奥多摩個人迷宮+   作:ぱちぱち

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ちょっとキャラが多いので一覧で思いついた人を書き込みました。
抜けている人や魔法があったら気づき次第入れます。

4.11 鈴木兄妹と山岸兄弟の画像を作ってみました。キャラ把握の足しになればと思います。
他の人も要望があれば作るかも?

誤字修正、名無しの通りすがり様、仔犬様ありがとうございました!


人物設定・魔法など

人物設定

 

主要メンバー

 

鈴木一郎

オリ主。

山岸恭二、下原沙織の同級生。中学の頃まで恭二と一緒に野球をやっていたが恭二が野球を辞めた際に同じく野球部を退部。元々先輩後輩といった間柄が苦手だった為本人的に渡りに船だったらしい。

浸食の口出現時に恭二を助けられなかった事が負い目になっている。

コスプレについては内心偽者なのになぁという認識のため快く思っていないが、演じる以上は演じた先の恥にならないようそれらしい態度をとる。その態度が余計にヒーローっぽく見られる要因になっているのだが気づいていない。

 

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鈴木一花

オリキャラ。一郎の妹。一郎より2つ下でまだ中学生。

テンションの高いオタクな妹というキャラで仲間内では通しているが、学校では物静かで日本人形のような外見と合わさり落ち着いた人物だと思われている。隠ぺい力の高いオタク。

当初はおバカな兄のお目付け役兼真一との接点作りくらいの気持ちだったが、一郎の立場が思った以上に悪い所にあると悟ってからは必死に社会的な立場の向上を目論んでいる。本編だと語り切れてないけど一番無理して仲間についていっている。

最近はこの目論見が成功したため当初の目的を果たそうと真一にアタックしているが年齢差という壁は高い模様。

 

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山岸恭二

原作主人公。このお話でもキーマンにして主人公の相棒。

全ての魔法はこいつが生み出していると言っても良い位の魔法センスと発想力を持ち、高い運動能力で接近戦もこなせるパーフェクトマジシャン。初期の段階でも10層位までなら1人で行って戻ってこれる位の壊れキャラ。

このお話では自分でも真似できない能力を持った相棒の存在と、常に刺激を与えてくる相手(一花のオタ知識)の存在もあり原作にない魔法等もガンガン開発している。

 

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下原沙織

原作の巨乳ヒロイン。このお話では若干影が薄いが、チームの精神的なバランスを保つ役割を果たしている。

一花とは実の姉妹のように仲が良く、山岸兄弟攻略同盟という組織を密かに結成して日夜努力している。

 

山岸真一

恭二の兄でチームのリーダー。山岸家長男。

恭二に劣るものの抜群の魔法センスと恭二以上の身体能力を持ち、頭の回転の速さは米国のニュースキャスターだったシャーロットさんも舌を巻くほど。そしてイケメンという欠点の無い高スペック大学生。

彼女募集中だが流石に一花は下限を下回っている模様。

 

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シャーロット・オガワ

元米国のCCNテレビのキャスター。20台の赤毛の美女。

頭の回転が早く、知識分野での山岸家の要。かと思えばスパイダーマンの大ファンでキャラ崩壊が起きるなどといった人間的な魅力の持ち主。

一時間以上寝ると元気があり余り過ぎるという社畜専用の特性【超回復】を持っている。最近はもっぱら10分程度仮眠して余った時間はコスチューム作成や情報収集(ネットサーフィン)に用いている。

原作からチームに居るのだが多分一番キャラが変わってるかわいそうな人。

 

岩田浩二

陸上自衛隊の二等陸曹。28歳男性

180を超える体格に特に教えられるまでもなくヒールを自力で覚えている等かなり恵まれた素質を持つ自衛官。その素質を見込まれてダンジョン攻略部隊の教官になるべくヤマギシに派遣されている。

今の目標は翻訳の魔法と変身の魔法を覚えること。好きなヒーローはメタルヒーローシリーズ。

 

ジュリア・ドナッティ

米空軍所属の少尉。24歳女性

米空軍アカデミーという超難関出身のエリート。魔法に対しての素質と、それ以上にトリプルリンガルという特技を持つため選抜された。

スパイダーマン状態の一郎を見て黄色い悲鳴を上げるなどシャーロットさんとかなり気が合う様子。

 

ベンジャミン・バートン

米陸軍少尉。24歳。出世コースを蹴って(?)ヤマギシへ出向してきた。休日に秋葉へ行こうと暇があるたびに言っている。

 

坂口美佐

二等陸層。25歳。看護師の資格持ち。身長が低く小動物のような印象のある可愛い系の美人。

 

マニー・ジャクソン

元米軍のリタイア組。ダンジョン内で遭難しかけた際に恭二と一郎に助けられた経験を持つ5人組のリーダー格。197センチの巨体に100キロを越す体重で、後5cm身長があればNBLかNFLに行っていたらしい。いかつい外見に優しい内面を持つ男。

5人組でそのままチームを組んでおり、他のメンバーは、

 カルロス・サントス(ヒスパニック系でスペイン語と英語が可能)

 ウォーカー(デトロイト出身の黒人)

 オライリー(唯一の白人)

 ロペス(マイアミ出身の黒人)

 

家族

 

山岸さん(社長)

山岸家の家長。コンビニを経営していたら浸食の口発生事件が起き、息子と息子の友人が重傷を負ったり変な穴が店に開いて営業不能になったりと踏んだり蹴ったり。

息子が無事に帰ってきたのと、そもそも山岸家で一番ダンジョンに憧れを持っているのもこの人なので本人的に今の状況は忙しいけど楽しいといった状況のようだ。

 

下原夫妻

下原沙織の両親。気弱な父と気丈な母と言うベストカップル。奥さんのほうはアンチエイジングの効果で現状沙織の姉にしか見えない姿らしい。

 

鈴木爺

オリキャラ。元猟師の爺さん。最近孫が男の顔を見せたりと老後の楽しみが増えてきてご満悦。ダンジョンの効果でまた走り回れるようになったので猟師に復帰するか検討中。

 

鈴木夫妻

オリキャラ。鈴木兄妹の両親。父親は元猟師で現在は夫婦で観光業を商っている。父親のほうはダンジョンの発展に商機を見ており、山岸さんとよく商売の話をするようになった。

 

 

 

装備関係

 

安藤さん

オリキャラ。真一の剣の師匠で現在は山岸チームの剣の師匠。素の状態でもゴブリン相手に無双していたが現在はオーク相手に無双できている模様。

 

藤島さん

刀匠。槍の開発を依頼されている。最近知り合った宮部さんと素材の吟味をして新しい槍の開発を検討中。

 

宮部さん

オリキャラ。治金学の専門家兼鍛冶師。その経歴で委員会に参加し藤島さんと知り合った。

 

刀剣商の店主:銀座に店を構える刀剣商。藤島さんを紹介した。

 

先輩:原作登場キャラだが名無し。開発部門で真一さんといつも悪ふざけのようなノリで様々な発明品を開発している。今作ではマスターイチカの一門に所属する事になった。実は82話から居る。

 

ヤマギシ関連

 

砂川教授:定年間近のとある大学の教授。老いてなお研究意欲と行動力が衰えず大学教授の座を捨ててヤマギシの病院に務める事を決意。マスターイチカ一門

 

 

米軍関連

 

ジョナサン・ニールズ大佐。

横田基地司令。何かと山岸家に便宜を図ってくれている。孫が一郎のファンになった影響で小まめにお願いをしていたが、最近は一郎自身より一郎の祖父と仲良くなっており休日には奥多摩で狩りを楽しんでいるらしい。

 

 

 

 

日本政府

 

総理

一時山岸家と政府の間が不仲になり掛けた時に気を配ったりと、何かと便宜を図ってくれている。

最近ダンジョンに入った影響か一気に若返り精力的に活動中。

 

幹事長

部下の尻拭いをした人。彼は悪くないが現場が悪い。

最近ダンジョンに入った影響か薄くなっていた髪が一気に戻ってきてご満悦だがついにカツラをつけたと思われている。

 

 

 

自衛隊

 

幹部の人

委員会に参加している。米軍と自衛隊との装備の差を認識しており、現状のまま自衛隊が突入しても同じ結果になると隊内の意見を纏めている。

 

 

 

日本冒険者協会

 

御神苗さん:日本代表のリーダー。東大の学生。今回本気でヤマギシ所属を狙っているが同期の日本人勢が最年少以外頼りにならずアカンかもと思ってきている。尚名前は優治のため初対面の時一郎に「惜しい!」呼ばわりされた。本人もそう思っている。

 

昭夫くん:日本代表の1人。博多に住んでいるらしく、初日にヤマギシビル1階のラーメン屋で「ラーメン!」と注文をして何のラーメンか聞かれ、「ラーメンと頼んだらとんこつがでてくるのが当たり前だと思っていた」と顔を真っ赤にして語っていた。割と自爆芸が多い人気者。

 

佐々木:元日本冒険者協会所属の冒険者で御神苗さんや昭夫君たちと同期の教官訓練参加者。現在はダンジョン内での婦女暴行の罪により起訴されている。

 

足立さん:西伊豆ダンジョンの代表冒険者。御神苗さん達と同期で落第組の一人。元は地元の名士である佐々木の取り巻きであったが、佐々木のやらかしとこれまでの自分の生き方に疑問を持ち、現在は西伊豆ダンジョンの代表冒険者として活躍している。

 

根津さん:又の名をネズ吉。夕張ダンジョンの代表冒険者。御神苗さん達と同期で落第組の一人。国内4人目の特性と言われている超感知の持ち主。その冒険者としてのスタイルは国内でもほぼオンリーワンと言っていいアサシンスタイル

 

千葉さん:みちのくダンジョンの代表冒険者。元は夕張ダンジョン所属でネズ吉さんの薫陶を受けている。前回の教官訓練で優秀な成績を残してはいるが、他のダンジョン代表と違って個性が無い事を悩んでいる。

 

上杉さん:ちなみに下の名前は小虎。名前の通り両親が上杉謙信のファンであり、子供の頃から剣術やら槍術を学んでいた。一郎たちの剣術の師である安藤さんに一時期師事を受けていたこともあるので実は姉弟子だったりする。黒尾ダンジョンの水無瀬香苗とは互いにライバル視している間柄。

 

 

一条さん:一郎に感化されて動画配信とコスプレを始めた冒険者(オタク)。『一条麻呂のダンジョン紀行シリーズ』という動画を投稿している。割りと初期から冒険者協会とは歩調を合わせていたらしいが、初回の教官訓練では枠に漏れた。

 

 

世界冒険者協会

 

ウィリアム・トーマス・ジャクソン

大富豪ジャクソン家の次男。典型的なオタクだったが、長年憧れたヒーローが現実になったというニュースに居ても立ってもいられずダンジョンに潜る。3層までは自力で潜れているらしいが、まだ魔力は感じ取れないらしい。

 

キャサリン・C・ブラス

ブラス家の長女。18歳と言う年齢の割には小さな体躯をしており、金髪のツインテールという事も相まって黒ゴスをつけた人形のような見た目をしている。

 

デビッド:アメリカ代表。愛すべき馬鹿1号。魔法も格闘技もそつなくこなせるためアメリカ代表のリーダー格を担っている。実力的な問題で悪目立ちしかねないジェイやジョシュさんを上手くチームに取り込んだ調整能力は中々のもの。

 

オリバー・J・マクドウェル:イギリス代表。レベル5保持者。180センチオーバーの体躯に鋭い顔立ちの青年。妹のアイリーンと参加。元々冒険者志望ではなかったがある日たまたま見た一郎の動画が彼の人生を変えた。

 

アイリーン・E・マクドウェル:オリバーの妹でイギリス代表。レベル5保持者。元新体操の選手160センチちょっとの身長だが非常に引き締まった体躯をしている。ある日兄に勧められて見た動画が彼女の人生を変えた。新体操を辞めて武術に手を出し、近場のダンジョンに兄と共に潜り続け見事イギリス代表の座を射止める。

 

セルゲイさん:ロシア代表の男性。2mを超える体格に体に見合った筋肉の鎧を付けた正に人の姿をした熊。モスクワ大学に在学するエリートでもあり、レスリングの有力選手でもある。

 

ファビアンさん:フランス代表。外見は10代の優男だが、初対面で全員を前にメルシー!と大きな声で言い放つなど結構な強心臓の持ち主。

 

カミーユさん:フランス代表の女性。実家はフランスで空手道場を営んでいるらしい。元々女性にしてはかなり力もあるのだが流石に熊とは比べられなかった模様。

 

オリーヴィアさん:ドイツ代表のリーダー。金髪碧眼で切れ長の目を持つ正にクールビューティーといった風体の人。尚中身は乙女。

 

 

 

フランス冒険者協会

 

マクシムさん:ファビアンさんの親族。フランス冒険者協会の幹部で、ヨーロッパ県内での魔力電池生産工場の設立を推進している。

 

 

 

 

魔法一覧

 

 

 

ファイアボール

火の玉を飛ばす

 

サンダーボルト

雷を起こし相手に打ち込む

 

ストレングス

筋力を上昇させる。一郎の自動発動のものは3倍、詠唱で発動したものは5倍近く跳ね上がる。

 

トランスファーム

変身。外観を魔法でいじってそう見えるようにしており本当に変形しているわけではない。

 

トランスレーション

翻訳の魔法。ビデオなどでは効果は無い。

 

ウェイトロス

軽量化の魔法。5分の1位まで体重を落とせる。この魔法とストレングスを併用すると飛び回ることが可能になる。

 

ウェイトアップ

重量アップの魔法。重量を5倍にする事も出来そうだがこれを使うと地面が割れるため全力は試していない

 

ネット

魔法の網の作成。網には粘着性を持たせることも可能。

 

エドゥヒーション

付着力の付与。足にかけると壁や天井に張り付くことも可能。この魔法もウェイトロスとの相性がいい。

 

ウォールラン

エドゥヒーションの足回り限定の強化版。ピタッとくっつきすぐ離す事が出来るので壁走りに最適。

 

ターンアンデッド:聖属性(?)の魔法。ゾンビ等のアンデッドに効果有。

 

ホーリーライト:ターンアンデッドの範囲強化版

 

レジスト:抵抗力を上げる魔法。基本的に自身の状態異常に対する抵抗力を上げる為、状態異常になった後だと効果が薄い。

 

リザレクション:上位回復魔法。傷も状態異常も回復する。

 

エアコントロール:自身の周りに空気の結界を作る魔法。基本的に一定の気温を保ち、外気に混ざっている有害な物質を排除する。

 

フロート:文字通り浮遊の魔法。人類の乗り物の歴史を変えかねない可能性を秘めている。

 

アンチグラヴィティ:読んで字のごとく。アンチマジックのように過剰重力による拘束からの離脱に使用される。発展系の魔法はフロート。この魔法を逆転させると……?

 

 

一郎専用魔法

 

ロックバスター(ブルースも。魔法の属性弾を使用可能)

カセットアーム(アタッチメント変形可能)

ウェブシューター(糸の発射・及び糸の属性変更可能)

ミギー(伸び縮み、斬撃、打撃といった使用可能。喋らない)

ジャバウォック(封印中。右腕変形。打撃、爪による斬撃など。力が欲しいかとは聞いてこない)

スパイダーマッ(ウェブシューターとほぼ一緒だが糸が太かったりする)

ハルク(封印中。超腕力)

祟り神(封印中。というか普段は未使用)

ファイブハンド(いつつのあいのうで。通常時のスーパーハンドにパワー、冷熱、レーダー、エレキの4形態)

アサシンブレード(ダブルブレードモード。ネズ吉の技術を習得する際に練習用に取得。気配遮断が可能)

 

 

魔法の右腕(発展系):これでもまだ未完の魔法。完成形があるかもわからない。鈴木一郎の右腕を模しており魔力によって形を保っている。

 

 現在分かっている特性は【変形】と【変質】、そして新たに【変容】。変形は文字通り右腕の形と機能を変えること。変質は右腕に魔力を集めることにより魔法の発動を変質させる能力。変容は変形の影響を全身に及ぼし

、容姿まで変えられる事(頭脳にも影響あり)。変容により使用者の体はより右腕の機能に合わせて上書きされていく。

 

 また、熟練度の上昇速度は模した変形の種類によって変わるという事も今回分かり、鈴木一郎に近い年齢、特に日本人男性は非常に熟練度の上がりが早いと思われる。

 鈴木一花はこれを親和性と名付け、現状最も親和性が高いのは高槻涼か泉新一と思われる為、ジャバウォックへの変身は禁止された。

 

 

 

恭二専用

 

ファイアボール5連打(フィンガーフレアボムズ)

文字通りファイアボールを一度に5連射。

 

レールガン

電気を使用して金属を加速させて打ち出す。何故出来たのか微妙に良く分からず再現できる人間が他に居ない。

 

ゲート(現状恭二専用):ダンジョンのゲートと同質の空間同士を繋げる穴を作る。莫大な魔力を消費する為、現状は恭二しか使用できない。ダンジョン外での使用もほぼ不可能。

 

アンチグラヴィティの逆:……

 

 

 

 

冒険者資格について(日本)

ダンジョン一種免許:ダンジョンへの立ち入りを許可される資格。

取得条件:レベル5、5層への独力到達(チームは組んだ上で)が条件

 

ダンジョン二種免許:他者を連れてダンジョンへ出入りする事が出来る資格。ただし免許を持たない人物を連れている場合は5層までの立ち入りとなる。

取得条件:レベル10、10層へ教官の力を使わずに突破が条件。

 

ダンジョン指導員資格:ダンジョン免許取得の為の教習を行える。

取得条件:10層までを独力で到達した上、定められた魔法の使用と習熟、更に教導を行えるかと言った知識的な部分

 

各階層を攻略した際はその階層に合わせたバッジを付ける事が出来る。5層まで突破ならレベル5、8層までならレベル8、という具合に。

これらのバッジは協会から発行される。

 

 

 

現在出ているダンジョン(日本は9カ所。)

 

北海道

夕張ダンジョン

 

東北に一つ(未)

 

北陸に一つ(未)

 

関東

奥多摩ダンジョン

忍野ダンジョン

 

東海

西伊豆ダンジョン

 

関西

黒尾ダンジョン

 

四国に一つ(未)

 

九州

大宰府ダンジョン

 

 

作中に出るオリジナルアメコミ

 

MAGICSPIDER

 東京で生まれ東京で育ったごく普通の高校生、ハジメ・ヤマダは夏の長期休暇に合わせて妹と連れだって静岡に住む父方の祖父母を尋ねた。山歩きを趣味とする祖父に連れられて富士山へ登山を行っていたハジメと妹のハナ、たまたま同道した米国からの旅行客ウィラードは突如空間を開くようにして現れたオークの兵隊に襲われる。右腕を失い、妹をオーク兵に攫われ、自らも命の危機に瀕したハジメは生と死の狭間で自身の中に流れ込む魔法という力に目覚めた。妹が好きだと行っていたヒーローを模してマスクをかぶった彼の戦いが始まる。

 

MAGICSPIDER~魔法クモの世界へ~

 富士山の山頂でオーク王を倒したハジメは自身を助けてくれたカラテの達人、ゴンザエモン・ミフネの元で修行の日々を送っていた。そんな日々の中この世界の魔術師、ドクター・ストレンジから『異世界の扉がまた開こうとしている』という情報を受け取ったハジメは、なぜオーク王がこの世界に現れたのか、その原因を探るため同じ師の元で研鑽を積んでいたウィラードと共に異世界へと旅立つ。

 

MAGICSPIDER~旅は道連れ世は情け~

 異界の創造神・魔法蜘蛛との邂逅により自身の力のルーツを知ったハジメは、かつて自らの世界で生まれ落ち異界へと渡って混乱を撒き散らした魔女、カグヤを異界の月へと封じる事に成功する。膨大な魔力を制御するためドクター・ストレンジに弟子入りしたハナを見送った後、やるべきことを失ったハジメは何故かついてくる赤いタイツの男を相棒に、母国への帰路へつく。徒歩で。

 

リーフでの発売は米国のみ。日本ではそれぞれのシリーズのペーパーバックが販売されているが、一番ページ数の少ないMAGICSPIDERでも500Pを越える鈍器。


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