設計が取られた。主要構造のほぼ全てをカーボンなどの新素材で一体成型し、さらに成型時に素材そのものに電波吸収素材を混ぜる事でRCSと重量を小さくしている。空中給油用のドローグとリセプタクルも増設された。

 

そしてタキシングして滑走路に入る。

 

兵装は翼端にAAM-5改を1発ずつ、外舷パイロンに70mmロケット弾ポッドLAU-3を1つずつ、内舷パイロンにASM-1空対艦ミサイル、胴体下に500ポンド通常爆弾を4発、20mm機関砲弾が750発、PLSLが800発だ。

 

A/Bで離陸し全速で向かう。

 

かなりの重武装なので途中でKC-10から空中給油を受けた。

 

 

 

 

〜種子島沖〜

 

空母翔鶴は艤装の不調で僚艦の瑞鶴より遅れて鎮守府を進発した。艦載機の方が速いので瑞鶴と同時に航空支援を行うべく艦載機のA-6E、A-7E、F/A-18Cを予定地点よりかなり手前で全て発艦させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ど、どうしてこんな場所に……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島の影から現れた艦隊から奇襲を受けた翔鶴は必死で回避行動を続けていた。しかし先手を許した為既に数回被弾して中破状態。相手は軽母と重巡と軽巡と雷巡と駆逐が1隻ずつ。対してこちらは艦載機の無い空母……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………控え目に言って、絶望………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして砲撃を全速で回避していると水中に何本もの航跡が針路上に向かって来るのを確認した。そして同時に敵機が真上から向かって来る………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急降下爆撃だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敵は砲撃でこちらを誘導し、特火点に爆撃と雷撃を叩き込む腹積もりらしい。それに見事に掛かってしまった訳だ。だが回避すれば砲撃を、直進すると爆撃と雷撃を浴びる事になる…

 

 

「こんな所で殺られるなんて…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詰んだ………そう確信した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(瑞鶴………提督………!)

 

魚雷のキャビテーションノイズと敵機の音が目の前まで来たのを感じた。




さて、大変長らくお待たせしました
今回はバンカーショットのイントロみたいな感じにしてみました。サクッと読んで頂けると幸いですw

そういえばエスコン7のDLCが始まりましたね。
皆さんは購入されましたか?
自分は財政難で、しかも秋に航空祭やらエスコン7サントラやらで当分無理そうですが……
もちろんエスコンオケも行ける訳も無くw

艦これでは前回のイベントでE1を死ぬ程回って秋月ちゃんをお迎えしました。限定ドロップも朝風は確保ですw
ウチは赤城改二で初めて5スロ艦が実戦投入されましたが便利ですねぇ〜!


次回は本格的に戦闘やります(作者の希望)
翔鶴は沈むのか?何故かF-1を使う提督の本気は出るのか?
期待せずにお待ちくださいw

解説(久々にやります)

・F-1
国産初の超音速機、T-2高等練習機から発展した支援戦闘機。ASM-1空対艦ミサイルとセットで開発される事で1つの支援戦闘機(攻撃機)としてのシステムが構築された。戦後初の国産戦闘機としては大きな意義があるが、練習機ベースの為搭載量や航続距離、電子戦能力が低い。そこまでして練習機ベースにこだわった理由は、当時T-2のみでは機数が少なく価格が高騰すると考えられたからで、事実機体構造はほぼ共通である。しかしその結果能力不足で夜間のアラート任務を他の部隊に任せたり、複座の後席を潰して電子機器を詰め込んだため後方視界が悪いなどの問題も発生した。
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