ISヒロインズとオリ主のお話   作:ジャーマンポテトin納豆

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ヘイヘイヘイヘイヘイヘイ!!!!

昨日は投稿できなくて申し訳ない……
理由?寝てた。


49話目

 

いやもう大変だった。

織斑先生に怒られた後、部屋に戻ると箒達が待ち構えてて三人そろってこっぴどく怒られた。そりゃもう怒られた。

ラウラが涙目になるレベルで。

俺は母さんを思い出しました。

 

箒って怒ると滅茶苦茶怖いんだね。

セシリアはとにかく淡々と。

簪は涙目になりながら。

鈴は母ちゃんって感じだった。心の救いだった……

布仏はいつものにこにこ顔が真顔になっていつも伸びている語尾も全く伸びない。

楯無さんは笑ってるけど目が全く笑ってない。

虚先輩はやばい。あの人はマジで怒らせたらダメなタイプの人だ。

織斑?あぁ、「怖い」とか言ってどっかいきやがった。

 

いや、消灯ぎりぎりまで怒られた。

またなんも食えなかった……

お腹すいたなぁ……

明日は何か食えるといいな……

 

 

 

 

朝。

 

織斑先生との訓練を終えて食堂へ。

 

食券を買っておばさんに出す。

 

「……おばさん、これでお願いします」

 

「あいよ。

……それにしても今日は一段と食べるんだね」

 

「……えぇ」

 

「ま、朝たくさん食べることはいいことだからね。

ただ腹壊さない程度にしときなよ」

 

「……はい」

 

 

頼んだものを数回に分けて机に運ぶ。

 

「あんた、今日はずいぶんと食べるのね」

 

鈴を含めて全員がその量に驚愕する。

 

「そんなに食べて大丈夫なのですか?」

 

セシリアは心配してくるが問題はない。

俺の胃袋はダークホールなのだ。

 

「……昨日の昼からなにも食っていないからな。余裕で入る」

 

「そうですか?

でもお腹を壊さないようにしてくださいね?」

 

「……あぁ」

 

 

うまかった!

やっぱり俺って燃費悪いね。

 

 

 

教室に行くと皆が話しかけて来る。

 

「大河君すごいね!」

 

「テロリストやっつけちゃうなんてさっすがー!」

 

「でも昨日皆に怒られてたでしょ?」

 

言うな……!

まじで怖かったんだから!

 

「いやぁ、愛されてるね!」

 

それは本当に思う。

皆には迷惑かけてばっかりだ。

なのに俺の事をああやって心配してくれる。

本当にありがたいことだよ。

 

 

 

SHRが始まった。

織斑先生が連絡事項を伝える。

 

「今日の連絡事項だが……

再来週に臨海学校がある。

明日までに班を決めておけ。

四~六人ほどの班だ」

 

その言葉を聞いた瞬間、クラスはいつもの如く爆発した。

 

「「「「「「「やったぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」」」」

 

「ついに臨海学校よ!」

 

「織斑君と大河君の水着が合法的に見れる!」

 

おう待て。

合法的っつたな?

非合法で見てるってことか?

 

それよりも静かにした方がいいぞ。

ほら、織斑先生が。

 

「えぇい!静かにせんか!

イベントのたびに一々騒ぐな!

SHRが終わってから存分に騒げばいいだろう!」

 

あぁ……

織斑先生怒らせちゃったじゃん……

流石に皆も静かになったね。

うん、そうじゃないと魔剣シュッセキボが炸裂するからね。

 

「ゴホン!

それでは続きを話す」

 

「班決めもだが、水着も忘れるなよ。

別にどのような水着でも構わん。

新しく購入しても構わないが、購入しなかったら学校指定の水着だ」

 

その言葉に皆は、

 

「よっしゃぁ!

これで男子二人を悩殺できる!」

 

「ビキニか!?チューブトップか!?

何なら攻めに攻めてハイレグとかもいいわ!」

 

「なんにせよそこが決戦の場だ!」

 

「入念に準備をしなくては!」

 

すげーてんしょんあがってんなー。

 

でも織斑先生もう限界ですね。

 

スパパパパパパパァァァァァァン!!!!!!!!

 

おぉ、いい音すんなぁ。

 

「いい加減にしろ!」

 

怒ってらしゃる。

 

 

 

そんな感じで今日は騒がしい一日の始まりだった。

 

 

 

 

放課後

 

楯無さんとの訓練も終わり、飯も食ってのんびりしていると部屋に束さんが現れた。

いやもう本当にどうやって出てくんの?

束さん七不思議の一つだね。

 

「てるくん!こんばんわ!」

 

「……はい。こんばんわ」

 

「いやぁ、昨日は大変だったね」

 

本当に大変でした。

 

「まぁ私もその件で来たんだけどね」

 

また説教!?

 

「あぁ、大丈夫だよ。

怒りに来たわけじゃなくてね?

てるくんの事を襲った奴らの事で来たんだ」

 

あいつらか。

結局誰の仕業なのかよく分からないんだよな。

 

「てことで、ちーちゃん達も呼んだから一緒に話をしようか。多分もう来るよ」

 

十秒ほどすると、

 

「大河、入ってもいいか?」

 

織斑先生の声が廊下から聞こえる。

 

「……はい、いいですよ」

 

「失礼する。

……本当に束がいるのか……

はぁ……なんで学園でもトップクラスの警戒態勢が敷かれている部屋なのにこうも易々と侵入してくるんだ……」

 

……お疲れ様です。

対して束さんは、

 

「私にこの程度の警備じゃ無理だよちーちゃん!」

 

「こいつもう嫌だ……

こんなのが親友なんて私は何なんだろう……」

 

織斑先生が!?

ネガティブになってしまった!

 

「そんなこと言わないでよ!ちーちゃん!

それよりもハグしようぜハグ!」

 

「それよりも要件は何なんだ?

くだらなかったら……どうなるか分かっているな?」

 

やべぇ、織斑先生今すぐにでも爆発しそう。

そんな中、

 

「うっそ、本当に篠ノ之博士!?」

 

あ、楯無さんだ。

まぁ束さん見たら普通その反応だよね。

 

「よし、それじゃ今回の要件を話すよ」

 

束さんが切り出す。

 

「てるくん達を襲った奴らについてだよ」

 

内容は織斑先生と楯無さんの顔が一気に引き締まるものだった。

 

 

 





取り敢えず今回はここまで。
明日また投稿します。


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