ISヒロインズとオリ主のお話   作:ジャーマンポテトin納豆

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116話目

 

 

 

織斑先生と別れてから暫くすると放送が流れ、出場選手の集合が掛かった。

その集合場所だが東側にある選手入場口だそうで離れているわけではないが早めに言っておいて損はないだろう。

 

 

 

という事でその集合場所にやって来たのだが。

まぁなんと人の多い事か。国家代表部門とは別に専用機持ち部門というものもあってか各国から集まっている。それに加えて訓練機部門もあって本当に人が多い。

国家代表部門以外はIS学園生徒しかいないんだがそれでも十分多い。

国家代表だけで数十人は余裕でいるだろうし。俺と織斑は国家代表と戦う訳か。

専用機部門は俺達一年生組八人に加えて楯無さん……は国家代表だから専用機部門じゃないのか。そうなると二年生に一人、三年生にもう一人いたはず。そう考えると十人。数で言えば少ないと思うかもしれないがIS学園だけでこの人数だから多い方だろう。

訓練機部門は全学年問わず参加している。

これ、合計したら百人以上余裕でいるだろ。

 

「お、輝義!」

 

そうして考えていると声を掛けられた。掛けてきたのは織斑でその後ろには箒達もいる。

 

「いやー、輝義だけ別の車だったからさ、駐車する場所が違ったから会えなかったんだよな。控室の場所も分からなかったし」

 

「……すまないな」

 

「いいって。別に責めてるわけじゃないし。それよりもさ……」

 

「……どうした」

 

「国家代表たちと戦えるって、凄いよな。今改めて考えればさ」

 

急に何を言い出すかと思えば……

まぁ確かに凄い事だけども。

 

「……それだけ俺達が世界に認められている証拠だ」

 

「そうだよな」

 

「……あぁ。だからここで一発派手にかませばなんかいいことがあるかもしれないな」

 

「それは考えすぎだろ。まぁ、何が何でも決勝まで行ってやる。そうなったら勝負だからな」

 

「……あぁ」

 

織斑と話していると後ろから複数の視線が。

何だろうと振り向いてみれば箒達がジト目でこっちを見ていた。

 

「一夏さんばっかり……」

 

「嫁、夫を構うのも仕事の内だと思うぞ」

 

そんなこと言われても……

俺にはどうすればいいのか全く分からんのですが。

 

「……すいません」

 

取り敢えず謝ることしか出来ない。

 

「もう……許して差し上げます。それにそろそろ並び始めないといけないのではなくて?」

 

「……そうだった」

 

セシリアに言われて周りを見てみると入場するときの列を作り始めている。

流石に並ばないとまずいな。

しかも俺と織斑は二人だけ一番最後に入場するからもっと後ろの方に並ばないといけない。

 

「……それじゃまた後で会おう」

 

そう言って箒達と別れて織斑と列の最後尾に並ぶ。

随分と長い列だな。三十分ぐらいかかるんじゃないだろうか?

 

と思いながら織斑と話しているとアリーナの方から何かを伝える放送が流れ列が前に進みだした。

箒達は一番最初に入場していったがそれでも大きな歓声が聞こえる。

まぁ皆美人だし仕方ないよね。

そして次に国家代表組の入場。流石は国家代表と言った所だろう。入場した時の歓声の大きさが凄い。

そしていよいよ俺達の入場。

 

「あ、お二人は此処で少しお待ちください」

 

いざ入場しようとしたら止められた。

え?国家代表と一緒に出ていくんじゃないの?

織斑もなんでや?って顔してるし少なくとも事前に知らされている事では無いんだろう。とするとその理由なのだが全く心当たりなんて無いし見当がつかない。

しかしその答えは流れる放送で分かることになった。

 

 

 

『さぁ皆さま!これで出場選手の入場が終わりました!……と思った方まだお待ちください!あと二人まだ入場していない方がおります!その二人は!なんと今を騒がせる男子二人!』

 

と言った瞬間に会場全体から雄叫びのような声が響き渡る。

こんな演出要らないと思うんですけど。胃がキリキリし始めたんですけど。今すぐここから逃げ出したくなって来たんですけど。

 

「なぁ輝義」

 

「……どうした」

 

「わざわざこんな演出する必要なくね?」

 

「……そうだな」

 

そうして会話しているうちにもどんどん上がっていくボルテージは留まることを知らず。

や聞こえてくる声の大きさはさっきの倍以上になっていた。

 

『それでは入場していただきましょう!織斑一夏君と大河輝義君です!』

 

と言われアリーナ内に入る。

するとどうだろうか。入った瞬間に先程とは比べ物にならないくらいの歓声が上がる。

 

そのまま誘導に従って並ぶ場所に行く。

織斑は恥ずかしそうに手を振っていたりしたが俺はどうすればいいのか分からずに平静を装って歩くことしか出来なかった。

 

 

『それでは皆様お静かに願います!』

 

静かにするように言われある程度静かになったところで漸く開会式が始まる。

まぁありきたりにお偉いさんたちからの有難い言葉や、選手宣誓等を行い

開会式は順調に進んでいく。

 

そして、

 

「それでは此処にキャノンボールファストの開催を宣言いたします!!」

 

そう宣言され開会式が終わる。

同時に再び大きな歓声が響く。

 

「やっと終わりか……こういうの話長かったりするから嫌いなんだよな」

 

「……もう終わったんだ。とっとと帰ろう」

 

そして退場していく。

今日はこれ以上何かあるわけではない。

明日から一回戦が始まる。俺と織斑は明日、明後日、明々後日すべてに参加する。

明日が代表候補生と訓練機部門。

明後日が国家代表部門で明々後日が国家代表とのガチ試合。

改めて考えればとんでもなく濃密な三日間になりそうだ。

 

 

今日は早めに寝ることにしよう。

 

 

 






次回は漸く本番……!
でも俺って多分戦闘描写が結構下手糞?な気がする……
頑張って書きます。


感想、評価等くださいな。



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