ラブライブ!サンシャイン!!×ヴァンガード 〜私たちが掴む可能性〜   作:穂乃果ちゃん推し

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第5話《赤髪の少女とほんわか少女》

東京から転校して来た……ワインレッドの髪をした少女、梨子に善戦の末、手痛い敗北をした千歌だったが、梨子を仲間に加える事に成功!その後3人は……。

 

【翌日】

 

「正式に、ヴァンガード部設立を認めてもらおう!」

 

「方法はあるの?千歌ちゃん」

 

「……梨子ちゃん、それに関しては問題無しだよ。曜ちゃん、例の物を!」

 

 

千歌に促された曜は、カバンの中から1枚のチラシを取り出した!そこには、千歌と曜に梨子のデフォルメされたイラストが、可愛く描かれていた!

 

 

「『ヴァンガード部、部員を求む!』……これで如何でしょうか!」

 

「良いよ良いよ〜!掲示しに行こっ!」

 

「確かここは……『生徒個人での掲示を行なう場合は、生徒会長の承認を得る事』ってなってるわね」

 

 

すらすらと規則を諳んじた梨子に従い、千歌たちは生徒会長室を訪れた。

 

 

「すみません!2年A組の高海 千歌です!生徒会長に用があって来ました!」

 

『分かりました、お入り下さい』

 

 

中から声が聞こえた為、3人はそれに従って中へと入る。するとそこには黒澤 ダイヤ生徒会長が机に向かって座っていた。

 

 

「生徒会長、お願いがあって参りました」

 

「何ですの?」

 

「部活勧誘のチラシを掲示したいんです!良いですか?」

 

「……」

 

 

千歌がダイヤに要件を伝える。すると、ダイヤは考える素振りを一瞬だけ見せる。そして千歌たちに向き直って、こう告げる。

 

 

「構いませんわ。良いでしょう」

 

「ありがとうございます!失礼しました!」

 

「……最後に1つ、宜しいですか?」

 

「何ですか?」

 

 

千歌たちは生徒会長室を後にしようとする。そこをダイヤは制止する。止めたのは、聞きたい事があったからだ。

 

 

「この提案を……最初に提案した人は、何方ですの?」

 

「私です!」

 

「……悪い事は言いませんわ。諦めて下さい」

 

「……ど、どうして!?」

 

「何れ解りますわ。気を付けて下さいね」

 

 

その言葉を受けた後に設立書を受取って、千歌たちは生徒会長室を退室した。そして掲示したは良いものの、ココロのどこかで引っ掛かりがある3人だった。

 

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【千歌たちが去った後の生徒会長室】

 

「……なかなか、面白いわね〜」

 

「居たんですの?」

 

「ダイヤは相変わらずね〜…この胸と同じように〜♪」

 

 

突然にゅっと現れた1人の少女は、ダイヤの胸を摩りながら、そんな事を言ってのける。それに気づいたダイヤは顔を紅くしながら……。

 

 

「や、喧しいですわ!///」

 

「いやぁーん♪ダイヤったら、辛辣ゥ〜♪」

 

「何時戻ってたんですの?……何の連絡や相談も無しに」

 

「今は言えないわ……あの娘たちにも、知る時が来るわ。その時までは言えないわ」

 

「……私、貴女の考える事が、極々偶に解らなくなりますわ」

 

 

そのような会話が生徒会長室で起こっていたのは、千歌たちは知る由もないのであった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【廊下】

 

あの後に掲示されたチラシは、受け取る人は居るものの……入部してくれる人は皆無に等しかった。……そんな中。

 

 

「……あっ」

 

「ルビィ〜ちゃん」

 

「ピギィっ。……は、花丸ちゃん?」

 

「どうしたんずら?何か見てたずらね」

 

「うゅ……」

 

 

先程までルビィが見ていたのは、千歌たちが掲示したチラシである。その手にはチラシが握られている。

 

 

「入りたいずら?」

 

「う、うん……でも、ルビィ……よ、弱いから……」

 

「安心するずら、マルも一緒に入部するずら」

 

「い、良いの……?」

 

「友達……ずらよ。マルたちは、友達ずら」

 

 

花丸の何気ない一言に勇気を貰ったルビィは、入部希望を伝える為……その場を動き始めた。

 

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【中庭】

 

「これで大丈夫だよね!」

 

「第1段階成功!」

 

「ふふっ、そうね。……ところで、何処に行けばいいの?」

 

『ふぇ?』

 

 

梨子から発せられた素朴な疑問に、素っ頓狂な声を上げる千歌と曜。具体的な説明を梨子が行う。

 

 

「分からない?入部するにしても、それを聞くために何処に行けば良いのか、分からなかったら意味無いわよ」

 

『あっ』

 

「わ、忘れてたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

 

 

そう言って曜が叫ぶ。逆に千歌は首を傾げていたのを見て、梨子は溜め息を吐いていた。

 

ーーーーー

 

『わ、忘れてたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!』

 

「もしかして…あの人たちずら?」

 

「行ってみよう!」

 

 

そう言ってルビィと花丸は、千歌たち3人の下へと歩いて行く。そして3人の方を向いてこう言う。

 

 

「あ、あの!」

 

「なぁに?どうかした?」

 

「マルたち……ヴァンガード部に入りたいです」

 

「そ、それって……入部希望!?」

 

「は、はい!く、黒澤 ルビィです!よ、よろしくお願いします!」

 

「マルは……国木田 花丸ずら。……じゃなかった、です。よろしくお願いします」

 

 

ルビィと花丸が千歌たちに向かって自己紹介をする。花丸の自己紹介を聞いた、3人は少し笑いながらもこう答える。

 

 

「花丸ちゃん……だっけ?」

 

「は、はい」

 

「無理に変えなくても良いよ?自分の個性は消さない方がイイよ!」

 

「わ、分かりましたずら!これからよろしくお願いしますずら!」

 

 

そう言ってルビィと花丸は設立書に署名をし、放課後に生徒会長室へ立ち寄る事に決めた。

 

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【生徒会長室】

 

「生徒会長、部活の設立書です!」

 

「分かりましたわ。……ん?」

 

「どうかしたんですか?」

 

「私の目が悪いのでしょうか……ここに《黒澤 ルビィ》と書かれてあるのは、もしや?」

 

 

ダイヤが目を向けると、驚いたかの様にルビィが肩を震わせる。それを見たダイヤは続ける。

 

 

「やはり貴女でしたのね?ルビィ」

 

「お、お姉ちゃん……ル、ルビィね?」

 

「分かりましたわ。妹のやる事に口を挟む事は出来ません……頑張りなさい」

 

「ありがとう、お姉ちゃん!」

 

 

ダイヤは部活設立書に目を通す。そして承認の印鑑を押し、千歌たちに告げる。

 

 

「これでめでたく承認されましたわ。……部室へとご案内します」

 

「やった!」

 

 

そう言って、ダイヤは5人を部室へと案内する。その時生徒会長室には、爽やかな風が吹き抜けていた……。

 

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【東京:福原高校 ヴァンガード部部室】

 

「何時も何時もありがとね、優花ちゃん」

 

「はい!私、颯樹先輩のお役に立てて、とても光栄です!」

 

 

この場では生徒会業務を、颯樹ともう一人の少女……赤髪をポニーテールに纏めたスレンダーな体型をした女の子である、絢辻 優花が進めている。

 

 

「それにしても……珍しいですね」

 

「ん?どういう意味?」

 

「何だか、颯樹先輩……顔が嬉しそう♪」

 

「……」

 

 

表情の変化を見破られ、黙り込んでしまう颯樹。それを見て優花はしてやったりの顔をしている。その後に颯樹は続ける。

 

 

「……昔の事を思い出してただけさ」

 

「そうですか。……特訓の相手をお願いします!」

 

「OK!」

 

 

ここにも己の力を高める為に、日々奮闘している者たちがいた……。




今回はここまでです!如何でしたか?


今回は1年生の2人を入部させました〜!次回はあの娘が入部します!ヒントは……『堕天使』です!最後に新しいオリキャラが出ましたので、プロフィールを載せて終わりたいと思います!


絢辻 優花《あやつじ ゆうか》
性別:女の子 年齢:15 学年:高校1年生
誕生日:1月9日
性格:素直だが悪戯好き
設定:東京の福原高校で、颯樹と共に生徒会に所属しており、チームメンバー唯一の1年生。役職は会計を担当している。丁寧な口調は崩さないものの、言葉の所々で人を弄んでいる様な素振りが見受けられる。それ以外は人々の模範となれるべき存在で、彼女の属しているクラスでは、学級委員長を任される程。
容姿:赤髪のポニーテールをしている。身長は159cmと、1年生の中ではとても高い部類。出る所は出て、締まるところは締まる体型。胸は腕を組めば挟まるほど。普段はパステルカラーのガーリースタイルで、女の子らしさを出している。
趣味:ヴァンガード,勉強,料理
スリーサイズ:(は、恥ずかしいですっ!か弱いレディーを晒し者にする気ですか!?)
使用クラン:シャドウパラディン
メインユニット:ブラスター・ダーク
イメージcv:内田 彩


こんな感じですね!それでは……また次回にお会いしましょう!
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