ISヒロインズとオリ主のお話   作:ジャーマンポテトin納豆

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鈴ちゃんなでなでしたい......
高い高いしてあげたい......
それで威嚇されたい......


16話目

 

楯無さんとの放課後の練習が終わった後。

俺は一人学園の敷地内をぶらぶらと散歩していた。

今日は風が涼しいからなんとも心地よい。

そんな時、前方からやたらと小さな影が近づいて来た。

誰だろうか?あんな小さな奴は学年に居なかったはず......

見た感じ小学生......?

手元の案内図を見ているが......

 

「......おい」

 

やっちまっただぁ......

いくらなんでも初対面の相手にこれはないわ......

現にほら。

 

「ひっ!?あ、あんた誰よ!?」

 

警戒心MAXで怯えているじゃん......

コミュ障な自分を呪いたい......

 

「......すまない。

どうやら迷っている様に見えたからな。

つい声を掛けてしまった」

 

言い訳にしか聞こえないが、

弁明すると、

さっきまで怯えていたのが嘘の様に、

 

「あ、そうなの?わざわざありがと」

 

いい子やなぁ.......

しかし思えばIS学園に来てから俺に対して怯えずに話掛けてくれる人が家族以外にも出来たんだよなぁ......

嬉しいなぁ......

今度皆に飯でも奢るとしよう。

などとしみじみ考えてしまう。

 

「......それで、どこに行きたいんだ?」

 

「えっとね、事務室に行きたいんだけど分かんなくなっちゃったのよね。どこにあるか知ってる?」

 

事務室だと......!?(驚愕)

お前、それこっから正反対やぞ......!?

それを伝えると、

 

「嘘でしょ!?ここどんだけ広いと思ってんのよ!?あぁ......もうダメだわ......千冬さんに怒られる未来しか見えない......」

 

ものすんごい絶望オーラを撒き散らし始めた。

分かるよ、その気持ちとっても分かる......!

以前にも言ったと思うが、このIS学園は広い。

そりゃもうびっくりするぐらい広い。

なんたって大きさが直径七百メートルはあるアリーナだけで十個以上ある。しかもそれだけではなく、

ISの整備室や、俺達が勉強をしている校舎にISの装備品を作成する施設もあるし、全校生徒およそ五百人を収容しても余裕のある体育館、他にも四百人以上を同時に収容できる食堂、俺達が寝泊りをしている寮もあるし、本土と直通しているモノレールと橋が一つづつ。

スーパーまである。

挙げたらキリがないぐらいにこのIS学園は設備が整っている。

そんなIS学園の敷地面積などどれだけ広いか簡単に想像できるだろう。

そんな敷地の端から端である。

もう聞いただけで嫌になってくるしなんだったら今すぐ引きこもりたい。

 

しかもこいつ曰く待ち合わせの時間があるらしく、

全力で走っても間に合わないのだとか。

俺ならば間に合うのだがな.........ん?

俺が小学生を抱えて走ればいいのでは?

それを伝えると、

 

「なんでもいいわ!!

こんな状況からでも入れる保険があるんだったら今すぐ入るわ!

時間までに間に合うんだったら何でもいいわよ!」

 

めちゃくちゃ必死の形相でやれと言われた。

 

 

よし、ならば見せてやろう。

俺の真の力を......!

 

「......失礼するぞ。

荷物はしっかり抱えておけよ」

 

「分かったわ!頼んだわよ!私の命がかかってんだからね!?」

 

「......任せておけ。

行くぞ......!」

 

ドンッ!!

 

「うっそぉぉぉ!!??

なにこれはっやーい!!!」

 

なにやら小脇に抱えた小学生から

楽しそうな声がキャーキャー聞こえる。

二十分程走ると事務室が見えてきた。

 

「本当に着いちゃった!!

ありがとう!助かったわ!これで死ななくて済むわ!」

 

「......間に合ったのなら良かった」

 

「あ、そういえばあんたの名前なんて言うの?

私は鳳 鈴音よ。鈴でいいわ」

 

「......大河輝義だ」

 

「あぁ!あんたが二人目の?

どうりで見た事がある顔だと思ったわ!

まぁ、よろしくね、輝義!」

 

「......あぁ、よろしくな鈴」

 

「本当にありがとう。

じゃおやすみ」

 

「......あぁ、おやすみ」

 

 

こうして最後の最後で騒がしくなった一日が終わった。

 

 

 





今回やっと......!やっと鈴ちゃんを出せたぁぁぁぁぁ!!!
(作者はロリコンではないです。ただ可愛い物が好きなだけです)
しかし今回ビックリマーク多い気がする......気のせい?

まぁ鈴ちゃん元気だからそれを表すためだからいっか。

てことで次回をお待ちください。
今回も読んでくれてありがとうございました。
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