ISヒロインズとオリ主のお話   作:ジャーマンポテトin納豆

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117話目

 

 

開会式が終わってさぁ帰ろうと、ホテルに皆で向かおうと思っていたら取材かなんかに捕まってしまった。

えぇ……?俺に話を求めるの?明らかに間違いのような気しかしないんだけど。

 

「さて、幾つかご質問させて頂きますね」

 

「……どうぞ」

 

質問ってそんな答えられるような物が来るといいけどそうじゃなかったらどうしよう?

 

「今回の大会に関する意気込みをお聞かせください」

 

「……出場部門で自分の持てる実力を最大限発揮する事と、見てくださっている観客の皆さんや応援してくださっている人達を楽しませられるように頑張りたいです」

 

無難そうな答えを返しておく。

俺がかっこつけて下手なこと言うとどうなるか分からないし。

恥をかきたくないし。怖いし。

 

と、そんな感じでビビりながらもなんとかインタビューを終えてホテルに向かった。後から聞いた話だが織斑を含めて箒達全員が取材を受けたそうだ。

どっかの有名な雑誌の取材だったらしくセシリアは平然としていたがそれ以外の皆は恥ずかしがったりとしていた。

 

 

 

それは置いておいて。

ホテルに戻った俺達は自分が宿泊する部屋に荷物を置いて皆と合流し飯を食いに行く。

昼飯だがバイキングだから好きなだけ、いくらでも食える。

 

「輝義、一度に全部持って来ようとするな。もうごちゃごちゃじゃないか」

 

「……味に問題は無いぞ」

 

「そう言う問題じゃなくてだな……お代わりしに行けばいいだろう?」

 

「……そうだな」

 

「それに大きい声で言えないが少なからず女尊男卑思考の輩もいるだろう。それに見られたらまた面倒ごとに巻き込まれてしまうだろう」

 

山盛りに積まれた皿を持ってテーブルに戻る。

箒は好きなだけ食べてもいいがもう少し考えろと言われてしまった。

 

「妙な所で面倒くさがりと言うか子供と言うか……」

 

「輝義さんはそう言う所が結構ありますからね」

 

席に着く。

ラウラはシャルロットと一緒に食事を取りに行っている。

此処に来た瞬間にテンションが上がったラウラはシャルロットを連れ回していると言った方がいいだろう。

織斑は何故かシェフの人と楽しそうに話しているし。あいつ何してんだろう?

 

「輝義君随分と持って来たわね」

 

「輝義それ全部食べるの?」

 

「……これぐらい余裕。なんならお代わりの予定あり」

 

「あんたの胃袋ってブラックホールか何かなの?食べ過ぎると後で痛い目見るから気を付けなさいね」

 

「……大丈夫だ」

 

「大丈夫っていう奴ほど後でそうなるもんなのよ」

 

楯無さんと簪、その後に鈴が戻ってきて残りの三人は帰って来るまで時間が掛かりそうだという事で先に食べることに。

 

「これ美味しいわね」

 

「お姉ちゃんこれも美味しいよ」

 

 

美味い。これは美味い。

最初に取って来た皿の分は瞬く間に無くなってしまった。

これはお代わりしなくては。

 

「はっや……」

 

「よくそんな勢いで食べられますわね……」

 

皆が驚いているが食えるのであればいくらでも食う。

学園の食堂や皆が作るものも美味いが此処は此処で違ったものがある。

 

 

「いやぁ……本職の人達ってすげぇな!」

 

何故かキラキラした顔で戻って来た織斑。

その手にはしっかりと皿を持っている。

 

「……どうした」

 

「いやさ、調理方法とか色々聞いてたんだけど驚かされてばっかりでさ!今度俺も実践してみなきゃな!」

 

「……良かったな」

 

シェフとの料理談義に花を咲かせてご満悦の織斑だった。

それからも嬉しそうに楽しそうに話す織斑は本当に幸せそうだった。

 

 

 

「た、ただいま……」

 

「バイキングというものは凄いな!」

 

最後に戻って来たのはラウラ、シャルロットコンビ。

何故か疲れ切っているシャルロットとは対照的にはしゃぐラウラ。

何となく事情は察した。

テンション上がってあっちっこっちに連れ回されたシャルロットと連れ回すラウラ、と言った感じだろうな。

 

「嫁!チョコレートがな、滝みたいに流れていたんだぞ!それと綿あめも自分で作れるし色んなものがあってな!」

 

「……良かったな」

 

「うむ!」

 

楽しそうに話すラウラはとても高校生とは思えないぐらいの純粋さだった。

対してシャルロットは、

 

「も、もう無理……後は皆お願い……」

 

普通に疲れていた。

どんだけ連れ回したんですかラウラさん。

気を利かせた鈴がシャルロットに料理を持って来ていたがシャルロットは物凄い感謝していた。

ラウラに掛かっりきりで自分の分なんて取っていなかったらしいからな。

 

 

 

それからはお代わりをしたり満足したら大会について話したりとそれぞれ楽しんでいた。

俺は最後の最後までずっと食ってましたがなにか?

 

 

今日は開会式で終わりだ。

明日から本格的に始まる。

それに備えて今日は解散となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝、起きると同時に今日から本番が開始されるという事を思い出した。

 

「輝義さん、起きていますか?」

 

着替えているとセシリアが訪ねてきた。

 

「……起きている」

 

「そうですか。それなら着替えたら昨日のレストランの前でお待ちしています」

 

「……分かった」

 

皆を待たせるのも悪いし早めに準備をして向かおう。

 

 

 

 

「……すまない。待たせた」

 

ホールに着くと皆はもう待っていた。

 

「大丈夫よ。それじゃ行きましょうか」

 

その後は朝飯を食って各人準備をする為に部屋に戻った。

俺達の参加する専用機部門は十時開始だ。

それまでは機体のチェックとかをやるので今は七時だがあっという間に時間が来てしまうだろう。

 

といっても俺は機体の整備が出来ない。

なのでやることが無い。虚さんは生徒会の仕事をやらなければならず今日の午後に合流する予定だ。だから既に虚さんが万全に整備をしてくれている。

 

 

 

 

 

 

 

そして時間になった。

いや、まだ九時半なのだがレースが始まるのが十時だからもう向かわないと間に合わない。

 

「お!輝義!一緒に行こうぜ!」

 

「……あぁ」

 

途中織斑と合流してアリーナに向かう。

 

「いよいよだな……!」

 

「……あぁ」

 

「絶対に勝つ!輝義も本気で来いよ」

 

織斑はやる気十分。

俺は緊張してます。こんな大勢の前でなんて学年別トーナメントぐらいしか経験ないし。こっそり観客席を見てみたらもうすんげぇの。

学園のアリーナもデカいけど此処は更にデカいから観客の人数が比じゃない。

席に座れない人は通路とかに立って見ているし。

 

 

 

 

『これより専用機部門のレースを開始します。選手の皆様はスタート位置についてください』

 

放送によりスタート地点に並ぶ。

楯無さんを除いたIS学園専用機持ちが横一列に並ぶ。

 

『それではレースを開始します』

 

いよいよ始まる。

あぁ、緊張して来た……

 

『五秒前。四、三、二、一、スタート!』

 

カウントダウンで一斉に飛び出した。

 

 

 

これで白熱したレースが開始された。

 

 

 






また今回もレース本番描写を書けなかった……
長引きすぎぃ!

でも次回は本当の本当に本番です。



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