魔女教大罪司教の『傲慢』(訂正版執筆済み)   作:サンタルチア

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執筆中作品からの投稿ってどうやるの?
やり方が分からないのでわかる人は教えてくれるとありがたいです。


零章 遭遇
二話


 

 

「ふぃ〜·····これで427匹目っと」

 

ボクは今、魔獣───ウルガルムを言葉通りに壊している。

 

あれから百数十年経った。相も変わらずボクの体は全く老いない。

 

「いやーそれにしても鬼族のチカラは便利だなぁ〜」

 

鬼族。それは亜人の一族随一の生命力と身体能力を所持している一族だ。

確か『怠惰』が滅ぼした亜人の一族。もういなくなった一族だけどこんなに強いんだぁー。

 

「それにしても最近『色欲』に会ってないから暇だな〜。確か「テメーはアタクシだけを見ていればいい!」とか言ってたけど....解せん」

 

この場にいない変身女の事を思い出しながらボクはウルガルムを滅っしていった。

 

 

───────────────────

 

 

ボクはウルガルムの討伐を切り上げ、福音書を見てみるとおかしな事が書いてあった。

 

『黒髪の少年と銀髪のハーフエルフを助けよ』

 

は?どゆこと?

何でよりにもよってこのボクがそれも人助けをしないといけないの?

ボクは福音書の指示に驚きながらも仕方なくその人達を探しに行った。

 

 

 

いた。

いたけど、今は入っちゃダメな雰囲気が出ている。

何故ならその黒髪の少年はともかく、銀髪のハーフエルフは結構危険だ、精霊使い。それも終焉の精霊がついている。

......あ、じゃあ姿変えればいいじゃん。

というわけでボクは獣人族の血を取り込み、獣人族に化けた。そして二人に近づいた。

 

「おい、そこの少年少女達よ」

 

ボクはそう言うと二人は振り向いた。

 

「どうも、ボクは魔女k....じゃなくて獣人族のフェアリルです。どうやらその子は王選に必要な徽章を無くしてしまったようだね。このボクが探すのを手伝ってやろう」

「え?あ、ええっと....私はサテラよ。そしてこっちが...」

「おう、俺はナツキ・スバルだ」

「!?····っとそうですか。それでしたらあてがあるのでボクに着いてきてください」

 

ボクは若干、銀髪のハーフエルフが偽名を使った事に驚きながらもこれから先に起こるべき出来事が心配になった。

 

 

───────────────────

 

 

俺───ナツキ・スバルは驚愕していた。

何故なら今までの『死に戻り』のループの中で起こらなかったことが起きたからだ。

突然の獣人、名をフェアリルと言った。赤い髪に頭に獣人族特有の耳を生やしており背丈に似合わない態度、パッと見、幼さが残る体格、そして妙に大人びている。

最初は女の子かと思ったが多分あれは男の子だろう。

 

「もうそろそろ徽章の在り処がありそうだな。....うん、当然だ。ボクがいるからね」

 

いや、自己評価高ぇな!と、内心思ったが、口には出さない。

でも、俺のループ通り、本当に徽章を盗んだフェルトの盗品蔵に着いた。

 

「多分、ここにあると思うけど.....」

 

そして、こちらに振り向きコテンっと首を傾け言ってきた。

 

「そ、そうだな。とりあえず、ここに入ってみるか」

 

その時俺は何か大切なものを失いそうだった。

 

 

───────────────────

 

 

うん。どうしてこうなった?

ボクは今、黒い服装をした女性の人の目の前にいる。

何故かって?それはもちろん、福音書の指示に従い二人を守ってるんだよ〜!

 

「はぁ......すいません、お帰り頂きませんか?」

「いやよ。だって.....あなたの腸を見てみたいのに」

 

はい、交渉決裂〜。しゃあーない、戦うか。

ボクは獣人族に化けているのを解除していつもの姿に戻った。すると女性の態度が変わった。

 

「はーい、では自己紹介で〜す!ボクは魔女教大罪司教『傲慢』担当のネウ・へカトールで〜す!ひれ伏せ愚民ども〜!ワハハハハハ!なんつって〜」

「赤髪に金眼....やっぱりあなたは『傲慢』の!」

「うっ!」

「おい、どうした!それに魔女教って何なんだ?!」

「魔女教は主に『嫉妬の魔女』を崇拝する狂った集団なの。そして特に『傲慢』には遭遇したらすごーく危険なの」

「はいはーい、そこにいるハーフエルフの通りボクはそんじょそこらの大罪司教とはじぇんじぇん違いマース!何故ならボクは魔女教....いや、世界最強ですから!ワハハハハハ!」

「イカれてる....『傲慢』.....まさにそうだな」

 

ボクは皆からの評価を頂きとてもとてもとても嬉しいのである。

 

「さてさて〜、そこにいるおねぇさん。エルザさんだっけ?どうします?このボクの...『傲慢』の腸見たいですかー?」

 

そう言うとエルザは手にあるククリナイフを疾風の如く物凄い速さで斬撃を繰り返し肉を抉り、ボクの内蔵をぶちまけさせようとした.....でも.....

 

「だが、無理なんだよねぇ〜、そんなのすぐに回復しちゃうから!」

 

 

 

 

無意味。無意味なのだ。

あれから何回も一方的に攻撃されたが一向に傷がつかない。

いや、ついてはいるが治るだけなのだ。

しばらくして、攻撃をやめ、今度は首と胴体がグッドバイした。

 

「今のは手応えがあったわ。流石に死んだはず.....」

「いや、だからボクは最強だから無理なんだって」

 

ボクは首と胴体が離れた後に直ぐに繋がり、言った。

今度はこちらからの攻撃をしよっかな〜と、思っていたその時だった。

 

「そこまでだ」

 

ボクは声のする方向を振り向くととある、人物がいた。

 

「ら、ラインハルト」

 

黒髪の少年が言った。やっぱりそうか。

ボクは内心めんどくさい事になりそうだなぁ〜と思いつつ『剣聖』君の行動を伺った。

 

「君は黒い服装と北国特有のククリナイフ、『腸狩り』だね」

 

そして今度はボクの方を向いた。

 

「!ッ!.....なんという事だ。こんな所に魔女教、それも『傲慢』の大罪司教とは......!」

 

ラインハルトはその整った眉を曲げ、苦虫を噛み潰したような顔になった。

 

「とりあえず、先に君から倒すよ。『腸狩り』」

「えぇ、栄えある『剣聖』の腸が見れるなんてこんな事一度もないわ」

 

こうして、エルザとラインハルトの戦いが始まった。

だが、一方的なラインハルトの蹂躙によりエルザが押されていた。

そして、最後にラインハルトの剣の一振で蔵が木っ端微塵に吹き飛んだ。えげつないなぁ......まぁ、ボクよりかは劣るけどね!

 

「化け物の退治は主な仕事ってお前が化け物じゃねえかよ、ラインハルト」

「そう言われると僕も傷つくよ、スバル。......でも、肝心の大罪司教の討伐がまだ.....」

 

そういいながらボクにいつ抜いたのか『剣聖』の家宝である『龍剣レイド』をボクに向けていた。

 

「へぇ〜·····いいんだぁー、このボクに剣を向けても......でも止めた止めた。今は戦う義理がない。それにボクはそんな龍の剣如きに殺られはしないからなぁ〜」

「僕もなるべく戦闘は避けたい所なんだけどね。ここに魔女教がいるのは危険だ。だからどんなに実力差があっても戦うのが王国騎士団所属の在り方なんだよ」

「ククク......いいねぇー、そういうとこ。ボクが褒めて遣わすよ。それに応え、ボクはやる事が無くなったから逃げるとしよう」

 

そういいながらボクは今度は鬼の血を取り込み脚力が強化されいつでも逃げれる体勢を作った...っとその前に

 

「では、諸君。ボクは行く、それとそこの黒髪の少年。また会うからね!」

「ッ!待て!」

 

ラインハルトの静止を聞かずボクはここから立ち去った。




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