ISヒロインズとオリ主のお話   作:ジャーマンポテトin納豆

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今回は色々と小難しい事を書きましたが、そんなもんなんだな程度に見てください。
正直、作者の独自解釈なので、合っているとは限りません。



51話目

 

 

 

束さん達と話をしてから既に数日が過ぎた。

特に何かがあった訳でもなく平穏な日常を送っていた。

 

 

 

 

土曜日、俺とシャルロット、ラウラは今警察署……ではなく楯無さんの実家にいた。

理由はこの前の件で事情聴取で来ていた。

何故警察じゃないのかというとまず第一に安全面で考慮した結果。

考えにくいが、無いとも言えない襲撃に備えての対策だった。

此処ならば万が一に襲われても即座に対応できるからとのことだった。

実際にこの場には警察の関係者がいる。

他にも楯無さん家の人もいる。

 

「本当はもう何人かいるんだけど、遅れるって連絡来ているから先に自己紹介しちゃいましょうか」

 

楯無さんのその言葉で自己紹介が始まる。

 

「初めまして。私は警視庁公安部外事第三課の池川と申します」

 

「初めまして。同じく飯山と申します」

 

「初めまして。警視庁刑事部第一課、笹山と申します」

 

「初めまして。同じく凪月と申します」

 

そう言って自己紹介してきたのはガチのおまわりさんだった。

しかも公安とか刑事部第一課とかドラマとかで聞くとこじゃん……

そしてその隣にもう三人別の人達がいる。誰だろう?

 

「申し遅れました、防衛省の飛騨と申します」

 

「初めまして。陸上自衛隊の大沢と申します。

諸事情により詳しい所属等の紹介は控えさせていただきます」

 

「初めまして。同じく萩庭と申します。

私も詳しい所属等の紹介は控えさせていただきます」

 

ジエイタイ!?

ナンデ!?オレナニモワルイコトシテナイヨ!?

 

自衛隊まで登場して焦る俺。

 

「……大河輝義です」

 

「シャルロット・ローランです」

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒです」

 

流石にラウラもこの時ばかりはしっかりとした挨拶をしている。

そこへ大沢さんが俺に話しかけて来る。

 

「大河君の事は良く知っておりますよ。

学園襲撃の際、VTシステムの際の活躍を聞き及んでおります」

 

おぉう……

いきなり褒められたぜ……びっくり。

でも、そう思っているわけじゃないから、

 

「……いえ、そんなに褒められた事では無いですから」

 

こう返した。

すると、

 

「そんな、ご謙遜を」

 

笑いながらこう言ってきた。

いや、なんかこそばゆいな……

 

 

そうして会話をしていると隣に座っている楯無さんが声をかけて来る。

 

「輝義君達には事情聴取で来てもらったのだけど、他にもちょっとね」

 

そう楯無さんは言う。

何なのかよく分からないがまぁ聞けば分かるだろう。

 

 

そうして十五分程経っただろうか、

そこへ三人が襖を開けて入ってきた。

誰だろう?

 

「申し訳ない、道が混んでいてな」

 

身体つきがやたらと良い。

何なんだこの人?

 

「遅れて申し訳ない、

私は更識伊吹、そこの更識楯無の父親だ。娘達がいつも世話になっている」

 

まさかのお父さんの登場。

え!?この親父からあの二人が生まれてくんの!?

いや、俺も人の事言えねぇけど!

これは衝撃的すぎるわ……

 

それに続いて挨拶をして来たのは、

 

「初めまして。外務省の山崎と申します」

 

「初めまして。同じく外務省の石田と申します」

 

何で外務省が?

なんかあったっけ?

 

 

 

「さて、これで人間は揃ったことだし話を始めましょうか」

 

楯無さんが切り出したことで今回の話の内容が分かった。

 

「それじゃ、まず初めに事情聴取と行きましょうか。

と言っても思った事や感じたことを話してくれればいいわ。

そんなに難しく考えなくても大丈夫よ」

 

そう言って質問が始まる。

 

「君たちから見て今回襲撃してきた者たちはどの様に見えた?」

 

これに関しては俺が答えるよりもラウラとシャルロットが答えた方がいいだろう。

多分、強かったぐらいしか言えなさそうだし。

 

「そうですね……

襲撃してきた者たちは間違いなく精鋭、と言っていい強さでしたね。

今回勝てたのは輝義がいた事、隙を突いて奇襲を仕掛けられた事、相手が奇襲により混乱していたからでしょう。と言っても即座に対応して来ましたから」

 

「ふむ」

 

「それにあいつらは間違いなく我々の事を専用機を持っていても高が高校生と侮って油断していたのではないでしょうか?

でなければ各国の特殊部隊に並ぶような実力を持っている人間が対処できない訳がありません」

 

「そう言えば君はドイツ軍に所属しているんだったね」

 

「えぇ、正直あのレベルなら正規軍の特殊部隊でも上位に食い込めるほどです。

リーダーの男ならば部隊長クラスで間違いないかと。

警察の突入経路を凡そ把握していましたし、人間を立たせる場所も理に適っていました。同士討ちを極力しない、敵だけを確実に殺すといたものでした」

 

「そこまでだったのかい?」

 

全員、にわかには信じられないと言った顔をしながらラウラに聞く。

 

「えぇ。申し訳ないですが正直に言いますと警察がどうこう出来るようなレベルの相手では無いですね。あの時突入していたら良くて全滅、最悪皆殺しにされていたでしょう。

それに今回は強化装甲や強化外骨格が無かったから良かったものの、それらを所持していた場合、間違いなく一方的な虐殺になっていたでしょう」

 

ラウラがそう言うと池川さん達は少し顔を顰める。

そりゃそうだろう、なんたって自分たちの組織が弱いと言われたようなもんなんだから。

 

「あぁ、勘違いしないで欲しい。

気を悪くしたわけじゃなくてね、あそこに突入させていたらと思うとね。

まぁ、それよりも続きをお願いできるかな?」

 

「はい」

 

「あとはそうですね……

皆さんも感じているかと思いますが、ただのテロリストや強盗というには装備が整いすぎている事でしょうか?」

 

「確かにあそこまでの装備を整えるとなると普通じゃないね。

大沢さん、そこのところどう思いましたか?」

 

「はっきり言って元民間人や、傭兵崩れが用意できるような代物じゃないな。

全ての武器が間違いなく軍用の物だ。あそこまでの装備を整えるのは容易じゃない。

それこそ正規軍などでなければ入手する事も難しいだろう」

 

「やはりですか……」

 

「あぁ。

正直前回の女権団と言い今回と言い余りにも手が込んでいる。

女権団は何とか阻止できたが、これからも起こるとなると事前に防ぐことはかなり厳しいな」

 

なんかまた難しい話をしている……

 

「こちらからは以上かな。聞きたいことは聞けたしね。もしかしたらまた何か聞くかもしれないからそう思っていておいてほしい」

 

そう言って

 

「では、次は私達から」

 

そう言って前に出てきたのは、

えっと、笹山さんだっけ?

 

「それでは私達は護衛関係です。

大河君に関しては更に厳重に警備するといった方針で固まりました」

 

「そしてローランさんとボーデヴィッヒさんですが、今回の件を受けて新たに護衛対象に加えさせて頂きました。理由としては女権団の標的リストに名前が載っていたこと、今回何の迷いもなくお二人を人質として指名してきたことを鑑みるに間違いなく亡国機業のリストにも名前が記載されていると予想されるためです」

 

そう言い終えた時シャルロットが質問をした。

 

「あ、あの!」

 

「はい、何でしょうか?」

 

「その……僕はもうフランスに帰れないんですか……?」

 

あぁ……

お母さんのお墓があるんだっけな……

 

「そうですね……

完全に無理、という訳ではありません」

 

そうなのか。

てっきりもう無理なのかと思ってたから良かった。

 

「良かった……」

 

シャルロットもそうため息をつくがやはり簡単にはいかないようで、

 

「ですが入国できたとしても難しいでしょう。

向こうは完全に敵のテリトリーですから、間違いなく命の危険に曝されます」

 

「そんな……

何とかならないんですか!?」

 

そこに山崎さんが口を挟む。

 

「今現在ローランさんは無国籍の状態です。

元々フランス国籍だったようですが、記録が抹消されていました」

 

そこまでやるのかよ……

酷すぎるな。これじゃ何も出来ないじゃないか……

 

「取り敢えず護衛の方を先に話してしまいましょう。

こちらにいる凪月がシャルロットさんを、そして今回は用事が在り来れませんでしたが、もう一人ボーデヴィッヒさんに護衛を付けさせていただきます」

 

それはまた……

随分と好待遇だな……

だけどラウラまでもか?

ドイツ国籍もあるし大丈夫なんじゃ?

 

「私もですか?」

 

「えぇ、簡単に言うとあなたもドイツにおいて存在が抹消されていました。

恐らく今回の件を受けての事でしょう」

 

「そんな……」

 

ラウラまでもか……

流石にラウラも堪えたのだろう、顔を青くしている。

 

「それでですが、まず最初に護衛の担当に関してお伝えします。

ローランさんとボーデヴィッヒさんさんに関しては我々警察と、更識家の方々が担当させていただきます。そこに各二名ほどの自衛官を混ぜます」

 

ん?

楯無さん家が?どういうこっちゃ?

それにそんなにごちゃごちゃしていたら逆にやりずらいんじゃ?

 

「……そこまでごちゃごちゃしていたら逆にやりずらいのでは?」

 

「そこは問題ありません。指揮系統は統一します」

 

まぁそれならいいか。

 

「我々警察からは以上になります」

 

池川さんは終わったらしい。

すると飛騨さんが代わりに話し始めた。

 

「大河君には我々自衛隊の方から護衛をさせて頂きます。

正直に申し上げますと今回の様な事が再び起きた場合、警察との話し合いで警察では対処ができないとの結論に至りました。ですので大沢さんと萩庭さんを含めた合計八名で護衛します」

 

「……分かりました」

 

「護衛に関しては以上になります」

 

ふぅ……

やたらと緊張する時間だったな……

 

 

こうして一区切りついた。

楯無さんからの提案で一旦休憩しようということになった。

 

 

 






今回は取り敢えずここで切ります。
中途半端ですが許して。

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