ISヒロインズとオリ主のお話   作:ジャーマンポテトin納豆

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たっちゃんのキャラが分からない......


9話目

 

 

放課後、アリーナに俺は居た。

織斑先生に頼んでアリーナの一つを借りてもらったのだ。

その際、織斑先生が代わりの人を付けてくれるとの事だが、どんな人が来るんだろうか?

全く予想ができんな。

 

ん?もしかしてあの人か?

 

「ごめんねー?待たせちゃったでしょ?」

 

この人だった。

しかし、髪の色や顔立ちが簪に似てるな。

もしかすると姉妹なのか?

 

「......いえ、そんな事は無いですよ」

 

「あら、お世辞かしら?

いいわよ別に気にしないで」

 

「......そうですか」

 

「それじゃ、自己紹介から始めましょうか。

更識楯無よ。よろしくね?」

 

「......大河輝義です。お願いします」

 

やはり簪と同じ苗字だな

姉妹なのだろうか?

 

「......一つ聞いてもいいですか?」

 

「なんでもいいわよ?

お姉さんのスリーサイズでも知りたいのかしら?」

 

「......いえ、そうではなくて、簪と何か関係があるんですか?」

 

「簪ちゃん?

私の妹よ。可愛いでしょー!

でもなんで知ってるのかなぁ?お姉さん、気になるなぁ?」

 

「......その、同じ部屋なんです」

 

「......へぇ」

 

ヤベェよ同じ部屋だって言った瞬間、雰囲気が変わったんですけど。俺殺されるんじゃ?

 

「まぁいいわ。

早速殺りましょうか」

 

別の意味に聞こえるんですけど!?

もう帰りたい......

 

「あぁ、そういえば私ロシアの国家代表やってるのよね。相手としては不足はないから、遠慮なんかしなくていいわよ」

 

チェンジで。

ふざっけんなよ!

なんで俺こんなに人生の難易度エクストリームになっちゃってんの!?

まじ殺されちまうわ!

 

 

 

「どこからでもかかってきなさいな!」

 

やるしかねぇ!

逃げられないし!

逃げたら目の前の人よりも織斑先生が怖いからね!

死ぬ気で生きるために戦おう......

 

 

 

もうおうちかえりたい

 

なんなんだよあの人

おかしいだろ。槍かと思ってたらガトリングにもなりやがるし、接近したらしたでめちゃくちゃ強いしなんか霧が爆発するし、もうなんなん?チートだよ。

 

「すごいわね、初見でここまで耐えたのもだけど、あそこまで本気を出させるなんて」

 

知らんがな。

俺初心者ですよ?

なんで初心者相手に本気出してんですか。

殺す気ですか?

なんて言える訳もなく、

 

「......偶々ですよ」

 

やっぱり俺ってばヘタレなんだね。

 

「ふーん、ま、そういう事にしておくわ。じゃ、明日もよろしくね」

 

「......はい。ありがとうこざいました」

 

また明日か......

もうほんと、帰りたい......

 

 

 


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