ラブライブ!サンシャイン!!×ヴァンガード 〜私たちが掴む可能性〜 作:穂乃果ちゃん推し
東京から転校して来た……ワインレッドの髪をした少女、梨子に善戦の末、手痛い敗北をした千歌だったが、梨子を仲間に加える事に成功!その後3人は……。
【翌日】
「正式に、ヴァンガード部設立を認めてもらおう!」
「方法はあるの?千歌ちゃん」
「……梨子ちゃん、それに関しては問題無しだよ。曜ちゃん、例の物を!」
千歌に促された曜は、カバンの中から1枚のチラシを取り出した!そこには、千歌と曜に梨子のデフォルメされたイラストが、可愛く描かれていた!
「『ヴァンガード部、部員を求む!』……これで如何でしょうか!」
「良いよ良いよ〜!掲示しに行こっ!」
「確かここは……『生徒個人での掲示を行なう場合は、生徒会長の承認を得る事』ってなってるわね」
すらすらと規則を諳んじた梨子に従い、千歌たちは生徒会長室を訪れた。
「すみません!2年A組の高海 千歌です!生徒会長に用があって来ました!」
『分かりました、お入り下さい』
中から声が聞こえた為、3人はそれに従って中へと入る。するとそこには黒澤 ダイヤ生徒会長が机に向かって座っていた。
「生徒会長、お願いがあって参りました」
「何ですの?」
「部活勧誘のチラシを掲示したいんです!良いですか?」
「……」
千歌がダイヤに要件を伝える。すると、ダイヤは考える素振りを一瞬だけ見せる。そして千歌たちに向き直って、こう告げる。
「構いませんわ。良いでしょう」
「ありがとうございます!失礼しました!」
「……最後に1つ、宜しいですか?」
「何ですか?」
千歌たちは生徒会長室を後にしようとする。そこをダイヤは制止する。止めたのは、聞きたい事があったからだ。
「この提案を……最初に提案した人は、何方ですの?」
「私です!」
「……悪い事は言いませんわ。諦めて下さい」
「……ど、どうして!?」
「何れ解りますわ。気を付けて下さいね」
その言葉を受けた後に設立書を受取って、千歌たちは生徒会長室を退室した。そして掲示したは良いものの、ココロのどこかで引っ掛かりがある3人だった。
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【千歌たちが去った後の生徒会長室】
「……なかなか、面白いわね〜」
「居たんですの?」
「ダイヤは相変わらずね〜…この胸と同じように〜♪」
突然にゅっと現れた1人の少女は、ダイヤの胸を摩りながら、そんな事を言ってのける。それに気づいたダイヤは顔を紅くしながら……。
「や、喧しいですわ!///」
「いやぁーん♪ダイヤったら、辛辣ゥ〜♪」
「何時戻ってたんですの?……何の連絡や相談も無しに」
「今は言えないわ……あの娘たちにも、知る時が来るわ。その時までは言えないわ」
「……私、貴女の考える事が、極々偶に解らなくなりますわ」
そのような会話が生徒会長室で起こっていたのは、千歌たちは知る由もないのであった。
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【廊下】
あの後に掲示されたチラシは、受け取る人は居るものの……入部してくれる人は皆無に等しかった。……そんな中。
「……あっ」
「ルビィ〜ちゃん」
「ピギィっ。……は、花丸ちゃん?」
「どうしたんずら?何か見てたずらね」
「うゅ……」
先程までルビィが見ていたのは、千歌たちが掲示したチラシである。その手にはチラシが握られている。
「入りたいずら?」
「う、うん……でも、ルビィ……よ、弱いから……」
「安心するずら、マルも一緒に入部するずら」
「い、良いの……?」
「友達……ずらよ。マルたちは、友達ずら」
花丸の何気ない一言に勇気を貰ったルビィは、入部希望を伝える為……その場を動き始めた。
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【中庭】
「これで大丈夫だよね!」
「第1段階成功!」
「ふふっ、そうね。……ところで、何処に行けばいいの?」
『ふぇ?』
梨子から発せられた素朴な疑問に、素っ頓狂な声を上げる千歌と曜。具体的な説明を梨子が行う。
「分からない?入部するにしても、それを聞くために何処に行けば良いのか、分からなかったら意味無いわよ」
『あっ』
「わ、忘れてたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
そう言って曜が叫ぶ。逆に千歌は首を傾げていたのを見て、梨子は溜め息を吐いていた。
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『わ、忘れてたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!』
「もしかして…あの人たちずら?」
「行ってみよう!」
そう言ってルビィと花丸は、千歌たち3人の下へと歩いて行く。そして3人の方を向いてこう言う。
「あ、あの!」
「なぁに?どうかした?」
「マルたち……ヴァンガード部に入りたいです」
「そ、それって……入部希望!?」
「は、はい!く、黒澤 ルビィです!よ、よろしくお願いします!」
「マルは……国木田 花丸ずら。……じゃなかった、です。よろしくお願いします」
ルビィと花丸が千歌たちに向かって自己紹介をする。花丸の自己紹介を聞いた、3人は少し笑いながらもこう答える。
「花丸ちゃん……だっけ?」
「は、はい」
「無理に変えなくても良いよ?自分の個性は消さない方がイイよ!」
「わ、分かりましたずら!これからよろしくお願いしますずら!」
そう言ってルビィと花丸は設立書に署名をし、放課後に生徒会長室へ立ち寄る事に決めた。
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【生徒会長室】
「生徒会長、部活の設立書です!」
「分かりましたわ。……ん?」
「どうかしたんですか?」
「私の目が悪いのでしょうか……ここに《黒澤 ルビィ》と書かれてあるのは、もしや?」
ダイヤが目を向けると、驚いたかの様にルビィが肩を震わせる。それを見たダイヤは続ける。
「やはり貴女でしたのね?ルビィ」
「お、お姉ちゃん……ル、ルビィね?」
「分かりましたわ。妹のやる事に口を挟む事は出来ません……頑張りなさい」
「ありがとう、お姉ちゃん!」
ダイヤは部活設立書に目を通す。そして承認の印鑑を押し、千歌たちに告げる。
「これでめでたく承認されましたわ。……部室へとご案内します」
「やった!」
そう言って、ダイヤは5人を部室へと案内する。その時生徒会長室には、爽やかな風が吹き抜けていた……。
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【東京:福原高校 ヴァンガード部部室】
「何時も何時もありがとね、優花ちゃん」
「はい!私、颯樹先輩のお役に立てて、とても光栄です!」
この場では生徒会業務を、颯樹ともう一人の少女……赤髪をポニーテールに纏めたスレンダーな体型をした女の子である、絢辻 優花が進めている。
「それにしても……珍しいですね」
「ん?どういう意味?」
「何だか、颯樹先輩……顔が嬉しそう♪」
「……」
表情の変化を見破られ、黙り込んでしまう颯樹。それを見て優花はしてやったりの顔をしている。その後に颯樹は続ける。
「……昔の事を思い出してただけさ」
「そうですか。……特訓の相手をお願いします!」
「OK!」
ここにも己の力を高める為に、日々奮闘している者たちがいた……。
今回はここまでです!如何でしたか?
今回は1年生の2人を入部させました〜!次回はあの娘が入部します!ヒントは……『堕天使』です!最後に新しいオリキャラが出ましたので、プロフィールを載せて終わりたいと思います!
絢辻 優花《あやつじ ゆうか》
性別:女の子 年齢:15 学年:高校1年生
誕生日:1月9日
性格:素直だが悪戯好き
設定:東京の福原高校で、颯樹と共に生徒会に所属しており、チームメンバー唯一の1年生。役職は会計を担当している。丁寧な口調は崩さないものの、言葉の所々で人を弄んでいる様な素振りが見受けられる。それ以外は人々の模範となれるべき存在で、彼女の属しているクラスでは、学級委員長を任される程。
容姿:赤髪のポニーテールをしている。身長は159cmと、1年生の中ではとても高い部類。出る所は出て、締まるところは締まる体型。胸は腕を組めば挟まるほど。普段はパステルカラーのガーリースタイルで、女の子らしさを出している。
趣味:ヴァンガード,勉強,料理
スリーサイズ:(は、恥ずかしいですっ!か弱いレディーを晒し者にする気ですか!?)
使用クラン:シャドウパラディン
メインユニット:ブラスター・ダーク
イメージcv:内田 彩
こんな感じですね!それでは……また次回にお会いしましょう!