ISヒロインズとオリ主のお話   作:ジャーマンポテトin納豆

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セシリア達とのイチャラブも書かなきゃ……!(使命感)
その前に早くお泊り会に入らなきゃ……




85話目

 

 

今日はアリーナで俺と織斑に箒、そこに織斑先生で訓練をしている。

本当は織斑先生は参加しないはずだったんだけど、文化祭やらなんやらで大忙しの所にスコールさんから聞かされた話も追加され教師陣はもう訳が分からないぐらい忙しいらしい。

 

事実、今日は余りにも忙しすぎて学園長から一日休みを先生方に言い渡したらしい。

まぁ、職員室を無人にするわけには行かないから数人の先生が居るらしいけど後日ちゃんと代休が貰えるって言ってた。

 

昨日、職員室に行った時は怖かった。

だって先生全員が鬼の形相でパソコンやら書類やらに向かい合っていた。

特に山田先生は本当にヤバかった。

目が座っているし何か呪詛みたいな事をブツブツ言いながらかなりの力でパソコンのキーボードを叩いていた。

 

そんなことがあってか分からないが今日は休みだそうだ。

 

織斑先生はここ最近あまり運動が出来ていなかったから今日は参加してくれた。

 

 

 

 

俺は織斑先生と一対一を。

 

「大河!!まだ剣筋が甘い!」

 

「はい!」

 

 

 

「簡単に読まれるような攻撃を仕掛けて来るな!!もっと考えて工夫しろ!!」

 

「ああああぁぁぁぁ!!!」

 

 

 

クソ……

どうやっても織斑先生に勝てない。俺の攻撃を先読みして攻撃を仕掛けて来るし、本当に数センチの隙があればそこから攻撃してくる。

それに比べて織斑先生は隙など無いし攻撃は防いでくる。

 

「輝義、スポーツドリンクだ」

 

「……あぁ、ありがとう……」

 

そう言って箒がスポドリを渡してくる。

それを受け取って一気に流し込む。

熱くなった身体に流れ込むのがよく分かる。

 

「輝義はすげぇよ。千冬姉とあんなに戦えるんだからさ」

 

「……でも一度も勝てたことはないがな」

 

「それを言ったら俺達だって輝義に勝ててないぞ?」

 

織斑はそう言うが俺は納得がいかない。

そこに織斑先生がやって来る。

 

「大河、お前は強いぞ」

 

「……織斑先生」

 

「最初に比べれば次元が違うと言っても良いぐらいにはな。私もかなり必死で戦っている」

 

「……でもまだ全力では無いですよね?」

 

「そうだな。まだ全力ではない。私とお前の違いが何だか分かるか?」

 

「……いえ」

 

「戦った相手の数と戦った回数だ。私はお前が小学生の頃からISに乗っているんだぞ?経験の差があって当然だ」

 

「でも千冬姉、輝義だって修羅場の数なら負けてないぜ?」

 

「そうだろうな。でも大河が戦ったことのある相手は?専用機持ちに無人機、暴走した軍用機にトーナメントの時に当たった生徒だけだろう?」

 

「そう言われればそうだな……」

 

「私は国家代表クラスの人間から代表候補生、果ては軍人とだって戦った事があるんだ。経験の差としか言えないだろうな」

 

「……経験ですか」

 

「あぁ。まぁもう少しすれば間違いなく沢山の相手と戦う事になるだろうな。ただでさえお前は修羅場を幾つも潜って来たんだ。そこに経験が合わさればどうなるのか想像すらしたくないな。それこそ私が地面に着けられるのも時間の問題だろう」

 

織斑先生は俺には経験値が足りないと、そう言った。

経験値か……こればっかりは沢山の相手と戦って行くしかないだろうな。

 

 

 

 

それから、俺は箒と織斑と一人ずつの模擬戦の後に二人同時の模擬戦をした後に織斑先生も入れて一対一の総当たり戦の模擬戦を休憩を入れながら二周行った。

その後は各自の課題の訓練となり織斑と箒は近接戦、主に刀を使っての戦いの訓練を、俺は射撃の訓練をすることになった。大口径とは言え射撃も一応は出来る機体だから慣れておいた方がいいだろうと言われ、ターゲットをひたすら早く正確に撃つ練習をしていた。

 

そして五時頃になって今日の訓練は終了となった。

 

 






今回は短く、訓練の話のみでという事になりました。

次回辺りに大河家へのお泊り会が書ければいいかな、と思っております。




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