仮面ライダー&ジャンプフォース 平成ジェネレーションズHeaven inきららファンタジア   作:玄武Σ

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正月休みの間に、何とか次の投稿ができました。
クロスオーバーなのでちょっとした演出が入ります。
青葉ちゃんがなんと…おっと失礼。ここから先はまだみなさんにとっては未来の出来事でしたね。

P.S.恋する小惑星はまだ見てません。正月はテレビ空いてなかったので。


第29話「Conectする絆」

「あいててて……派手に背中打ったな。剣も折れてるし」

 

吹っ飛ばされたコウは、どうにか痛みをこらえて立ち上がる。しかしシャルロッテの拳を防いだ時に折れた剣を見て、つい気が滅入ってしまう。

 

「八神さん、無事みたいっすね」

「迅君はどう…って、なんか体にヒビ入ってるんだけど!?」

 

迅がこちらに近寄ってきたのでコウは驚愕した。彼の体にヒビが入り、トリオンが漏れ出しているのだ。

 

「あのオカマさん、ただのパンチまでトリオン体を破壊可能みたいですね。元が悪霊って話してましたし、霊体がトリオンに干渉可能ってことになるんすかね」

「だとしたら、向こうに残ってるヒュースが心配だね。なんか、予知で勝つためのヒントとか見えないの?」

 

迅から話を聞いて、コウは藁にも縋る思いで問いかける。そして迅もそれに対し、予知の状況について解説を始める。

 

「おれの予知はいくつかの未来のパターンが見えるんすけど、今はあちこちでその分岐点でそれぞれが自分の優位な未来に進めようとしてる状態っすね。で、おれ達の戦闘はあと10分持ちこたえれば、増援が来てくれるはずっす。ただ、アレを相手にあと10分持たせられるか、すかね」

「あの化け物相手に10分……なんか先に心折れそうだけど、そうも言ってられないね。行こうか」

 

迅の予知でも対応できないスピードと、桁違いのパワー。加えて拳の一撃でトリオン体を破壊可能なシャルロッテが相手だ。かなりの苦戦が予想されるが、迅から微かな希望を聞かされて戻っていく。しかし戦闘エリアまであと大体10メートルといったところまで到着したところ…

 

「ぐわぁああ!?」

「「え…ぐえぇえ!?」」

 

いきなりヒュースがこちらに向かって吹っ飛んできて、それに潰される二人。余りの速さに、また迅も対応できなかった。

 

「あらあら、ブサイクちゃんもまとめて潰せて一石二鳥かしらね。でも、これでわかったかしら?」

「な、なにを?」

 

近寄ってきたシャルロッテの言葉にコウは疑問をぶつける。そしてそれに対し、シャルロッテは答える。

 

「この圧倒的な美しさ! そして美こそが強さ、力!! ということを。流石に審美眼に欠けるあなた達にも理解できたんじゃなくて?」

 

両手を広げながら大仰に告げるシャルロッテ。しかし、コウもヒュースも答えは決まっていた。

 

「そ、それが美しいかはともかく…美しいから強いは流石にないよ。それだったら、綺麗ならその辺の花でも人間より強いってことになるんだからさ」

「同感だ。戦闘能力を決めるのは訓練、装備、元々の素質など、様々な要因が絡んでの物だ。何か特定の一つが飛びぬけて高いが=強いになることはありえん」

「へぇ、まだ減らず口を叩けるのね。角の坊やは死に体の筈なのに……」

 

そんなコウとヒュースの返答に、眉間にしわを寄せるシャルロッテ。そして次に自分が取る行動を決める。

 

「まあいいわ。審美眼が足りないこと自体は罪じゃない、というか哀れみすら感じるわ。そんなあなた達に引導を渡してあげる」

 

そして再び攻撃態勢に入るシャルロッテ。

 

「必殺! ビューティフル・シャルロッテ・クールホーン's・ファイナル・ホーリー・ワンダフル・プリティ・スーパー・マグナム・セクシー・セクシー・グラマラス……

 

また異様に長い技名を叫びながらのポージング。三人は敵の攻撃動作を見極めようと、その動きをじっくりと観察する。そしてシャルロッテはポージングの締めに手でハートマークを作り……

 

虚閃(セロ)

 

そこから破壊光線をぶっぱなした。

 

「ちょ、そんなのアリ!?」

「ジン、コウ、飛ぶぞ!!」

「ヒュース任せた!!」

 

しかしヒュースは再び蝶の盾(ランビリス)でコウと迅諸共空へと打ち上げ、緊急回避をどうにか成功させる。しかし破壊光線の斜線上にあった森は、一瞬で更地へと変わってしまうのが見えた。

 

「うそでしょ、あんなのまで種族共通の技なの?」

「たぶん。セロって技名は、最初に遭遇したノイトラってのが使ってましたし」

「何なんだ、あれは!? 種族共通で異常な身体能力、地形が変形する火力、挙句トリオンにまで干渉可能、冗談も大概にしろ!!」

 

改めて破面の桁違いな力にコウも迅も戦慄、ヒュースまで普段の彼からは想像できないほど激高することとなる。

 

「あら、冗談でこんなことしないわよ!」

「な…ぐわぁあ!?」

 

しかしまたシャルロッテに追いつかれてしまい、そのまま再び拳の一撃を叩き込む。それにより、三人纏めて地面に叩きつけられた。そしてシャルロッテ自身も、それを追って地上へと降りて行く。

 

「さて、そろそろとどめと行こうかしら」

 

シャルロッテが呟いた直後、いきなり周囲に黒い茨が伸び始めた。するとそれが巨大なドームを形成し始める。そんな中で、シャルロッテはヒュースの胸ぐらを掴んで動きを封じる。

 

「な、なんだこれは…」

白薔薇ノ刑(ロサ・ブランカ)。あたしの最も美しく残酷な技よ」

「な、なんか急にまともな技名が来たんだけど…」

「あら、この技だけは気に入ったみたいね。よかった」

 

突然の事態に困惑するヒュースに技名を告げると、傍で聞いていたコウが今までの長ったらしい技名と違うこの技を思わず称賛してしまう。

 

「この周囲に現れる白い薔薇、これが咲き誇ったその時に貴方達は命を散らすことになるわ。あたしや死神の持っている霊圧って力、それを完全遮断するから閉じ込められた最後、誰にもその最期を気づいてもらえないってわけよ」

「へぇ…でも、この茨の檻がデカすぎて回りにバレバレだと思うけど?」

「!? 言うじゃないの。でも、見つけられても並のパワーじゃ敗れないから、貴方達が終わること自体は変わらないわね」

 

コウの言葉に驚くものの、すぐに平静を装ってシャルロッテは自分に言い聞かせるように、告げる。

 

(けど、こいつの言う通りだ。そろそろ10分が経つけど、増援が入ってこれるかどうか……ヒュースの命が危ないんじゃないの?)

 

シャルロッテの強大な力に、今にも消されそうなヒュース。戦況は最悪だ。

 

 

 

 

 

 

 

しかしその時、光明が差す。茨の檻に異変が生じたのだ

 

「え? 煙が立ってる…」

「はあ? そんな言葉であたしの気をそらそうたって、そうは問屋が…」

「いや、本当に後ろ見て!」

「何よ、本当にしつこい……って、ええ!?」

 

余りにもしつこいコウに、業を煮やして背後を見るシャルロッテ。しかし、その視線の先には茨の檻がごうごうと音を立てて燃えている光景が見えた。

そしてその様に、してやったという表情を浮かべた迅。

 

「よし、増援が来たな」

 

そしてそのまま燃える茨の檻をぶち抜き、増援に来た者が姿を現す。

 

「マジシャンズレッド!!」

 

炎を纏う、赤い体に鳥頭のスタンド。そしてそいつが腕に炎を集中させてシャルロッテに殴りかかる。

 

「あっつい! なんでこいつが!?」

 

シャルロッテはダメージを受けると同時に、驚愕してしまう。そのスタンドの本体も自身が知る相手のため、同時に驚愕することとなったようだ。そしてそのままヒュースを開放してしまうため、コウも駆け寄る。

 

「ヒュース、大丈夫?」

「ああ。しかし、アレが例の増援とやらか? いったい何者……」

 

そしてヒュースの疑問に答えるように、そのスタンドの本体が近寄ってきた。中東風の赤いファッションに身を包んだ褐色肌のブ男。コウもヒュースも、そいつについて顔だけは知っていた。

 

 

「お前は確か…」

「ジョセフ爺さんが見せてくれた写真の…」

「チッチッ♪ チッチッチッチッ♪」

 

リズミカルに舌を鳴らしながら右手の人差し指を振り、中空に残った火を消す男。そして男の名前が脳裏に浮かんだコウとヒュースは同時に、その名を叫んだ。

 

「「モハメド・アブドゥル!!」」

「Yes I am!!」

バーンッ!

 

そう。かつての戦いで死んだ承太郎の仲間のスタンド使いで、今回洗脳された状態で甦った男"モハメド・アブドゥル"その人だった。

 

「迅君が増援が来るって予知をしてたけど、貴方がそれ?」

「なるほど、予知能力持ちの味方がいるとは聞いていたが、私の登場もすでに知っていたか。ああ、そうだ」

「まあ、誰が来るかまでは知らなかったけど…でも、助かったよ」

 

増援があまりにも予想外な人物だったため虚を突かれるも、コウはひとまず礼を言う。しかしその一方、シャルロッテは怒り心頭な様子でアブドゥルを睨む。

 

「なんで、なんで貴方がそっち側についてるのよ!? 聖なる遺体を持っている青葉って小娘は、あんたの所から離れた場所に飛ばされているはず! なのに、なんで洗脳が解けているの!?」

「それはね、私が青葉ちゃんから遺体を預かっていたからよ」

 

激高するシャルロッテの問いに答えたのは、先ほどアブドゥルと対峙していた遠山りんであった。そしてそれに、パラドが追従する。

 

「りん! それにパラドもいるけど、なんで…」

「八神さん、実はりんさんと青葉さんにだけ伝えてたことがあるんすよ。りんさんの飛ばされる先に、このアブドゥルがいるって予知が見えたって話を」

 

コウが当然のように疑問をぶつけると、そこに答える迅。そしてそこに、りん達が続いた。しかもその手には、確かに青葉が持っているはずの聖なる遺体の脊椎部があったのだ。

 

「迅君が私の未来を予知で見たんだけど、その時に飛ばされる先にいた人が事前に写真で見たアブドゥルさんだったのよ。それを敵に気取られないように、私と青葉ちゃんだけに伝えて、遺体を預からせてもらったの」

「後は一緒に飛ばされた俺がこいつを抑えて、その隙に遺体の力で洗脳を解いて、三人でここまで加勢に来たってわけさ」

「話は聞かせてもらったが、どうやら君達には迷惑をかけたようだ。だが、ここからは私も君達に協力させてもらうから、大船に乗った気でいてくれたまえ」

「というわけで、まずはコウちゃんの傷を何とかするわね」

 

そして味方が増えたことで一気に優位に立った。りんがまずコウの傷を魔法で癒し、そのまま万全の状態となる。流石に迅とヒュースのトリオン体には効かない可能性もあるので、ひとまず保留とする。

しかし、その一方でシャルロッテはまた怒りが強まることとなる。

 

「まさか増援なんて来るとは思わなかったわ。でも、美しくないわね。ハンデを許した身で言えることじゃないけど、最初の倍の人数で攻めるなんて品位がないんじゃなくって?」

 

そして悪態を付くのだが、パラドが前に出てそこに物申す。

 

「あんたは美しい奴が勝つって思うみたいだが、俺は違うな」

「なんですって?」

「俺は心を躍らせるか、滾らせるか、とにかく心がどうかで勝敗が決まると思ってるな」

 

パラドの物言いに不機嫌なさまを見せるシャルロッテだったが、それに物怖じせずに持論を語るパラド。そして自身のゲーマドライバーを装着し、ガシャットを差し込んだ。

 

【デュアル・ガシャット!】

 

その音声が指すように通常よりも分厚く、黄色いダイヤルと左右に分かれた2つのラベルが描かれている。

 

【The strongest fist! What’s the next stage?】

【The strongest fist! What’s the next stage?】

 

そしてその2つのラベルが指すように、2種類の音声が流れる。このガシャットは2つのゲームのデータを組み込んだ"ガシャットギアデュアル"、呼ばれる特殊なものである。

本来は内包するゲームをダイヤルで切り替えて、異なる戦闘形態を変換する仕様だが、パラドは敵対時代に人間の遺伝子を得たことである特殊な使い方を可能とした。

 

「マックス大変身!」

【ガッチャーン! マザルアーップ!!】

 

両手を交差させながらポーズを決め、ドライバーのレバーを開くパラド。それによってエグゼイドのレベルアップと違う音声が流れる。そして、宙に浮かぶ2種類のゲームのタイトルが混ざり合い、パラドと重なった。

 

赤い拳強さ!

青いパズル連鎖!

赤と青の交差! パーフェクト・ノックアーウト!!

 

ガシャットと同じく赤と青が入り混じるカラーリングに、背中にはガシャットのダイヤルに似たパーツが備わったこのフォルムこそ…

 

仮面ライダーパラドクス・レベル99

 

レベル99はゲーマドライバーで変身する仮面ライダーの、最大レベルである。つまり、パラドは初めから一番強い形態に変身したのである。彼の手加減抜きでコウやりんを守り抜くという、決意の表れとも取れた。

 

「パラド君も全力みたいね…コウちゃん、大丈夫?」

「ありがとう。もう大丈夫だから、りんは下がってて」

 

そしてコウもりんのおかげで傷も治り、そのまま武器を構えてシャルロッテを見据える。

 

「じゃあ、ヒュースもトリオン漏れが激しいから一気に決めるか」

「言わずもがなだ。まだボーダー仕様のトリオンも点検中で、他に攻撃の手もないからな」

「ならばなおのこと、このモハメド・アブドゥルも全力で援護させてもらおう」

 

そして残る男性陣も装備しているトリガーとスタンドをそれぞれ構え、シャルロッテと向き合う。

 

「数が増えただけ、しかもブサイクしかいないチームにあたしが敵う筈ないのよ!!」

 

しかしシャルロッテは不利な状況にも関わらず、そのまま突撃していく。実際、アフトクラトル製の軍用トリガーと実力派エリートの異名を持つ迅がいたにも拘らず、こちらはずっと不利だったのだ。

 

【ガシャコンパラブレイガン!】

「何!?」

 

直後、パラドクスがベルトから一振りの手斧を出し、それでシャルロッテの拳を防ぐ。そしてそのまま一気に切りかかった。

 

「硬ぇ!」

「あたし達は表皮そのものが鎧になっているの。並の攻撃じゃ通じないわ」

 

シャルロッテは自前の防御力で耐えしのぎ、怯んだパラドに向けて殴りかかる。しかしここで妨害が。

 

「やらせるかっての!」

「あいた!?」

「からのもういっちょ!」

 

コウが簡易トリオン銃で背後からシャルロッテに発砲、そこに出来た隙をついて迅が切りかかる。

 

「こいつ、調子に乗って…」

「先ほどの借りを返させてもらう!」

 

シャルロッテが反撃に入ろうと二人の方に向き合うが、そこにヒュースが再び蝶の盾で構築した車輪を放つ。

 

「じゃあ、今度はこっちで」

【ズ・ガーン!】

 

パラドクスはガシャコンパラブレイガンのAボタンを押して、銃に変形。そして飛びのきながらシャルロッテに発砲していく。

 

「ぬぐぅ、うぅう!? 斬撃が効かないなら他の攻撃手段ってわけね」

 

今回はダメージを与えられているらしく、加えてヒュースの攻撃ももろに食らったシャルロッテは、苦悶の表情を浮かべつつも激昂する。そして、そのまま飛び掛かっていく。

 

「私も忘れてもらっては困るな! クロスファイアーハリケーン!!」

「くそ、小賢しいわね!」

 

そこにアブドゥルが追撃で、十字架の炎を放つ。

 

「エスクード!」

「あぎゃ! か、壁が出てきた?」

 

しかし迅がエスクードを咄嗟に発動、シャルロッテは顔面からぶつかって攻撃を阻止されてしまう。そしてすかさず、コウとヒュースが動いた。

 

「コウ、援護するから接近戦で畳みかけろ」

「私も手伝わせてもらう。 レッドバインド!!」

「オッケー、ヒュースにアブドゥル!」

 

するとヒュースは蝶の盾のビットを収束してライフルを形成、それでビットをシャルロッテの体に打ち込む。そしてアブドゥルの放った炎の拘束が放たれたと同時に磁力を発動し…

 

「あ! 小癪な…」

「遠慮なくいかせてもらうからね!」

 

エスクードに張り付けられたシャルロッテの背中に簡易トリオン銃を発砲。

 

「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ!」

 

そしてそのまま連射していく。そして全弾撃ち尽くしてから…

 

「これなら、どうだ!」

「こいつもついでに!」

「いったい!!」

 

そして迅と二人で切りつける。同じ個所に何度も攻撃を受けたため、シャルロッテもダメージを受ける。

 

「俺も負けてられないな!」

【マッスル化! 鋼鉄化!】

 

そしてその隙をついてパラドクスは強化アイテムを回収。マッスル化が指すように一瞬マッチョになって戻るも、ちゃんとパワーは強化されたままだ。

 

「このまま一気にとどめと行くか!」

【ガッチョーン! ウラワザ!】

 

そしてベルトのレバーを閉じると必殺技発動の音声が流れる。そしてパラドクスの足にエネルギーが収束されていくが、同時にシャルロッテはの拘束を振りほどいた。

 

「そっちがその気なら、私も必殺技を使わせてもらうわ! ビューティフル・シャルロッテ・クールホーン's・ファイナル・ホーリー・ワンダフル・プリティ・スーパー・マグナム・セクシー・セクシー・グラマラス……

 

そして先ほど放った長い名前の虚閃を、早口で唱える。そして直後、パラドクスはゲーマドライバーのレバーを再度開き、同じく必殺技の準備が完了した。

 

パーフェクトノックアウト・クリティカル・ボンバー!!

おらぁあああああああああ!

虚閃(セロ)

 

そして音声がゲーマドライバーから流れると同時に、必殺のキックが放たれる。そしてシャルロッテも虚閃を放ち、それが正面からぶつかった。互いのフルパワーの一撃が正面からぶつかり合い、凄まじい衝撃が一帯に生じ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「でやぁああああああああああ!!」

「な、そんな!?」

 

パラドクスが虚閃を打ち破った。そして、それがシャルロッテに激突する。

 

「心の滾った俺達の、超強力プレイの勝ちだ!」

「くそ、くそくそくそ! くそぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

そしてシャルロッテは激しい憎悪に染まった目で叫びながら、パラドクスの必殺キックを食らって大爆発。パラドクスの勝利は確定だ。

 

「よっと。どうだ? 心を躍らせたり、滾らせた奴の力は」

 

そして爆炎の中からパラドクスが飛び出し、シャルロッテに問いかけるように言う。そしてそこに、他の面々も駆けつけてきた。

 

「……オーバーヘブンショッカーの首領が言ってたわね。感情の高ぶりから来る爆発、それは凄まじいパワーを生み出すと。仮面ライダーはともかく、ただの人間があたしに傷を負わせられたのは武器の性能とかだけじゃないのは確かね」

 

そしてパラドクスの問いかけに答えるシャルロッテの声が響くが、爆風が晴れた先にいた本人は下半身が丸ごと消し飛んでいる。しかも、体が徐々に崩れて光の粒子になっていることから、もう長くはなさそうだ。

 

「美によらない強さもあることは認めてあげるわ。そんなあなた達に、冥土の土産に教えてあげましょうかね」

「な、なに? まだ何かあるの?」

 

ここに来てのシャルロッテからの情報に、聞く前から戦々恐々なコウ。その警戒は、必要なものだとすぐ思い知ることとなる。

 

「あたし達破面は、(ホロウ)から進化した順の数字を体に刻んでいて、あたしは№20なの。でも、その数字にはある例外が存在するの」

「れ、例外?」

「1から10の数字を与えられた破面は、十刃(エスパーダ)と呼ばれる最強の破面で、この10人だけは強さの序列に当たるわ」

 

一同に戦慄が走るのは当然だ。あの埒外の力を発揮したシャルロッテ、それ以上に強い破面、それもはっきり最強と言われる個体が10人も存在しているのだから。

 

「うそ……あんたより強いのが、10人もいんの?」

「このレベルの更に上……頭が痛くなるな…」

「まあ、今は過半数が死神に倒されて僅かな生き残りも敵対せずにひっそりと暮らしてるらしいわ。でも……」

 

一応、十刃とやらは空席が多いという話をシャルロッテから聞かされる。しかし、今の服のある物言いから迅はあることを予測。それをシャルロッテ自身に問い尋ねる。

 

「大体察しはついたな。そのうちの何体かが、噂の首領に復活させられたってところだろ」

「ええ。ちなみに10番は帰刃を使っている間だけ1番より強い0番になるんだけど、1番共々その復活者にはいないわ。ただし私の直属の上官、その二人を除いて1番強いのが復活して破面チームのリーダーとして君臨しているのよ。せいぜい、お仲間に知らせてあげることね」

 

敵の戦力について判明したところで、迅はダメもとで更に質問する。当然、その復活した十刃で一番強い破面についてだ。

 

「ちなみに、そいつ何番だ?」

「そこは黙秘、させてもらうわ。せいぜい、陛下の力に…絶望する、のね…」

 

そしてそのまま、シャルロッテは消滅した。

 

「俺はいったん緊急脱出(ベイルアウト)するんで、里に待機しているボスに車用意してもらいます」

「確かに今、何処にいるかわかんないから足がいるね。迅君、任せるよ」

 

そして決着を見届けた迅は、コウ達にそれだけ告げて里へと戻っていく。待機している間、一同はまだ見ぬ強大な敵への警戒を強めることとなった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

~その頃のエグゼイドと青葉と三雲隊~

「空閑、永夢さん、青葉さん!!」

「大丈夫ですか!?」

 

地上に降りた修と千佳は、敵の攻撃で落とされた青葉とエグゼイド、そして遊真の安否を確認する。

 

「涼風さんは、僕がクッションになったからひとまず無事だよ」

「うん、なんとか。ありがとうね、心配してくれて」

「まあ俺も無事だな。上手いこと防御したので」

 

青葉は確かに無事で、遊真も迅と違ってトリオン漏れが生じてはいない。しかしエグゼイドは変身解除してしまっており、ガトリンの攻撃が予想以上に聞いていたことがわかる。

 

「ひとまず、この場を離れて体勢を立て直しましょう。敵の戦力は想像以上なので……!?」

 

修が撤退を提案しようとした直後、何かが迫る音が聞こえてきた。大体の察しは付いたが、やはりガトリンとトリガー・ドーパントが迫ってきた。

 

「あまり手こずらせないで貰いたいものだな。確か、そこの薄い紫の髪の娘が聖なる遺体を持っているそうだが…」

 

少しうんざりした様子のガトリンは、そのままアームと腕の銃口を向けて一同に取引を持ち掛けようとする。しかし、それは無駄なこととなった。

 

「残念ですけど、私は聖なる遺体を持っていません。人に貸しているので」

「な…」

「「「え?」」」

「ほほう、それはビックリ」

 

そしてここで、青葉がカミングアウトする。遊真が一人だけおどけた様子だったが、全員この事実に驚くこととなる。無口なトリガー・ドーパントも、思わず呆けて銃をおろしてしまう。

 

「涼風さん、どういうことなんですか?」

「さっき戦いが始まって説明し損ねたんですが、遺体のパワーで洗脳が解除できる人が遠山さんの飛ばされた先にいるって、迅さんから聞いたので」

 

永夢は青葉から話を聞いて、納得する。修達も同様に、納得していた。しかし、これに対してガトリンは困惑する。

 

(玄界(ミデン)の艇を破壊する任務の時もそうだが、何故奴らは見聞きしていない情報を得られる? 何らかの情報収集の伝手があるのだろうが、それもこちらに来ているのか?)

ダンッ

「うわぁ!?」

「きゃあ!?」

 

ガトリンが思案する横で、トリガー・ドーパントは永夢と青葉に発砲する。咄嗟に飛びのいたおかげでダメージはなかったが、この男はガトリンよりも隙が無く、非常に厄介であることが分かった。しかも、それでガトリンも決意が固まってしまう。

 

「…そうだな、おれ達の任務はお前達の始末だ。今は任務の遂行だけを考えればいい」

「それで、いい。俺達は兵士、戦うことが、全てだ」

(こいつ……普通に喋れたのか)

 

まさかのトリガー・ドーパントが喋ったことに困惑するも、そのまま気を取り直して戦闘態勢を取り直す。

 

(((((ゲームスタート以外、喋れたんだ)))))

 

しかし、それはこちら側も同じであった。遊真ですら、この反応である。

 

「って、今そんな場合じゃない!大変身!!」

【マイティ! マイティアクション!】

 

すぐに正気に戻った永夢は、再度エグゼイドに変身してトリガー・ドーパントに殴りかかる。

 

「まずはお前たちの始末を優先させてもらう!」

「そうやらせるかっての!」

【ガシャコンブレイカー!】

 

直後にガトリンが切りかかってきたので、ガシャコンブレイカーで攻撃を捌く。しかし、アームが八本に増えたため手数は大きく増えた。かなり厳しい状況である。

 

「先生、力を貸すぜ」

「助かったぜ、遊真!」

「一人増えただけで戦況は覆らん!」

 

どうにか遊真が加勢してくれたおかげで捌けるようになったが、修のトリオン量や直接攻撃ができない千佳、トリガーに魔法でダメージを与えられない青葉、とあまり戦況は有利には思えなかった。

 

「エム先生、他に使える装備とか無いのか?」

「レベルの高い奴だと、巻き添えをくらわしかねねぇからな。今使えそうなのは、レベル5のドラゴナイトハンターZ辺りだが…」

 

言いながら件のガシャットを手に取る。しかしその時、異変が生じた。

 

「え? ガシャットが光って…青葉!?」

「な、なにこれ?」

 

いきなりガシャットが発光し、それに呼応するかのように青葉の体もほんのりと光り出したのだ。しかもその時、青葉の脳裏に不思議な声が聞こえる。

 

「え? そうか、そういうことか」

「青葉さん、どうしたんですか?」

「修君、遺体の声が聞こえたんだけど、私の中に持っていた遺体のパワーの残滓があって、それがあれば今光ったガシャットが使えるって…」

「遺体のパワー……そうだ!」

【ドラゴナイトハンター!ゼット!】

 

青葉と修の会話を聞いたエグゼイドは、早速ガシャットを起動する。それと同時に出現したゲーマは、西洋風ドラゴンを模したデザインをしている。そしてそれが周囲を飛び回り、ガトリンとトリガー・ドーパントをけん制する。

 

「そんでもって、受け取れ!」

 

エグゼイドが叫ぶと同時にガシャットのコピーが三つ出現、青葉に本体が投げ渡され、コピーは三雲隊の三人の手に渡った。そしてそのまま、ガシャットの仕様について説明する。

 

「ドラゴナイトハンターZは最大四人プレイでドラゴンを狩る、ハンターアクションゲームだ! だからガシャットも四人で分割使用できるから、お前達でこれを使うんだ!」

「え!? そんな急に…」

「トリオンとバグスターウイルスが干渉しあうなら、それに由来する装備も使えるはずだ! 一回試してみろ!!」

 

急な事態に困惑する修に、必死に呼びかけるエグゼイド。実際、このままでは勝ち目が薄いのは明白だ。

 

「また何かをする気のようだが、それでも俺のすることは変わらん。追撃にかかるぞ」

「…ゲームリスタート」

 

しかしそれを無視して二人はエグゼイド達に武器を向ける。

 

「もう駄目元で試そう。じゃあ、みんな行こう!」

【ファング!】

 

そしてエグゼイドに促された青葉が、三雲隊の面々に呼びかけながらシャットを起動する。

 

「よし、僕達も!」

【ブレード!】

「大丈夫…きっと、やれるはずだ」

【ガン!】

「それじゃあ、おれも」

【クロー!】

 

それに続いて、修達もそれぞれに渡されたガシャットを起動する。そんな中、青葉からある提案が上がった。

 

「掛け声は変身じゃなくて、修君達のと合わせて……は、どうかな?」

「お、アオバ先輩いいですね」

「空閑も青葉さんも、このタイミングでふざけるのは…」

「修君、いいんじゃないかな? こういうのが、チームワークに繋がるのかも」

「千佳…それもそうか」

 

そしてその掛け声と同時にガシャットのスイッチを起動する。

 

『ガシャット起動(オン)!』

【ガッチャーン! レベルアップ!!】

【マイティジャンプ!

マイティキック!

マイティ! マイティアクションX!!】

 

マイティアクションXの音楽が流れると同時に、召喚されたゲーマが分割。そしてそれが青葉と三雲隊の面々に飛んでいく。

 

【アガッチャ!!

ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナーイト!

ドラ!

ドラ!

ドラゴナイトハンター!!】

【アオバ!オサム!チカ!ユウマ!】

 

分割されたパーツは、ドラゴンの頭部状パーツが青葉に装着される。普段被っている熊のフードが、ドラゴンのそれへと変わったとも取れる。

修は右腕と右脚に装甲が装着され、腕と一体になったブレードを武器とするのが見える。レイガストをシールドモードにして左手に持ち、騎士のようなスタイルとなった。

千佳は逆に左腕と左脚に左腕の装甲を装着し、左腕の銃による射撃戦メインとなる。狙撃手(スナイパー)の彼女が銃撃手(ガンナー)に変わったようにも見え、戦いにくそうとも取れるがどう動くのか?

最後に遊真は複製された左右の手足用の装甲が複製され、それを自身の両手足に装備する。脚部パーツだけでは攻撃に不向きなためか、このスタイルとなったようだ。

 

結果、全員がフル武装した戦闘集団へと変貌したのだ。

 

「一斉にパワーアップしたか。だが、何もさせんぞ!!」

 

しかしガトリンはトリガー・ドーパントと共に先手を打ち、一斉射撃で一網打尽にしようとする。

 

「うぉおおおおお!!」

 

しかし修が反射的にレイガストを構え、その攻撃を防ぐ。すると驚くことに、修のトリオン量でも全弾凌ぐことに成功してしまったのだ。

 

(凄い! まさか、これを装備している間はトリオンまで強化されるのか?)

「オサム、ナイスだ!」

 

そして修が困惑するも、その間に遊真が一気に敵へと飛び掛かる。その際、飛び蹴りをガトリンへとむけて放つ。

 

「ぐっ!?(蹴りが重い! 足の強化パーツが、奴の脚力を増強したのか?)」

 

咄嗟にアームを盾の代わりにして防ぐも、アームにひびが入る。遺体のパワーを仲介しての、トリガーとガシャットのパワーの融合。それによる力の伸び幅は相当なもののようだ。

 

「そっちも!」

「ぐぉお!」

 

更にそのままもう一回アームを蹴り、その反動で一気にトリガー・ドーパントへと飛び掛かる。そして右手のブレードと左手に発動したスコーピオンで✕字に切りかかる。一瞬ダメージでのけぞるが、そのまま遊真に銃身を向けるトリガー・ドーパント。

 

「させない!」

 

しかしそれに真っ先に反応した千佳が、なんと左腕の銃をトリガー・ドーパントに放ったのだ。だが驚くことに、それで撃たれた弾は鉛弾(レッドバレット)だった。しかも、ドーパントの体にも作用している。

 

(修君達のパワーアップを見てまさかと思ったけど、これなら撃てる!)

 

そのまま連続で敵に発砲し、一気にガトリンとトリガー・ドーパントの動きを拘束してしまう。

 

「おし、このままハメ技いかせてもらうか!」

「させるか!」

 

そしてエグゼイドも負けじとガシャコンブレイカーで切りかかる。しかしガトリンは重しの付いたアームを、強引に動かしてそれで切りかかってきた。

 

「うぉっと、アブねぇ!」

 

しかし咄嗟にガシャコンブレイカーの刀身でそれを防ぎ、どうにか事なきを得る。トリガーそのもののパワーも上がっていたが、まさかの鉛弾の重量すら振り回せるようになっていたようだ。

 

「よし、私も…メガ粒子レクイエムシュート!!」

 

そんな中で青葉も負けじと魔法を放つのだが、その威力の伸びしろが予想以上で…

 

ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

「きゃあ!?」

「「ぐわぁああ!」」

 

千佳ほど巨大ではないが、大きな魔力の塊が超高速で放たれた。青葉自身が反動で吹っ飛ぶレベルのそれは、標的二体にかなり大きなダメージを与えるに至った。

 

「青葉、大丈夫か? でもナイスだ!」

「あ、ありがとうございます…」

 

その光景を見たエグゼイドは、青葉を起こしてサムズアップする。そして一気に決着をつけようと、エグゼイドは青葉と三雲隊の面々に呼びかける。

 

「みんな、今から必殺技の準備をする! このまま一気に決着をつけるぞ!」

「「「わかりました!」」」

「了解だ、エム先生」

 

全員からの了承も得たところで、青葉からガシャットを受け取るエグゼイド。それをガシャコンブレイカーの装填スロットに差し込む。

 

【ガシャット! キメワザ!】

 

するとエグゼイドの持つガシャコンブレイカーの刀身と、青葉と三雲隊の装備したゲーマにエネルギーが収束される。

 

【ドラゴナイト・クリティカル・スペシャル・フィニッシュ!】

 

柄のスイッチを押して必殺技を発動。そして、エグゼイドと遊真と修は三人でトリガー・ドーパントとガトリンに向けて駆け出した。

 

「「「はぁああああああああ!!」」」

「「うぉおおお!?」」

 

そして、そのまま三人がかりで二体の敵を滅多切りにする。超高速で放たれる連続斬りは、反撃の隙を与えない。ガトリンはなんとか処刑者のアームでガードし、どうにか攻撃を凌いでいた。

 

「ならば、一人でも…」

「「させない!」」

「ぐ!?」

 

そして僅かな隙をついて反撃しようとするが、青葉と千佳がけん制してそれを防ぐ。特に千佳は、ガトリンはガトリンを重点的に撃ってその動きを完全に封じる。そしてそれによって再び出来た隙を突き、再び三人がかりでの滅多切りを再開する。

 

「よし、このままフィニッシュだ!」

「はい!」

「おう!」

 

そしてエグゼイドが呼びかけると同時に、修と遊真も行動に出る。三人ともに攻撃対象である二人から距離を取り、再び武器にエネルギーを収束する。そして一気に駆け出した。

 

「「「はぁああああああああああ!!」」」

 

そしてダッシュ斬りでとどめの一撃を叩き込んだ。

 

「ゲーム、オーバー…」

 

トリガー・ドーパントはそれだけを呟くと爆発し、変身者の賢に一瞬だけ戻ってそのまま消滅した。しかし…

 

「な、何とか耐え凌げたか。なら、このまま追加武装で…」

 

ガトリンは全アームを盾の代わりにすることで、必殺技を耐えきってしまう。しかも、千佳が重しをつけすぎたせいでそれが本人のダメージを抑える結果となってしまった。そしてアタッチメントで追加武装を準備しようとするが、そこで意外な人物が動きに出る。

 

「私を忘れないでください!」

「な!?」

 

青葉がガトリンに駆け寄りながら、魔法で操るペンでクマの絵を描く。そして自身が装備するドラゴンファングを解除、それに合わせて修達の装備も解除され、元のハンターゲーマに合体する。それが描いた四体のクマと並べて合計五体のオプションが口部に炎を収束させる。

 

「ドラゴン&ベアー・バースト!!」

「ぬぉおおおお!?」

 

そして青葉が声高らかに技名を叫ぶと、その炎が一斉にガトリンへと放たれる。凄まじい業火となったそれは、ガトリンに大きなダメージを与え、そのトリオン体を一気に破壊していく。

 

「……クリエメイト、侮っていたようだ。一戦士として、認めよう」

 

そして青葉に称賛の声を与えると、そのままトリオン体を爆散させる。しかしガロプラは緊急脱出を開発している近界の国だったため、そのまま本人はこの場から消失しているのだった。

それを見届けるかのように、ハンターゲーマは消失。青葉もそれを見送る。

 

「やったな」

「はい」

 

エグゼイドは青葉に呼びかけながら拳を構え、青葉もそれに応える。そして互いに拳をぶつけあったのだった。すると、そこに遊真が近寄ってきて呼びかける。

 

「お二人とも、おれ達もいいか?」

「お、わりぃな遊真」

「あ、ねねっちがやった例の」

 

そしてエグゼイドも青葉も遊真がやりたいことを察した。そして両手を構え…

 

「「いぇい」」

 

まずは遊真と青葉がハイタッチし、

 

「「いぇい!」」

 

続いてエグゼイドとハイタッチ、

 

「「イェーイ!」」

(まさか、またやるとは…)

 

そして修と千佳と手をつないで、万歳した。修はまさかの事態に困惑するも、まんざらでもないようであった。ちなみに一同はこの後、迅が呼んだ林藤支部長の車に回収されることとなる。




残りのガロプラ部隊は尺の都合から、総力戦時に回します。
申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちください。
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