なんか気がついたらお気に入りが370を超えてた......
感謝しかないです。
今後ともよろしくお願いします。
更識先輩に簪との事を相談されてから、
しばらく経った。
......そろそろ戻っても大丈夫だろうか?
うーむ、頃合いが全くわからない。
今日は野宿でもしようか?
いやいやそんな冗談言ってる場合じゃない。
本気でどうしよう?
そんな事を考えて悩んでいたら、
かなり時間が経っていたので戻る事にした。
部屋の前まで来たはいいが、
話は終わったのだろうか?
ちゃんと仲直り出来たのだろうか?
自分で絶対仲直り出来るとか言ったが、
不安でしょうがない。
部屋の前でウロウロしていたら、
いつのまにか注目を集めていた。
そりゃそうだ、部屋の前でウロウロするなんてどう考えても変質者だ。特に俺なんかはよく勘違いされる。
寮長の織斑先生を呼ばれる前になんとかしなくては。
しょうがない、部屋に入るか......
コンコン
「......入っても大丈夫か?」
「どーぞー」
一応確認したらなんとも嬉しそうな声が聞こえてくる。
この声は更識先輩だな。
「お帰り、輝義」
「......あぁ、ただいま」
「あらー?私もいるのに簪ちゃんにしか言わないのー?
おねーさん悲しいなぁ?」
えぇ......
なんかただいま言わなかったら文句言われた......
理不尽だ......
「......ただいま帰りました」
「はい、お帰りなさい!
でも硬いわねぇ、もっと柔らかく接して欲しいなぁ?」
おぉう......
そんな満面の笑みを浮かべるなんて、卑怯ですよ......
それに柔らかく接してくれなんて言われても......
そんなやりとりを更識先輩としてると簪が、
「む〜、私もいるよ?」
「......すまない」
くっそぅ......
簪に怒られてしまった
「まぁまぁそんな事よりも、晩御飯食べに行きましょう?」
更識先輩からの提案により晩飯を食べに行く事になった。
まぁ食堂だけど。
「あ、輝義くんちょっといいかしら?」
「......はい?」
「えっと、その、ありがとう。
簪ちゃんと仲直り出来たのは輝義くんのおかげだから。
本当に感謝しても仕切れないぐらいに本当にありがとう」
簪との件でお礼を言われた。
「.......いえ、大したことはしていないですよ。
仲直り出来たのは更識先輩自身の成果ですから」
こう返すと
更識先輩は笑いながら、
「ふふっ、そっか。
そういうことにしておくね」
「......えぇ」
まぁなんにしろ仲直り出来て本当に良かった。
そう考えていると、
更識先輩が、
「でも、いつまでも更識先輩じゃなんか硬くて嫌だわ。
名前で呼んで欲しいなぁ?」
少し悪戯っぽい笑顔を浮かべながらそう言った。
しかし名前か......
「......分かりました。
楯無先輩でいいですか?」
「だーめ。
先輩もちゃんと取って」
なぬ!?
これじゃダメなの?
「......楯無さんでどうでしょう?」
「うーん、しょうがないわねぇ。
ここら辺で妥協してあげましょう」
「......ありがとうございます」
そう会話していると、
簪に呼ばれた。
「お姉ちゃん、輝義?早く行こう?」
「そうね、行きましょっか!」
改めて思うが、
仲直り出来て本当に良かった。
晩飯を食べ終わって部屋に戻ってきた。
すると簪からも、お礼を言われた。
「輝義、お姉ちゃんと仲直り出来るきっかけを作ってくれて本当にありがとう」
「......気にするな。仲直り出来たのは、二人がそう思っていたからだ。俺は何もしていない」
そう言うと
「そっか。でも、本当にありがとう」
「......あぁ」
「じゃ先にお風呂に入るね」
「......ごゆっくり」
二人とも風呂に入り終わった。
いい時間だし寝るとするか。
「おやすみ、輝義」
「......あぁ、おやすみ」
こうして一日が終わりを告げた。
はい、という事で簪とたっちゃんはしっかり仲直り出来ましたね。
えがったえがった。
次回あたりに鈴ちゃん登場するかも?